2022/12/02 のログ
ロブーム > 「……愛い」

男が、彼女のおねだりを見た感想は、それだった。
まるで、ペットの様に膝に甘えて、肉棒にキスを落として。
昂った身体を、浅ましくうねる女性器を、存分に広げて見せて。
そうして、全てを差し出した彼女の様は、無様であるが故に可愛らしい。

故に、男は彼女に対して、最高の褒美を以て応えると決めた。
即ち、今まで使用していた監視魔術の一切を切り、彼女を愛する事に全力を注ぐと決めたのだ。

男は、彼女が広げた足の間に入ると、腰をしっかりつかんで固定した。

「それでは、入れるぞ……?」

わざとゆっくりと、時間をかけて。
焦らす様に、ずぶずぶと挿れる。
既に、十分すぎる程に解れ、濡れている彼女の中を、時間をかけて。
少しずつ、少しずつ――そして、子宮口まで届いた。
肉棒で、十分すぎる程に熟れた子宮口に押し当てる。
ぐい、と押し当てるそれだけでも、甘イキぐらいはできるかもしれないが、しかしそれは彼女が欲していた激しいものとは違った。

「ふふ、ただそっと押し当ててるだけでも、君の子宮が、私の肉棒を欲しがっているのが解るよ。
だが、奴隷には我慢を覚えさせねばならないのでね……もう少し、もう少しだけ我慢をさせてみようかな……?」

そのまま、ゆっくりと引いて、彼女の表情を楽しむ。
残念がっているだろうか。或いは、失望しているかもしれないが。
そのまま、もう一回深くまで行って、また戻って、また行って、戻ってを繰り返す。
そうして、彼女が、挿入しているのに、イケないというそのパターンに慣れた、正にその時に。

「もう一回……いや、此処だ、ほれ!」

まるで、杭打ちの様な激しさの突き上げが、彼女を襲う。
快楽に対し、焦れた身体が予測していないタイミングでの不意打ちの責め。
今までの優しい快楽とは違う、彼女の身体を屈服させんとばかりのピストンが、彼女を襲うのだ。

アストラ > 「あっ♡ …っ、ぁあぁぁあ…っ♡♡」

熱く滾る雄の肉棒が、熟れて火照って潤んだ膣内にゆっくりと入ってくる。
それだけでぶるぶると全身が歓喜に震えた。頭の中がチカチカと明滅するような甘美な快感。
雁首が肉襞を掻き分け、亀頭がねじ込まれていく。長時間の愛撫ですっかり堕ちた子宮口が、亀頭にとん、と押し上げられるだけで燻ぶっていた体に駆け巡る快楽に、掴まれた腰が浮いてしまう。

「~~~~っ…♡」

子宮口を軽く押し当てられたそれで、甘く達した。
身体がビリビリと甘い痺れで震え、もっと、もっと深く、と子宮口がロブームの亀頭に吸い付く。
熱くうねる肉襞が肉棒に絡みつき、愛液をまぶして、締め付けていく。

「はぁっ…はぁっ…♡ うぁ、あ、あっ、あん…っ♡
 ロブームさまぁ…っ♡ あっ♡ あ、あっ…やぁ、じらさないでぇ…っ♡♡」

酷くゆっくりとした動きに、嬌声を上げながら切なげに、悩まし気な声でねだる。
我慢など出来ようはずもないぐらい昂った体は、連続で甘くイきながら、イきたいと子宮を疼かせて。
あまりにも唐突に、そのタイミングがきた。

「────ひっ、~~~~~っっ♡♡」

緩慢な動きに慣れ切っていた体に与えられた衝撃は重く、子宮を押し上げた。
これまでの動きとは打って変わった突き上げは、熟れた子宮にはあまりにも強すぎる衝撃。
たった一度のそれで、心構えもないままに深い絶頂へと昇らされた。
これはダメなやつ、と白くなる頭の中で思う間もなく。

「あぁぁあああ────っ♡♡!!!」

一拍置いて、絶叫に似た艶やかな嬌声が神殿内に響き渡ったか。
これまでの長い時間くすぶり続けた熱を、一気に解放させるかのような深い絶頂。
ガクガクと掴まれた腰を痙攣させ、肉棒を締め付けながら、激しいピストンを受けて津波のような快感に呑まれていく。

ロブーム > イキたいと思った時にはイカセない。
だが、一度イカせたなら、そう簡単には降ろさせない。
彼の声も、彼女を貪るにつれて、徐々に激しくなり、言葉も横暴になっていく。

「ほら、どうした。あれだけイキたいイキたいと言っていたんだ。
ありがとうございますの一つも言えんのかねっ!?」

台詞は𠮟咤だが、勿論彼女にそんな事を言う余裕など無いと知っての事だ。
だが、それでも容赦はしない。寧ろ、礼の一つも言わぬ罰だとばかりに、クリトリスを乱暴にぎゅぅ、と強く摘まむ。
ねだった以上は、男の全てを受け取るまで許さない。愛玩奴隷は、男の愛を全て受け取るのが仕事なのだから。

とろとろと解れた膣は、実に素直に男の肉棒を飲み込み、締め付ける。
しかし、その締め付けさえ物ともせず、男の剛直は彼女の奥まで貫くのだ。
男の表情は、ケモノそのもの。この愛らしい愛玩動物を味わい尽くすのにのみ、全ての精魂を使っているのだ。

「ほれ、受け取れ……!主人の精だ。全て胎に納めねばお仕置きだぞアストラ……!」

ごちゅ、と、彼女の身体の事など何一つ慮らぬ、全力の打ち付けが子宮口を押し上げて。
そして、それと同時に彼女の奥に勢いよく注がれる、男の精。
彼女の締め付けと子宮口の吸い付きを堪能しながらの、遠慮なき膣内射精だった。

アストラ > 天地がひっくり返ったような明滅。腰を掴まれ激しく突き上げられる度に絶頂している体は、電流を流したように快感で思考を白く染めて、ひっきりなしに嬌声を上げるだけで。
豊満な乳房を激しく上下に揺らしながら、愛玩奴隷として激しいピストンを受け続ける。
一度達したからと言って降ろす気のない責めに、アストラの体は何度も何度も昇っては果てていく。

「──ッ♡ ──ッッ♡♡ んぁあああっ♡♡」

叱責されても応える余裕がなく、容赦なく与えられる罰を受ける。
敏感なクリトリスを強く摘ままれて、一層ナカを強く締め付けながら絶頂した。
与えられるものすべてをその身に受け続けることが、男の愛玩奴隷となったアストラの役目だ。
胎の奥を突く主人を受け止めながら絶頂を繰り返し、思考が蕩けて多幸感で染め上がる。
雄に、強い者に支配されて味わわれるその快感は、何度脳髄に刻んでも幸せでで、粘着質な音と肉がぶつかりあう淫猥な音に、嬌声とまぐわう息遣いが広がっていく。

「あぁ────ッッ゛♡♡!!」

完全に屈服した子宮。その子宮口を押し上げる亀頭をぐぽっとハメ込むように広がり、受け取れと流し込まれた白濁。
勢いよく注がれる熱がイき続けている子宮を焦がし、満たして、より深いエクスタシーを与えてくる。
胎の奥を満たしていく法悦に背をのけ反らせ、視界を極彩色に染めながら表情は恍惚に緩んでいただろう。
文字通りすべて胎の奥に収めただろう。それを褒められるか、あるいは掻き出されてお仕置きを受けるかは、すべて主人次第。
どんな責めでも愛で方でも、奴隷となったアストラは悦んでその身を捧げる。

絶頂後も長時間の焦らし責めで折れた心は淫蕩に蕩けて、主人の命令を何でも聞くペットとして開放されるその時まで振る舞っていたことだろう──。

ロブーム > 一度射精した程度では、ロブームは収まらない。
焦らされていたのは何もアストラだけではないのだ。
実に、数時間、女の蕩けた熱を浴びながら焦らし責めをし続けていた彼もまた、彼女程ではないにせよ、肉欲を持て余していた。
一度の射精で溢れぬなら、二度。三度。溢れるまで射精して、今度はお仕置きとしてアナルにまで突っ込んで、それが終わればまた膣内。
欲望の象徴、悪魔としてのロブームは、当然性欲も底抜けである為に、そのまぐわいは何時尽きるとも知れない。

目的を見失っているようにも見えるが、元より男が神殿を襲撃したのは、「美しき心を持つ女性を探す事」……つまり最初からこれが目的である。
だから、今の男は、久々の獲物を存分に味わい尽くし、彼女もまた、それを受け止める事になるだろう。
少なくとも、彼女の意識が途絶えるまでは。

そして、彼女が目を覚ませば、魔物や魔族は当に姿を消していて。
自分の身体も体液や精液を一切浴びていない、綺麗な体になっている事に気付くだろう。
神殿に踏み込んだ冒険者達も、「何故か夜中に戦っている途中、急に魔物や魔族が消えてしまった」と首を傾げていた。

彼らに、本当の事を言うのか。それとも、あのまぐわりを全て秘密にするのか。
それは、彼女次第である。

ご案内:「精霊の神殿」からロブームさんが去りました。
ご案内:「精霊の神殿」からアストラさんが去りました。