2022/11/19 のログ
ご案内:「とある街道」にロブームさんが現れました。
ロブーム > その街道は、魔物によって占拠されている。
本来、動物的な彼らは、しかし不自然な程にその道の近くに展開し、道を封鎖していた。
その魔物を従える様に、彼らの後ろで空中に座っているのは、ロブームという悪魔だった。

「……後数日、この街道を封鎖すれば契約は成る、な」

とある王族との契約だ。
税金を上げる為の口実として、暫くの間魔物を使って、自分の領の民衆を威圧してくれ、という。

無論、実際にはそこまで直接的に言った訳ではない。婉曲的に、『自分の税を上げたいんで、それに相応しい何かを起こしてくれ』という旨の事を言っただけであるが、その程度の含意は読めてこその悪魔だ。

「死人は出ていないが、しかしそろそろ、冒険者か王都軍が腰を上げる頃か」

この街道は、王都にも通じる街道だ。
王都の人間に取っても、この封鎖は邪魔の筈。
そろそろ、何かアクションが起きる筈だった。

ご案内:「とある街道」からロブームさんが去りました。