2022/10/26 のログ
ご案内:「アサシンギルドの一室」にムツキさんが現れました。
ムツキ > 【待ち合わせ待機中】
ご案内:「アサシンギルドの一室」にミーアさんが現れました。
ムツキ > 王都の一角、とある酒場に見せかけたアサシンギルドのの一室。
裏仕事をしている人間の一人が、色々あって処理の対象になった為に、ギルドに依頼し、その対象の情報を渡したのが少し前。
今日は、仕事に当たった本人からの報告と、その相手との会話を楽しむための場所、時間を少しの追加支払いをして場を整えた。

「おつかれさん、仕事の方は問題なかったみたいだな、ミーア」

依頼をした青年は、部屋に訪れた少女に声尾掛ける。
黒髪、金目の猫耳のミレー少女を見ながら、ぽんぽんと、自分の座るソファの隣を叩いて、此処へと促すようにして。

「とりあえず、飲み物と軽く摘まめる者は頼んで置いたけど、追加がいるようなら言ってくれ」

余り高すぎるのは勘弁してくれよと、苦笑しつつ机の上にあるピッチャーに入ったオレンジジュースとエール、ジョッキとコップ、薄切りにされ揚げられたさつま芋を少女に示し。
自分は、エールをジョッキに注ぎ、それを手に取って口へ含み、さつま芋の薄上げを自分の口へ放り込む。
何度かの依頼で知り合って以降、少女に対して指名して。
その仕事の後でこうして会話をしたり、一寸したスキンシップをするのが青年が少女を指名して依頼をした時の恒例になりつつ合った。

ミーア > 「……ん」

言葉数少ない黒猫はソファの隣を叩かれ、猫耳をぴこぴこと揺らしてから。
ぽふ、と気配も音も微かに腰掛けて。
仕事の方は問題なかったか、と問われれば多少の苦労はあったものの問題なく終わったのは事実なので頷いて返して。

「……。……」

飲み物と軽くつまめるもの、と言われ、金色の眼がそれらを一瞬見る。
サツマイモ。甘いものは好きだが。
芋をひとつまみして口の中に放り込み、しゃくしゃく、と音をあげて尻尾をぴこり。

「……ん。問題はちょっとあったけどなかった」

ムツキ > 少女が自分の隣に腰を降ろすのをみて。
問題があったのか、どうか少し疑問に思う言葉を聞きつつ。

「んー…ま、とりあえずは無事で戻ってるんだから、仕事は終わったって事だな」

少し考えてから、少女が此処にいる事が仕事に関しては問題なかったという事なのだろうと納得し。
小さな頭を、ぽんぽんと撫でていく、その際に耳も軽く触って、感触を楽しんで。

「しかし、相変わらず無口だな、性格なのか、教育なのか…」

どっちでもいいか、と呟いて。
少女の前にコップを置いて、オレンジジュースを注ぐ。

「仕事終わりって事で、少しゆっくりしても平気だよな」

一応ギルドの方へは話しを通しているので、ギルド側は問題ない。
少女自身には、そこら辺がどう伝わっているか判らないが。

ミーア > 「……んぅ」

猫耳を撫でられ、ぴこん、と揺らして。
尻尾もゆらり、と揺れつつ。

「……ん。抹殺はしてあるから大丈夫」

仕事は終わったか、と問われれば小さく頷いて返して。
ただ忍び込む時にちょっと問題があっただけだがそれも解決済み。
よって何も問題はない。よし。

「……りょうほう?」

小さく首を傾げてから。
また黒い鍵尻尾をゆらり、と揺らして。
多少の時間はあるのでそれに関しても頷いて返して。
口数少ないのは性格か、教育か。多分両方の性格寄りではあるのだろうが。

ムツキ > 抹殺したという言葉に、そうかと頷いて。
頼んで正解だったなと、呟く。

「元々無口な所を、教育で無駄に話さない様に、か、なるほど」

少女が呟くりょうほうとうう言葉に、暗殺者ならそう言う事もあるかと納得する。
確かに、無駄に何かを離す暗殺者は信用できないなと、苦笑して。

自分の隣に座る小さな少女の姿を見て、撫でていた耳から、手を降ろし。
片手で少女の頬をつついて、その感触を楽しみつつ。
もう片手が、少女の反応を表す様に揺れる、鍵尻尾へと伸ばす。
そのまま、尻尾の毛並みを整える様に撫でて。

「ともあれ、改めて今回もお疲れ、毎度面倒な仕事頼んで悪いな」

ミーア > 「……ん……」

むにぃ、と頬を突っつかれて。
乳白色の肌の柔らかい感触が指先を押し返す。
それをされて、ちょっと迷惑そうに猫耳をぴこんぴこん、と揺らして。

尻尾に手を伸ばされればぺしん、ぺしん、と柔らかく尻尾の先がその手を打って。
くるん、と巻き付けたりしたり、ぺしんぺしん、と叩いたり。

「……ん。しごとだから」

それが仕事ならばこなすだけ、と言わんばかりに淡々として。

ムツキ > 「ま、仕事でもありがたいと思ってるからな」

揺れる猫耳を見て、頬から手を離し、すまんすまんと、謝って。
淡々と告げる少女にたしい、抗議するように揺れる猫耳や、尻尾を見つつ、顔に出ないけど、こっちには出るんんだなと、小さく呟いて。
その様子が、何処か楽しく感じて。

「しかし、ミーア…髪の毛そんな長いと、邪魔にならないのか?
モノを隠すには、良いんだろうけど、動きは疎外されそうに見えるんだけど」

ふと、以前から気になっていた綺麗な黒髪について尋ねる。
少女の髪は長く、何かを隠すには良さそうに見える、ただ自分も格闘戦を主にする青年から見ると、髪が邪魔になりそうな気もして。

そんな言葉をかけながら、動く尻尾に手を叩かれ、巻き付かれるのをくすぐったそうにしつつ。
巻き付いた時には、もう一度尻尾を撫でて、毛並みを確認して。

ミーア > 「……ん」

無表情なまま、猫耳がぴこぴこ、と揺れて。
存外感情表現の幅は広い様子で、尻尾はてし、てし、と手を叩き続ける。
髪の長さを追求されれば、小さく首を傾げて。

「……ん。締めるのにも使える」

絞殺、武器隠しなんでもござれ。
あと女の長い髪には強い魔力が宿ると言うのもある。
呪術的なものではあるが、そう言った理由もあるのだと、訥々と語り。

「……んう」

尻尾の毛並みを確認されれば、さらさらとした艶の良い毛並みで。
どうやら手入れは怠っていない様子だが尻尾を撫でられるとまたたしたし、と尻尾の先で手を叩かれる。

ムツキ > 「あぁ、確かにそうか、髪の毛って結構丈夫だしな」

少女の言葉に、単純に締めるだけでなく、締めた後で投げなどにも使えるか、と頷いて。
魔力に関してや、呪術的な事も、なるほどと納得する。
自分もある程度の魔術や、呪術を使う身として、女性の髪には魔力が多いのは確かで。

「暗器とかも使えるなら、隠し場所は多い方が良いしな」

隠し場所が多い暗器使い程厄介な相手もいないなと、苦笑する。
少女の複素う事態は、ぱっと見モノを隠すには向かないように見える。
しかし、その豊富な髪の毛の中は、小さな刃や針、絞殺具等、簡単に覆ってしまうだろう。

「何か、納得した…というか、その格好で普段から暗殺いってるなら、そりゃ髪の毛長いのは利点か」

尻尾で何度もたたかれて、ようやく手を引いたかと思えば、その手を少女の背中へと伸ばすと、ゆっくりと撫でて。
もう片手で、揚げ芋を手に取ると、少女の口元へ運んで。
労っているように見えて、その実少女とのこうした会話や、少女の反応を楽しんでおり。

ミーア > 「……ん」

こくん、と頷いてから猫耳をまた揺らせば。
ぴこ、ぴこ、と音の鳴る方に耳を傾けて。
尻尾から手を離されればまた、ゆらり、ゆらりと尻尾を揺らす。

「……ん」

利点と言われれば頷きながらはむ、とサツマイモを口に含み。
さくさく、と音を鳴らしながら背中を撫でられれば、また尻尾がその撫でる手をてしてし、と叩いて。

「……んぅ」

くすぐったいのか、猫耳もたれさせて、尻尾もゆらりゆらり、と左右に大きく振れている。

ムツキ > 少女の耳と尻尾の動きを見つつ。
口へ運んだ揚げ芋を食べる音を聞きながら。

「しかし…毎度思うけど、ミーアは表情は変わらないな」

変わらない表情に、少ない言葉。
それに反するように、良く動く耳と尻尾、その落差が楽しくて。
だから、色々な場所に手を伸ばしてその反応を引き出したくなってくる、

少女にその事実に対する実感があるかは置いて置き、此方としてはそんな少女とこうしているのも楽しくて。
暗殺者という危険な職業の相手に対してとは思うが、そこはそれと割り切って。

「そいや、尻尾も髪もきちんと手入れしてるんだな」

先ほど触った頭、耳、尻尾、何処も手入れを欠かしていない柔らかな感触で。
言わなかったが、頬も柔らかで、押し返す感触は気持ちよくて。

そんな言葉を言いながら、撫でる背中を叩く尻尾を、偶に指先で触って。
その後絵、背中をなでながら、尻尾の付け根に手を動かして、揺れる尻尾の根元を、触るか触らないかという、毛先だけを撫でるよに手を動かして。

ミーア > 「……ん、そう?」

表情は変わらないな、と言われて無表情のまま怪訝そうにして。
首を傾げるもの、その表情筋は動かない。
代わりに黒猫の耳のみがぴこぴこ、と揺れて。

「……女も武器として使うから」

そりゃあ髪も、身体もしっかり手入れをいれる、と返しながら。
付け根の方を触れようとすると、尻尾が巻き付いてたしたし、とそれをたしなめるように叩き。

「……」

微妙にか、ジト目気味でムツキを見返して。
じとー、とにらみつつ、尻尾でたしたし、と手を叩きつつ。

「すけべ」

端的に言い捨ておった。

ムツキ > 少女の疑問に対し、頷きながら。

「実際今も変わらないしな…そうなのか、いやミーア位の外見の子なら、有効か」

女も武器にと聞いて、あぁと納得する。
変わらない表情は置いて置き、王国でのミレーの扱い。
少女の見た目の良さ、それらを含めれば、相手の油断を誘うの事も可能だろう。

そして、伸ばした手を尻尾で留められ、叩かれて。
珍しく、表情を変えて此方を見る少女を少し驚きをもって見つつ。

「はいはい、女を武器にするミーアさんに、踊らされてる一人だからな、俺も」

一言を貰って、苦笑して尻尾に伸ばした手は完全に引っ込めて、もう一度背中に当てると、軽く自分の方へ引き寄せて。
ぽんぽんと、背中をゆっくりと、撫でて。

「こちら、お詫びの揚げ芋です」

悪戯を咎められた子供の様な表情をしつつ、言葉は冗談ぽく。
片手に揚げ芋を取って、少女へ献上するように口元へ持っていく。

ミーア > 「……」

ジト目じみたまま、尻尾をゆらゆら、と揺らしながら。
猫耳をぴこぴこ、とまた揺らして。

「……そう」

尻尾を揺らしながら、献上されたような芋をしゃく、とかじればむぐむぐ、と咀嚼しつつ。
上目遣いに見上げれば。

「……今日は少ししか時間がないからだめ」

尻尾をまたぱたり、ぱたり、と揺らして。

ムツキ > 芋を齧るのを確認し、少女の言葉に頷く。

「あいあい、時間がある時にな」

時間がないからと聞いて、それならある時ならと、考えつつ。
そこをしっかりと言葉にはせずに、微笑んで。

「それじゃ、今日は話とかかね…そいや、芋ばかり食って喉は乾いてないか?」

少女の様子をみつつ、他に飲みたいのがあればそれ頼んでも良いぞと、告げて。
自分も揚げ芋を口へ放り込む。

じっと見る少女の体は細く、腕の良い暗殺者と思う人間はそれほどいないだろう。
とはいえ、よくみれば、剥き出しの脚などはしっかりと鍛えられているし。
外見の年齢にそぐわぬほどにでかい胸は、アンバランスながら魅力的に映る。
だからか、次に出た言葉は、実感がこもっていて。

「そいや、女も武器にって言ってたな、うん、納得できるな」

ミーア > 「……ん……」

オレンジジュースを手に持ち、くぴり、と一口飲みながら。
尻尾をゆらゆら、と揺らしながら、猫耳をたれさせ。
甘いものが好きだからか、ジュースの味もお気にめしたようで。

「……ん。飲み物も用意してもらってあるから大丈夫」

もう一口飲みながら、尻尾を揺らして。
じっと見られれば、首を傾げてなら。
その視線が四肢に、そして、胸にいってるのを見やれば。
またジト目気味になって尻尾でその背中をたしたし、と叩いた。

「……すけべ」

ムツキ > 「そうか、ならよかった」

ジュースを飲んで、尻尾が揺れ、耳が垂れるのを見て、微笑んで。
今回のチョイスはお気に召したようで良かったと、内心頷いて。

「いや、否定する言葉も出ないんだけどな」

少女の体を見ているのも、そういった助平な思考があるのも事実。
だからこそ、否定せずに、頬を指でかき、苦笑には頬に薄く汗が浮かんで。

尻尾で背中を叩かれて、視線を胸から少女の顔へ動かして。
また浮かべているジト目に、片手で額を叩きつつ。

「でも、こういう視線も良く向けられるだろう、そのスタイルだと、男はエロい視線が向くし」

出来る限り、顔を見つつ…けれど気にしてしまった少女の体に、ちらりと視線が動くのも止められず。
女性が視線に敏感なのは、種族年齢関係ない事は判っていても、どうしても向いてしまって。
だからこそ、額に当てた手で、せめて顔を下に向けないように努力はして。

ミーア > 「……」

尻尾をゆらゆらさせたまま、背中を尻尾でてし、てし、と叩き。
無言のままジト目で見つめ続けて。
不意につん、とすまし顔でそっぽを向いて。

「普段から気配を殺してるから見かけられる事自体少ない」

尻尾ゆらゆら、としつつあんまりそんなじろじろと見られないと言う事をあけすけに言いながら。
小柄な体躯の割に豊かに実ったそこを隠すようにスカーフマントで覆ってしまい。
細い腰のくびれなども外套がおおいさってしまい。
結果、ぼろマントで身を隠すミレー族典型の格好になってしまう。

ムツキ > 「そういえばそうか…確かに気配は薄いもんな」

尻尾での抗議を受けて、ジト目で見られて、苦笑を浮かべ。
そう言えば、職業的に気づかせない工夫はしてるかと納得し。

そっぽを向いた少女の動きと、マントを纏うのをみて。
一瞬、ぁ、と何か惜しむ様な声をあげた後で。

「悪い悪い、見ない様にするから、機嫌直してくれるか?」

片手を顔の前に上げて、頭を下げる。
頬をかきつつ、ふぅ、と一回息をついて、自分を落ち着かせて。

「お詫びに何か甘い物でも奢るか、もしくは、無理じゃない何かを一回聞くから、な」

少女の趣味を其処まで知っている訳もなく、確実なのは甘い物が好きだという事。
甘味か、何かの希望を聞くという言葉を少女に告げて、赦してくれるか、と首を傾げて。

ミーア > 「ん」

何かお詫びをする、と言われて指差すのは。
ここで一番お高い甘味であった。
砂糖も使われてるお高い代物。
普段ならば手を出さないであろう一品である。

「奢るって言ったからには奢ってもらう」

ふふん、と無表情ながらもどこか勝ち誇ったような顔で。
尻尾をゆらゆら、揺らして猫耳ぴこぴこと揺らして上機嫌。
このお高い要求にどう反応するのかは男次第で――――。

ご案内:「アサシンギルドの一室」からミーアさんが去りました。
ご案内:「アサシンギルドの一室」からムツキさんが去りました。