2022/10/13 のログ
ご案内:「看板の無い店」にヨリさんが現れました。
ヨリ > おっとりした雰囲気の魔女が、店の奥の広々とした来客スペースに居た。
毛足の長い絨毯が敷かれ、ローテーブルを挟んで、上等な横長ソファーが一つずつ。
魔女はソファーに座し、適度な弾力の背凭れに体重を預け、足を組んでいる。

店の出入り口には魔術が施されており、無意識の内に波長が合ってしまった者は、
ふらふらと入口を潜り、商品陳列エリアを通り抜け、奥の来客スペースへと至るだろう。
一種の洗脳効果が店自体にかかっているのだ。その後は、幾許かの精気を奪われ、解放される。
魔術の抑制が効かない危険な者が入って来る事も有り得たが、滅多に有る事ではないし、
とタカを括っている。
永い時を生きる種族特有の増長とも言えるだろうか。

店の洗脳効果を察知し、洗脳されずに踏み込んで来る輩も、稀に居るのだから…

ご案内:「看板の無い店」からヨリさんが去りました。