2022/09/19 のログ
ご案内:「無名遺跡」にE・T・D・Mさんが現れました。
E・T・D・M > 迷宮が在る
迷宮が居る

E・T・D・M > 自分のテリトリーならば自由自在
高まる魔力によって練り上げなおす
自然生成物である岩肌もあっという間に作り直し
そこには数在る乳房が一面に広がっていた
おっぱいが、胸が、乳が、そこら中に

E・T・D・M > 見るがいい、乳に貴賤無し、大小を問わずに広がる平原よ、丘陵よ
双子などという吝嗇な事は言わずAからZZZに及ぶまでの無数のおっぱいが築かれている
肌色も透き通るような新雪の白さから濃いチョコレートまで多種様々
悉くにおいてその柔軟な柔らかさを再現するのには苦労した
手を着ければ搗き立ての餅が如くに体重を受け止めて撓み
極上の張り艶がそれを押し返す、乳の展覧会だった
見渡す限りにおっぱい『しか』無かった、それに付随すべき他の肉体
考え得る人体パーツのことごとくが欠損していた、狂気の景観だった

E・T・D・M > そこかしこに茸のように生え並ぶ乳房は壁も天地も選ばない
もしも此処に立ち入る者がいるならば
おっぱいを踏まないように歩くだけでも大分苦労するだろう
むせかえるような乳臭さが物語る通りに赤くグミのように張り付く
綺麗な乳輪と乳頭からはそれに乳腺すらも備えている証のように
自然重力により、あるいは踏み込んできた野生動物の圧を受け止め
搾り出され噴水が如くにミルクが吹き出し大小の織り成す深い谷間の渓谷に母乳の河川が流れつつある

E・T・D・M > 「………」

人体を形作る練習の一環として乳房だけ形成していたら正気を削り
性癖を破壊し、トラウマを招く景色が何時の間にかできていた
しかしながらに此処もまた無名遺跡の一部であるために
この場所にはその主である怪物が潜伏している
小高きも柔らかく温もりに満ちた肌の傾斜に潜み
時折に周囲に擬態化するために肌色になった粘膜の触手が顔を覗かせ辺りを見回し、警邏を続けている