2022/06/19 のログ
■タマモ > ともあれ、いちいち先を細かく決めるなんて、苦手だ。
刹那主義な少女は、その時その時に、やる事を決める。
子供染みた悪戯から、誰にも言えぬような悪戯。
そして、後戻りの出来ない、悪戯を越えた行為までも。
まぁ、だから、場所によっては、酷い言われような訳で。
そして、今はどんな状況なのか、と問われれば。
…うん、やはり、それは相手次第となる訳だ。
少なからず、相手の内を、読み取るレベルでの予想が出来る少女。
表面上をどう繕おうと、少女は、内に眠るものを引き摺り出せる。
もちろん、そうする事もあるだけで、気分で己の好むままに動く事もある訳だが。
「………にしても、暑いのぅ。
風は…それなりにあるが、どうともなぁ」
魚の掛かる訳がない、釣竿を揺らしながら。
ぽつりと呟き、視線を、小川に集まる者達へと向けて。
■タマモ > 「ふむ…」
視線が、そのまま、しばらく向けられているも。
巡っていた動きが、ぴたりと止まり。
もう少しだけ、静かに向けられていれば。
ひょい、と釣竿を引き、釣針を引き寄せ、回収し。
ぽんっ、と消した後、よいせ、と立ち上がって。
その姿は、誰が見ている訳でもないものの。
気が付けば、その場から、消えているのであった。
ご案内:「王都マグメール近辺」からタマモさんが去りました。