2022/05/26 のログ
ご案内:「王都のどこか」にニァさんが現れました。
■ニァ >
ここしばらくロリコン男の部屋で寝起きしていたニァは、そろそろ
女の子とのきゃっきゃうふふがしたくなって夜の街へと繰り出した。
こんがりときつね色の日焼け肌を包むのは布地面積極小のマイクロ
ビキニと、ニーハイソックス。
肉付きの薄いボーイッシュ型の美尻が双臀の谷間にTバックの黒紐を
食い込ませ、白色の猫尾をくねくねさせつつ軽やかな四足で塀の上
やら屋根の上やらとことこ進む様子はコケティッシュである。
そんな猫の周囲に巡らせた翠眼が探るのは窓の開かれた部屋の中。
着替えの真っ最中だったり、オスとの交尾であんあん喘ぎまくって
いたり、時には一人でくちゅくちゅと己の慰めていたりする娘達の
姿などを見かけた時には足を止めてがっつり覗き見を楽しみつつ、
今宵の宿を選定していく。
「どーせなら可愛い子とか、綺麗なお姉さんの部屋がいいニャ。
そーゆー子に一晩の宿のお礼としてぺろぺろしたりふたなりちんこ
そーにゅーしたりするのはニァも普通に楽しめるしニャ」
――とは言え、可愛い子を探し過ぎて部屋も決まらぬまま夜も更けて
しまい、結局橋の下で眠るなんてことになっては本末転倒なので、ある
程度探してみて良さそうな部屋が見つからなければ適当な所で妥協して
しまおうとも思ってはいるのだけれど。
ご案内:「王都のどこか」にオリビアさんが現れました。
■オリビア > 今日も一日が慌ただしく過ぎていった。
学園では優等生としての振る舞いを崩さなかったし、家では良家の娘としてそれなりに振舞った。
たっぷりと、猫をダース単位で被って。
湯浴みも終わって、そろそろ就寝かという頃合い。
富裕地区に、でんっと構えた邸宅の、更にそのまた別館。
この娘の為だけに与えられた屋敷の窓を開け、夜気を取り込む。
「あら、猫ちゃんじゃない。
今日もお部屋を探してお散歩かしら?」
そんな折、屋根の上の散歩者に気付いたらしい。
気安く声をかけているのは、以前に街中で見かけたから。
愛玩動物を愛でる心地で、甘美の幾許かを与えて猫可愛がりしていたのだけれど、恩を忘れやすいという猫の性質が濃いなら忘れられているかもしれないが。
室内の明かりに照らされて、透け透けの薄絹はスレンダーな体型を殆ど隠しておらず、多少なりとも煽情的ではあろう。
窓際から三歩下がるのは、猫がぴょんと飛び込んでもいいようにという配慮。
■ニァ > 「――――ニャ?」
気まぐれで恩知らずな猫の例に漏れず、このチビもまた存外忘れっぽい
らしい。
しかし、多少キツめとは言え十分に美少女と呼べる顔立ちの貴族娘から
の声掛けである。
人懐っこい気質のある猫は尻尾ふりふり屋根から立木ヘ、そこから
彼女の部屋の窓へと身軽に飛び移り
「ごろにゃぁん♪」
すとっと毛足の長い絨毯の上に降りた四足の小躯は、ネグリジェ姿も
色っぽい貴族娘に小麦色の肌を擦りつけた。
■オリビア > 音も無く、ストンと部屋の中に入り込んだ猫娘。
警備の者がいても気付かないぐらいの満点着地に、おー…と、たおやかな手をパチパチ。
本物の猫のように懐く仕草に、釣り目がちの目元を綻ばせてその場にしゃがみ。
右手で頭頂部をよしよし、左手で喉の裏側をこしょこしょ。
慣れた手つきで、完全に猫をあやすモード。
「この時間まで外にいたということは、今日はまだ寝床が見つかっていないのかしら?
うちで良ければ泊っていっても構わないけれど…」
如何する?と小首を傾げると、茶の髪がサラリと揺れた。
素性のよくわからない猫を泊めるというのは、厚意やら温情の類ではあろう。
但し、この家の薫陶、この少女の性格を踏まえると、当然に対価を求めないという選択肢は存在していない。
すっと立ち上がって窓を閉め、密室となった室内では――
■ニァ > 拍手に対して一瞬翠眼を丸くしたチビ猫は、少し遅れて二足で立ち
上がりちゃらーんと両手を天に広げて着地ポーズをキメた。
まぁ、その後普通に四足に戻って寝巻き姿に近付いてごろごろにゃん
にゃん小麦肌を擦りつけに行ったのだけども。
「ごろごろごろ…♡ お前、なかなかのてくにしゃんだニャ。気持ち
いいとここしょこしょしてくるニャ。もちろん、そのつもりで
来たニャ。お前の部屋はとっても居心地良さそうニャ。お前も
いい匂いするニャ♡」
さらさら感満点の茶髪を伴う小首傾げも可愛らしい。
ここまででニァは眼前の貴族娘が好きになっていた。
それでも恩知らずにさらっと忘れたりするが。
こちらが誘いに応じたと見るやおもむろに立ち上がり品の良い所作で
窓を閉める様子は何やら不穏な気配もあるが、こちとらプロの宿無し
である。
多少アブノーマルな対価を求められようとも喜んで応じてやろうでは
ないか、みたいな覚悟は最初から決まっているのである。
――――ぱたん。
窓が閉じられた。にゃんこ密室事件開幕である。
ご案内:「王都のどこか」からニァさんが去りました。
■オリビア > 【移動です。】
ご案内:「王都のどこか」からオリビアさんが去りました。