2022/05/01 のログ
ご案内:「平民地区の職人街」にフェリーチェさんが現れました。
■フェリーチェ > 薄闇が空に広がって、もう少しで黒く塗りつぶされようとしている夕刻。
そんな中、職人街の一角で宝飾店の制服を着た少女が伸びをする。
「ふぅ〜、わぁ。やっと終わった」
今日はお世話になっている宝石店のお使いとして、基準に満たなかった宝石を返しに来た帰りだ。
貴族のコネで商売させてもらっている身の上では、こうした貴族お抱えのお店の雑務もお断りしづらい。
世知辛い世の中だが、少女にとっても此処には用がないわけでもない。
以前にも立ち寄って自分用の魔導機械を用立ててもらおうと、あれこれ検討中だったところ。
このまま帰宅する前に見て回ろうと思い、ブラブラと軒に沿って歩き始める。