2022/02/14 のログ
スター = ダンフリーズ > なんだか今日は色んな表情を見せるな。
怒ったり、赤くなったり。
最近ではあまり話すこともなかっただけに少し感慨深いぞ。

「お、おぉ…。」

何をいきなり言い出すのだと、儂の顔は表情を失う。
思考が制止し、相槌を打つことすら碌にできない。
とは言え、時間が経ってくると次第に聞かされた言葉の意味を理解するようになり。

「同族と言うと儂しかおらんからな。
う~~~む、可愛い妹の為とあれば儂としては困らんが。
お主はどうなのじゃ?
儂に触れられて大丈夫なのか?」

ご案内:「コクマー・ラジエル学院、空き教室」からリューネ=ダンフリーズさんが去りました。
ご案内:「コクマー・ラジエル学院、空き教室」にリューネ=ダンフリーズさんが現れました。
リューネ=ダンフリーズ > 「だ……大丈夫なわけ……」
大丈夫な訳は無い。
ずっと大切にしていた操を、こんな形で捧げるなんて。

しかも。
相手は、実の兄。
たった1人の肉親。
血の繋がった兄と妹なんて、許されざる事だ。
そう、許さない事なのだーーー

「………馬鹿兄様。」
ーーーだから、こんな歪な態度しか取れないのだと言うのに。

「……ふぅ。」
深く、息をつく。
落ち着きを取り戻すため、そして覚悟を決めるために。

「……兄様は、良いんですか?
 こんな、捻くれた反抗期の妹なんか相手に、勃たないんじゃ無いです?」
そして口をついた言葉は、
やはり捻くれていてしかも少し下品。

「兄様。
 僕は、まだまだ死にたく無いです……。
 ……イヤかも知れないけど、僕に精を授けてくれますか……?」
少し目を潤ませて、兄との行為を願う。

スター = ダンフリーズ > 「今儂のことを馬鹿と言ったか?
馬鹿にされる要素は無かった気がするのだが。」

儂は天井を見上げ、ため息を吐いた。
この妹はやはり気難しい。

しかしまあ、こやつも色々と思う所があるのだろう。
何せ近親である儂と性行為をすることになるのだから。

「勃つとかお主の口から出てくるとは思わなかったぞ。
そうじゃなあ…正直なことを言うとお主は可愛いぞ。
龍族だからかも知れんが、肌も綺麗だし贔屓目に見る迄もなく綺麗じゃ。
儂で良ければ喜んで力になろう。」

儂は妹の目尻に浮かんだ光る物を指で拭った。

リューネ=ダンフリーズ > 「可愛っ……!?
 やっぱりバカですね兄様は。ふふっ……。」
こんな捻くれた妹でも、可愛いと思ってくれるのが嬉しい。
……が、照れを隠す様にバカ呼ばわり。

「では、兄様。
 リューネの操を、兄様に捧げます。」
涙を拭う兄の手を取り、じっと瞳を見つめる。


「……ヘンタイ兄様。
 こんな美竜の処女を奪えて、せいぜい有難く思うです。」
すぐにまた気恥ずかしくなり、憎まれ口を叩いて視線を逸らす。

「……それ、で……
 ……まず、どうすれば、良いのでしょう……?」
さて、いざするとなっても……
何をどうすれば……?
処女の妹は、自慰こそ手を染めた事があれど、男女の行為の事など全然分からないのだ。

スター = ダンフリーズ > 「うう~~ん、何故このタイミングでバカと言われるのか…。」

儂には到底理解できず、喜んでいる様子の妹を見ては口をへの字に曲げていた。
男と女の違いだろうか?
儂には分からないことだらけである。

「う、そうじゃな。 そうなるな。」

なんだか重大なことを決めてしまった気がする。
周りの生徒は割と気楽にそういうことをしておるが、こいつはしっかりしているようじゃ。

「なんじゃ、馬鹿の次は変態か?
全く口の減らない妹じゃな。」

最早慣れてきた儂はざっと部屋を見渡す。

「そうじゃなあ…初めだし儂の方でリードしてやるが……。
そもそもお主、こんな場所で良いのか?
ここはベッドもないんじゃぞ。
いや、お主が良いのなら儂は構わんが…。」

初めてを捧げると言う割にはこの場で始めようとする妹。
儂はどうしたものかと視線を向けた。
どうせならちゃんとした場所でしてやった方がいいとは思うのじゃが。

リューネ=ダンフリーズ > 「うぇっ……!?
 あ、そ、そうですね…!
 確かに、場所は変えたほうが良さそうです……!」
こんな所でいいのか、と指摘されて、慌てて場所を変える事に同意する。
……最初は、するなら人目がつかない所に……と考えて空き教室を選んだが、
よく考えれば別に学校でする事でも無い。
それに、確かに初めてはもっと落ち着ける所で、ゆっくり、2人っきりでした方が良い……。


「で、では……。
 どこで、しましょうか……?」
世の男女は、こういう時どうするのだろうか?
自宅……?
連れ込み宿……?

スター = ダンフリーズ > 「そうじゃのぅ…普通はベッドがある所でするものじゃからな…。」

予想外の事態にてんぱっておるのか、いつもでは考えられない程に狼狽えておる。
そもそもこんな所で直ぐに始めようと思うとは、意外に大胆な奴じゃ。

「自宅と言うのはアリじゃが、流石に家中の者に知れ渡る可能性があるからな。
出来れば近くのホテルでどうじゃ?
安いホテルで良いなら儂の小遣いでどうにかなるぞ?」

本当なら高い所を連れて行ってやりたい処じゃが、儂の小遣いではそうもいかん。
それに高い所は却って目立ってしまうじゃろう。

「お主が良ければ今からでも向かうが、どうする?」

リューネ=ダンフリーズ > 「ホテル……。
 わ、わかりました……。」
宿に、男女で二人。
当然する事は分かりきっている。
今更緊張してきた。
誰かに宿に入る所を見られたりしないだろうか。

「お、お金は、僕もだします……!
 そ、それじゃ、行きましょう……!」
そんなこんなで、2人は近くの連れ込み宿へと……。

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