2021/11/28 のログ
クレイグ > 「そうなのか、そこまでは知らなかったな。
極地になればなるほど人ってのは弱くなるからな、餅は餅屋って事だわな」

なんか、ウソツキをぶん投げた話からそれた気はするがそれも酒を飲みながらの話。

「体が効かなくなるまでは生きてたいもんだな、確かに。
なるほどな、それは死活問題だな」

僻地での一人暮らしも大変なんだん、と納得し。

「ま、考えても判らないしな、大すぎて個人でどうこうできないし。
ま、そこら辺だろうな、傭兵も冒険者も自分の命を売り物にしてるんだし。
おうさ、ホント感謝しかないな。
遭難だよな」

ここら辺もまた、酒を飲みながら話す、そんな中でのたわいない掛け合いで、それが楽しく感じられる。

エミル > 「ボク達は何でもできるけどどうしてもそう言う場所で生きてるモノには勝てないって事もあるよ。
空や海はどうしてもね?」

どんな手練れでも苦手な場所では本領を発揮できないと。
話は逸れてしまったが続いているので良いかなとして。

「出来れば最後はベッドで迎えたいって思うよ。キミもそうじゃないかな?
仕事の話を持ってくる人かキミみたいな人しか滅多に来ないんだけどね」

そうだとしても酔い潰れている時に何かあれば困り。
火を扱う場所なので火事も怖いと困った笑みを見せて。

「そう言う事だよ。ボクには理解できない事だけどどうにもできないしね。
でも……10年も前だから本当にどうなってるのか少しだけ気になるね。生きてればいいんだけど。
感謝は良いよ、大事に使って生きてくれればね。
そう言えば名乗ってなかったね、ボクはエミルだよ」

握り手にベルトを巻いてしまうと最後に革製の鞘に入れて男に差し出し、
そこで名前を名乗っていない事に気が付き名前を告げて。
その後は蜂蜜酒に手を伸ばし、たわいのない話を続けていく事に。

ご案内:「自然地帯/川辺の小屋」からエミルさんが去りました。
ご案内:「自然地帯/川辺の小屋」からクレイグさんが去りました。
ご案内:「貴族の邸宅」にメレクさんが現れました。
メレク > 王都の貴族邸宅にて行なわれる仮面舞踏会。
普段よりも照明を落とした薄暗いホールには管弦楽団による艶やかな音楽が鳴り響き、
華やかなドレスで着飾った男女が肌が触れ合う程に身体を近付け、会話や舞踏に興じている。
彼等は皆、一様に仮面を付けており、己の素性が何者であるのかを分からなくしていた。

表向きにはやんごとなき者達の社交の場である夜会。
しかし、その実は有閑貴族達が一夜の享楽に耽るための集いであるのは明白。
貴族の他にも見目麗しい奴隷の男女や高級娼婦、事情も知らずに集められた女達が混ざり込み、
灯りが届かぬ会場の隅からは男女の熱い吐息や嬌声が、音楽の途切れる合間に漏れ聞こえてくる事だろう。

その会場の中央の壁際にて一人の男が二人掛けのソファに腰掛けて高級ワインを嗜んでいる。
でっぷりと肥えた身体に、節くれ立つ十の指に嵌めた豪華な太い指輪。
仮面で顔を覆っていながらも、正体を隠す意志が見られない彼は、この夜会の主催者である。
傍らに奴隷達を侍らせて、時折、近寄ってくる貴族達との他愛もない会話に興じながら、
男は快楽に堕落する人々の姿を眺めて、心底愉しそうに只々ほくそ笑むばかり。

ご案内:「貴族の邸宅」からメレクさんが去りました。