2021/08/25 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 泉の畔」にエリゼさんが現れました。
エリゼ > 夏の夜。泉の畔で夜営となれば、一日の汚れを流したくなるもので。
滾々と湧き出す清水に身を浸し、少女は沐浴に勤しんでいた。
埃や砂を含んだ髪を解して梳かし、肌を濡らしていた汗を落として。
予備の服は在るからと、元着ていた服も軽く水洗いをして絞り、近場の岩に広げて干した。
昼間の熱を溜め込んだ岩は夜中でも仄かに暖かく、背中を預けると心地よい。

「――はぁ、気持ちいい。それにしても、予想以上に長引いちゃったなぁ」

今日の目的は、喜びが原を主な生息域としている兎型魔獣の討伐だった。
これから秋冬と冷える季節になるから、その前に毛皮を集めておきたいらしい。
数匹捕まえて毛皮を剥ぎ、肉は血抜きして己のものに。そんな作業をしていたら、日が暮れた。
今から王都に戻っても、門番の衛視が入れてはくれまい。いざこざも面倒だからと野宿だ。
りぃりぃと虫の鳴く声がするのみの泉は、焚き火以外に光もなく、星空が眩い。
いい眺めだよなぁ。感慨深く噛みしめると、一息ついて我に返る。

「……っと、今日は、どうしよっかな。ここ、外だけど……」

ポツリと呟いて、周囲を見回す。特に危険はなさそうだ。ならば――。
多少の迷いは有りながらも、やがて意を決した少女は己の股座に手を伸ばす。
そこに在るのは女性的な割れ目――ではなく、男の証たる陰茎だった。
その側面を擽る様に指先で弄る。ただそれだけで陰茎は屹立し、天を衝く。
淫魔によって植え付けられた、後天性のふたなり。忌むべき呪いの証だ。
少女の魔力を変換する睾丸は、溜め込みすぎれば再現のない発情を齎す。
実際、生やされて直ぐの頃にひたすら我慢をしたが、三日で理性が吹き飛んだ。
あれと同じ経験を繰り返したくはないから、吐き出せる時に吐き出して置かなければ。
半ば義務となっている性欲処理。その為に、竿を握り、根元から先へと扱き上げて。

「んぁっ――ふ、ぁっ、はっ――んっ、ふっ……!」

くちゅ、ぬちゅ。湿っぽい粘着質の音が、風に乗って消えていく。
滲み出す先走り。ほのかな雄の臭い。劣情の証拠が周囲へ漏れ出していく。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 泉の畔」にキルシュナさんが現れました。
キルシュナ > 「―――おほっ♡ たまには冒険者仕事も受けてみるもんやなぁ♡」

黒髪の頭頂にてぴんと尖った猫耳のぴく付きが、ひそやかな水音と死の危険の渦巻く"外"には似つかわしくない乙女の声音を捉え、抜き足差し足森を進んだキルシュナは、想像以上に魅力的な光景を目にして金の吊り目を輝かせた。
早速ささっと除装して、むっちりとした肉付きもいやらしい褐色の裸身を露わにすれば、下腹の淫紋を起動させ、戦闘意欲も旺盛たるふたなり巨根をいきりたたせて

「にっひっひっひっひ♡ 油断したねぇお嬢ちゃん♡ ひと気の感じられない夜の森、旅の汚れと汗の匂いを落したなって大胆に水浴びする言うんはよぉ分かるけど、オナニーまでシてもうたんは迂闊やったねぇ?♡♡」

一人遊びに沈溺する少女へと気配も露わにざばざばと水を掻き分け近付く猫。
夜闇に爛々と輝く双眸はまさに獲物を眼前にした肉食獣のそれであり、股座にて屹立するふたなり巨根はオスの獣欲にビキビキと血管を浮き上がらせている。
しかし、背丈こそ高めであっても、しなやかにくびれた腰やふくよかな双乳はどこからどう見ても女のそれであり、ふたなりという少女と同じ特徴を有する猫娘の美貌は、彼女が抱くべき警戒心をいくらか減じさせるかもしれない。

エリゼ > 大自然の中、そよぐ風と流れる水の中で、少女はただ自らを慰める。
目撃者が居れば、外ではしたなく淫蕩に耽る淫らな存在だと思われることだろう。
しかし、発情のせいで一矢を外せば、それが致命的な結末を生むことになるかもしれない。
そう考えると、少女にとっての最善策は、溜まりに溜まった一日分の精を吐き出すしか無い。
元が陰核だからか、色白の仮性包茎を皮ごと扱く。その内、快楽が高まって射精が近づく。
後少し、もう少し。そんな所で、皮肉にも割と鋭敏な少女の知覚は、闖入者を捉えてしまって。

「ふっ、ぁ――っ……だ、れっ!?」

身の危険が迫るとなれば、流石にこのまま続けるわけにはいかない。
慌てて臨戦態勢を取るが、股座に肉棒を熱り立たせた全裸では間抜けそのものだ。
そんな少女の下にやってくるのは、見事なまでにグラマラスな女性だった。
ふくよかな胸元、括れが出来る程に締まった腰。褐色肌は色気が匂い立つ程に滑らかで。
そして何よりも視線が行ってしまうのは、己の数倍逞しい雄の中の雄と言える剛直。
それはさながら、手投げのダーツとバリスタの太矢。どう足掻いても勝ち得ぬ獣性の証。

「……あの、えぇ、と……それは、その……」

彼女は襲いかかるでもなく、少女の痴態をニヤニヤと揶揄してくる。
対する少女は困惑と羞恥、それから絶頂し損ねた不満足な感情を抱えつつ、返す言葉に困る。
少しだけもごもごと言い訳を整える様に舌の上で転がすと、頬を真っ赤に染めながら。

「……溜めると、弓を引けなくなっちゃうから……」

ポツリと呟く。理解はされないだろうが、少女からすれば死活問題なのだ。
それ故、嘘ではない理由を述べると、焦れる体を羞恥で堪え、もじもじと所在なさげに縮こまる。
彼女に呪いを見抜く心得があるなら、少女が過去に得た不運は全て詳らかになるだろう。
或いは見抜かずとも、射精の瞬間を逃した、という事実はぴくぴく跳ねる肉棒からバレてしまうはず。
目の前の、明らかに海千山千な雰囲気を放つ彼女には、きっと心の裏も隠せない。そんな予感がした。

キルシュナ > 「まぁまぁ、別に責めとる訳やないんよ♡ むしろよぉこのタイミングでオナってくれたと褒めたりたいくらいや♡」

唐突なる乱入者の肉欲を隠しもせぬふたなり巨根と、それとは裏腹にこれ以上なく雌であることを主張するいやらしい肉付き。
嗜虐を揶揄をたっぷりと含ませながらも、敵愾心など一切感じさせぬ軽薄な笑みもまた少女の対応から刺々しさを奪ったのだろう。
レイプする気まんまんの肉食獣を前にしている事を考えるなら、少々間が抜けていると言わざるを得ない自慰の理由表明に猫耳をぴくつかせたキルシュナは、少女を与しやすい獲物として認識したのか、無造作に伸ばした細腕で華奢な小躯を抱き寄せた。
ぐいっと肩を引き寄せる動きが少女の頬に弾力性と柔らかさを両立させる爆乳の熱を押し付け、柑橘を思わせる女の匂いと、今もなおだらだらと太幹を伝い落ちるカウパー腺液の雄臭で鼻腔を嬲る。

「どうせ抜くなら自分の手ぇでするよりも、お姉さんともっと気持ちえぇ事して抜いたほうがお得やろぉ?♡ せやからさぁ、今からウチと…………"セックス"しよぉや♡」

少女の肩を抱いたまま、更にぐいっと引き寄せる腕が、竦めた小躯の耳朶に注ぎ込むキーワード。
本来であれば女同士で行う様な物ではなく、しかし、猫娘の方も少女の方も共に雌の肉孔を貫くに足る逸物を有し、そして、背徳の官能の後に中出し、種付け、妊娠、なんて危機感を覚えずにはいられない生殖行為の誘い。
それをしゅるりと己の物に比べればあまりにも幼く未成熟な陰茎に、熟達した冒険者の物とは思えぬ柔らかく繊細な手指を絡ませながら囁く肉食猫。
射精直前でお預けをくらった幼根は、耳朶から背筋へとゾクリと走る淫らな怖気と、ふたなり娘なればこそ弱点を知り尽くした手淫にて、あっけなく暴発してしまう可能性すらあるだろう。

エリゼ > 「いや、その、あまり明け透けに言われると、恥ずかしいんだけど……」

目の前の闖入者たる彼女は、こちらに敵意がある訳ではないらしい。
仮にあったとしても、仕掛ける隙が一切見当たらない時点で勝ち目がない。
少女のような平凡な冒険者でも理解できる、圧倒的な強さ。それが、上機嫌でいる。
ならば少女は困惑しながらも、その不興だけは買わないように意識するのみだ。

これでも箱入り娘からは脱した一介の冒険者。抜け目は多少無くなっているはず。
などと構えていたものの、たやすく抱き寄せられてしまうと、柔らかな胸元に埋まって。
淫魔に呪われる前なら単なるスキンシップで済んだはずの行為は、しかし今の少女には劇薬だ。
爽やかな柑橘に仄かに交じる彼女の存在感。それから、雄の臭いに理性が揺れる。

「っ……え、ぇと、その、そういうの、したことない、からっ……」

耳元から注ぎ込まれる淫蕩な言葉。その意味を理解して、少女は恥ずかしそうに言葉を返す。
実際の所、淫魔の供物として弄ばれた際に一通り失っているのだが、少女の記憶にはない。
それ故、少女は精神的に、或いは経験的には童貞であり、処女でもある。違うのは肉体だけだ。
だが、性行為を示す言葉に、否と言えるはずなのに抗えない。喉から言葉が出ていかない。
その内に、彼女の手指が肉棒を絡め取った。先走りに塗れた小さめの肉棒が、蕩ける。

「ふっ――ぃ、ぃぃいいっ、ぁ、っ、待って、で、るっ、でちゃ――でちゃう、から、あぁああっ♡」

触れられただけで、擦られただけで、小ぶりの睾丸から濃密な精が溢れ出て、尿道を駆け上がる。
びゅぐ、びゅぐ。思考がスパークする程の快楽と共に摘み上げられそうな粘度のゲル状精液が飛ぶ。
清らかな泉を孕まさんばかりに吹き出すそれは、性欲旺盛な雄を彷彿とさせる濃密な青臭さを撒き散らす。
精液だけを取り上げて問うてみたならば、誰も少女が吐き出したものだとは思わないはず。
これまでに性を知らぬ少年か、女旱で性欲を持て余した中年の男か。そんな答えが返るだろう。
濃縮に濃縮を重ねた、一日分の魔力。その成れの果てをこぼし、少女は扱かれるままに精を噴く。
彼女の胸元に埋めた顔は、心地よさそうに蕩けて、充足しきっていた。