2021/07/18 のログ
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院」にプリシアさんが現れました。
プリシア > 休日の学院内、一部施設は開放され一般人等も立ち入る事が出来る。
今日は開放されている施設の一つ、プールへと集まって遊ぼうとの話の流れに為っていた。
とは云っても集まれる人が集まろうって話だったので、絶対に向かわなければ為らない訳では無いのだけれども。

だからなのか、今日は何時もの制服の中に下着の変わりに水着を着込んでいた。
勿論下着は忘れずに鞄の中にタオルと一緒に仕舞ってある。
律儀な性格も在ってか一番最初に学院に来てしまったらしく、今はまだ集合場所の近くには誰も居ない。

今日の天候は快晴でとても暑い一日の始まり。
なので木陰のベンチに座ってのんびりと寛いでいるのだった。
暑いのはそう得意ではない。
背中とお尻に見える小さな翼と尻尾はちょっと元気が無さそうにユルユルと揺れている。

プリシア > 日差しは避けているけれど、今でも十分に暑い気がする。
ジワリと出てくる汗を感じればポケットからハンカチを取り出し其の汗を拭う。

「もうちょっと、涼しいところ、ないかな?」

周りを見てるけどお友達の姿はまだ見えない。
疎らに行ったり来たりする人は居るみたいだけれども。
其の中には矢張り一般の人も居るみたいで、一人ベンチに座る小さな少女が気に為るのか、傍から見て目立つ翼が気に為るのか。
時々チラチラと此方を見る視線を感じてしまう。
そんな視線は慣れたもので、其れよりも此の暑さを如何にかしたい考えの方が強い。
だって汗を拭っても暑さが和らぐ訳では無いから、拭っても拭っても汗は出てくる。
そう為れば少しずつだけど制服が汗を吸ってペタリと肌に張り付いたりしているのだから。

そんな状況が続いてしまえば、気にする人が確りと見れば制服が少し透けて中の水着が見えてくるかもしれない。
其れでも小さな少女は待とうとするものの。
其の呟きやもう少しでも涼の取れそうな場所を探す様に辺りを見回している。
そんな場所を教えてくれる人が誰か居る為らば、少しだけならと付いて行きたいぐらいなのだ。

プリシア > どれだけの時間を待っていたのか。
木陰に隠れてはっきりとは見えないものの、其の青空には雲一つ無い良い天気が続いているのだろう。
次に待ち合わせとかを外でする時はもう少し暑さ対策をしておかないと、なんて考え乍。
ベンチの背凭れに少しだけ寄り掛かる様にして呼吸を整える。

そうしていれば、何れは待ち人もやって来る事か。
一人で待つ依りもお話相手が居た方が気持ち的には暑さは和らいで。
其の後は集まったメンバーでプールへと向かい、一日遊んで過ごすのだった。

ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院」からプリシアさんが去りました。
ご案内:「設定自由部屋」にジェイクさんが現れました。
ジェイク > 王都から離れる事、半日。昼下がりの近隣の村落に通じる街道。
普段から人の往来が多い、その道を遮るように柵が設けられ、
道の脇には幾つかの天幕が建てられ、簡易的な陣営の趣きを為していた。
街路に立ち、通行する馬車や通行人を差し止め、積み荷や身分の検査を行なっているのは、王都の兵士達。
曰く、此処最近、山賊や盗賊の類が近隣に出没するために検問を敷いているという名目であるが、
実際の所は隊商からは通行税をせしめ、見目の良い女がいれば取り調べの名を借りて、
天幕でしっぽりとお楽しみという不良兵士達の憂さ晴らしと私腹を肥やすための手段に他ならなかった。

「――――よし。次の奴、こっちに来い。」

でっぷりと肥った商人から受け取った賄賂を懐に入れて、彼の率いる隊商を通せば、
列をなしている次の通行人に声を掛けて近寄るように告げるのは一人の兵士。
何よりも厄介なのは、彼らが紛れもない王国の兵士であり、市井の民が逆らえない事だ。
そして、その事を理解している兵士達は、御国の為ではなく利己的に国民を食い物にしている最低最悪な屑揃いであった。

ご案内:「設定自由部屋」にジギタリスさんが現れました。
ご案内:「設定自由部屋」からジギタリスさんが去りました。
ご案内:「設定自由部屋」からジェイクさんが去りました。