2021/05/28 のログ
ご案内:「夜の町中」にタン・フィールさんが現れました。
■タン・フィール > 酒場や飲食店が立ち並び、服飾店や雑貨を物色する人々や、一夜の快楽や日銭を求める娼婦と客らで賑わう夜の街。
「…そ、それじゃ…っどうも、ありがとっ…! また、きます、からっ。」
その一角の魔物の素材屋や、珍しい香料や精油を取り扱う雑貨店。
素っ裸に桃色シャツという開放的すぎる寝間着のような姿の、小さな薬師が、
今日はその服装やカラダのシルエットがすっぽり隠れるオーバーサイズのフードローブの懐をしっかり閉め、
たった今購入した魔物の皮や牙、内臓の干物や茸や体液の小瓶をつめたバスケットをぶら下げて、
ぺこぺこ店主にお辞儀をしながら退店してきた。
「……ふ~っ…これで、十分かな…? いそいで、治さなきゃ…っ」
その姿を隠している理由は、夕刻に試作していた肉体変化の薬の調合失敗。
フラスコから煙幕のように立ち上った煙を吸い、浴びてしまい、
その肉体は少年に想定外の変化をもたらしてしまったようで、
その姿を隠すためのフードローブ姿であり、治療薬の素材の買い出しあった。
はたして、フードの奥ではどのような変化を遂げていることか。
ミレーのように獣人の要素を得てしまったか、性別や年齢や、体の一部が変わってしまったか…
それはその姿が、誰かの前で晒されるまで一見しては判別できず…。
ご案内:「夜の町中」にクルサオルさんが現れました。
■クルサオル > 「あっはは、ありがとう。ごめんね、今日は手持ちが良くないんだ。
また今度、溜まったら遊びに行くからさ、ね?」
そんな風に、多数の男や女に声を掛けられながら、それぞれに対して
笑顔で接して、断る美人の……女?男?の姿が一つ。
長い髪を夜風になびかせて、夜の街を歩く。
今日の依頼を終わらせて、どこで宿を取ろうかと悩みつつ。
なじみの店の人に顔だけ見せて行こうとここに立ち寄った。
そうして歩いていれば、フードコートですっぽりと全身を覆う誰かにぶつかった。
「おっとと、大丈夫かい?」
そんな風に、その存在に声をかける。
男か、女か、ぶつかった時の感覚ではよくわからないが。
おそらく背丈は自分と同じか、少し小さいぐらい。
どことなく甘い香りがして、女性かな?とは思ったが。
「危ないから気を付けてよ?ここ、治安あんまりよくないからさ。
もしよかったら護衛しようか?」
まさか目の前の人物が、知り合いだとは思わず
初対面の相手のように声をかけた。
■タン・フィール > 目深にフードを被っている分、前方への視界は開けているとはいえず、
バスケットを片手に左右の重心もずれ、そのわりには面積が増えているために、
すれ違いざまに比較的体格の良い相手との接触が避けきれず、
小さく軽い体重の体は、ぽんっ…と尻もちをついてしまった。
「わっ…!!?…っとと… だ、だいじょぶっ…です。
…あれ? …クルサオル、おねえちゃん…?」
聞き慣れた声、少女のように高い声色、
フードをわずかにだけ捲って覗く上目遣いは、いつぞや見知った小さな子。
その赤い瞳はくりくりと紫髪の持ち主を見上げていて、
こころなしかいつもよりも長いまつげの目が潤んで見える。
「―――ぁは、こんなところでまで…護衛のおしごと、してくれる、の?」
ゆっくり立ち上がって顔だけしっかりと見える程度にフードをずらせば、薬師の子であることがわかるだろう。
彼女が感じた体臭の正体は、彼女独自の「器官」で察知すれば、明るみになるやもしれず…
■クルサオル > 目の前で尻餅をついた相手を気遣って、片足をついて。
その手を伸ばして、立ち上がってもらおうと手を貸そうとした。
だがその声と、その目を見れば、見知った顔だった。
ただ違うのは、その背丈が大幅に上がっていることだろうか。
「なんだフィールくんか。どうしたんだいその姿?」
ちょっと期待外れのような、それでいて驚いたような顔をして。
しかし立ち上がって、フードを取った彼の……いや、彼女の姿を見て驚く。
さらに、『左目』で見てさらに驚きは倍増した
「どうしたんだい、その耳!?
ウサギみたいで……しかも……そのカラダ、大人になってるじゃないか。
しかもその、胸にあるの、完全に女性ので…もしかして大人化と女体化薬?」
驚きながら立ち上がる【彼女】の姿をまじまじと見て。
もしかしてその格好の下は、普段と同じように下着もなにもないのか、とゴクンと固唾をのみこんだ。
■タン・フィール > 「ぁ…あははっ…その、ちょっと…お薬の実験、間違えちゃって…」
人目や人の流れがしばらく切れそうなタイミングを見計らって、
ぺろりとフードをずらすと、ぴょん、と黒髪から飛び出るバニーガールめいたウサギ耳。
さらに、小柄という骨格のベースは残しつつもいくぶんか成長を見せた四肢と、
少年の頃にはありえなかった女性らしい腰つきや、胸元の丸みを帯びていた。
ミレー化・性別変化・成長、それらの作用が思いもかけず発露してしまった様子で、
困ったような、それでいて屈託の無い笑う表情の作り方だけが、
幼子だったころの面影をそのまま残していた。
フードローブの下は、いつもと同じシャツ一枚の裸という格好で、
それも普段よりもサイズが相対的に小さくなっているので、
…普段からそうではあるのだが、とてもではないが王都を闊歩できる出で立ちではない。
「……ぇと、じゃあ…とりあえず、ゆっくりできそうなところまで…
いっしょにいってもらっても、い?
…この体、なれなくて、動きにくいの。」
ご案内:「夜の町中」にクルサオルさんが現れました。
■クルサオル > 「なるほどね……。仕方ないね。
だいぶ、手足まで長くなっちゃって……胸もすごいな」
少し鼻息を荒くさせて、ほぼほぼシャツ裸のコートという
非常に肉付きのいい女体を視姦して、そのカラダをコートの上から観察する。
小柄だが、肉付きがいいという不思議な、ファンタジスタグラマー。
尻も、胸も非常に大きくなって、立派なレディとなっていた。
それでいて、股間部に感じた質量もあることから、このカラダでも『雄』の機能も残っているだろうと察した。
「あぁ、構わないよ。じゃあそうだな……宿まで行こうか」
そんな風に、サラリと言うと、彼女の手を取る。
そして自身の胸へと引っ張り、その顔に頬ずりした。
夜風よりも暖かいが、人肌よりも冷たいクルサオルの柔らかい肌の感覚がするだろう。
同時に、甘い、『あの日』に感じたクルサオルのにおいが鼻腔を刺激した。
「ん~、完全に女のにおいになってるね、ふふふ、でも男としてのにおいもまだある。
どうする?護衛料金はコレでいいけど……上乗せしてくれたら……」
そう言って手を引っ張りながら……自身の上着の胸元を掴み、少しだけ下して、その首筋のキスマークを見せつける。
■タン・フィール > 「ぁはは…ま、まぁ、こういう失敗もあるから、
お客さんに安心して、いいものを提供できる…っていうかー…」
ぽりぽりと目をそらして、多重層で浴びることとなった気恥ずかしさに困ったような素振りを見せてしまいつつ、
よくよく見ればローブ越しでもわかる、胸元とお尻あたりを突き上げている膨らみを不慣れに振り乱す。
もじもじと大人びたはずの肢体を揺さぶって、
子供が照れたように腕を後ろに組み、身を捩らせる仕草をする様子は、
奇妙なボーイッシュさと肉体とのアンバランスさを引き立てていた。
「…~~~~っ… …♪
っふふっ、…まぁた、よくばりさんな、おねえちゃん…、なんだから♪」
在りし日に刻み込んだ痕がまだ残っているのを見て、
以前は中性的な、今は女性そのものの貌を、赤く染めながら妖しく笑う。
特有の、ふふっという軽快な微笑の声も、女性の生体となった今はさらに艶っぽく周囲に響くことだろう。
「―――っ♪ クルサオルおねえちゃんは、 おんなのこも、だいすきなひと?
…っふふ、へんなおとこのひととかに、つかまっちゃわなくってよかったーっ。」
そうしてしなやかな手をとられ、引かれながら、
彼女の行きつけか、目についた適当な店か、宿を探す女二人の夜の街行脚が始まった。
■クルサオル > 「信用ってのは、一度の失敗から簡単になくなっちゃうもんだよ?
失敗しても、それを悟らせないように気を付けないと、売れないもんだ」
そんな説教めいた言葉を吐きつつ、今は彼女となった護衛対象のカラダをよく見る。
そもそも着込んでないせいでそのボディラインは良く見れば簡単にわかってしまう。
それでいて仕草は子供っぽく、なんとも……それがいい、と感じてしまう。
もしかしたらこれもまた魅力の一つなのかもしれない。
「欲張りなのはそっちも、じゃないのかな?ふふん♪」
妖しく笑った顔を見て、こちらも妖しい笑顔で返す。
艶めかしい女性二人が歩けば、誰もが一瞬目を引くのは間違いないだろう。
「僕は男も女も、それじゃない人でもイけるよ~。
僕、『どっちにも』なれるからね。フィール君の前ではキミの好みだろうから女だけど。
……そうだね、いくら成長しても、そのカラダじゃあ簡単にそこの路地裏とかで組み伏せられちゃいそうだねぇ」
横について歩きながら、彼女の、大きく育った尻へと手を伸ばして。
むぎゅぅ、と強く揉みこんだ。
「どこに泊まろうかなぁ。上乗せって行ったけど、僕も泊めてくれるくれるならさっきの分だけでいいよ」
もにゅもにゅと、強く揉みながら、しかし自然体でそう話した。
■タン・フィール > 「ぅん、そうだよね…だから普段は気をつけてるし、たまに失敗しちゃったら…
まぁ、こうして、フード被って… 治すための材料を、買い漁るハメになっちゃうってわけ。」
説教自体は真摯に受け止めて聞き入りつつ、
片手に下げている籠をぷらぷらさせて、その素振りや、
女体化に大人化に獣人化と立て続けに起こってもパニックになっておらず、
飄々としているところを見ると、一度や二度ではないらしい。
市中でテントの薬師の少年の評判を信じるならば、一応はそれらの失敗も上手く隠匿されたか、試行錯誤として受け入れられているのだろう。
「っひぁっ…っ…ん、ぁう…♪
だぁって、ぇ…おねだんぶんは、マンゾク、したいじゃない?」
と、以前ならばこれも大人ぶった子供の戯れのような言葉も、
なんだか今では洒落にならない色香と説得力を帯びていて。
厚手のローブ越しに、手のひらが尻肉の丸みを揉み込んでいることがわかってしまうほどの愛撫に、
まるでクルサオルをモデルにしたかのようなたっぷりの肉厚が彼女の手のひらにかえっていく。
「ん、ぁ、ぅ、ふぅ…っく…♪
ふぅん…? じゃあ、ここなんか、どーぉ…?
…もちろん、いっしょにおとまり、するの♪
…一晩だけじゃ…また、足りなくなっちゃうかも、だけど…♥」
と、手を強く握り返して足を止めて誘導するのは、
女性同士か、女性ベースのふたなり達のための宿。
赤紫色の照明に照らされた看板や、そこらの娼館とは違って、
富裕地区の喫茶店を思わせる耽美な装飾の館めいた外観や雰囲気が気に入り、
今宵、いろいろな意味で特別な一夜を過ごすにはぴったりかと思っての提案。
■クルサオル > 「そっか、わかってるならいいんだ。まぁ無事でよかったよ」
自身の言葉を受け止めてくれるのを感じて、それ以上は言わない。
分かっているのなら、それでいい。そういうスタンスだ。
それに、こんなところで説教などしたくはない、雰囲気が冷めてしまうから。
「ふふ、確かにそうだね。しっかりお金を払ったら、その分だけ頑張りたくなるね♪」
その色香に、ほんのり頬を赤くして笑みを返して。
彼の今のカラダを手に味わう。
その肉体は、普段自分で変えている自分のカラダのようで
つまり今隣にいるのは、自分と同じカラダをした女性と想像してみれば。
自分の中の昂ぶりが、非常に燃え上がった。
「いいね、ここにしようか♪
……念のため、一晩じゃなくて1日分で、買っておいた方がいいんじゃない?」
そう提案して、受付にいながらも尻を揉むのをやめない。
確かに今の自分達にはちょうどいい宿だった。元から文句を言うつもりもない。
しかし互いの性欲が一晩だけで終われるか、と聞かれたら、NOと答えざるを得ないだろう。
「ちゃんと今日はお互いにお風呂に入って、ベッドでしっかり……なんて、どう?」
そう提案しながら、ふっ、と耳元に息を吹きかける。