2021/05/26 のログ
■プリシア > 此の庭園に設置されたベンチで一番高い場所に設置されたもの。
目立ち易い場所だからこそ、他の生徒達には使い難いベンチだったのかもしれない。
其れさえ気にしなければ、此の庭園が一望出来る良い場所だ。
「うん、プリシア、お手伝い出来ると、嬉しい。
シロナおねーちゃんも、お手伝い出来るの、嬉しい?
……うん、シロナおねーちゃん、わかったの」
自分の立場から考えた意見を出されれば、素直に頷いて。
笑ってみせてくれる姉の笑顔に、ニコッと笑顔で返すのだ。
只、母を呼ぶ時の引っ掛かりが少しばかり気になったのか、不思議そうに目をパチクリさせていた。
「プリシア、おかーさんの、子供だよ?
おかーさんに、プリシア、似てる?
うんっ、キラキラしているの」
今の環境に居る限り、遠くない未来気付く可能性は低くはないだろう。
そう成った時に本当に如何為るのかは、矢張り其の時迄に何が在るかにも因るだろうか。
自分の黒、母の金と銀、そして姉の白。
黒を除く色は見る角度に依っては確かに輝いて見える処はあろうが。
其の応えに至るかは本人次第である。
「おリボン、一緒に、買いに行くの。
えっとね、うん、ちょっとだけ、何か飲みたいかな、って思ってたの。
何でシロナおねーちゃん、わかったの?」
パタパタと足を揺らして座った侭、姉の言葉にコクコク頷いてて。
喉の渇きを聞かれれば、何処か驚いた様子で姉を見上げる。
此処迄結構な距離を歩いているのだから、少し考えれば解る事なのだけれども。
自分は兎も角、相手の事に迄考えが至らないのだ。
其れも又、不思議に思うのは当然の事だろう。
■シロナ > こう言う場所は、見た目を気にしなければ、問題は無いのだろう、目立っていたとしても、その視線を気にせずにのんびりする二人。
楽しそうに笑い、会話をしているなら、余人の視線は気にならないし、問題はなくなるのだと思われた。
「そりゃそうでしょ、家族の力になれるんだもの、嬉しいよ。
今の所は、プリシアのお手伝い、がうれしいからさ。」
一口に手伝いと言ってもいろいろと有るのだ、正直、家の手伝いはあまりしたくはない。
可愛い姉や妹の世話などは、沢山やりたい、そんな我儘じみた思考であり、だからこそ、妹に、注釈を。
先程の話の流れだと、家の仕事も進んでしなければならなくなりそうだし。
にこ、と笑う幼い妹の顔に、ふにゃ、と笑って見せて、良い子良い子、と頭をなでて―――お母ん呼びを誤魔化す。
「うん、とても似てるよ、顔立ちとか、そっくり、だもの。」
流石に言えなかった、無自覚で女の子を喜ばしたり口説いたりする言葉を吐き出す、なんて。
其れを知るには、まだまだ年齢とかいろいろ足りてない、そんな風に思う次第であった。
屹度、成長の咆哮で、妹は色々変わりそうだ。
本当に難しいのだけど、今のまま、天使のままに、成長してほしいな、と、そんな風に思う姉だった。
ただ、其れだと、世間知らずと言う怖い事にもなるのか、と、うんうん、悩む姉だった。
「じゃあ、今度買いにに行こうね。
お家じゃないお店、色々知っているから、屹度良いの見つかるよ。
プリシアはちっちゃいから、アタシが喉乾くなら、プリシアも乾いてるんだろうなって。
ま、経験……かな?」
どやっ、と満足そうに解説して見せる姉。
姉はこれでも、トゥルネソルでは買い物はあまりしない、外に行き、良さそうな物を買う事にしていた。
だからこそ、色々な店を知っているもので。
飲み物、喉が渇いてることに関しては、大体同じに乾くだろう、大丈夫と言うのはやせ我慢の事も多い。
素直な妹なら、やせ我慢は無いだろうけれども。
「と、じゃあ、買ってくるよ、何が飲みたい?」
思考もずれたので、飲み物を買いに行くことを提案。
■プリシア > 当然乍、此方も視線を気にする事は無い。
座ってみて、其処での心地良さに気に入った、其れだけで寛ぐ場所には十分なのだ。
其れに、何時来ても大体は空いている席なのだから。
「あ、あのね、シロナおねーちゃん。
…そのね、ありがと」
自分を手伝ってくれるのが嬉しい。
其れを直接言葉にしてくれる程解り易いものはない。
笑い乍頭を撫でてくれる姉、其の手に心地良さそうに大人しくしている。
其れは態度だけでなく、パタパタと揺れる翼と尻尾にも表れていた。
こうして、呼び方に関しては簡単に誤魔化されるのだ。
何処が似ているか何て細かく聞く様な事はしてない、其れだけで嬉しいのだ。
其の言葉や態度で、正直に云えなかったのを看破する何て事は出来なかった。
当然、其れに依って先を思い悩んでいる事さえも。
「それじゃあね、それじゃあね。
シロナおねーちゃんに、お任せするの」
自分の家でも、そうした物は取り扱っているのだろうけれども。
姉がそう云う為らばと、素直に頷いてみせる。
喉の渇きには、そんなドヤ顔で解説する姉だが。
純粋に感心した様子で見上げているのだ。
実際にそうした状況となれば、そう思っていた通りの反応を見せるだろうが。
「えっとね、プリシアね、ジュースが飲みたい。
美味しい、果物のならね、何でも良いの」
そして、飲み物の提案にはそう答える。
売店はチラッと見た事はあるのだけれども、何があるか迄は見た事が無かったから。
■シロナ > 「ふふ、良いって。プリシア。」
素直な感謝の言葉に、心が満たされるのを感じながら、首を横に振って見せる。
本当に、妹は可愛いなぁ、なんて、彼女の黒い髪の毛を、頭をなでリナデリと撫でて笑う。
仕草も何もかも、可愛い妹だなぁ、とサラサラの髪の毛をなでて考えるのだった。
トゥルネソル商会の弱点と言えば、様々な物を沢山取り扱いが―――専門店には負ける。
本当に、高級品とかそう言う稀少価値が高く成りやすいものに関しては、あまり店に置かない。
トゥルネソル商会のメインのお客様は、奥様とか、そう言った所に、集中してしまいがちである。
なので、良いものを手に入れようと思うのならば
こういう風に、個人でけいやっくできる店にした方が良いのだろう。
「よし、果物のジュースね?じゃあ、ひとっ走り逝ってくるわ。」
妹の好みを聞いて、其れならあるだろうと安堵。
売店もある事は知っていたが、品も尾の値段は気にしてなかった、
売店に行き、リンゴジュースとバナナジュースを買ってみる。
これで、届けてみようか、とみかんの方が、よかっただろうかと。
「うーん、やっぱり。………:
待機してもらい、可愛い妹に待ってもらい、新しいコップに並々とジュースを注いて、案内を始める野田。
■プリシア > 自分にとって今正に隣に居る存在は頼れる姉。
撫でる手の動きと共に戦ぐ風で、ウェーブの掛かった黒髪が緩やかに靡く。
其の気持ち良さに大人しくした侭目を閉じ、身を委ねるのだ。
姉には姉の考え方が在る。
トゥルネソル商会、他のお店、其れ等の細かい話はまだ解らない。
何れ理解出来た時に、其の理由も自分で確りと判断出来るのだろう。
「うん、いってらっしゃい、シロナおねーちゃん」
待てと云われれば素直に待つ。
其の言葉からそうした意味合いと受け取れば。
其の言葉に頷いて返し、擦り寄っていた身体を戻し待つ姿勢。
膝元に両手を置く様にして、駆けて行く姉に手を振って見送るのだ。
温かな日差しの中、程よい微風も心地良くて。
ジュースを買って戻って来た頃には、ボーッと青空を見上げ寛いでいる姿が見られるのだろう。
■シロナ > 屹度、妹には契約の魔法を誰も知らないのだろう。
病弱な妹、姉などは元気逝っだけんなのに。
うーん、と、腕を組んで、姉の思考を先回りして考えてみることにした。
素直に驚いてくれるその思考に、とても嬉しいものを感じながら、どの店にしようか、と頭の中で趣味レーションを。
「うん、まっていてね!」
彼女はっ借金の取り立てを待ってくれるとの事だけど。
同家になるにいして、いて。
妹の農業の手つきを聞かせてもらうならば。
迷わず本能の店に連れて行くことを、考えた。
余り大事にしないでほししいな、と、妹の事を、考えるjのだ。
■シロナ > PL:中断します
ご案内:「コクマー・ラジエル学院」からシロナさんが去りました。
ご案内:「コクマー・ラジエル学院」からプリシアさんが去りました。