2021/01/11 のログ
ご案内:「王都平民地区 大酒場」にガイアナさんが現れました。
ガイアナ > 夜の酒場は今日は強い賑わいを見せる
外が寒いせいで、店の中で屯する機会が増え火のような酒を求める者が集う
外の空気の中で、大柄な女戦士が一人入店した

周りは身長と、身に着ける装備に見慣れない者は暴れ牛でも見るような目つきになる
見慣れている者からすれば、逆に樽ジョッキを持ち上げて挨拶をする者もいるだろうか
ガイアナはそれに合わせて、軽く手を上げた
しかし、目の前の欲求は空腹と酒

そしてカウンターの空いている席を二つ占領した
大柄な体格と、注文する食事量からだ

「油茹での獣鳥を二羽 塩とタレ。
 あとはエールを樽ジョッキの特大で頼む。」

体格に見合った食事量を頼むと、先に来た樽ジョッキに口を付けると、傾けきるままに口は離れたなかった。

「ママ、樽おかわり。」 ドンッ

戻したそれを女将相手に受け取らせ、続きを受け取る間は手持無沙汰のようにし。

ガイアナ > 食事を終えると、重量のある武装も身に着けまま軽々と立ち上がり
金を代金分きっかりと。
雇い主の提供している宿へと戻っていき。

ご案内:「王都平民地区 大酒場」からガイアナさんが去りました。
ご案内:「冬の祭り市」にタン・フィールさんが現れました。
タン・フィール > その夜、平民地区の一角ではいつからか王都の一部で催されるようになったという、
越冬の無事と春の実りを祈願する冬の祭りが催されていた。

飲食や雑貨、玩具などの出店が市となって並び、様々な人々がごったがえす人混みのなか、
小さな小さな薬師の影がするすると軽快に人並みをかき分けて通っていく。

片手には甘辛く炙られたミートパイの串焼や、ぷりぷりの脂滴る豚串に、イチジクの果実飴。
もう片方の手には、甘口の葡萄酒をレモンと蜂蜜で割った子供でも飲めるホットワイン。
それらを幸せそうに頬張りながら、幼いながら少しほろ酔い気分で歩みを進めて。

「ん~~~っ♪ おいしいし、ヒトいっぱいでたのしいしっ!
ほかにはどんなお店、あるのかな~?」

首には、アクセサリーの出店で衝動買いしてしまった、
越冬祈願や健康、子孫繁栄など雑多な意味を込められた薬の材料にもなるハーブの花輪を複数下げて、
子供ながらにこの祭りを楽しんでいる模様。

「~~~~っと…いっけない、ちょっと飲みすぎちゃった。
…えと…え~~~と…ぉ どこか、おトイレ、貸してもらえるトコ…と…。」

ぶるり、とその肩が僅かに震えたのは、ワインによる利尿作用だろうか、
歩む足元を少し内股気味にしながら、
きょろきょろと用を足せそうな場所や、そこに誘導する看板など無いか探し始めて。