2021/01/04 のログ
ご案内:「お屋敷/中庭テラス」にフェリーチェさんが現れました。
フェリーチェ > 【待ち合わせ】
ご案内:「お屋敷/中庭テラス」にロブームさんが現れました。
ご案内:「お屋敷/中庭テラス」からロブームさんが去りました。
ご案内:「お屋敷/中庭テラス」にロブームさんが現れました。
フェリーチェ > 楽しげなメイドたちの声が、見られ、触られ、堪能されている事を否応なく知らしめる。
和気あいあいとした声の明るさは、余計に少女の焦燥とは隔たりを感じさせ、一人で辱めに耐えねばならないという心持ちにさせる。
そう思って心をどれほど守ろうとも、抗う力を持たない肉体は良いように弄ばれるばかりだった。

脈打って熱くなった首筋に這う手を避けて首を振る度に、テーブルに散らばった髪が纏わりついて乱れ様を助長する。
乳首から離れた指がささやかな膨らみを押さえながら下れば、小さくとも固く尖った桜色がちょこんと跳ねて存在を主張する。
滑らかさと張りを称賛された肌は、時折呼吸と違うリズムでピクピクと振動し、お腹を押さえたメイドの指の周囲に波紋が出来る。
そして、ジェンヌが弄り始めた大事なところも……。

「ンッ……くふっ、痛みは、ございません。
 ふぅ〜……ふぅ〜……あっ、ふっ……んんぅ…!」

言葉少なに、けれど深く細い息遣いと湿り気を帯びた呼気が、急速な身体の火照りを示している。
大陰唇は普段日を浴びることのないため少女の肌の中でも特に白く、透き通った質感がはちみつで一層映えていた。
カラメルを垂らしたミルクプディングか、はたまたシロップ濡れのマシュマロか、いずれにせよデザートに相応しい。
割って入ってきた指が膣口の中に蜂蜜を塗り込んだせいで、ヒクヒクとアーモンド状に開いて桜色の粘膜が彩りにもなる。
ほぼ閉じた足の間で押しつぶされたそれらは、陰核を包皮の中に殆ど隠しているけれど、小さく覗いた表面は既に充血して花弁の中に姿を隠しながら養分を蓄えプリプリに張り詰めた小さな木の実のよう。

「貴重なものを使っていただき、ンッふぅ……感謝に、たえません。
 けれど、これではお仕事が、はぁんぅ、あっ、手につかなくっ…アッ…♪」

道理に反して勝手に感度を上げられるのは、少女にとっては忌避すべきものの一つ。
テーブルクロスを乱さぬ程度に身じろいで火照りをどうにか追い出そうとする。
しかし声は裏返って甲高い喘ぎがスキを突いては紛れ込み、戦慄く膣口には"琥珀色の蜜"に"透明な蜜"が混ざりだす。

ロブーム > 男は、あくまでも彼女に手を出さない。
今はあくまでも、"調理"の段階であり、そこに手を出すのは主人のするべきではないからだ。
とはいえ、それはそれとして、少女に対して揶揄うように

「いやいや、君は感謝する必要はない。勿論、仕事をする必要も。
何せ、君はこれから食べられる側なのだからね。
今はまだ調理中ではあるが……直に"出来上がる"のだから」

にやにやと笑う男と対照的に、彼女の性器を責めるジェンヌは緊張の面持ち。
とはいえ、長く弄っているうちに少しずつ、甘い声で鳴く彼女に対しての愛おしさが生まれてきたのか、おっかなびっくりだった愛撫は、徐々に彼女がより気持ちいい声を出す所をなでる様になっていく。
小陰唇への愛撫は、撫でる物から、指の腹で軽く押してくにくにと弄るものに。
膣口は軽く押し込んで、指先で入り口をぐにぐにと揉むものになって――

『気持ち、良さそう……。なんか、私まで変な感じになっちゃうね……』

少し潤んだ目で、少女を見るジェンヌ。
その指が、陰核に伸びる。
先ほども少し触ったが、今度は皮に包まれたそこを、人差し指と中指で挟み、

『先輩から教わった通り……こうやって……』

指で、陰核の皮を広げる様に剥いていく。
痛みのない様に、慎重に慎重に。
周りのメイドたちも、愛撫を一旦やめて彼女が皮を向きやすいように、腰や足をつかんで固定している。
それを見ながら、男は、

「事前に言った通り、皮を剥いたら調理の第一工程の仕上げをする。
皆、用意しておくように」

という。
メイドたちは、わくわくとした顔でそれに頷いて、改めて蜂蜜を貯めた盆に、自分の手を浸したりしている。

フェリーチェ > 「むぅ〜………んふぅ〜……」

この行為自体が目的の流れであると知れば、顎をちょこんと下げる控えめな頷きで応じる。
それは色々と述べ立てて邪魔をするのが憚られたというのも理由の一つ。
そしてもう一つ……呼吸がさらに鼻にかかった息遣いとなってから、下手に口を開けば甘えるような声音が漏れてしまうから。
唇の先っぽを縫い止めるが如く口をつぐみ、刺激の増していくマッサージに耐え忍ぶ。

「んぅ、ふっう〜………うぁ……お、おてやわらかに……」

熱っぽく興奮気味のジェンヌをちらりと目に留め、やや潜めた声でお願いを口にする。
そんなものが叶うとは思っていないが、言わずにはいられない様相が先輩のその顔に浮かんでいるように見えた。
特に、更に先輩から教わったということは、この変態的な行為を推し進める主人の教えに一層近いことに他ならない。
周囲のメイド達が身体を固定する以上に、少女自身も緊張と身体の変化への恐れで全身を強張らせ、殆ど身じろぎも押さえた状態。
ずいぶんと乱れた肢体でありながらも静かに進行する行為に……。

「くっ…ふぅーーッ!」

くにゅり、と熟す直前のグミの実みたいなクリトリスが剥き出しにされると、外気による急な温度差で小さく痙攣する。
加護の文様が描かれた下腹部は一瞬跳ねてから凹まされ、最初よりやや開いた足の太腿がビクッビクッと連続して跳ねる。
丹念にマッサージを受けていた大陰唇は激しい動きを見せないけれど、その引き攣りは薄筋の震えで分かるだろう。
ゆっくりとだが浸透した蜂蜜のせいか、一際敏感な部分の性感がじわっ〜と腰回り全体に広がっていく気がする。

ロブーム > 『うわあ、おまんこ、ひくんっ、ってした。
大丈夫、かな……?』

と心配そうに言いつつも、しかし彼女の口端はほんの少し上に向いている。
若いメイドということは、彼女自身も場合によっては"お仕置き"を受ける身であるという事で。
それと同じことをしているという昏い喜びもあるのだろう。

『だ、大丈夫。痛くない様にするから、うん』

と言う彼女の声も少し上ずっているうえ、そもそも言ってる事自体少々彼女の不安からすれば的外れである。
とはいえ、当然彼女の不安とは別に、事態は進行する。
薄皮を剥いた事による、彼女の戦きが一旦収まったのを見計らって、ロブームは手を叩く。

「それでは素材を強火にかけるとしよう」

そういうと、メイド達は改めて蜂蜜に漬けた手を少女に近づける。
そして、先ほどと同じように――否今まで以上に激しい愛撫を、彼女に対して行う。
首筋は、血管が浮き出る一番薄い部分を集中的にこしょこしょと撫でまわされる。

『ほら、フェリーチェちゃんの乳首、くりゅくりゅぴこぴこしてあげる。おまんこもいいけど、こっちも気持ちいいよ~?』

乳首は、両方とも親指でコリコリと弾かれる。
固くとがったそれを、激しく、しかし痛みのない様に加減された力加減で弄ばれる。
時折、弾くのではなく、上から押しつぶす様に親指の腹で押されたり、ぐにぐにと撮まれたりと、様々な方法で愛撫されていく。

『フェリーチェちゃんは、此処とかも感じるかしら?
子宮の中をお腹の上から揺さぶってあげると……人によってはとってもイイのよ?』

そう言って、へその下あたりを、掌で揺さぶる様に、激しく押し撫でる。
指の当たる場所は子宮口に近く、そこを揺さぶる事で彼女の外から中に、じんわりとした快楽を感じさせていく。
そして――

『フェリーチェ、ちょっと辛いかもしれないけど、ごめんね』

そう、本当に申し訳なさそうに言う少女に右手は、彼女のクリトリスを上下左右にくりくりと撫で弄る。
だが、それだけではなく、彼女の左手の人差し指が、膣口から中へと侵入していく。
事前に、クリトリスに意識を持っていかせてからの、いきなりの膣内への侵入。

『ここ……私も先輩メイド達にやられた事あるけど、とっても気持ちいいんだ。
フェリーチェも、きっと……』

そう、夢うつつの中の様な声で言って、刺激するのはGスポット。
そこを、くにくにと優しい力加減で揉んでいく。
愛し気なマッサージの様な愛撫は、しかしクリトリスの刺激と合わさり、激烈な刺激となって彼女に襲い掛かるだろう。

フェリーチェ > 短い間であるが貴族社会に身をおいた少女には、言葉と裏腹な態度は本心がどの辺りにあるのかなんとなく理解できる。
故に、下唇を噛み締め、首を横にしてそっと目を逸らす。
"強火"と呼ぶに相応しい苛烈な責めに耐えきれる程の対処ではなかったけれど……。

「ふひゃあっ!?……ンンッ……ふっ、はぁ、ふっ……んふぅ♪
 ッあぁ〜く、くりゅくりゅ、するの、あっ、い、今はっ……ふわぁ♥」

勃起した乳首が念入りに弾かれ転がされれば、反応は胸だけに留まらない。
首筋の擽ったさとそこに塗り込まれる蜂蜜の効果も相まって、火照った内側にまで刺激が届いているような気がする。
芯まで届いた性感は背中に染み渡るような震えを齎し、その小さな身体を小さく縮こまろうとしたままに激しく揺さぶる。
小刻みな振動がテーブルをカタカタ鳴らし、その激しさは周囲にも顕著に伝わる。
子宮口は開発されていなかったのが幸いして酷い刺激では無かったが……。
それだけで終わらぬのが、ここに雇われた……いや、奴隷として因われた不幸かも知れない。

剥き出しにした挙げ句に蜂蜜漬けのクリトリスを弄られた途端、尻肉が収縮してビクンッと腰が高く跳ね上がる。
力の入れどころが入れ替わる瞬間は、膣口もさしたる抵抗はなく、Gスポットへの新たな刺激で……また跳ねる。

「はぅ!?…くぅふっ!?おっ……あぁ、あっ、あっ、ふぁえッ♪
 あっ、アッ……アッ、アッ、ひぅ♥……あっ、だめ……いまだっ……んぅふっ♥
 いっ…イッちゃ……あっ、アッ、アッアッアッ……くふっ、アハッ、ンンンッ♪
 ふっ、ふぅ、ふっ、ふぅ……イッちゃう、イッちゃう、イッちゃうッ♥」

双眸を潤ませるどころか、もう泣き顔一歩手前で目尻に涙を溜め込み、弱々しく首を振る。
愛撫で少し開いた割れ愛撫で淡い桜色の粘膜が覗き、ジェンヌの挿入された指を甘噛するかのようにパクパク、ヒクヒクと戦慄く。
必死に少女が言い募るように、その刺激はあまりにも急速に肉体を絶頂の縁にまで追いやってしまった。
ただ少女の焦りようはそれだけでもない。
さきほど大急ぎで飲み干した紅茶が、股座を緩ます性感が、腹の上で揺さぶる拳が……尿意をもたらし、今気を緩めるわけにはいかない状況へと少女を追い込んでいて……。

ロブーム > 『ふわぁ、ってかーわーいいー』
『お澄ましちゃんな最初と、今のギャップ凄いねえ。
いやー、ロブーム様も良い子を交配にしてくれたよお』
『ほんとほんと。これから色々出来るの楽しみ』

と、中央で悶える彼女とは別に、メイド達はお喋りに花を咲かせながらも、彼女を的確に絶頂に導いていく。
首筋を責める手は、今度は顎をかわいがる物に変わり、乳首を責める手はきゅぅ、と強く摘まむものに。
子宮をお腹から責める手は、ぐりっ、ぐりっ、と押し込む物に変わって――

『イく?イッちゃう?』

尿意を堪える彼女の心中など知りようもないジェンヌは、彼女の股下に顔を近づける。
クリトリスをぐにぐにと弄る右手と、強く締め付ける彼女の膣を割り開き、Gスポットのみを執拗に責める左手。
その動きは彼女の絶頂の予兆に合わせて、より激しくなっていく。

『フェリーチェ。イっちゃお?ううん、イって。
イって、可愛い顔、見せて……♡』

熱に浮かされた様に言う少女には、静止の声は届かない。
熱を帯びた視線を、少女の顔と、性器に注いでいて――

フェリーチェ > 姦しく騒ぐメイド達にこれからもまだまだ遊ばれるらしいけれど、そんな言葉はもう必死な少女は半分も理解していない。
イキたいけど今はイッたら駄目だという、以前の賭けという名の辱めとはやや状況の異なる必死の我慢。
求められるのは己の精神力と……それから肉体的な慣れと扱いの理解、というどうしようもないモノ。
後者が圧倒的に足りていない幼い少女が、そう長く持ちこたえられるわけがない。

「イクッ、イクイクッ、だから、そこ、お願いしっ、あっ、ダメッ、アッ、アァ、アアッ!!」

Gスポットのイボが潰れ擦れる度、指の振動も相まって少女の膣口から入った蜂蜜以上の"蜜"が滴る。
慣れないとはいえ本能的な動きで締め付けようとすれば、一緒に小さな尿道口もヒクヒクしてどうすれば我慢できるか分からない。
意識が集中すればするほど足の力は緩んでさっきよりも大きく開かれ、ジェンヌが割って入るのを妨げることすら出来なかった。
ベタつく髪を振り乱し、狭いところに不器用に突っ込む子猫みたいに柔軟に身を捩りながら、よりこわばった背中が反っていく。

「だめぇ!い、いま、だめぇ、イッちゃうッ、いんんんぅ♪
 イッちゃうーーーッ♥だめぇ〜こんな、こんなのぉ、イッちゃう、イッちゃう♥
 イクイクイクゥーーーーーーーーーッ♥」

目尻から涙が一筋流れ、涙腺の決壊と共に少女のいろんなものが崩れ落ちた。
最初は一層強くジェンヌの指を締め上げ、それからヒクヒクッと締め付けたままで腟内が痙攣する。
ほぼ同時にお尻と首と肩だけでその身を支えるように背中が大きく仰け反り、全身に一瞬大きな痙攣が波及。
涙ながらも気の抜けたような恍惚とした笑みを浮かべ、依然として戦慄きながらも開いた膣口から、蜂蜜と愛液の中間くらいの粘りのある透明な液体……火照った少女の奥の方で湧き出たそれがトロリと溢れる。
そして、ジェンヌを目の前にしながら、膣口と一緒にヒクつきながら開いた小さな穴から、勢いよく放尿する。

透明な噴水はすぐ二手に分かれ、一方は蜜濡れの陰唇に沿って低くテーブルに落ち、もう一方は飛沫を上げて外へ。
靴のせいでテーブルの外に垂らしていた足が、緊張の後の強烈な解放感によってだらりと力を失う。

ロブーム > 『あらぁ……』

そんな、感心した様な、驚いたようなメイドの声。
あれほどこらえようとしていた黄色い液体が、勢いよくアーチを描いてジェンヌの額にぶつかる。

『おもらししちゃったの?かーわーいーいー』
『イキション気持ちよさそー。最後まで出させてあげるねー』

と言いつつ、力が抜けてだらりとなった彼女の、膀胱の辺りを、ぐっ、ぐっと押すメイド達。
その中で、ジェンヌは、うわあ、うわあと目を瞬かせている。
責められる方はともかく、責める方はあまり経験のない彼女は、今さっき見た少女の痴態に戸惑いと興奮を抑えきれていない。
思い切りかけられた、尿すらも気にならない……どころか、何処かそうされる事を悦んでいる節さえもある。

「ふむ、すっかり余分な物を出し切った様で、何よりだ。
調理は順調……いよいよ、最後の工程に入ろう」

そう言って、男が指を鳴らすと。
彼女達の前に、円筒状の箱が現れる。
箱には、様々なタイプのハケが挿してある。
平べったいものから、絵筆や毛筆に似たものまで。
その中から彼女たちは、思い思いの物を取っていく――当然、ジェンヌも。

「手での単調な刺激は飽きたろう?
此処からは、これでじっくりと調理させてもらう。
そう、じっくりと……な?」

フェリーチェ > 少女の肉体は少女自身の制御を離れ、膀胱が押されるリズムで放尿の勢いも増す。
テーブルクロスの一端が淡黄色に染まり、ニーハイソックスにもまた点々と水滴で言葉通りの水玉模様が出来上がる。
ジェンヌにも派手にぶっかけてしまったけれど、もはやアクメ真っ最中の少女には瑣末事に思えてしまった。
身体を仰け反らせたまま放尿の解放感と刺激が絶頂を長引かせ、イキ顔は完全に呆けて気の抜けたもの。
目を細めて愉悦に浸り、半開きにした口の中では身体の痙攣に従って舌先がピチピチと踊る。
放尿が止まってようやく絶頂から意識が舞い戻り、恥ずかしさでテーブルクロスを握りしめながら再び一筋涙を零すまで……。

「ふぅ、ふぅ、ふぅ……さ、さいご?」

"強火"であぶられた身体はもう限界近い脱力に襲われていた。
絶頂の余韻冷めやらぬ肉体にまだ蜂蜜がたっぷり付着しているのだから、この後を思えば限界をすでに超えているとさえ言える。
起き上がるのも億劫な身体をよじって頭だけ起こし、そして……戦慄する。
最近強烈な体験とともに脳裏に刻み込まれた、見覚えのある筆がメイドの持ち物の中に見えたから。
頭がそれを遅れて理解し、無意識に溜まった唾を飲み下して喉を鳴らす。
目に見える身震いで項の辺りに鳥肌を立てた少女は、腕を胸の前で交差し、モジモジと閉じた足を重ね合いながら縮こまる。

「じっ、じっくりなんてそんな……恐れ多いことにございます。
 そんなに、ロブーム様の大切なお時間を頂くわけには……」

無礼を覚悟しつつも震え声で異を唱え、縮こまる手足は一層強ばる。
さっきまでその小さな身体を安々と抑え込んでいたメイドに囲まれていては無駄と知りながらも、理性ではなく恐れがそうさせた。

ロブーム > 「いやいや、此処の仕込みがもっとも大事なのだよ。
此処で帰ろうものなら、それこそ今までの時間が無駄になる」

だから、と言って。
男は彼女の額に手を当てて、優しく微笑む。
それはまるで、愛するペットか――あるいは家畜にするように。

「だから、きちんと耐えて、美味しくなるのだよ?……フェリーチェ」

その言葉を皮切りに。
彼女たちが一斉に筆での愛撫を開始する。
前回の筆責めとは違い、今度は複数。それも、蜂蜜で濡れた肌への愛撫だ。
前回は、毛の繊細さ、ドライな刺激による擽ったさと快楽の間を揺蕩う様な刺激だとすれば。
今回は、濡れた毛の、舌で触られる様な刺激が永続する感覚だ。

『大丈夫だよー。今度はおもらしなんか、できないからねー』
『まあ、別のモノを漏らすまではやめないんだけど……でも、どれぐらいで"出来る"かなーこの感じだと』

筆は乳首や首筋をにゅるにゅると舐めるが……今度は前と違い、性器の周りに多く集っている。
再び始まった愛撫に碌に力も入らないであろうそこ

柔らかな大陰唇は、常に二つの筆で上から下へと蹂躙され、性器の上の下腹も優しく撫でられている。
そして、クレヴァスをなでるのは――先ほど、ぶっかけられたジェンヌだ。
つん、つんと膣口を筆先で突っついて、それからくりん、と膣口から小陰唇までを撫で上げる。
それを繰り返す。何度も、何度も。

『気持ちいい……?でも、……ごめんね?』

奇しくも前と同じように。
その繰り返しは彼女が絶頂する寸前で、止まった。

フェリーチェ > 絶望的な開始宣言を経て、四方から伸びてきた筆を全て防ぎ切るなど不可能。
腕の隙間から入ってきた筆が乳首を撫でれば、ゾクリと広がる得も言われぬ感覚にみじろぐ。
膝のブロックを避けて突っ込まれた筆がまだ敏感な割れ目を撫でれば、もっと鋭くピクピクと腰と背骨に響く感覚で身悶える。
かといって目立った性器を守ろうと躍起になれば、首やお腹などの柔い部分を狙う筆に弱いところを突かれて身体が跳ねる。

「ひゃふっ!?あっ、あっ、そんないっぺんに……やっ、ンッ♪」

上へ下へ手を伸ばし、それでもお仕事中という重しがあってか、地団駄を踏むようなメチャクチャな暴れ方はしない。
だがそうしていると必然的に刺激は少女の内に押し込めた快感を呼び覚まし、再び絶頂が近づくのを感じて力が緩む。
負い目のあるジェンヌが足元にいるから、内股でモジモジしながらも蹴り飛ばさぬように控えている面もあるかもしれない。
唯一足だけローファーとニーハイで守れられているのに、それがむしろ足枷になった形だ。

一度絶頂したときの名残で薄目を開いたような割れ目が繰り返し撫でられると、蜜が染み出すのはあっという間。
筆が通り過ぎた膣口には一瞬シャボン玉みたいな膜が張り、弾けて散ればヒクヒク戦慄き雫が垂れる。

「ふっ、ふっ、ふっ、んっ、あはぁ……ふぅ、ふっ、ンッふぅ♪
 あっ、ひゃんっ……ぁ……ッ、はぁ、ふっ、んんぅ、アッ……ふぅ、はぁ、ぁっ……んぅ〜はぁ……。
 あああぁ〜……ふぁあっあっあっ!……ふぅ、ふぅ、んっふぅ、アッ♪
 はぁ……はぁ……はぁ……アッ……ふぅ、はぁ、ふぅ、はぁ、あっあっあっイッ……んっ、んんんぅ……。
 あっ♪イッ……ん、ふぅ、ふぅ、あっ、あっ……………ッーーーんんぅ!!」

素早く繰り返しまばたき、涙を拭った少女の顔には切なさが浮かぶ。
苦しげなくらいに呼吸を荒げて、しかし薄桃色に火照った少女の肢体が時折みじろぐも強烈なものは決して来ない。
呼気は湿っぽくなっているのに熱くて唇が乾き、チロリと舌で舐める。
まるでお菓子を前にした物欲しげな子供のようで……年相応ではあるけれど、どことなく目元に色香も宿る。
全身くまなく刺激される快感で、その眼は、すでに焦点は何処にもあっていない。

ロブーム > 『幾ら暴れても駄目だよー。フェリーチェちゃん弱点だらけで、幾らでも虐められるんだから』
『はーい、フェリーチェちゃん、ちゃんとお料理されましょうねー』

無駄な抵抗を揶揄うように、彼女たちは筆を動かしてそれを妨害する。
前と同じ寸止めだが、しかし前回とは違い擽って快楽を散らしたりはしない。
絶頂に近づくと、筆の動きを緩め、与える絶頂自体を調整して絶頂を防ぐ――まるで、弱火で鍋の熱を一定に保つ様に。

『んー、愛液は多いけど、やっぱりもうちょっと煮詰めないとだめよね。ジェンヌ?そっちはどうかしら?』

メイドの一人が、少女の股座をのぞき込むと、そこには妖しい笑みを浮かべながら、少女のクレヴァスにひたすら筆を這わせていた。
まるで、彼女がどれほど感じているのかを分かっているように、ゆっくりと膣口や小陰唇を撫でては、出し抜けに速く動かして彼女を絶頂の直前まで運んで、また放す。
それを繰り返す――それは、とても陰湿で、最初に彼女を庇ったあの親切心は、影も形もない。

『フェリーチェが何処が良くて、どうすれば駄目になっちゃうのか解ってきた……。フェリーチェ、本当に可愛いよ……』

殆ど初めての責め役という立場に当てられているのか、ある意味尤も陰湿に責めている。
あまりの代わり様に、のぞき込んだメイドも少し笑みが引きつったが、ともあれ。

『これなら、その内出ちゃうかな?真っ白な……フェリーチェちゃんの我慢汁♡』

フェリーチェ > 絶頂間近で止められる苦痛は、以前存分に味わって慣れているつもりだった。
けれど、人の身で耐えられるものには限りがある。
ましてあの一件で随分と少女の性感帯も開発され、媚薬まがいのものを塗布されたとあっては、心が掻き毟られる思いがする。
とはいえこの溜まりに溜まった快感の中で齎されるオーガズムにもまた、恐れがあった。
殆どが女性といってもこれほど大勢の眼に晒されながら、もうすでに大恥をかいたばかりなのに酷い醜態を晒したくない。
でも、やっぱり、だけれども…………思考は二転三転しするものの、結局はイカせてなどもらえないのだから同じこと。

「ッ……はぁ、はぁ……あっ、あっ……んっむぅ〜……はぁ、あっ、あっ、アッ♪
 ふぅ…………あっ、ふぅ〜、あっ、あっ、あっ、あっ♪」

もともと自ら慰めた経験があると言っても、それがまだまだ未成熟な肉体であることに変わりはない。
心身ともに疲労も溜まり、少しだけ力を抜いた所でのジェンヌの巧みさを増した責めに身震いする……。
が、開発具合でいうと未熟な膣の動きは成人女性に比べれば大人しく、刺激で反射的に膣口が震えるも奥はまだまだというところ。
出てくる愛液は小さな泡が少しだけの透明なものだが、この段階で声もつっかえつっかえな有様。
許しを請うのも一苦労だと脳裏に過り……それももしかしたら、と考える。
快楽の奔流によって鈍った頭で、おねだりしたらまたイカせてもらえるのではないか……と。

「ひぅ♪はぁ、はふぅ……も、もうだめ……です♪
 あたまのなか、まっひろになって……い、イキたいんです、もう、もうっ!イカせて下さいっ!
 おっぱいもおまんこも、もっとクリクリ、くちゅくちゅしてっ、いっぱいしてほしいんですぅ♪」

控えめな守りを解いて両手を太腿に添え、膝を肩幅より広くとるように股を開く。
懇願しながら段々とノッてきて声音をより強く、響かない屋外でもみんなに聞こえるよう大きな声でおねだりしてみる。

ロブーム > 『ふうん?イカせてほしいんだ?』

そう言うと、メイド達が筆ではなく、指で彼女の身体を触り始める。
乳首をカリカリと爪で引っかき、お腹の奥が再びぐりぐりと押される。
ジェンヌは、最初は良いのかなと周りを見ていたが、メイドの一人がアイコンタクトすると、頷いて、

『それじゃ……大丈夫みたいだし、イカせるね?』

そう言うと、筆を回して逆に持ち、柄の方を膣に押し込む。
そのまま、ぐにぐにと締め付ける膣を押しのける様に、やや乱暴に彼女の媚肉を割り開く。
ピストンする様に、出し入れされるそれは、セックス程強い快楽ではないが、それでも今までの曖昧な刺激とは段違いな快楽を、彼女に与える。

『さあ、そろそろイッちゃうかなー?
イッちゃうんだったらぁ……はい、ダメぇ♪』

そして、やはり絶頂寸前で止まる手と筆。
筆は、彼女の中に入れられたままだが、それが逆にもどかしく感じるはずで。
ジェンヌが、軽く上下に動かしてはいるが、それでは全く絶頂には繋がらないだろう。

『ごめん、今回は"調理"の刑だから……おねだりとか、関係ないんだ。
ちゃんと"出来上がる"までやらないと、私たちがお仕置きされちゃうから……』

だから。
そう言って、今度はクリトリスに息を吹きかける。
ふぅ、と湿った空気の流れは、曖昧な刺激をクリトリスに与えて。

『だから、素直に感じて?
イケないもどかしさも、私たちの与える気持ちよさも……そうすれば、早く出来上がるから、さ』

フェリーチェ > 「くひゅ……んむぅふぅ♪
 ふはぁ、んっ、あっ、あっあっあっ♪
 はぁ〜♪んはぁ、はぁ、あっ、あっ、あはぁ、んっはあぁ♪
 んぅふぅ〜、はぁ、はぁ、あっ………ん、ふにっ?」

望んだ回答が得られたことで、力を抜いて途中まで調子よく感じていた。
開発されきっていない未成熟な身体は、膣内が特別感じるという程でもなかったけれど、覚えたばかりのGスポットの快感はもちろん悪くないし、もどかしい筆よりメイドの指使いの方が胸のもっと深くまで刺激が届く感じがする。
だからこそ……突然刺激が途絶えたことに驚き、鼻にかかった変な声が出てしまった。

涙の跡を残してニヤけかけた顔は、一瞬なんの感情もない真顔で空を見上げる。
そのまま視線を動かし、残酷なことを告げたジェンヌの顔を視界に捉えながら、じんわりと悲しみの色がその眼に宿る。
困惑気味にキョロキョロと他のメイド達にも目配せして……。

「えっ?………えっ、どうしてですか?
 ど、どうしたら、出来上が……んぅふっ!?ッーーーはぁ、あぁ……♪
 だって、感じてますっ、こんなに、はぅ、んぅ、あっ、切ないのに、あっうぁ……ンッ♪
 そんな……そんなぁ……あっ、あっ、あっ……またっ…あっ……」

ゾクゾクとお腹の奥から込み上げる性感に、何度も何度も心を嬲られもどかしげな声を漏らす。
それで何かが変わるようなら、こんな目にはあっていないのだろう。
頭の冷静な部分で理解は出来た。
でも、繰り返しお預けを食らった身体が、その一線を超えるオーガズムを求めてやまない。
その不自由な寝そべった姿勢で自ら小刻みにカクカクと腰を振り、刺激をもっと得ようとする。
より掻き混ぜられた蜜はまた少し泡立ち、粘りを増してトロトロとお尻に垂れて糸を引く。

ロブーム > 『んー、これだと、まだ駄目かなー?』

漏れ出た愛液を、メイドの一人がねばねばと手で弄んで確認する。
粘りは大分出てきたのだが、求めているものには程遠い。
すると、ロブームがそのメイドに近寄って、ふむ、と思案気に考え、

「そろそろ、筆もマンネリ化してきたしな。
少々、違う責めも取り入れるべきか。とはいえ」

今も、フェリーチェは責められている。
乳首をぴこぴこと弾かれ、筆よりも指の方が良いと見抜かれた彼女は、Gスポットをとんとんと押され、しかし絶頂しそうになると止められる。
性器以外では、今度は耳を集中的に舐られている。
唾液を溜めてわざと、水音をくちゅくちゅと立たせ、性感だけでなく聴覚も犯して――

「やれやれ。出来上がるまでは口を付けるなと言うに……まあ、私が口を付ける場所ではないから許すが。
しかし……良いことを思いついた。折角だ、ジェンヌにもうひと働きしてもらうか」

そう言うと、メイドの一人に細い布を渡す男。
メイドはそれを、フェリーチェの目に掛けて、頭の後ろで結ぶ。
目隠しをされたフェリーチェを前にして、今度はジェンヌを頭の方に手招きして――

『フェリーチェ……ごめんよ』

そう言って、ジェンヌはフェリーチェに顔を近づけて、その唇を奪う。
ただ奪うだけでなく、口の中から、甘い甘い液体を、彼女に注ぎ込む。
それは、先ほどから彼女の身体に纏わりついている、蜂蜜。

『フェリーチェ……甘い、甘いよぉ……』

譫言の様に呟きながら、彼女の舌を征服していく。
声もとろとろに溶けて、まるで恋人とキスをしているかのようだ。

ご案内:「お屋敷/中庭テラス」からロブームさんが去りました。
ご案内:「お屋敷/中庭テラス」からフェリーチェさんが去りました。