2020/12/03 のログ
シンディ・オーネ > 「――きもちわるい、きもちわるいっ、きもちわるい…!」

絶頂の余韻に震えながら、漏らす声は呪詛のように、自分に言い聞かせるように。

「――っぅあんっ!?」

しかし萎えもせずに責めを続けられると、上がる声はいよいよ嬌声に。

ヘンなところで感じる熱には嘔吐感もあるのだが、抽送を再開されると紛らわされてしまった。

「っふ、っふぅっ、おっ、終わって… 早く、終わってぇ…」

腕を窓に押し付けそれに顔を押しつけて、乳房ごと潰されながらなんとかプライバシーを守ろうとするけれど、
大きく動かれるとズレて覗いてしまう顔は、苦痛の表情を浮かべてはいるが確かに艶を帯びて。

――単調な一点集中が、実のところ一番苦手だ。
手を変え品を変えでも翻弄されてしまうが、ただ絶頂に追いやられるには
イイところの単調が早道なのはそれこそ開発の幅が狭いからだろうか。

弱点を責められ続ける二時間には成長させられて、
男の責めを崩すべくストロークを作ろうとするが、動けば顔を晒されやすく、身を固くしながらでは難しい。

攻めあぐねる二時間に、敗北が3回で済んだのは善戦した方だろうか。
お尻しか責められていないとなると異常性が酷いが、ともかくこれで5対3。
合計で考えると勝ち目もあるように思えるが実態は劣勢で。

「――っは… っは… っは…」

精を吐き出されながら短く荒い息をつき、
窓にへばりつく形でなんとか身を支えているけれど、消耗激しく虫の息感。

グラハム > 「ふぅ、これで儂が3回、お前が5回か。よし、少し休憩するか。」

三度の射精を経て、張り詰めていた肉棒が少し柔らかくなったことを少女は排泄穴で感じるだろうか。
長大な肉棒をゆっくりと少女の中から引き出すと少女の体液と白濁で汚れた肉棒がずるりと抜け落ちる。
控えていた侍女は主の宝物を柔らかなタオルで清めつつ、せっかく注ぎ込んだ精が溢れぬよう、少女の後ろの穴へと先端にウサギの尻尾を模した飾りの付いたプラグをねじ込む。

「さて、あそこにあるのは食料品店か?ふむ、少し喉が乾いたな。お前、ちょっとあそこで買ってこい。」

窓の外、店主が呆然とこちらを眺める小さな店を視線で示す。
その言葉を受け、飲み物を用意していた侍女はそれを仕舞い、代わりに顔を半分ほど隠す蝶を模した仮面を取り出す。

「大丈夫、顔は隠してやる。バランゾ家の使いと言えば支払いも不要。」

主はニヤニヤと笑いながらソファへと腰掛ける。
その言葉と態度は有無を言わさぬ圧力に満ち、侍女は少女の顔を隠す仮面を付け、可憐な唇へと真っ赤なルージュを引く。
そして、惜しげもなく晒された豊かな胸の上にルージュで『バランゾ侯爵家の所有物。触れることを禁ず』と引いた。

「うむ、それなら正体はバレまい。まあ、逃げたければ逃げてもよいぞ?」

もし逃げたらどうなるかはわかっているな、と言外の圧力を掛け、無慈悲に少女を馬車の外へと追い出す。

シンディ・オーネ > 「――ぁっ… ぅ、あ…」

達した後は敏感になるチャンスだ。
かといって連続して出るものなのかというのが不安ではあるけれど、攻め時のような気はしている。
がんばらなければと腰を振ろうとするけれど、グラハムのそれが少し柔らかくなっていて、休憩の言葉。

――認めない!と今こそ強気に出たいところではあるが。
ほとんど腰が抜けていて、強がりにしても間抜け過ぎる。
…まさかこちらの反応が鈍くなったからの休憩であって、この男は案外平気なのではないかと考えるとゾワリとするが、
今はおとなしく床にへたりこんだ。

異物が抜け落ちているはずのそこに、鮮明な違和感。
クスリ無しで乱暴に使われてしまってはそれこそ傷になってやしないか。
何かが伝い落ちる感覚にはやはり排泄の危機感で何か拭くもの!と慌てるけれど――

「――っおゥ!?」

ずぼっと、その前にプラグが捻じ込まれ、もう好きにしてと床に倒れ伏す。

…買い物を命じられたのは、侍女だと思った。
だから意識を手放しそうな勢いで呆けていたら、転がされて向き直らされる体。
仮面にルージュにまてまてまて

「――ちょ、ちょっと待て、私かっ!?
 だだだダメだ絶対にダメだ顔を隠したってこんな、こんなの、こんなところで、ここだってここはっ…」

平民地区と言っても広く、別に馴染みの店でもないが、こんな仮面で顔隠したって分かっちゃうんじゃないのと断固拒否。
できないし、しようとしても無駄と分かっているが、逃げる以前に降りられず。

「――っ… そ、外に出されるなんて聞いていない。
 お前の思い付きに振り回されるんだ、1回、どうしても行かせたいならこれで1回だ…!」

お前の絶頂カウンターにプラス1と、せめて少しでも有利になるよう交渉など。

グラハム > 「ふむ、よいぞ。」

少女の交渉をあっさりと受け入れる。
ソファに座ったまま、はよ行けと手を振り侍女の頭を掴んで股間に押し当てる。

「こいつで一回出してやるからさっさと買って来い。ちゃんと儂の所有物として振舞えよ?正体がバレても知らんぞ。」

モノのように扱われながらも侍女はちらりと少女へと視線を向ける。
そこに含まれているのは憐憫と同情の色。そして、主に使って貰えることへの悦び。

シンディ・オーネ > 「――ぃ、いやカウントを足してくれれば…っ」

他で出すとかではなくて、勝負の上で数字だけ!と、
侍女がモノのように扱われるのを見て条件反射的に言ってしまうが。

ちらりと目が合って。

こちらに向けられる感情を見てとって、彼女は仲間だと思いかけるが、そこに現れている喜色に絶句する。

――私はこの男にイかされる時どんな有様なのだろうと。
硬直してしまうが、逃げるように馬車を降りた。

「――あっ…!?」

慌てて踏んだタラップから転げ落ち、足腰立たない生まれたての小鹿のように身を起こせば、通行人の目、目、目。
マスクを押さえて、顔を伏せて、ツカツカと店員へ詰め寄る勢いで。

「ええと、違うの、これは… いや… あー… 主の、使いで、飲み物をありったけ。
 …ありったけ。持てるだけ。高いの突っ込んでいいから。あとこれも。」

売りたいものを好きなだけ買ってあげるので適当に持てるだけ詰めてと顔を上げずに押し殺した声で早口に。
ついでに、と手を伸ばすのはタバスコ的な調味料だ。
飲み物と間違えましたみたいな体で店先であおり、辛さに一口が限界だが、少し正気に戻った気がして――

…全裸より恥ずかしいかもしれないハートシールの尻プラグに、拳を握る。

「――そ、それでいい、それでいいからもう早くっ…!」

涙声になりながら適当に詰めてくれている途中の袋をかっさらい、馬車へ戻ろう。

グラハム > 馬車から降りてきた痴女としか思えない格好の少女を見て通行人は動きを止める。
向けられる視線は好奇、侮蔑、嫌悪、好色、そして、何かに気付いたかのように目を見開く者まで。
ひそひそと何か話し合っているのは、一体少女の何についてか……。
しかし、胸の先端にシールだけを貼った豊かな膨らみに書かれた真っ赤な文字のおかげか、近づいてくる者は誰もいない。

目の前まで歩み寄ってきた痴女の姿に店主は困惑の様子。
言葉早な注文にもしばらく呆然としたまま、かろうじて『ああ』と短く答える。
そして、言われるがままに酒瓶や果汁瓶を袋に詰めて行く、視線は痴女の身体へと向けたまま。
当然その動きは緩慢でだらだらと続く視姦の時間は痴女の手で強引に終わりを告げる。
そして、馬車へと戻る途中、ひそひそ話の中のこんな声が耳へと届く。
『あの痴女どっかで見たことあるような……。』

「ふむ、戻ったか。もう少し待っておれ。」

戻った馬車の中では主の膝の上に跨った侍女が娼婦のように卑猥に腰を振って主を悦ばせている。
下の口から卑猥な音を響かせつつ、ワインボトルをそのまま口に咥え、そして、主へと口移しで飲ませる。
散々主と少女の交わりを見せつけられていたせいか、気が狂ったような愉悦の声を上げ快楽を訴え続ける。

「よし、出るぞ!」

短く叫び、侍女の蜜穴へと遠慮なく白濁を注ぎ込む。
少女には一度も許していない前穴への射精に侍女は恍惚の表情を浮かべ、そのままずるりと主の膝から転げ落ち、床で潰れた虫のような格好で痙攣する。

「さて、続きを始めようか。さっさとせねば日が暮れてしまうからな。」

ソファの上、膝を開いたままそそり勃つ剛直を誇示し、少女が買ってきた飲料には目もくれず手招きする。
侍女と同じように跨ってみせろ、と。

シンディ・オーネ > ――この貴族の看板を背負っていいのなら、適当な市民に攻撃してもその罪は主にいくのではないかとか。
様々な視線には血迷いかけるけれどもちろん踏み止まって。

見ざる聞かざるでやり過ごし両手に飲料を抱えて馬車へ。
両手の分量になったものだから上がるのに難儀して、
そこで聞こえた自分を知っている風な声には、もう飲料の袋を中へ投げ込んでしまった。

何本かガシャンと割れた音がするが、構わずタラップを上がり、お尻に力が入るとプラグを締めて、
そこに感じるゾワリとした快感に、膝が折れた。

――扉を叩きつけるように閉めて顔を上げれば、さっきから聞こえていた激しい交わりの声。

なんて声を上げるのかと、いたたまれなくなって腿をすり合わせる。

…消耗しては戦えないと、アルコールでない飲料を適当に煽ったら、声がかかった。

「…お前のせいで…」

わなわな震える声には殺意が宿り、侍女がのびている今ならチャンスかもしれないが、
達成できたところで罪人にされてしまってはここまで耐えた意味が無い。

…膝に招かれて、バックの方がダメージ少ない気がして悩むが、後ろ向きに腰を下ろすのは難しそうで、不承不承の対面。

敏感なうちに攻撃しなければと、自分から位置を合わせて後孔に招き入れようと。

グラハム > 「外はどうだった?見られるのも堪らんだろう。」

抱き合うような格好で膝の上に跨り腰を下ろす少女をからかいの籠もった視線で眺めつつ、口元にはいやらしいニヤニヤとした笑い。

「随分挿れるのが上手くなったな。少しの間でも儂のが抜けておって寂しかったか?ん?」

大きく張り出したエラが僅かな抵抗だけで少女の中へと埋まりこむ。
そこからはエラが粘膜を抉る感触でどこまで入っているか伝えつつ、少女の尻肉が腿へと触れたタイミングで一度軽く突き上げる。

「さて、お前は後5回だな。さて、困った。儂はもう後がないが……さて、チャンスではあるがどうするのだ?」

少女の豊かな膨らみに両手を当ててゆったりと揉みながら小刻みに腰を揺する。
すっかり自分の形になったと確信する穴の感触に満足げな笑みを浮かべ、熱い先走りをとぷとぷと注ぎ込む。

シンディ・オーネ > 「――だったらお前が…!」

出歩いて来いと言いかけるが、コイツはそれが平気なやつだったと嫌そうに黙り。
ニヤニヤ笑いを今にも手が出そうな形相で睨みつけるが、
赤く染まった顔は怒りだけでなく、たっぷり教え込まれた恥辱もたたえて。

んぐっと短く悲鳴を上げてプラグを引っこ抜き、跨れば今日の最初がなんだったのかというすんなりな挿入。
相変わらずそれ自体は気持ちの良いものではないが、つい先ほどまで何時間も繋がったままであれば慣れもして。
こんな行為にも勝敗がかかれば、勝つために努力してしまい、倫理や道徳は霞んでしまう。

「――ぁおっ!」

突き上げられて短く鳴いて。
すっかりユルんでしまっているがインターバルの後。
筋力でぎゅっと締めて、熟練であろう侍女がイかせてくれたのを無駄にすまいと、
自分の弱点をかわす長いストロークでガニ股スクワットを開始する。

「――どうも何もこんなものっ、こすってやれば、さすがに5回もっ…!」

後2回では勝敗が見えなかったが、何回か絶頂させられても相手にはもう後が無いとなると勝てる気がしてがんばれる。

そら、そら、と責めている体で腰を振る様は外から見れば第一印象通りの痴女か。

グラハム > 「ほう、随分と下品に腰を振るな。お前の恋人はそういうのが好きなのか?んん?」

そうする以外にやりようがないと分かっていながら、少女のガニ股を揶揄し、胸の先端を隠すシールを片方剥がし、晒した先端にちろちろと舌先を這わせる。
長いストロークで肉棒を扱かれると馬車の中に響き渡る卑猥な水音。
当然、少女が自分の弱い場所を避けているのは分かっている。
故に時々腰を動かし、少女の弱い場所を抉ってやる。
それは先程までの重点的な責めではなく、そこが弱いのだと少女に思い知らせるような確認させるような動き。
そうして少女の意識を結合部へと向けさせながら、伸びている侍女を軽く蹴る。
顔を上げた侍女へと視線で馬車のドアを示せば、心得た侍女は少女に気付かれぬよう、音もなくそっとドアを開く。
床に転がる着衣の乱れた侍女。
ソファに腰掛け、ニヤついた笑みを浮かべる貴族。
そして、その貴族の上で下品に腰を振る少女……。
それがすべて衆目の前に晒され、様々な感情の籠もった視線を集め、肉棒はより一層熱り勃つ。

シンディ・オーネ > 「――幻滅っ、するっ、だろうなっ…!」

こんな風には出来ないししたくもないが、この男のを長いストロークで扱くにはこれが効率的なのだと、
歯を食いしばってぬっぼぬぼ。多少なりと効いているタバスコにニヤリとして、あそこで同意した一回が勝敗を分けるのだと――

「――っんぁんっ!?こ、こらっ、お尻だけだと…!」

これまでシールの中に押し込まれていた先端がピンと解放されて、舌が這うとビクっと硬直。
乳房を弄ぶくらいは大目に見てきたが、それは弱いのでダメだぞと、ピクンピクン震えてしまう。

それは約束が違うと抗議しつつも、残り少ない体力での責めを無駄に出来ずにスクワットは継続し。
時々不意打ちがくると短く鳴いて腰をくねらせるのは、慣れもあってただの情事のようだ。

覚え込まされた肉棒の形と、自分のイイところと、
しっかりイメージできてしまうそれらを頼りにグラハムを追い詰めようと懸命に。

すっかり集中していれば、のびていた侍女が動き出すのも無視できる背景。
ドアが開かれた事にも音などなければすぐには気付けず――

「――っふん、なんだ硬くなったな?余裕ぶって、んンっ! こっ、これで私の勝ちだ…!」

約束だからな、金輪際関わるなよと、熱を帯びる肉棒に気を良くして――

…ある意味ノリノリで肉棒を後孔に咥え込んでいたら、逆バニーの素肌に涼しい風が吹いた気がした。
外の喧騒もどこか近いような。窓でも開けたのかふざけるな聞こえちゃうじゃないかと振り返れば―― ドア。
まだマスクであったとしても、顔がどうのでなく私はどう見えているのか。

「……。」

弁明したいけれど言葉が出て来ない。
――すとん、とスクワットの力が抜けて、ぐにゅりと奥の奥が突かれて、
正面からだと反り返る角度が危ないところをぐりっと押して。

「――ぉっ」

背を逸らし、ただの苦痛とはちょっと違う声を上げて。

グラハム > 「なんだ、その程度の男なのか。ケツ穴好きの変態でも愛してやるくらいは言えんのか。」

少女の答えに呆れたような声。
それはからかっていると言うわけでもなく、男ならそれくらいの度量は持てとでも言いたげな表情。

「少しくらいはよかろう。別に乳首でイケるよう仕込まれているわけでもあるまい?」

胸の先端を少し舐めた後、まあ、仕方ないと口を離す。
その代わりとでも言うよう鎖骨に舌を這わせながら少女の下品な腰振りを堪能する。

「ああ、そうだな。このままでは先にイカされてしまうかも知れんな。」

少女の得意げな言葉に抑えきれぬ含み笑いを込めながらも返事。
得意げな表情を浮かべ、自らノリノリに腰を振る少女の姿は、外で見つめる平民達の目には一体どう映っていることやら。
そんなことにも気付かず勝利宣言しているのだから、可笑しくて仕方がない。

「おっと、ここを突いて欲しいのか?仕方ないウサギじゃな。」

ようやく外の様子に気付いた少女が腰を抜かしたのか、重力に引かれて根本まで飲み込めば、張り出したエラが擦るのは少女の一番弱い場所。
呆然と外を見つめる少女の身体を無慈悲に突き上げる。
少女が一番好きな場所を一番好きな角度で一番好きな強さで……。

豊かな胸に誇らしげに貴族の持ち物であると掲げる少女に人々の好奇と侮蔑と淫欲に満ちた視線が突き刺さる。

シンディ・オーネ > 「だから当たり前みたいに思うなと!おかしいんだこれは、生き物として!」

そのおかしい状態に陥っているが、私の場合はお前のせいだと。
ワンパターンな抗議だけれど、アーネストを悪く言うなと噛みついた。

怪しい薬も無く乳首だけではさすがにイったりしないと思いたいが、今は少しでも快楽から遠くありたい。
鎖骨にも、とにかく触れるな置物であれと言いたくなるが、勝てる気がしてきたのでお目こぼしだった。

――しかし、窓越しでなくドアから全体像を衆目にさらされて。
自分がしていた事を思うと、これは繋がったまま担いで移動させられるのともまた違う。
自主的な痴女であり、否定しようと口をパクパクさせるが――

「――ァおっ!」

的確な一突きには、もうしっかり感じられるようになってしまっている。
鳴かされて言葉は出ずに――

「ぁっ、あっ、あっ、ぉっ、おっ、おおっ…!!」

ガクガクゆさゆさ突き上げられて、グラハムから搾り取るどころではない。

「――ゃ… っやめッ、みるなっ… みっ… みなっ ぁっ みないっ ぁっ あ――」

転落と一抹の解放感と肉棒と。
放心状態でしかししっかり快楽は受け止めて、こみ上げるものにガチガチと歯が鳴った。

グラハム > 「何、お前は儂の所有物だからな。気にせず好きなだけ気持ちよくなるがいい。」

衆目の中、自ら得意げな表情で排泄穴に男を咥え込んで腰を振っていた少女が一転快楽に追い詰められている。
そんな情けなく無様な姿に人々の視線は突き刺さる。
少女が快楽に翻弄され言い訳を口に出来ないのをいいことに、男は少女の胸に書かれた言葉を殊更肯定する。

「それとも何か?お前は儂の所有物ではないと?どこぞの冒険者だとでも言いたいのか?んん?そんなことはないよなぁ?」

歯が鳴るほどの絶頂を味わう少女の頬を片手で掴み、自らのほうへと向かせ、ニヤニヤといやらしい笑みを向けて問いかける。
六度目の絶頂を迎えた少女を更に七度目へと追い詰めようと大きく腰を振り、跳ねる少女の身体から覗く幹がどれだけ長く太いモノが少女の中で暴れているかを人々へと知らしめる。
それは……先程まで少女自身が悦んで腰を振っていたモノ……。

「さっさと十回イってしまえば屋敷に戻れるぞ?」

少女の耳たぶを舐めながら、甘く囁かれる堕落への誘い。

シンディ・オーネ > 「――っふ、ふざっ、けっ…」

便宜上そう書くのを許したが所有された覚えはないと、言いたいけれど言われてみれば、
今はどうとも名乗れずいっそ奴隷か何かと思ってもらえた方が好都合だ。

頬を掴まれ、マスクを押さえる。ニヤニヤ笑いへ向けられる目は、もはや怒りや侮蔑でなく恐怖。
晒されている状況に思考も動作もフリーズしてなされるがまま、男が見せたいように翻弄されて6度目、7度目――

「――だめっ、だめだっ…!」

ビクンビクンと歪な姿勢で痙攣させられながら、10回、という言葉に我に返った。
狂った状況だけれど、ここで見られているのは蝶のマスクの変態で私ではないと。
現実的ではないがとにかく言い聞かせて、ここを乗り越えてこの男と縁を切るのだと、
かくかく、精彩を欠いた動作ながら尻穴を締めて腰を振り、イって、イってと懇願するように。

グラハム > 続けざまに絶頂を迎えた少女の姿に人々の視線はさらに鋭く、そして、聞こえよがしなひそひそ声が耳へと届く。
『変態』『あれって尻……』『自分で腰振って……』『娼婦』『気持ちよさそうな顔……』
そんな単語が次々に投げかけられる。

「何がダメなのだ?ケツ穴が気持ちいいのだろう?屋敷に戻れば好きなだけ抱いてやるぞ?お前が知らないようなことも教えてやる。んん?どうだ?」

少女の腰振りに合わせ、時にタイミングを外し、しかし、的確に少女の弱点を責め続ける。
そして、無慈悲に少女を八度目の絶頂へと突き上げると足を抱え、嵌め込んだ肉棒で腸壁を捩りながら身体の向きを変えさせる。
大きく弾む豊かな膨らみも、大きく開いた股も、ハート型のシールで隠されながらもよだれを垂らす割れ目も、深々と肉棒が突き刺さった排泄穴も、そして、だらしなく開いて喘ぐ口元も……すべてを衆目に晒し下から何度も少女の身体を跳ね上げる。

シンディ・オーネ > 「――ちがっ、あっ、ちがうっ、わたっ、わたしっ、ちがうぅっ…」

少なくとも気持ち良さそうな顔などしていないと、何度も絶頂させられてすっかり蕩けた顔をマスクで隠し、首を振る。

「ちがうっ、ちがうっ、くすりっ、くすりのっ、おっ、おおっ…」

クスリのせいでこんな事を覚えさせられたが、それさえ無ければ私は真人間だったのだと、
囁かれる言葉にも首を振り、だからこそ屋敷でもう1週間なんて絶対にダメだと悲鳴を上げた。

「――ぁあっ、あっ、またっ、またくるっ、くるのだめっ、イって、お願いイって、もう嫌… いやぁあ…」

涙ぐましく腰を振ってみても、痴態を晒すだけでどれほどの抵抗になっているものか。
されるがままに姿勢を変えられ、見せたいようにディスプレイされて、せめてマスクは死守するけれど、
例えばアーネスト本人が見れば、気付かれてしまうのではないか。

怯えながらの8度目。
何もかもどうでも良くなりそうな、不穏な解放感を伴う絶頂に魔術師の精神力であと一歩踏み止まり。
しかし打開策はなく9回目。

「――やだやだやだやだだめだめだめだめ――」

半ばマスクのズレた顔を両手で隠し、1週間は嫌なの許してと泣くばかり。

グラハム > 「今日はクスリは使っておらんぞ?お前が下品に腰を振って勝手にケツ穴で善がっているだけだ。」

すでに少女の後ろの穴は男の肉棒がフィットするよう形を変えられてしまっていることだろう。
いかに弱点を躱して肉棒を責め立てようとも新たな弱点が生まれるだけ。
泣き叫ぶ少女の言い訳すらもあっさりと切り捨て、まるで恋人のように少女の動きに合わせて腰を振る。

「許しても何も、勝負を受けたのはお前だろう?一週間儂を独り占めにしたかったのだろう?分かっておるぞ、可愛い奴よな。ほれ、その可愛い顔を見せてやれ。」

勝手な物言いも、それを聞いている人々の耳にはどう届くか。
九度の絶頂を迎え猶予のなくなった少女の顔にそっと触れる。
そして、トドメの突き上げ、一番奥を少女の身体が跳ね上がるほど激しく掻き混ぜ――少女が絶頂を迎えた瞬間、マスクごと少女の両手を顔から引き剥がす。
顔を隠すモノが亡くなった少女が絶望と共に目にするのは……閉じられた馬車の扉とその前に立つ侍女の姿。

シンディ・オーネ > 「あっ、あっ、やっ、あっ、おっ、おっ…」

元はと言えばだと、噛みつきたいがすっかり屈服させられたカラダに言葉は無く。
しかし1週間と聞くと瀕死の虫のようにもがいて、最後の一回を目前に肉棒から逃れようとするがそれも叶わず。

「――ゃっ、だっ!?それはっ、だけはっ…!」

顔、と聞くとそれはダメと手を振り払おうとするけれど、スパートをかけられて空を切り。
肉を震わせ快楽を叩き込まれれば腕力も方向性を失って、ガクガク震えながら引き剥がされてしまう。

数時間の異常な情事の最後に出来上がってしまっている顔は、普段のそれとかけ離れた表情で別人とか、
そんな誤認が働いてくれればいいけどどうだろう。

顔を晒して尻穴で絶頂して―― 死というのは案外、解放感と共にあるのかもしれないとぼんやり思う。
これで何もかもお終いとなったら、全てがどうでもよくこだわりを失って、それは気持ちのイイ事なのだろうと――

「――っはぁ… ぁあぁ… ぁ――」

ちょろちょろと水音をさせるのは、愛液とかでなくもう失禁。
忘我の表情で、助けてくれたのだろうかとぼんやり侍女を見る。
しかしこれでいずれにせよ10回目。

今はもはや気力もなく、気を失うように瞼が閉ざされた。

グラハム > 「くははは、これで儂の勝ちだな。」

だらしなく蕩けたアクメ顔を晒し、最後の最後に失禁姿まで見せてくれた少女へと満足げに笑いかけ勝利宣言。
そして、ラストスパートとばかりに意識のない少女の後ろの穴を好き勝手に掻き混ぜ五回目の精を注ぎ込む。

「そんなにこいつが羨ましかったのか?まあよい、罰として服を脱いで歩いて屋敷まで戻ってこい。他の男に犯されたらクビだからな。口くらいはまあ、許してやろう。」


寸前でドアを閉めた侍女へは怒りではなく呆れた表情を向け、非道とも言える命令を下す。
そして、侍女が馬車から出ていくのを見届けないまま、再び腰を振り始める。

「さて、屋敷に戻ったらどこに出しても恥ずかしい立派な変態に仕上げてやるからな。」

まだまだ萎える気配のない肉棒で意識のない少女の中を掻き混ぜ続ける。
それは馬車が屋敷に戻るまで続き……そして、屋敷へと到着すれば地獄の一週間が始まるのだ。

ご案内:「王都内の大通りを走る馬車」からグラハムさんが去りました。
ご案内:「王都内の大通りを走る馬車」からシンディ・オーネさんが去りました。