2020/10/25 のログ
■シンディ・オーネ > 「――え… え、まあ、毎日だったし…」
それはそれで少し困っていたのだけど。
したかったのかと問われれば、やけに濡れてしまっているのを感じての事だろうと察せられて、適当な事を。
服の上からの愛撫はなおもどかしく、汚れてしまうし脱いでおけばよかったなあと後悔するがもう遅い。
ようやく服の中に潜り込み始めると、はうと切ない吐息が漏れた。
乱雑だったり拙かったりする愛撫だけれど、
経験した多くは技巧的には上手くとも、敵意にも似た追い詰めようとするようなものが主で、
一部例外はあるが、それでもアニーのものこそ特別で価値があるのだと考えられる。
物足りなくはあるが。嬉しくて、腿をすり合わせて愛撫してくれる手を挟んだりしてしまう。
…もうここまできたら脱がされるまで脱いじゃダメよねとそわそわしつつ。
申し出には反射的に「そんな獣みたいな」と返しそうになるが、
こんなおねだりは、数々の試練から比べればもう全く何でもない。
すんなり応じてしまいそうになるのをぐっと堪えて、
えーどうしようかなーと微妙そうに悩む表情を作って視線をさ迷わせるが、
答えが決まりきっていれば真に迫れてはいないか。
「――ぁ… 灯りは、落としてくれる?なんだか…」
ふと、マレクに指摘された後孔の状態が気になった。
見る者が見れば薬物込みで調教されたという事が分かるらしいので、
治療とやらをしてもらえたし、それから時間も経っているので大丈夫と思いたいが、
念のためと、光量押さえてと言いながら、いそいそ脱ぎにかかり姿勢は変えはじめている。
ルームウェア越しに撫でる手に力が入ってもあまり反応は変わらなかった。
■アーネスト > 「わかった!」
本音を言えば灯りの下で全部見てみたいが、今までと違う体位に応じてくれただけで十分な戦果と言えよう。
力強く頷くと気が変わらないうちにと愛撫も中途半端に立ち上がり、いそいそと部屋着を脱ぎにかかる。
ズボンと下着を一緒にずり下ろすと皮を被ったままの細長い肉棒がバネじかけのように跳ね上がる。
しかし、興奮と焦りからか恋人が部屋着を脱ぐ様子を手伝いもせずにじっと眺めてしまう。
「あ、ごめん。消すね。」
はっと我に返ると慌ててランプを吹き消し、肉棒の皮を剥いて段差の少ない先端を露出させながらベッドへと歩み寄る。
灯りの消えた薄暗がりの中、じっと目を凝らすと少しずつ恋人の輪郭が見えてくる。
「じゃあ……お尻こっち向けてくれる?」
ぎしっと音を立ててベッドの上へと這い上がり、輪郭しか見えない恋人へと右手を伸ばし適当にどこかに触れる。
■シンディ・オーネ > 以前なら何とも微妙な気分で応じる事になり、
アニーの所作にも所々気になってしまったかもしれないけれど。
今はただ無垢?な喜びようが愛おしくて、アニーの求めるものとは別ベクトルだけれど満足度が低くはない。
それぞれで脱ぎにかかって本番支度。
灯りを消されるとちょっと真っ暗過ぎるかな?という感覚で。
「…ごめん、何も見えなくなっちゃうわね。ここまででなくても… 探索用の使いましょうか?」
冒険用のランタンなら蓋とか付いてて光量調整できるのではとか。
話しながら窓辺に寄って―― 端っこを少しだけ開ける。
以前なら二階など外から覗ける状態でなくても「隣家とかから見えたらどうする!」と許さなかっただろうけど。
今は見えそうになさそうな程度の開き具合なら大丈夫かなと、
その程度が一般的かもしれないが少しルーズに、これでいいかしらと薄く入る外の光の中で首を傾げる。
灯りが整ったら、ベッドで四つん這いになろう。
目が慣れれば二人で目隠しプレイみたいな惨状にはならずに済むか。
「あの… お尻は… ああいや…」
お尻はダメよと言おうとして。
…いや当たり前にダメだから言う必要ないかなとごにょごにょ。
そもそも、ダメだなんて言う事自体、もはや半ばポーズだ。
■アーネスト > 「ああ、うん、そうだね。」
恋人の言葉に自分の失敗を悟る。
ああ、そうか、完全に消さなくても灯りを小さくすればよかったのか。
月明かりを入れる為に恋人が窓を少し開けると柔らかな光が恋人の姿を浮かび上がらせ、その幻想的な姿に思わず見惚れてしまう。
「え?あ、ごめん。なんて?」
恋人の声にはっと我に返るもちゃんと聞けなかった言葉を聞き返す。
目の前にはこちらへとお尻を向ける煽情的な恋人の姿。
もう限界までいきり勃っていると思っていた肉棒にさらに血液が流入する。
痛いほど固くなった肉棒を片手で抑えながら恋人の傍へとにじり寄り……。
「ごめん、もうなんか頭回らない。」
薄明かりの中、恋人のお尻に視線も意識も持って行かれ、夢遊病のように伸ばした両手でお尻の丸みへと触れ、そのまま手を滑らせて細い腰を握る。
そして、股間を寄せて挿れようとするも限界までそそり勃ち下腹部に張り付いた肉棒はお尻の狭間を滑るだけ。
「あふぅ……。」
それだけでも気持ちよくて、しばらくお尻の狭間で肉棒を擦りその感触を愉しみ……。
「うっ!!」
いつもと違うシチュエーションと溜まっていた性欲、そして、無防備にお尻を向ける恋人の卑猥な姿に思わず若い性が暴発する。
いつもの倍以上、それでも恋人がお尻の奥で味わった量に比べれば些細と言える量の白濁が恋人のお尻の谷間へと吐き出されてしまった。
「ごめん、出ちゃった……。」
でも、まだ出来るからとバツが悪そうに恋人のお尻から肉棒を離す。
■シンディ・オーネ > どぎまぎしながらベッドの上で姿勢をとって。
この体制こっちはつまらないと思わなくもないけれど、新しい体位には興奮も少なからず。
――お尻についての発言が聞こえなかったのであれば、
一抹の不安は残るけれど、聞こえてしまって変な誤解を招くよりは良いかなとリピートしない。
アニーの方にも余裕がないらしく、しょうがないなあ、ってポーズで、
でもベッドの方へ顔を向けると思わず期待に綻んでしまった。
…裏側だとイイのはどこらへん、みたいな事を考えてしまって、
それを自覚させられたのが別の男によるものと思うと枕を抱えて呻きたくなるが今は我慢。
「んっ……」
腰をホールドされると支配された感覚。
臀裂を肉棒がコスりはじめると、後ろはダメよとお尻の孔がヒクついてしまう。
まさか間違えないだろうけど感触を少し不安に思ったら――
「――え。…えっ!?」
びちゃりと背中を熱い液体が打って。
今のはまさかと硬直して、詫びる声に咄嗟の言葉が出なかった。
…もったいない、とか置いてけぼり、とか思っても口には出来ず。
「…い、いや、いいの。気にしないで―― ええと、良かったわ、気に入ったなら… その…」
休まないとダメだろうか?
でもまだ出来ると言うしと、クイとお尻を突き出すように持ち上げてしまった。
■アーネスト > 恋人の言葉に気遣いの色をありありと感じてしまう。
なんて情けない、挿れる前に出してしまうなんて。
まあ、挿れてすぐに出してしまうよりはまだましだったのかも知れない。
そんな風に自分を慰めようとするけれど、同時に他の男だったらもっと……とも考えてしまう。
脳裏に浮かぶのはもっともっとと喘ぎ強請る彼女の姿。
妄想の中の彼女は顔も思い浮かばない男に背後から後ろの穴を貫かれ悦びの表情を浮かべている。
……浮かべているはずだ、そんな表情は見たことがないから妄想の中の彼女の顔は見えないけれど。
そんなことを考えていると精液を吐き出した肉棒が少しずつ復活していくのが感じられる。
「うん、大丈夫。もう行ける。」
完全に萎えていた時間は2分ほど。
いつもよりも早く復活した姿に彼女は男らしさを感じてくれるだおるか。
そんな期待を胸に誇らしげ二彼女に告げながら、片手で肉棒の根本を支える。
まだ芯が通った程度の肉棒は立派とは程遠いものの、それでも彼女に男らしいところを見せようと皮を被ったままの先端を割れ目へと押し付ける。
暗いのといつもと勝手が違うせいでなかなか挿れるべき場所を探り当てられず割れ目や淫核、会陰を先端で何度か突く。
そして、苦労して入り口を探り当てると腰を押し出し彼女の中へ。
「入ったぁ……。」
少し柔らかな肉棒が彼女に包み込まれると、それだけでほっとしたような声を漏らし、彼女の背中にしがみつく。
■シンディ・オーネ > とはいえ少しホッとする。
何もかもが他との対比になってしまって忌まわしいが、
私に一生懸命になってくれて、でもままならなくて、気遣いながら焦がれてくれる、
やはり私はアニーが嬉しいのだと、暗がりでにこにこしてしまった。
肉体的に満足できない物足りなさは、確かにあるが。
まだそれより尊いものを感じられる事に、心底安堵して。
「――ん… きて…」
男らしさとかは感じられなかったけれど、必ずしもそれだけが心地好さではなくて。
押し当てられる先端の感触に、迷っているのを感じるとクイクイお尻を振ってしまうが、
それがかえって混乱させて難航してしまうか。
「――んんっ…」
それはそれで肉棒であちこちつつかれる感触にはドキドキしてしまったが、
しばらくして他の孔とかの失敗はなく挿入されれば一安心。
この瞬間は圧迫感とかを物足りなく思う事もなく、
ヘンな形の照れくささと、交われている嬉しさに穏やかなため息をついた。
――が。
「――ンぐっ…ッ!?」
上後方から背中に圧し掛かられると、意外な体重感。
沈んでいささか不安定なベッドで踏ん張って、冒険者一人前に鍛えていれば十分跳ね返せるが、
しがみつく背中の感触はギシッと力んで硬い。
ついでのように、挿入されている陰茎にもぎゅっと圧力が。
■アーネスト > 「……はぁ、はぁ。」
久しぶりの恋人の中はとても熱くて柔らかくて気持ちよくて……またすぐに出してしまいそうになるのを荒い息を吐いて必死に堪える。
最後に交わった時よりも気持ちよく感じるのは久しぶりだからか、それとも……。
「ディオの中、すごい気持ちい――うぁっ!」
彼女が二人分の体重を支えようと力んだ瞬間、肉棒がキツく締め付けられ思わず呻き声が漏れる。
今まで味わったことがないほどの締付けは、熱く濡れた肉襞の感触と合わさり、脳が溶けるような快感を感じる。
まだ固くなりきっていない肉棒は少女の形に歪み、そして、堪らず精を漏らす。
キツい締め付けに柔らかさを残す肉棒ではとても噴き出すとは言えないような、文字通り漏らすと言った表現が正しい情けなさで恋人の中に子種を垂らす。
びくっびくっと腰が痙攣する様子から精を吐き出していることは伝わるかも知れない。
だが、果たして精液の感触を捉えることが出来るかどうか。
■シンディ・オーネ > 「――ッ!」
ちょっと重い、どかなくていいけど体重考えてと、
言わなくても身体を起こしてもらえれば何とかなりそうだから今しばらくの我慢と遠慮してしまった。
せっかくの共同作業なら素直に感想言い合ってすり合わせていくのが一番なのだろうに、
雰囲気壊したくないとか、それで壊れる雰囲気でもないのに構えてしまって。
それでも上手くいけばまだ良いが結果は。
「――っん… ん? え…? あ。」
呻き声におっと?と言葉を失って。
姿勢を整えていたら、背に乗るアニーは腰を痙攣させている。
射精感は捉えられず、我慢しているのかな? でももしかして?というあいまいな状況。
しかし再度萎えてしまうのであればそういう事か。
あるいは締め付け強過ぎて、達する以前に興が削がれてしまったのかもしれないが、やはりどちらかといえば。
「ああの… 気に、しないで? そんなに良かったなら、嬉しいし。」
えへ、と和んだ困り顔で一度姿勢解きましょうか?と振り返る。
実にもどかしい、物足りない、火照り始めたカラダをどうしてくれるという思いはあるが、
媚薬に振り回されるのでもなければ、その凶悪な焦燥感をあちこちで知った今となっては、
逆にこの程度の欲求不満などどうとでも制御可能。
今後は分からないが今この時だけは、自分の健全さとアーネストの懸命さや未熟さに不思議と癒されていた。
■アーネスト > 絶頂に震えている最中は当然身体を起こすことなど出来ない。
恋人の背中の上で絶頂の痙攣と頭の中に拡がる多幸感に熱い吐息を恋人の首筋に掛け続ける。
しかし、男であることが幸い。
絶頂感はそれほど長続きしないのだから。
女がこれほど深い快楽を受けたらそこから平静を取り戻すのにどれほどの時間が必要か恋人は知っているだろうか。
「ごめん、ディオの中気持ちよすぎて……。」
前もこんなに気持ちよかったかな、そう呟いてしまうのは自分の不甲斐なさを恋人の身体へと転嫁してしまったから。
ゆっくりと身体を起こし、強張りが解けた恋人の中からすっかり萎えた肉棒を引き摺り出す。
「ディオはまだ満足出来てないよね?
もうちょっと待ってくれたら復活すると思うから。」
ベッドへとお尻を下ろし、恋人の困り顔と魅力的なお尻を眺めながら情けなさを隠しきれない微妙な笑みを向ける。
もう一回は出来るはず、自らの萎えた肉棒を片手で弄りながら、少しでも恋人を気持ちよくさせようとよだれを垂らす蜜穴へと人差し指を差し込み適当に中を掻き混ぜる。
■シンディ・オーネ > 「っ… ま、まあ、いつもと違う体勢で、違ったんでしょう。」
なんか頭の悪い発言になったけれど、責任転嫁の言葉に感じたのは後ろめたさ。
あちこちで慣らされた私のあそこの具合が、恋人の知らぬ間に変わっていたりしたのかなという。
だから姿勢のせいにしてはぐらかし。
一度引き抜かれればじゃあ休憩かな、それとも私から何かした方がと悩むけれど、
そのままの姿勢でいたら催促に見えてしまったか、指が伸びて、ぞわりと震える。
「あっ、んっ… こういうの、必要なのはアニーの方じゃなくて…?」
私がしてもらうよりも、とごにょごにょ言うが、達したばかりであれば奉仕されるより休憩が必要なのかも?
あまり強引にしてあげるとも言えず、やはりテンポは悪かった。
■アーネスト > 「うん、なんていうか、新鮮な感じで……。」
どこか居心地の悪さを感じながら笑って見せる。
本当はもっと……後ろからガンガン突いてひいひい言わせて……なんてのを期待していたのだけど。
少なくともパーティの先輩の話ではそうしてやるとパーティのクールな魔法使いはイキまくるって話だった。
「いや、今日は全然ディオのこと気持ちよくさせてあげられてないからさ……。」
恋人の蜜穴を弄りながら答える言葉はどこか力がなく、どうにもムードが上がらない。
以前はもっと本能のままにガツガツ求めて、それでもお互い満足出来ていたような気がする。
変に知識が増えたせいか、考えすぎてどうにも空回りしている感じがする。
「ディオはさ、どういう風に責められるのが好き?」
復活までの間、要領を得ていない指使いで恋人の穴を掻き混ぜながら、何とはなしに問いかける。
それは単に場をもたせようとしただけの話だが、よくよく考えれば経験人数が少年だけであるなら、少年のやり方以外は知らないはずで、ある意味意味のない質問だったが、何となく話題を振っただけなのでそこまで気は回らない。
■シンディ・オーネ > 「…まあ、たまにはね。」
獣みたいという言葉は最後まで引っ込めたまま。
まさかアニーが他の男達のようにひいひい言わせたいなんて思っているとは知らず、
たまには違う事をするのも良いかもねと同意しておいた。
楽しみなんてはっきり言えず。
「――うーんー… 嬉しい、のよ? おかしくなりそうな気持ち良さはないかもしれないけど、
別にそんなに、おかしくとかなりたくないし。」
…今日は特に、これはこれで幸せな気分ですと微笑むが、
まるでおかしくなった事があるような言葉はどう聞こえるか。
秘所を適当な感じにほじくられると、これもう四つ這いやめてもいいかなあとそわそわ。
せっかくしてくれているのに申し訳ないけれど、ポイント外していて少し前までの自慰のようで。
「ええと―― どういう風、とかは別に無いけど。」
好きなやり方を指定するには、他に経験したどれもがそもそもカウント外にしたい行為で、具体的には分からないと首を振る。
それよりもと四つ這いを崩して、アニーへ向き直りぐっと脚を広げた。
片手を後ろについて背を逸らし、M字に秘所を見せつけて、自分の指をくちゅりと沈めていく。
「……これくらい、かしら。深さ。
この辺を、こう、上に…」
自分のイイところを知ってもらおうと自慰のようなマネをはじめてしまって、
もしかしてこれ引かれるような事していないかと、徐々にぐんぐん気まずくなってくる。
Gスポットこの辺ですと自分の指を目安に長さとか示しつつ、自分でやっておいて凄い強張った顔でそっぽを向いた。
■アーネスト > 「そう……なんだ。」
嬉しいとは言ってくれるが、気持ちいいとは言ってくれない恋人の言葉に何となく視線を逸らす。
おかしくなりそうな……脳裏に浮かぶのは何度も妄想した恋人の姿。
排泄の穴を激しく掘り返されてもっともっとと喘ぐ恋人の姿。
全身に精液を浴びて媚びた表情で股を開く恋人の姿。
そのどれも見たことがなく、それ故に具体的にその姿を想像出来るわけではないけれど、それでも靄がかかった恋人の痴態を想像するだけで胸が痛む。
「え……?」
そんな自己嫌悪の最中、不意に恋人が妄想の中と同じような格好を見せてくれる。
一気に鮮明になる妄想。
はしたなく股を広げ、穴へと可憐な指を差し込み、自らの弱点を教えてくれる。
それは以前の彼女は絶対にしないような行為のはず……。
その弱い場所は自分で見つけたのだろうか、それとも他の男に……。
そんなことを考える余裕もなく、愛する少女の卑猥すぎる姿に頭が沸騰したかのように熱くなる。
萎えていた股間はあっという間に元気を取り戻し、下腹部へと張り付くよう反り返る。
「ディオ!!」
恋人の名前を呼ぶのが精一杯。
堪らず両肩を掴んで押し倒し、恋人自身が解した穴へと肉棒を押し付ける。
いつもと同じ体位なら、挿れるのに戸惑ったりもしない。
取っ掛かりのない肉棒は簡単に恋人の中へと埋まりこみ、本能に任せて乱暴に腰を振り始める。
■シンディ・オーネ > 方法よりも触れるところが大事と実演してしまって、それはアニーがそこに触れることもあるし、
自分でも届くところだし、知っていておかしくはないかなと思ってしまったのだが、
なんとなくアニーの視線が痛い。正視できないが、幻滅されてしまったのではないかと不安に思っていたら――
「――ななな、何っ!? ちょっと!? アニー、いいの!?」
押し倒されて面食らう。
いつもと同じ姿勢でしようとしているのを見て取ると、バックでなくていいのかと言うが、
腰を振り始めてしまえば今回はもうしょうがないか。
少し、後ろからが楽しみだった部分もあるのだが。
前からのピストンも、位置などは最前のレクチャーを参考にしてくれるだろうか。
本能任せの動作ではそんな余裕無いかもしれないが、
自分からも合わせに行って腰を振り、タンタンと下腹部をぶつけあって。
■アーネスト > 細長い肉棒が文字通り恋人の中をピストンする。
引っかかりの少ないそれをただ出し入れするだけの動きはまだまだ未熟。
それでも必死に腰を振り、自らの快楽、そして、恋人の快楽を追求する。
「やっぱりっ!こっの体勢がしっくりっ!来るっ!」
奥歯を噛み締めながらのピストン。
薄明かりの中、恋人の顔を見つめながらの行為は何にも代えがたい幸福感を生み出してくれる。
気付けば恋人も腰を振ってくれている。
以前はそんなことを行わなかった彼女が腰を振るのは……快楽が足りないからか。
自らの未熟を突きつけられたようで、下唇を噛みながら先程の彼女の痴態を思い出す。
指くらいの深さで……上のほう……。
深く差し込んでいた肉棒を半分引き抜き、浅い場所の裏側に狙いを付けようと角度を変える。
恋人が咥え込んだ他の男のモノであればエラで引っ掻けるようなGスポットも、少年の段差の少ないモノでは同じようには出来ない。
それでも何とか……と四苦八苦していると仮性包茎の先端に感じるざらりとした感触。
「こっこ?ここ責めたらっ!イケっる?」
やばい、ざらりとした感触が気持ちよすぎる。
普段皮で守られている敏感な先端に受ける刺激は絶え間なく射精を促してくる。
しかし、それでも必死に奥歯を噛み締め腰を振り続ける。
少しでも気持ちよくなって欲しい……他の男に負けたくない……!
今日すでに二回暴発したおかげか少しがんばれそうな感じはある。
だが、それでも……。
「うっぐっ!ごめ、出る……!」
3分も腰を振れば限界。
我慢に我慢を重ねた極上の快感が肉棒を駆け上り、そして、少ないながらも水鉄砲のように、一筋二筋と精が噴き出す。
それは今までの中で一番勢いのある射精。
ガクガクと痙攣しながら今までで最高の快楽にだらしなく惚けた表情を浮かべる。
■シンディ・オーネ > 「――っは、っう、っん…! わ、私も、やっぱり、顔が見えた方が。」
ゆさゆさ揺すぶられながら、揺すりながら。
見つめ合いながらの行為はいつものものだけど、違うのした後では落ち着けて良い気がした。
余裕の無い感じのアニーだけれど、それでも先ほどレクチャーしたのを実践してくれれば、
イイ所に当たった時は「あん」と少し甘えて鳴いて答え合わせ。
エラや太さも分からないけれど、そこが好きなのだと覚えてもらえれば、
自分のお腹にくっつくくらいそそり立つアニーのは張力で圧迫してくれないか。
「――あっ、あっ、うっ、うんっ、イきそう、そのまま…!」
他の男に、と、こんな時まで、いやこんな時だからか、思われているとはやはり思えず。
コツさえ掴んでもらえたとすれば、あとは単調な動きでも、むしろその方が達する事が出来た。
限界を迎えるアーネストにつられるように身を反らして浅く痙攣し、ひとまずの絶頂。
深く足腰立たなくなるほどではないけれど、一緒にイけた満足感。
であれば短いということもなく、謝らないでと背を抱いた。
狂おしいほどの快楽でなく、どこまでも穏やかに。
疑惑は深まるどころか確信までいってしまったのかもしれないが今は思い至れずに――
■アーネスト > 幸せとはこういうことなのだと思う。
一緒に気持ちよくなれた、ただそれだけで色々悩んでいたのが馬鹿らしくなる。
これだけ魅力的なのだから、他の男がちょっかいを掛けることだってあるだろう。
だが、彼女なら大丈夫。
たとえ何があっても彼女を信じられるし、現実がどうであれ決して彼女の手は離さない。
柔らかな彼女の身体を抱きしめ、限界まで頑張った代償に意識が闇へと沈んでいく。
だが、それは穏やかで幸せな眠り。
彼女の温もりに抱かれ、静かな寝息を立てるのだった。
これで明日からまた頑張れる……。
ご案内:「拠点の宿」からシンディ・オーネさんが去りました。
ご案内:「拠点の宿」からアーネストさんが去りました。
ご案内:「街道」にジェイクさんが現れました。
■ジェイク > 王都から離れる事、半日。昼下がりの近隣の村落に通じる街道。
普段から人の往来が多い、その道を遮るように柵が設けられ、
道の脇には幾つかの天幕が建てられ、簡易的な陣営の趣きを為していた。
街路に立ち、通行する馬車や通行人を差し止め、積み荷や身分の検査を行なっているのは、王都の兵士達。
曰く、此処最近、山賊や盗賊の類が近隣に出没するために検問を敷いているという名目であるが、
実際の所は隊商からは通行税をせしめ、見目の良い女がいれば取り調べの名を借りて、
天幕でしっぽりとお楽しみという不良兵士達の憂さ晴らしと私腹を凝らすための手段に他ならなかった。
「――――よし。次の奴、こっちに来い。」
でっぷりと肥った商人から受け取った賄賂を懐に入れて、彼の率いる隊商を通せば、
列をなしている次の通行人に声を掛けて近寄るように告げるのは一人の兵士。
何よりも厄介なのは、彼らが紛れもない王国の兵士であり、市井の民が逆らえない事だ。
そして、その事を理解している兵士達は、御国の為ではなく利己的に国民を食い物にしている最低最悪な屑揃いであった。
ご案内:「街道」にシチューさんが現れました。
■シチュー > 昼下がりの街道は午後のまぶしい秋の日差しに包まれていた。
道の両側を豊かな木立が囲む中をご機嫌そうにケモミミを揺らすミレー族のメイド奴隷が落ち葉をかろやかに踏む音。
「えへー。今日は美味しい野いちごがいっぱい採れちゃった!
お夕飯の後に出したらご主人さまー、喜んでくれるかなー」
手にした革袋には収穫したばかりの甘味。
ご主人さまの言いつけで郊外へのお使いをした帰りに見つけた秋の実りの彩りに、瑞々しそうな色に目元を綻ばせ。
……と、街道の先に見えてきた人だかりに足を止める。
隊商や冒険者たちがひそひそと不安げに言葉をかわし、困ったように顔を見合わせて。
来る時には無かった、王都の旗が揺れる天幕がいくつか建てられていた。
「?何かあったのかな?
誰か悪い人が王都から逃げようとしてるのを捕まえるとか?
……あ。あの天幕、隙間からちょっとだけ覗けそう。
覗いちゃお!
――ひっ!?」
王国の兵士たちが待機列の形成を促すあたりでうろうろ。周囲を眺めると、天幕のうちのひとつ、不用心に垂れ幕が少し開いている場所を見つけて。好奇心のままに中の様子を探る。
そこに繰り広げられていたのは、今しがた捕らわれたらしき旅人の女性が木馬に上半身を無理やり固定され。突き出された尻たぶを、兵士たちがあらかた鞭打つ光景。
彼らがズボンを脱ごうとするところで慌てて目を離して、青ざめる顔。
ふらふらと列に戻れば、高慢な態度の兵士たちによって整列されられた。
この検問の意味を悟ると、すっかり強張った顔つきで手を震わせ。怪しまれないようにと、野いちごの入った袋を懐に入れて。
次の奴、と呼ばれるまま。ガチガチに緊張して彼らの元へ。
■ジェイク > 恰幅の良い商人からの賄賂を懐に入れつつ、
列の次に通したのは年端もいかぬ小柄な少女。
彼女の首に奴隷の首輪を見付ければ、蔑むような視線を向ける。
「何だ、奴隷の餓鬼か。……お前、随分と顔色が悪いなぁ?」
年齢相応の貧相な肉体には食指が動かず、
されども、緊張した面持ちには不審げに訝しむ視線を向ける。
素行不良であるばかりか、斯様に無辜の民を虐げる、兵士であるが、
それでも、能力も相応かと言えば、そう云う訳でもなく、
寧ろ、相手の弱みを付け込むための嗅覚は人一倍に優れていると言える。
少女の貌を覗き込んだ後、傍らの天幕に視線を移せば、口端を歪め。
「あぁ、若しかして、見ちまったか? 運が悪かったな、餓鬼。
……お前はそっちの天幕だ。中の連中に可愛がってもらえ」
怯える少女の肩を軽き叩き、そのドレスの胸元に片手を差し込み。
慎ましい胸の膨らみを軽く撫でた後、革袋を摘み上げると、
中の野イチゴを抓みながら、少女を彼女が覗き込んだのとは別の天幕へと誘い入れる。
幼女趣味のある変態兵士の控える天幕に彼女を連れ込めば、
その後、背後の天幕で繰り広げられる、此処での日常たる惨劇に目もくれずに持ち場へと戻っていき――――。
ご案内:「街道」からジェイクさんが去りました。
ご案内:「街道」からシチューさんが去りました。