2020/10/16 のログ
ロブーム > 少女の視線にも、羽根は相変わらずどこ吹く風で。
羽根は嬲りはするが、満足させはさせてくれない。
否、どこ吹く風、ではなかった。

――つん、つんつんっ

クリトリスを撫でていた羽根が、時折その根本の先でクリトリスを軽く突っつく動きを取り入れ始めたのだ。
但し、それは断続的で、継続するような動きではない。
焦らすようなそれが続いて、突然。

――ざわっ、ざわざわざわっ。

羽根が、突然活発に動き始める。
まるで、求めに応えるように、クリトリスに根本を押し付けて、すりすりと擦り、膣口や後ろ孔をさわさわさっ、と激しく撫で回し。
無防備な身体を少しずつ絶頂に登り詰めさせる。
だが――

「ふむ。戻ったぞ、シンディ?おや……大分脚を開き気味だな?
まあ、良かろう。それを『堕ちた』とするのはやや厳しすぎるしな」

そこに、男が戻ってくる。
男は、前と同じく、彼女の目の前にどっかと座り――そして、

「随分と羽根と仲良くなったものだ――どれ、私も手伝ってしんぜよう。
疼くだろう――此処とかが」

そう言って、まるで見ていたかの様に、クリトリスを親指の腹で優しく押し撫でる。
くり、くりくりと羽根ではありえない、強い快楽が少女を襲うだろう。
尤も、絶頂より前に――男の指を含め、全ての羽根が彼女の身体から離れていくのだが。

シンディ・オーネ > 「――ぇ…っァ!? ぁっ、ぁっ、ぁっ…」

もどかしく見つめていたら、願いを汲んでくれたのか根元を向ける羽。
待ちかねてしまった硬質な刺激に、声は少し浮ついて甘くなる。
自分に聞かせるようにささやくような声で鳴き――

「――っはぁぁぁッ…!?」

他の羽も激しさを増せばいよいよという雰囲気に、すっかり受け入れて身体を開き――

「――!?」

しかしそれも男が戻ってくるまでである。
もっともっとと脚を開いた姿勢から弾けるように仁王立ちへと戻り。
顔を引き締めようとするが、目はとろけさせられた名残のうるみを残して、
肌はただ紅潮するだけでなくすっかり艶めいて。

「――おおお遅かったな? …よ、よく出来た道具だ、お前なんかよりよっぽど――」

ふっふと上がった息を整えようと。
疼く身体も自慰を他人に見つかったみたいな気分で、それに構わず求められるほどではなく。
余裕ぶった事を言おうとするが――

「――っふぐぅッ!?」

陰核が直接指で押されると、押し出されるような悲鳴が上がる。
羽ならともかくこの男に感じさせられたくはないのだけれど、うっかりたっぷり流された身体では押さえが効かず――

「っふぅあああッ!? ぁあっ、あっ、あ―― …あ、ぇ…?」

くりくりと捏ねる指にビクビク背を跳ねさせて、癪だけれど絶頂禁止ではない。
与えられる刺激を受け入れかけていたら、それが引き――

「――っふ… ふんっ、それで?
 こ、こんなので… 私がもっともっととおねだりするとでも…?」

絶頂しかけた息をひっひと弾ませて、膣口をヒクつかせながら、
もどかしくてたまらないが寸止めくらいで参るものかと、まだ不敵。
何しろ一時間だ。どんなに焦らせてたまらなくなっても、終われば自分で慰めたっていい。
チラリと砂時計を見る。今、どれくらい時間が経っただろう。

ロブーム > 砂時計の砂は、既に1/3を切っている――後少しで、完全に落ちきってしまうだろう。
だが、それに気付いてないのか、男はパチパチと手を叩いて。

「ふむ。流石に芯が強い――それでこそ『美しき心』。私が堕とすに値するものだ」

にこり、と笑って軽口を聞き流す。
元より、羽根はただの布石であったというのもあるし、何よりこの状況でもなお軽口を叩ける精神力は、それだけで流石と言えた。

「制服の上のボタンを外し、乳首を露出させよ」

しかし、そう言いつつ、宙に浮いた羽根を一枚取って、クレヴァスを優しく撫で続ける。
それは、彼女に灯った快楽の火を、消させないため。
そして、もう一つ――男に弄られるという心理的抵抗を下げるためだ。

「(勿論、自分自身では未だに抵抗しているつもりだろうし、それは実際正しい――だが、心というのはそうそう思い通りになるものではない)」

飢えている時に、食べ物を見れば涎が出るのと同じ。
どんなに憎もうが、快楽自体を求める身体は、それを受け容れてしまう。
例え、男自体を憎んでいようとそれは変わらない――まして、与えている刺激自体は、さっき素直に受け容れていたものと同じなのだから。

「ほれ、早くしないと、『堕ちた』事にしてしまうぞ?」

等と言いつつ、先程少女が求めた様に、羽根の根元でクリトリスをクリクリと苛め始める。
勿論、絶頂はしない程度で――常に快楽を与え続ける。

シンディ・オーネ > ――残り3分の1。それを確認して、大丈夫だと頷くのは内心。
悠長に拍手する男にそれを教えてやるような事はせず、膣口をヒクつかせながらあと少しと全身を緊張させる。

「……ッ。」

…言われるままに胸元を露出させるが、その手がのろのろしているのは時間稼ぎのためだけではない。
――自覚はあった。
これまた幼女のように飾り気は無いがカップばかり大きな白いブラを外すと、乳首は乳輪からぷっくりと尖ってしまっていて。

そのさ中にももどかしい刺激を与えて来る羽に震えながら、
触れられてもいないのに主張しているそこへの羞恥で唇を噛む。

「――ど、どこが堕ちている!? お前の裁量で決める事ではなんァンっ! …ッ!!」

羽に擦られる割れ目からはとうにぬめりが腿を伝い落ちていて。
勝手な事を言うなと抗議するが、硬いところでつんつんされてしまうと甘く声が出てしまい、ぎゅっと喉を締めて睨む。

ロブーム > 「確かにそうだ。尤も、時間稼ぎのために指示を遅延されても困るのでな――次からは、時間を指定するとしよう」

抗議にも鷹揚に対応しつつ、男は羽根を動かす。
羽根の毛先のざわめきで嬲り、それを硬い所でつんつんといじめる。
一種のルーティンだが、それ故に刺激はなれたものになり、受け入れやすくなる。
既に、身体の方はある程度解れているのは、未だ触っても居ない乳首を見れば一目瞭然で。

「それでは、今度は膝に座ってもらおうか。私の、此処にな」

と、ぽんぽんと膝を叩く。
ちょこんと座るのか、それとも体重をかけて寄りかかるのか、どちらにせよ、男は背後から少女の胸をやわやわと揉み、

「さあ、先程はあまり感じられなかった様だが――今度はどうかな?」

最初は、揉むのではなく、指の先で触れるか触れないかのタッチで、乳房を撫で回す。
特に、脇の下と乳の間にある場所は、乳腺といって非常に敏感な部分である――先程の羽根責めで十分に感度を高められた少女がそこを触られれば、ぞくぞくとした快楽を乳房から受ける事になる。
器用に両手でイジメるそれは、明らかに手慣れたものだ。
そして――

「先程の、失言の詫びだ。君が大好きな羽根も使ってしんぜよう」

そう言うと、二つの羽根がぷっくり尖った乳首を、宥めるように優しく撫で回す。
乳房と乳首の、二つの快楽。乳全体で感じるじんじんとした快楽は、或いは未知数かもしれない。
激しくはなく、波のような、心地いい快楽は――

シンディ・オーネ > 「――。」

結局は相手の土俵。
無茶な時間指定などはされないと思いたいが、
こちらの判断材料など悪魔は契約において嘘はつかないという伝聞程度のもの。
迷信かもしれず不安は拭えないが、今はそれしかすがるものがなく、不承不承従っている。

「――ッ! …っ、ッ! ッ! ……。」

努めて声を殺すが、刺激に合わせて体はピクンピクン震えてしまい、
もどかしさに腿をすり合わせたい脚が、つま先をぎゅっと握って何度も床を踏みかえる。

「……。」

立っているのが辛くなっており着席の支持はありがたいが、そこかと顔を顰めて。
半裸の制服で、そろりそろりと腰を下ろしていくのはもう膝の先の方とか、
これでもかってくらい浅く腰かけようとして。

「――っんんんんんん…!」

乳房に触れられると、もうすっかり快感を得る準備ができてしまっていて、ぱたぱた首を振った。
汗ばんだ背中で、ポニーテールがわさわさ揺れる。

「――っは… っは… っは…」

視界には豪奢な部屋だけ。
嫌悪感を煽る男の顔は無く、せめてその指先を見下ろしてみるが
すっかり充血した乳首を乗せた乳房をその手が這い回る様には嫌悪よりもいやらしい気分を煽られてしまう。

――おぞましいだけでなければならないのに!と、
昂りはじめる肉体と意識に、姿勢は変えないまま全身にぎゅううと力を入れた。

「――ッンっんっあっあ!」

しかし敏感な先端に繊細な羽で触れられれば、抵抗の力みはどこへやら差し出すように背が反って。
着座を許された両腿は、あさましく擦り合わされてそこに伝っていた粘性の液体でぬちゃぬちゃ微かな音を立て。

シンディ・オーネ > 【継続】
ご案内:「ロブームの城」からシンディ・オーネさんが去りました。
ご案内:「ロブームの城」からロブームさんが去りました。