2020/10/15 のログ
ご案内:「ロブームの城」にロブームさんが現れました。
ご案内:「ロブームの城」にシンディ・オーネさんが現れました。
ロブーム > 「――ふむ」

幾度か直に舐めてみるが、しかし反応が薄い。
やはり、ネックはこちらへの外見、及び嫌悪か。
勿論、最終的には快楽に変えるとしても、それが壁となっているのも事実。

「(一度、"飴"を与えてみるか)」

そう思い、男は一度シンディから離れる。
そして、「ふうむ、」と困ったように、

「いや、思った以上に芯が強い。
いや、これについては御見逸れしたとしか言えんな。しかし、どうしたものか……っと、お?」

こんこん、と扉を叩く音。
どうやら、この部屋の外から、誰か扉を叩いている様で。
そして、「ロブーム様、少しいいですか?」と女の声。

「ふうむ、これは困った。
どうやら、何かあったようだ――仕方あるまい
『調教術式:天使の抱擁』起動せよ」

そう言うと、男は羽根を五枚召喚する。
真っ白な――純白の羽根。
毛先がとても細かくて、ふわふわとしている。
それが、少女の周りを取り囲み、

「暫く、留守にしなければならないので、責め手を交代するとする。
正直、これは悪戯の様な責めしか出来んのだが――やはり最後の最後、堕とすのは私がやりたいのでな。
『姿勢はそのままで待機せよ』それでは、失礼させて頂く」

そう言って、男は部屋の外に出てしまう。
後に残されたのはシンディと、五枚の羽根。
そして、扉が閉まった瞬間に、動けぬ彼女に向かって動く。
二枚は両耳に、二枚は内ももに、そしてもう一枚は――少女の股の下で、ふよふよと浮いているだけ。

そして、さわり。さわり。
と、両耳と内股を撫で回し始める。
両耳は、耳の中を優しく清めるように。
内股も、力が入りやすい股関節の所を、優しく撫で回す。
そして、その刺激に耐えていると、今度は股の間の羽根が、お尻の方にやってきて――

――ふぁさり、ふぁさり。

お尻の間を、上から下に下から上に、その割れ目に沿って撫で回す。
その羽根の動きは、徐々に徐々に、お尻から会陰の方にずれてきて、隠れた性感帯であるそこをも、優しく包む様に撫で回してくる。

シンディ・オーネ > ――少し、自分に自信を無くしていた。
ノウブルにもグラハムにもマレクにも、感じさせられて何度も達してしまう自分は淫乱とかそういうのではないのかと。
アーネストとの情事でそんな風に感じた事はないけれど、経験豊富らしいマレクからは
素面の状態で感じ易いと評されたりしていたし。

しかしこうして見ず知らずの男に突如持ち掛けられたゲームで弄り回されている限りでは、まだまだ余裕がある。
所々ゾクリとさせられる事はあっても、愛撫されているというより攻撃を受けている感覚だ。

遺跡のトラップによる精神作用や、媚薬や、ある程度気を許してしまった男からのものでなければ、私は大丈夫。
マレクにはうっかり醜態を晒してしまったけれど、薬さえ無ければグラハムなどには。

「――何を期待していたのか知らないが、悪魔だか何だかと関係を持とうとする女と一緒にする――
 いやしてもいいが… ええと? えー、あー、されても、困る。違うからな。そういうことだ。
 …でも感謝するわ。最近自分がよく分からなくなっていたから。」

自らスカートをたくし上げて下着を下ろされた股間を舐められて、
お尻を撫で回され揉まれながら紅潮した顔で余裕ぶるのもいささか間抜けかもしれないが、
そういう勝負という割り切りのもとに優位を感じ、ふふんと少し上がった息でせせら笑う。

…笑い声を上げて、沈黙の誓い的なものが緩んでしまった自覚は無い。

しかしそこにノックが。

「――ッ!?」

えこの有様を人に見られるのとうろたえるが、ここが城と呼ばれる場所なら従者くらいいるか。
そわそわと見守れば、何かあったらしい。じゃあもう帰してくれないかなあと期待するけれど継続らしく。

「――ちょっとま… ったなくていいが!時間は!一時間だからな!」

お前がどこにいて何をしていようと続けるのならカウントダウンは止まらないぞと。
周囲に舞う羽を不安げに見回して、出て行く男に声をかけておく。

…羽と取り残される豪奢な部屋。
誰も見ていないなら適当に羽を捕まえてしまってもバレないんじゃなかろうかと思うが、
せっかく優位の状況で、難癖をつけられてもつまらない。

一時間経てばこのくだらないゲームは終わり。
特に期待していなかったけれど、望むままとのたまった賞品には何を要求してやろうかと――

「――っん!? んっ、こいつっ…!」

のん気に気を緩ませていたが、さわりさわりと触れ始める羽の刺激は的確で。
ゾワゾワ震わされる体に数歩たたらを踏むが、姿勢はこのまま。

「ひゃっ…! っく、くそ…」

無機的な刺激は、敵対的な男から及ぼされるものと違い。
うっかり楽しんでしまっても良さそうな印象を受けるが、マズイのはもちろん分かる。

やり難いなと身を竦ませて、耐える。耐える――

ロブーム > 羽根の動きは、それぞれ流動していく。
耳を責める羽根は、耳の裏や、淵、それに時折顎などもなでてくる。
しかも、微妙に学習しているのか、責めに声を挙げたり逃げたりすると、そこを暫く集中的に責めてくる。

内股を責めるものは、徐々に大陰唇辺りに近づいてきて、そこを意味深に撫で――そして、時折、小隠唇や膣口をさわさわと撫でて、また内股を撫でるのに戻っていく。

そして、尻を撫でていた羽根は、何時の間にか集中的に、肛門と膣口の間だけを、執拗に撫でるようになり――

          ●

「(ふむ……)」

と、部屋の外、扉の直ぐ前で。
ロブームは、シンディの様子を、空中に浮く水晶玉で見ていた。
元より、先程の用事は嘘――ただの、外に抜け出る口実だ。
念の為、責めが始まって暫くの間は監視魔術を起動せず、耐えるのに夢中になる頃合いを見て覗いたのだが。

「(やはり、私が居ないほうが素直に感じている様だ。
良い良い。今は、私不在の快楽を享受すれば良い――)」

そして、羽根の動きに男が干渉する。
それは、少女にさらなる多難を与えるもので。

「(まずは、その心と身体――蕩けさせてもらうぞ?)」

           ●
耳を責めていた羽根が一本、彼女の秘所に移動する。
もう一本は背中、肩甲骨の辺りに。
そして、会陰を責めていた羽根は尻の方へと戻り、代わりに内ももを責めていた羽根が、今度ははっきりと膣口とクリトリスに移動する。

「(さあ、この責めは、甘美だぞ……?)」

つぃ、と背中の羽が撫で下ろすのを皮切りに、それぞれが責め始める。
甘やかす様に、優しく撫でられる尻。
敏感なクリトリスを責める羽根は、殆ど動かず、毛先で包まれる感覚を与え。
膣口は愛おしく幾度も撫で回される。

下半身全体を、甘やかし蕩けさせる様な責め。
羽根であるが故に、痛みなどあろう筈もない――純粋な快楽だけを、与えていく。

シンディ・オーネ > 「――っひゃっふ!? っふふ、ふふふァっ!?」

お腹を抱えて身を捩るようなくすぐったさではなく、快楽一歩手前のもどかしい不快感。
意思を持っているように苦手というかイイところを責めてくると感じれば反応を返さないように努めるがそれが難しい。

「ああっんっ… んっ… っこ、このっ、そこは… ァ…」

徐々にキワドイところへ範囲を狭めて来る羽に、ちょっと脚を閉じちゃってもいいんじゃないかなと周囲を伺うが、
おそらく見られていないなんて事は無いだろうと踏む。
だから時折足踏みする事はあっても、姿勢を崩さない努力は欠かしていませんよと、
スカートたくし上げたマヌケな格好を続けて。

「ぁあ… ああ… こんな…」

しばらく甘く責められていれば、やがてはっはと明らかに息が上がり全身を紅潮させて。
ドライにさわさわ割れ目を擦っていた羽先の感触が、徐々にウェットになっていく。
陰核の辺りを刺激されると、押されるでもなければそう感じはしなかったが
もどかしさに少し背が前へ折れて、求めるように脚を開いてしまった。

「――ぁぅうっ… んン… っふぅ、んンンッ…」

そんな時間がしばらく続いて…
羽の根元は使ってくれないのかなと、唇を噛みとろんと潤んだ瞳で恨めしく羽を見守っている。
脚は少し下品なガニ股で… あいつが帰って来る前に自分で満足させてしまってもいいのではないかという誘惑と戦っていた。

手を動かせば体勢が変わる、だから怖くて出来ないが。
腰は突き出されて、両脇はぎゅっと閉まってゆさゆさ乳房を揺すってしまう。