2020/06/13 のログ
ご案内:「花畑」にアルファさんが現れました。
アルファ > ギルドの依頼を遂げて塒に帰る途中だったのは覚えている。
街道を通る途中から記憶というものが欠落していた。
気づけば初夏に咲く花々が生い茂る花畑に足を踏み入れており。
狐に摘まれたように周囲に目を配らせる。
映ったのは風にそよぐ花の中で腰を下ろすローブ姿の女性だ。
距離も衣服からもそれが女性かはたまた布を被った魔物かもわからなかったが。
花弁に混ざるなにかの匂いに引き寄せられてゆっくりと黒色のブーツが花を避けて踏む。
ローブ姿の前に辿り着けばゆっくりと腰を屈めて。

「やぁ、こんなところで何をしてるんだい?」

ローブに隠れた顔に笑みを向けて尋ねた。

ご案内:「花畑」からレフェーリアさんが去りました。
アルファ > 話しかけたと思ったのは幻影だったか。
後に残るのは揺れる花だけの場所に半妖は立ち上がり静かに立ち去っていった。

ご案内:「花畑」からアルファさんが去りました。