2020/01/13 のログ
ご案内:「森の中の一軒家」にバルジリスさんが現れました。
■バルジリス > 【待ち合わせ待機中です】
ご案内:「森の中の一軒家」にセレーナさんが現れました。
■バルジリス > ある、雪は降っていないが寒い夜の事。バルジリスはワルセイに、「たまには早く帰って家族の時間を過ごしなさい」と言われたため、早めに家に帰ってこられた。
バルジリスとしても、生死をさまよった後の家族の時間だ、じっくり過ごしたかったが、休んでいた間の仕事がたまりにたまっていて、その時間がなかなか取れず、セレーナ達に申し訳ない想いをさせてしまったと反省している。
そのため、今日は寝る前の子供達に絵本を読んでやる時間をつくった。
コープもフュリーナも、久々に父親に構ってもらえると喜んでいたが、眠気にはかなわなかったらしく、読み聞かせの途中で、スヤスヤと寝息を立てているようで。
「……っと、寝ちまったかぁ?これから、お姫様が魔王に告白するところだってのに……」
と言って、ぱたんと本を閉じ、子供用ベッドで寝る双子の頭を撫でてやって、「お休みな」と言って自身とセレーナの寝室へと向かおうか。
途中、居間の保冷用魔法箱の中に入った、ワルセイから賜った高級ワインとグラスを二つ手に持ち、寝室の扉を開け。
「お疲れさん。セレーナ」
そう、愛おしい妻を労おうと……
■セレーナ > 「ん~……」
一方の少女は、仕事関係の書類を書いていたところであったが。
部屋に近づく足音、そして気配に。
んっ、とイスに座ったまま一伸びし、体のコリを解していく。
「バルちゃんこそ、お疲れ様です。
……あの子たち、ホント。大きくなるの早いですよね」
部屋に入ってきた相手に笑顔を向けつつ。仕事を一度切り上げる少女。
相手の手に持っているものを見れば、おや、と首をかしげ。
「どうしたんですか? ワインなんて」
ナイトキャップにしても珍しい、と思う少女。
眠る前にお酒が必要な人だっけかな? なんて思いつつ。
テーブルの上を軽く片付け。
■バルジリス > 子供達が大きくなるのが早いと言われれば、軽く笑い。
「はは。確かになぁ……大きくなるのが早いってのは、手がかからなくていいが……すこぉし、早く独り立ちしちまいそうで、寂しくもあるなぁ……」
なんて、相も変らぬ親馬鹿っぷりを発揮しつつも、ワインを見られれば。
「んぁ?いや、セレーナ。ちび共に母乳やってる間、酒を断ってただろ?まあ、もうとっくに乳離れしちまったが……だから、よ。久々に、一緒に酒でも飲まねぇかと思ってな」
そう言って、テーブルにワイングラスを置き、ワルセイにするように、しっかりとした手順でワインを注ぐ。
「ま、冒険者としての付き合いとかで、もう飲んでたかもしれないけどよ。夫婦としての、酒の解禁ってことで、な。」
そうふっと笑顔を向け、そっとグラスを持ち。
「俺達夫婦と、チビ達と、ワルセイ様、アルシャ様に……乾杯」
そう言って、相手がグラスを手に持つなら、コツンと鳴らそうか。
■セレーナ > 「でも、それもまた子育ての醍醐味、でしょ?」
少しだけ寂しそうにする相手に、少女は苦笑しつつ。
優しく声をかけていく。
「ん……そう言われると、そうでしたっけ」
さすがに少女も、冒険者ではあるものの授乳期間は酒は飲まないでいた。
相手のワインを注ぐ姿に、ほぅ、と息を吐きつつ。
「いえ、クセが抜けてたので、お酒は飲んで無かったですよ。
……とはいえ、この体……ど~にもお酒が好きみたいなんですよね」
かの冒険者の男のせいだ、なんてイヤそうな顔をしつつ。
相手からグラスを受け取り、にこり、と微笑む。
「そうですね。乾杯……」
グラスを軽く触れ合わせ、少女は、ワインを軽く飲む。
芳醇な味わいに、息を漏らしつつ。少女は立ち上がり。
「どうせなら、おつまみ持ってきますよ。
確か、豆か何かが……」
そこで、少女は空酒は良くない、と思い出し。
部屋を出て台所へと向かう。
■バルジリス > それもまた子育ての醍醐味と言われれば、「あぁ、そうだなぁ。」なんて、頷こうか。
体が酒好きと言われれば、その嫌そうな顔に苦笑しつつ。
「はは。ま、あの野郎はあの野郎。セレーナはセレーナさ。体が酒好きなのも、アイツがそうだったからじゃなくて……きっと、セレーナの体が、美味い酒を欲してるってことさ。」
まあ、かの冒険者も、最近は愉快なことになってるらしいが……それはともかく。
セレーナがおつまみを取りに向かえば。その後ろから。
「ああ、そういやそうだ、気が利かなかった。ありがとうな」
と声をかけつつも、戻ってくるまでグラスを傾けるのもあれなので、軽くベッドメイキングでもしておこうか。
無論、そういうことをする下心があってというより、身に就いた、執事ゆえの行為だ。
■セレーナ > 「私としては、お酒は本当はあんまり……」
冒険者としての勘などが鈍ってしまうので、酩酊するのを嫌う少女。
とはいえ、おいしいお酒の味自体は好むのではあるが。
「ふんふ~ん。ふ、ん?」
台所へと向かった少女は、部屋の隅に、小さな箱があるのを見つける。
なんじゃこれ? と思いつつ。豆とその箱を持ち、部屋に戻る少女。
「バルちゃん。これ、なんでしょうね?」
部屋に戻れば、相手にその箱を差し出す。
良く見れば、箱の上にはカードが付いており。
それは、折りたたまれた手紙のようであった。
もしも相手がその手紙を開くのであれば。こう書いてあるのが目に入るだろう。
『親愛なる友人。セイン=ディバンより。
箱を開けろ』
と。本当に短い文章だけ。
■バルジリス > セレーナ自身が酒をそこまで好まないということは知っているが。やはり、我が妻は真面目な冒険者何だなと思いつつ……
「はは、ま。酒嫌いする身体よりはいいんじゃないか?冒険者って、酒に強くないと色々大変だろ?」
まあ、どこまでかの冒険者に対する偏見は交じってるが……
と、戻ってきた妻、手には小箱と……手紙?
その差出人を見て、一言。
「……どうやってここに……?」
ここは、元はワルセイの別荘。強力な武装結界が守ってるはずなんだが……と思ってると、扉の端、使い魔の蛇が小さく顔を出し……
「あぁ、テメェが……」
なるほど、使い魔の蛇が運んだようだ。と納得し、箱を見る……が、怪しい。
あの野郎……セインのことは、心から友人だと思ってはいるが、セレーナに関しての思いも知ってる身としては、何か危険な物の可能性が捨てきれない……
「……んー……」
数秒、悩み。
「……ま、開けるか。セレーナ、俺の後ろにいろよ。」
結局開けることにしたのは、セインを信じての事。無論、念には念を入れ、セレーナと小箱の間に自分の体が来るように。もっと言えば、小箱と子供たちの寝る部屋の間に自分の体が来るように、しっかりと体を張って家族を守る準備をしつつ、開けようか。
■セレーナ > 「まぁ、そうなんですよね。
お酒に弱いと、それはそれで仕事に差し支えますし……」
冒険者は、酒を飲む機会が多い。
また、酔ったフリをすることで、潜入などを行うこともあるが。
本当の酒を飲まねば、その酔ったフリもリアリティがなかったりする。
酒に強いというのは、実は冒険者の大事な資質の一つなのだ。
「……?」
相手が怪訝そうな顔をしているのを、覗き込む少女。
しばしの沈黙の後。
「は、はい」
手紙の主が誰であるかは、少女には見えていないのだが。
なにやら、危険なのか、という想いから。
素直に相手の指示に従う少女。
相手が箱を開ければ……。
ぽふんっ。
などという凄くショボい爆発音の後、びかー、と光が出る。
『あー、あー、これ、録音できてんのか? まぁいいや。
……よぅバルジリス。元気してるか。風の噂に聞いたが、セレーナとの間にガキが産まれたって?
……ま、正直内心複雑な思いなんだが。素直に祝福してやる。
一度産まれた命はどんな形であれ命。許すも許さないも、主の御心のままに、ってな。
とはいえ、そこにいるのか知らんが、セレーナってのが人に仇成すなら狩るぜ。それだけは覚えとけ。
追伸。箱の中身はオレからの贈り物だ』
その光の中から、男の声が聞こえたかと思うと、一方的にメッセージを伝えてくる。
箱の中には……超強力な精力剤と、避妊具がダース単位で入ってたり。
「……」
少女。思わずげんなり、であった。
■バルジリス > ぽふん、と言う爆発と共に、セインから送られてきた子供への祝福メッセージ。
まあ、実の所素直に嬉しかったりするのだが……
やはり、セレーナには複雑な思いを抱いているらしい。苦笑しつつ。
「…………っは、バーカ。俺や、ちび共がいるんだ。セレーナが人に仇なすわけねーだろ……」
そう呟いた後。小さく……
「万一、もしもそんなことになったら……その時は……」
きっと、そんな事になれば、セインとは殺し合うことになるだろうか……ちび共も、俺もいる、そんな事にはならないさと思い。
ふっと笑みつつ視線を下に向ければ……大量の避妊具と、強力な精力剤。
一瞬、思考が停止しつつ……
「あ、あのバカ……」
額に手をやり、げんなりしてしまう。とりあえず、焼却してしまおうか…?
そう思いながら、使い魔の蛇を見やれば、
『大丈夫です!』
と、蛇の言語で語りかけてくる。
「何がだよ」
『しっかりと、避妊具には穴をあけておきましたので!』
「お前……」
さらにガクッと頭を落とし……
「……あー、どうする、これ……」
とりあえず、思考を正常にするために、セレーナに語り掛けようか……
■セレーナ > 目の前の爆発。そしてメッセージに、少女は唖然とするのだが。
相手の漏らした一言に、なんともいえない表情になる。
「……」
はにかむような。うれしいような。そんな表情。
信頼されている、というのが、とても、幸せで。
「……本当に。いずれ、直接会って文句言ってやりましょう」
箱の中身をにらみつける少女であったが。
相手に語り掛けられれば、少し思案。
「捨ててしまえ、と言いたいところなんですが……。
この精力剤、風邪の時にも利くやつですし……。
なにより、結構お高い物なんですよね。
でも、子供たちが間違って飲んだら危険ですし……」
どうしましょうね? と相手に問う中、ベッドが綺麗になっているのを見れば。
少女は、ベッドに寝転がり、相手をちら、と見て。
「……ほ、本当に精力剤かどうか。
試してみて、安全確認する、というのは。
ど~でしょ~か……」
なんて、赤面しつつ言うのだった。
■バルジリス > いずれ会って文句をと言われれば、苦笑しつつ。
「はは。その時は俺達の夫婦っぷりを見せつけてやろうぜぇ」
何て言いつつも、この精力剤は確かに風邪の時の精をつける時にも使える。
捨てるのももったいないという妻の言葉はわかる。
さて、どうしようか……と思っていた時。セレーナがベッドに寝転がって発した言葉を聞けば……
「……ま、まあ?あの野郎の事だし、精力剤じゃなく、ただの媚薬かもしれねぇしな。
使ってどうか安全確認も悪くねぇな」
と、此方も頬を紅く染めて言おうか。そして、ベッドに上り、座れば……
「じゃ、まあ、先ずは夫の俺が安全確認に飲むぜ」
と言って、精力剤を口に含もう。すると、体の芯に感じる、確かな熱さ。
「……あー、なんか、熱くなってくるなぁ……」
そう言って、さらり、セレーナの髪を手で梳いてやり……
そっと、顔同士が近づきあえば……
ちゅ……唇同士がふれあい、柔らかいキスになるだろうか……
■セレーナ > 「そうしましょう。まったく……」
相手の言葉に強く同意し、鼻息をんふー、と抜く少女。
そのまま、二人でプレゼントについてどうするか考えていたが。
「そ、そうですそうです。
それに、ほら。どのくらいの効果があるか分かれば。
薄めれば、子供の病気の時の栄養補給にも使えますし」
しどろもどろな言い訳しつつ、相手が近づいてくるのを見守る少女。
相手が精力剤を飲むのを、少し不安そうに見るが。
「……だ、大丈夫そうですか?」
相手に触れられつつ、そう確認する。
唇を触れ合わせる間も、まだ少し心配そうな表情であるが。
「んっ……はっ……。
と、とりあえずは、害はなさそう、ですかね」
久々の行為に、思わず照れる少女。
そのまま、もぞもぞっ、とベッドの上で動き。
相手も寝転がれるようにスペースを作ってみたり。
■バルジリス > 大丈夫かと問われれば、苦笑しつつ……
「あぁ、少なくとも毒じゃねぇな。もっとも……俺の体自体、毒や薬には強いからなぁ。
俺に効くってことは、まだ、ちび共に使うのはあぶねぇかもな」
と、真面目に考察しつつも、もぞもぞと相手が自分の寝転がれるスペースを作れば……
「あぁ、ありがとな」
と言って、おでこにキス。そして、とりあえず体が熱いので、上半身の執事服を脱ぐ。
そのままバルジリスの手は、セレーナのプールポワンにかかる。手慣れた手つきで、相手の服を脱がしにかかる。
「ん、相変らず、セレーナの肌は綺麗だなぁ……」
そう言いながら、再び唇にキスを落し、そのまま、腕はセレーナの体を抱き締めるように包む。
「ほら、どうだぁ?俺の体、発熱してるのわかるかぁ?……滅茶苦茶、セレーナに欲情してんだな。今すぐにでも……貪りつきたいぜ……」
と、サングラスの下の蛇の目が、妖しく光る……
■セレーナ > 「ま、まぁ。それなら良かったです。
……ん~。子供たちが風邪ひいたら、薄めて摩り下ろしたりんごに混ぜるとか……?」
そもそも、精力剤の味はキツい。なので、使うにしても、かなり制限して使わなくてはいけないな、と思いつつ。
「んぅっ……なんか、バルちゃん。
いつもより甘えてきてません?」
額へのキスに、くすぐったそうにしつつ。
少女は、ケラケラと笑う。そのまま、相手が服を脱ぎ、自身の服をも脱がせようとしてくるのなら。
「……バルちゃ、ん、明かり……」
明かりを消して欲しい、と願いつつ。相手の体を優しく抱きしめていく。
何度繰り返しても、愛しい人とのキスというのは、嬉しいもので。
「……下品です。まったく。
バルちゃん、あの人との交友、絶った方がいいんじゃないですか?」
下品が移ってますよ、などと言いつつ。
少女は、こく、と頷き。
「……好きにしていいですよ」
と。相手の耳元で甘く囁くだろう。
■バルジリス > いつもより甘えてきていると言われれば、苦笑しつつ。
「んぁ?そうかぁ?まー、なんつーかよ…久々に、セレーナと夜を共にできるからなぁ。
普通に一緒に寝るのも良いし、幸せなんだけどよ……」
そして、蝋燭の明かりを消しつつ…
「やっぱ。俺は魔獣なんだな。セレーナと、愛する女と、
ドロッドロに交わりたいって、思ってたのかもなぁ…
ああ、確かに下品だよ……でも、な。回りくどく言うより、
真っ直ぐ伝えた方が、俺らしいような気がしてな…」
そう、耳元で低く囁こう。そして……好きにしていいとの言葉。
それを聞き……暗闇で、蛇の目が赤く輝くかもしれない。
バルジリスはバジリスクの血も混じってるので、暗闇でも目が効く。
セレーナの首筋に顔をうずめ、そのまま舌で、つっ…と肌を撫でていく。
長い、蛇の舌が、セレーナの白い肌を舐めていき、そのまま……乳首の周囲まで舐め付けば、
そのまま、焦らすように乳首の周囲を、舌が蠢くだろうか…
■セレーナ > 「……なるほどなるほど。エッチがしたかった、と。
……スケベ」
じとー、と相手を見る少女であるが。ぼそっ、と言った一言は。
声色は、優しいものではあった。なにせ、少女も嬉しいは嬉しいのだ。
「……まぁ、魔獣っていうか。
男の人なら、それは当然だとは思いますけどね。
……ん~。バルちゃんも、もうちょっと。
かっこつけるとか、ムードについて学んで欲しいかも」
女の子はロマンを求めるのです、と言いつつ。
相手に首筋を舐められれば、ぴくっ、と体を震わせつつ。
少しずつ、少女の呼吸が乱れていく。
胸元まで舐められれば、もじもじと太ももを擦り合わせ。
「はぁ、あ、あぁぁっ……」
少女の喉から、甘い声が溢れ始めた。
■セレーナ > 【継続予定です】
ご案内:「森の中の一軒家」からセレーナさんが去りました。
ご案内:「森の中の一軒家」からバルジリスさんが去りました。