2019/12/22 のログ
ご案内:「薬屋のテント」からタン・フィールさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場/ふたなり浴場」にリスさんが現れました。
リス > 九頭龍温泉の中、何時ものように仕事の終わり際にやって来て、入り口で会計をする。
 お風呂に入るための道具一式を借りて、案内の地図に従って少女は進んでいく。
 扉を開いて入るのは、ふたなりの為の温泉である。そこは両性具有者……その中でも、女性体がメインの集まりである。
 その場所は、そういうふたなりや、ふたなりの女性が好きな女の子が集まり、一晩の―――若しくは、それ以上の、恋人を求める場所なのであった。
 今宵の、少女は……それを目的としてきていた。
 最近忙しくて、嫁たちとも会えないし、時間が出来ても、急に時間が無くなることも有る。
 人肌恋しいので、欲望をぶちまけたいという意味で来てみたのである。

 とは言え、時間も時間か、欲情は様々なカップルが出来上がり、既に交わっていて、大乱交パーティの様である。
 炙れている人や、自分の様に今から来る人がいないかしら、そんな風に思いながら、先ずは礼儀として、体を洗い始めることにする。
 洗い場で相手を探しつつ、己の身を清めるのだ。

リス > わしゃわしゃ、わしゃわしゃ、泡を立てて、体を綺麗に磨き上げる少女は、腕も、足も、丁寧に静かに洗っていく。
 泡を無駄にしないようにそっと肌に這わせて、汚れを落とすために磨くのである、力などは無くてもきゅ、きゅ、と綺麗になる様に丁寧に時間をかけて。
 しかし、いくらお風呂と言えど、湯につからなければどうなるか―――。

「くしゅ。」

 小さくくしゃみをしてしまう少女、プルり、と身を震わせれば、桶に湯を汲んで、自分の体に掛けていく。
 何度か繰り返して泡をしっかり落としきって、少女は、立ち上がる。
 プラント揺れる少女の肉棒、それを強調するようにゆっくり歩きながら、湯船の方に。
 すでに相手を見つけて交わっている人をちょっとうらやましそうに眺めてから少女は湯船につかるのだった。
 全身に広がる温かさを感じながら、両手両足を伸ばし、体のコリをほぐすように軽く肩を回して。

「はふ……」

 と、息を吐き出しながら伸びるのだった。

リス > 「んー……。」

 お風呂に入って温まるも、新しい人影などは無く、あぶれた様子の娘もいなさそうである。
 今日は日が悪かったのであろう、少女は軽くため息を吐き出してしまおうか。
 エッチな事がしたくて、体が疼いてしょうがないが、嫁などには会えなくて、お互い時期的なものもあり忙しく、仕事ですれ違っている。
 さみしいわ、と目を伏せて言って見せても、浴場の声にかき消えてなくなっていくのみである。
 仕方がないか、と息を再度吐き出して。
 少女は立ち上がり、お風呂から出ていく。

 こういう時は、何時までいても仕方がないし、別の時にしようと―――。

ご案内:「九頭龍の水浴び場/ふたなり浴場」からリスさんが去りました。