2019/11/22 のログ
■セイン=ディバン > 「公言はせずとも、ってのはあると思うけどな」
幸せな夫婦生活には、金と愛とセックスは大切。
などと思いつつも、男はそれらに関して頓着していない。
「ん~。状況によるわぁ。
クソみてぇな状況でも、それをしないと大事な物を失う、ってんなら。
それこそ、見得も楽さ加減も無視するだろうし……」
何もかもが、状況次第なんだよな、と悩む男。
結局のところ、最終的には、生き様、というものになってくるのだろう。
相手の様に、前向きに考えられればいいのだが、と。内心ちょっと落ちる男。
「へぇ。そうなのか。
……ってことは、逆に言うと。その粉末を入れたのを温泉、なんて言って商売してる宿もありそうだな」
知らなかった、と驚きつつ。男は、そんな悪いことに思いを馳せる。
どこかそういうことやってんだろうなぁ、とか。
「ま、そうとも言える。
おいおい、ずいぶんと可愛らしいこと言うな?
なんだ、オレにマジで惚れたか?」
モテる男は辛いねー、などとからかいつつも。
酒を一口のみ、小声で、大丈夫だ、と囁く男。
そこで気持ちを切り替えようとすれば、相手から大胆に誘われ。
「……それもそうか。
……ま、いいぜ。とことん付き合いましょ」
もちろん、そういうのもキライではない、と笑い。
相手の手を優しく握る男。
さてさて。この後二人がどうなったかは。
二人だけの秘密という事だろう……。
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