2019/11/18 のログ
ご案内:「ノーシス主教 奉仕教会」からアンジェリカ・アーベルハイドさんが去りました。
ご案内:「看板の無い店」にソルシエールさんが現れました。
■ソルシエール > その魔女は、店の奥の広々とした来客スペースに独り、居た。
毛足の長い絨毯が敷かれ、中央には足の低い厚ガラスのテーブルが置かれている。
テーブルを挟んで、クッションが柔らかい上等の横長ソファーが一つずつ。
魔女が座すのはその内の一つ。適度な弾力の背凭れに体重を預けて足を組み。
店の出入り口には魔女の魔術が施されており、無意識の内に波長が合ってしまった者は、
ふらふらと入口を潜り、商品陳列エリアを通り抜け、奥の来客スペースへと入室するだろう。
一種の洗脳の効果が店自体にかけられているのだ。そして、魔女の獲物となる……。
魔術の抑制が効かない危険な者が入って来る事も有るが、滅多に有る事象ではないし、
とタカを括っている。永い時を生きた人ではない種族特有の増長と言えるだろうか。
店の洗脳効果を察知し、洗脳されずに踏み込んで来る輩も、稀に居るのだから──
洗脳効果を受けた者は、魔女の傍まで来た時点で効果から解放されて我に返るだろう。
ご案内:「看板の無い店」からソルシエールさんが去りました。
ご案内:「薬屋のテント」にタン・フィールさんが現れました。
■タン・フィール > 王都内の空き地にちょこんと設置されたテント。
出入り口となる天幕に下げられているのは「薬屋・開店中!」の文字。
ここは方方を練り歩いて薬の採取・生成・研究にいそしむ少年薬師の拠点、住居にして店舗。
中は6畳ほどの広さに、組み立て式の机や棚にありとあらゆる薬品や素材が並べられていて、
素養がなければいかにも魔術的で儀式的な「アヤシイ」雰囲気に満ちていた。
その店舗内で、ごりごりと薬研で何かをすりつぶす小柄な少年店主
小指の先にその粉末を付着させ、舌先で味わう。
「―――ぅん…あまい、 成功…っ!」
やった、と小さくガッツポーズを取る。
苦いと評判の強壮薬を、摂取しやすいよう甘くする研究、
その研鑽が成ったのだ。
「あ~~~!タイヘンだった~~~!けど、やった!できたぁ!」
ついテンションが高まってしまうのは、その薬の作用で心身が高揚してるためか、やった!やった!と赤ら顔で、
その場で何度もぴょんぴょん跳ねて。
ご案内:「薬屋のテント」にエキドナさんが現れました。
■エキドナ > 外にも聞こえるくらい元気のよい喜びの声が聞こえてくるテント。
その中へ吸い込まれるようにして、というよりは目的をもってまっすぐ入っていく褐色肌の女が一人。
低い気温にも関わらず身に着けている薄手の黒いナイトドレスは、谷間が大きく開いており、ファーの間から豊満な乳房が溢れてしまいそうなほど。
「ごめんくださ~い」
のんびりした声色であいさつをしつつテントに入ってきた女の職業と種族を鑑みれば、この薬屋にはそれなりにお世話になっている客の一人であってもおかしくはない。
テントに入るやいなや元気よく飛び跳ねている可愛らしい店主の姿を見て、にんまりと微笑みつつ舌なめずりするのも、この女の悪いところである。
■タン・フィール > 「…っと、いけない、いけない。
はぁい、いらっしゃいませーっ …ぁ…どうも、こんばんはエキドナさんっ!」
テントの天幕を開いて聞こえた来客の声に、薬屋の店主としての顔を取り戻さなければ…と、
内心小躍りする胸を抑えつつ向き直る。
妖しげな店内に現れた美貌は、不釣り合いどころか、どこかこの狭く薄暗く甘い香りのするテントにもよく映える美女で…。
夜の店の店内に焚きつける、情欲や興奮や快楽を増す香…その新たな仕入先として知り合った、或る店の主。
「ええと、お香の予備、もうなくなっちゃいました?
来月ぶんまで、たっぷりご注文いただいたとおもうんですけど」
と、不思議そうな様子半分、来客そのものを喜ぶような無邪気さ半分。
その目は、たったいま成し遂げた「嬉しい成果」の喜びと、その効能である精神高揚で、子供らしい口調や調子に満ちていて…。
顔を覗き込もうと上目遣いになれば、必然、豊かな乳房がまろび出んばかりの衣類に目が行ってしまい、
「ぁ…」と、思い出したかのように、少しだけ目を背けて。
■エキドナ > 「はぁい、こんばんはタンちゃん」
元気よくあいさつを返してくる少年に、女はまた改めて返事をして微笑む。
コツコツとブーツの音を響かせながら彼に近づけば、案の定の体格差で目線はちょうどよく谷間を覗けるくらいだろうか。
たゆん、とドレスの中で乳房が揺れるのがはっきりと認識できよう。
「ふふ…そうなの。
超盛り上がっちゃって、追加でお願いできないかな~?」
彼の質問に実にわかりやすい返答を。
つまるところ香の効果は抜群で、注文分をすっかり使い果たしてしまったとのこと。
その宴がどれほど淫靡なものであったかは想像できるかどうか。
「どぉ?『いくら』でお願いできるかな?」
そも備品の追加注文など下っ端にやらせるような仕事のはずだが、こうやって店の主が直々に来たということは商談だけで済むはずがない。
少なくとも彼女との付き合いが長ければ、いつものことなのだろうが。
無邪気な様子から、胸元から目を背けるうぶな反応を見せる彼に、谷間を見せつけるようにして少し屈みながら訪ねる女。
近づくだけでその妖艶な雰囲気に飲まれてしまいかねない。
■タン・フィール > 「ぅあ、あの、えっ…っと…っ う、ぅん、わかりました…っ。
」
目の前でおおらかに振る舞う豊かな肢体、真下から幼い少年の目線から見上げる形になれば、
ドレス越しとはいえ強調された大迫力の乳房が揺らめいていて、
ちゃんと、商談相手の顔を見てお話をしよう…とお行儀よく振る舞おうとしても、否応なしに目に入ってきてしまう。
彼女がからかおうという素振りや仕草にどこまでも弱い少年は、
いつだって言葉も、態度も、その無邪気さと妖艶さが溶け合った振る舞いに翻弄されてしまう。
一月、少しずつでも快楽に狂う手製の香を、ものの数日で使い果たす狂宴に思いを馳せてしまい、
ごくりと、喉仏のない細い首が鳴る。
「…じゃあ… い、 いつもより… いつもより、もっと…でっ」
と、絞り出すように顔を赤らめて答える。
「もっと」が指すのは、勿論金額だけのことではない、
もっと、強く…長く…甘く…激しく… 様々な想いと意味を含めた、
それをたどたどしい言葉と口調で伝える、対価の要求。
初めて彼女の店と取引をした時からか、それとも、日毎にだったか。
見せつけられるようにかがんでもらって眼前に現れた乳房に、は、はっ…と息を浴びせかけてしまうほど近づきながら、
とっくに「飲まれ」ていた少年は、ぽすっ…と豊かな下肢に甘えるようにもたれ掛かって…
自分よりもひとまわり大きくしなやかな女体のその腰に腕を回す前に、彼女の背後の天幕を下げて、貸し切りの閉店…密室へといざなう。
ご案内:「薬屋のテント」からタン・フィールさんが去りました。
ご案内:「薬屋のテント」にタン・フィールさんが現れました。
ご案内:「薬屋のテント」からエキドナさんが去りました。
ご案内:「薬屋のテント」からタン・フィールさんが去りました。
ご案内:「平民地区 訓練所」にスバルさんが現れました。
■スバル > 平民地区の中にある訓練所、其処は一般に開放されていて、誰でも使える施設である。
ただ単に、或る程度の広さのある広場に、打ち込み台とか、訓練用の重りが有ったり、と言う場所なのだが。
その場所で、自由に訓練したり模擬戦をしたり出来る、と言う場所でしかない。
そんな場所に一人、少年がやってきていた。
夜も遅い時間に来るのは、他に訓練する冒険者とかが居なくなるから。
後、家から近いから、と言うのが主な理由。
少年は、きょろきょろ、と周囲を確認して、誰もいないと判ってから安堵のため息。
少年は何時ものように、腰に脇差、腕にガントレットを身に纏うだけ。
服は、普通の服で背中には、バックパックがあり、そのバックパックは、主にガントレットを入れるためのモノであった。
良く来る場所だから、少年は安心したように、バックパックを隅に置いて。
軽く走り込みを始めるのだ、基礎体力をつけるために