2019/10/11 のログ
ご案内:「薬屋のテント」にタン・フィールさんが現れました。
タン・フィール > 町外れの野原に不定期で設営されるテント…
それは近頃冒険者や酒場で話題になる、この国に来たばかりの少年魔術師の薬屋。

冒険の支えに、夜のお供にと、眉唾な並の薬とはかけ離れた効き目に、今日も噂を聞きつけた客がちらほらと現れ
様々な用途の薬を求め、望み、手にすれば満足して帰っていく。

「…ありがとうございましたっ。 …ふうっ…ちょっと休憩…」

女性同士・3人組のパーティに、治療薬と毒消し、数日間水分を補給しなくても活動できる丸薬…そして、
女性同士で楽しめる媚薬オイルを調合し渡し終えて一息ついたのは、
まだまだあどけない少女のような容姿の少年薬師。

うーん、と背伸びしながらサイズの合わない大きな椅子にもたれかかりつつ、顔が少し赤いのは調合中の媚薬を少し吸ってしまったのと、
年端も行かぬ子供に媚薬を頼んだ、猛者の女性陣がクスクスとからかってきた名残で、
アタマでは「お仕事…おしごと…」と念じつつも、雑念はなかなか振り払えなかった。

ハーブティーを飲んで落ち着こうと、薬草を湯煎するための器にそのまま真水を注ぎ、
それで飲んでしまおうという子供らしい横着さで、じっと次のお客が来るまで本を読み耽る。

ご案内:「薬屋のテント」にセイン=ディバンさんが現れました。
セイン=ディバン > 「……まったく」

女が薬屋のテントの前で頭を掻く。
随分と、情が湧いてるじゃないか、なんて自分に問いつつ……。
女は、またそのテントへと入っていった。

ご案内:「薬屋のテント」からタン・フィールさんが去りました。
ご案内:「薬屋のテント」にタン・フィールさんが現れました。
ご案内:「薬屋のテント」からセイン=ディバンさんが去りました。
ご案内:「薬屋のテント」からタン・フィールさんが去りました。