2019/09/19 のログ
シャルティア > 全部の店を見回ると、満足げに振り返って、えっへん、と胸を張る
そして、ふわりと浮くと、少年はその区画を飛び去っていって

ご案内:「貧民地区の娼婦街」からシャルティアさんが去りました。
ご案内:「平民地区 公園」にスバルさんが現れました。
スバル > 平民地区の公園、最近はどんどん涼しくなっているこの季節、少年は右手に大きな手提げカバン、背中にバックパックといういでたちでやってきた。
 手提げカバンの中にはたくさんの食糧があり、買い物帰りである事が伺える。
 少年の体格は恵まれているとは言えないが、両手に余る荷物をもって、背中にもたくさん満載した状態でやってくるのだ。
 ふう、ふう、と汗をにじませふらり、ふらりと公園の中に入り、ベンチに腰を下ろすのだった。

「はふ……ぅ。」

 大量の食糧は、それなりによく食べる家族のために。
 色々買い置きもしないといけないものもあるために、あれも、これも、と買っていたら、すごく多くなってしまったのだ。
 別の日にした方が良かったなぁ、とそんな後悔。
 買ったときは、訓練になるかも、と言う浅知恵。
 とりあえず今は、少し休憩して其れから戻ろうか、と視線を地面に落とすのだった。」

スバル > しばしの間の休息をとっていれば、直ぐに上がった息は落ち着いてくる。
 最近鍛錬を続けているからか、体力が上がっているような気がする……気がするだけで本当に上がっているのかどうかはわからないけれど。
 そして、少年は視線を上にあげる。
 最近はかなり涼しくなってきている、体力の回復が早いのは、其れの所為も有るのだろうか、と考えるのだ。
 髪の毛の下の目は、おどおど、と周囲を見回す、他に誰かが居ないだろうか、と。
 平民地区でもチンピラは多いし、安全かどうかで言えば、安全ではない。
 危険ではない、と言うだけのレベルである。
 夜になれば普通に夜盗だって出てくることが有るのだ。早く帰らねばならない。
 それでも、もう少しだけ、と思うのは。
 家に帰りたくないと言う訳ではなくて―――ちょっと疲れているからである。
 もう少ししたら、帰れるぐらいには、体力が戻るだろう。
 深呼吸を少し繰り返し、周囲を警戒する様は、すこしばかり、挙動不審かもしれない。