2019/08/03 のログ
ご案内:「図書館」にレヴィアさんが現れました。
■レヴィア > 富裕地区ではなく、平民地区にある図書館に今宵はお邪魔している。
理由は一つしかない。
自分の本が書架に並んでいるか気になって気になって、1日1館、こうして自ら図書館に足を運び、その図書館に本があればどれだけ読まれているか本の汚れを気にして、本が無ければ自費で購入して図書館に寄贈する、そんな何処か間違ったお金の使い方をしている気がしないこともないが、今夜もその活動中なのだった。
と、此処の図書館はどうも無人である。
図書館の重たい扉を指先でつぃっと押しながら開き、中を顔を半分だして覗き込んで、吸血鬼の魔眼の力とは言わないが暗視の力と血の香り、熱の気配を探っても誰も居ないよう……なので、さて、どうしたものか。
吸血鬼なので、誰が残した伝承か呪いか始めてくる図書館は招かれないと入れないのだ不便な事に……。
つまりは誰か図書館に訪れるまで、図書館の入り口の扉の脇に背中を預けて延々と待ちぼうけをするしかない。
………あふ
小さな欠伸、吸血鬼殺しである退屈とか暇が牙を剥いていて、それを追い払うために脳に酸素を送る為に欠伸を零して、掌に何時の間にか呼び出したお気に入りの手帳にペンをはしらせて、暇つぶしに次回作のネタをメモし始める。
■レヴィア > まあ、こんな時間に図書館に立ち寄るのってよほどの変人か吸血鬼くらいよね?と溜息を大きく吐き出すと、最後にもう一度扉をあけて、中をそーっと覗き込み、誰もいないことを確認して扉をしっかりと閉めてから帰路につくのであった。
ご案内:「図書館」からレヴィアさんが去りました。