2019/07/19 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス」にタピオカさんが現れました。
■タピオカ > 風と雨がびゅんびゅんと鳴る。酒場の軒先から小さな滝のように流れている。
商船の護衛として雇われている冒険者たちは、この小さな船着き場近くの酒場でジョッキを呷っていた。このところの天候不順で、なかなか出港ができない。
雇い主は恰幅の良い人で、彼らは必要経費として、出港が遅れた分の酒代を出してもらっているのだった。
そんな風に楽しげにぐだを巻いている荒くれ者たちの中に、褐色肌の小さな人影が居た。
「お天気は空の気まぐれだから、仕方ないよね。
――というわけで。明日の好天を祈ってー、かんぱーい!」
他の冒険者のビールジョッキへ打ち鳴らすのは、ミルクの入ったグラスである。ぐびぐび、ノンアルコールを一気飲みして場酔いで頬を赤くする、能天気な遊牧民の姿。
ご案内:「港湾都市ダイラス」にゼナさんが現れました。
■ゼナ > 「タピオカちゃん、かんぱぁ~い♪」
どこか舌っ足らずな声音と共に、肉感的な体重が少女の背中に伸し掛かった。いきなりの不意打ちにもかかわらず衝撃は然程でもない。むにゅうんっと背筋に押し付けられた柔らかくて弾力に富んだ肉枕が、衝撃のほとんどを吸収したのだろう。
麦酒の入ったジョッキを片手に、背後から小躯を抱きすくめるかに伸し掛かってきたのは、遊牧民の少女と共に商船の護衛依頼を受けた戦士娘。ゼナである。
「にゃっははははは♪ タピオカちゃあん、呑んれますかぁ?」
豊乳をこれでもかと言わんばかりに拉げさせながら問いかける頬が、少女の頬にすりすりと擦りつけられた。小麦色の頬はいつも以上に熱い。
至近距離から見上げる蒼瞳は胡乱げで、吐き出す息にははっきりと酒精の香りが含まれていた。完全に出来上がっている。
王都に所属する冒険者の中ではそれなりに有名な話だったりするのだが、この娘、非常に酒癖が悪い。度数の低い酒一杯であっさりと酔っぱらい、その上どの様な酔い方をするかは日によって違うのだ。
運が悪ければけたたましい笑い声を響かせながらオーガとタメを張る膂力で大暴れしたりもするので、それを知る古参の冒険者達は決してゼナに酒を勧めたりはしないのだが、今回共に仕事を受けた冒険者の中にはそれを知らぬ者もいたのだろう。
その結果、酔っぱらいの犠牲者として選ばれたのは、戦士娘が近頃懇意にしている遊牧民の少女なのだった。
■タピオカ > 「ふぁっ……♥
この柔らかさはー、……ゼナ!」
振り返らずとも、このノリの良さと陽気な空気と、雄も雌も引き寄せてしまう天然フェロモンたたえた香りを放つ豊かな肢体を背に感じただけでそこに誰が居るかよくわかる。
驚き混じり、嬉しさまじりに声喘がせると、振り向いて名前を呼び。
「飲んでるよう……!ミルクだけどっ!
あはは!ゼナ、もうすっかり酔っ払って。
ほっぺた赤くなって、いつにまして可愛くなっちゃってるよー?
ほらー、可愛いゼナの、可愛いおっぱいー。
つーん♥」
全く酒精を摂取していなくても酔っ払う事ができる遊牧民は乳牛より絞られた白い体液がなみなみ注がれた冷たいグラスを片手に持ち上げ。自分からもほっぺをすりすり、仲良くしている褐色肌の少女とすりあわせて喜ぶ。
まわりの冒険者たちは自分も含めて彼女の酒癖も知らされず、雨音の元での酒宴もたけなわ、きっと陽気にお酒を勧めたに違いなく。
背に触れるまるい、とろけてしまいそうな豊かな膨らみをなよなよと背中を揺すって刺激させて遊び。
振り向いて、その頂点を指先で押し込む戯れをして。
■ゼナ > 「やぁぁん❤ 可愛くなっちゃってるとかぁ、もしかしてタピオカちゃん、わたしの事誘っちゃってますかぁ?❤ んやんっ、やんぅ❤」
ゼナほどでは無いにせよ、遊牧民の少女もまた、たっぷりと酒精を含んだ酒場の空気にいくらか酔っているのだろう。梅雨時の蒸し暑さの中での頬ずりにも快く応えてくれる少女の頬が、ゼナの赤らんだ頬と共に柔らかく形を歪ませた。
それどころか、長椅子の上でくるりと振り返った少女が砂色のチュニックの胸元をはち切れんばかりに膨らませた豊乳をツムツムとつつくのならば、鎧下としても使われる綿入りの生地の下、どこまでも指先を沈み込ませる柔らかさと、ぷくっと芯を尖らせた突起の感触が感じられよう。
それに対して殊更に甘声を漏らして身悶えしてみせる酔っぱらいは、寝起きめいてとろんとした双眸を少女に向けてにまぁっと微笑み
「んふぅ~、タピオカちゃん、すきぃ~❤❤」
などといいつつ少女の背筋に両腕を絡ませ、可憐な唇を奪おうとする。
密着する前から半開きの唇間に舌先を覗かせた接吻は、欠片の遠慮も見せる事なく口腔内にアルコールの染み込んだ舌を潜り込ませる事だろう。
そして双眸を閉ざして口付けの感触にばかり意識を向けたレズキスは、にゅるにゅるくちくち、酔っ払っている癖に些かの衰えも見せぬ手管で少女の口腔を弄ぶ。
トゥルネソル邸において日常的に行われるレズ行為は、ゼナの口付けを熟達の淫技にまで昇華させている。
■タピオカ > 「僕は今夜……キミのことを頂くよ。
――なんてー♥あはははっ……♥」
急にきりっとしたイケメン顔をつくって低く歌うような声音。
彼女のほそい顎に手先をかけて。じっと目を離さずに微笑む。
そんな軟派行為に及びながら、途中でいつもの調子に戻り。
指がどこまでも沈んでしまう女神のおっぱいに甘えて、きゅ、きゅ、と人差し指と親指の間でかるくつねりっこ。
扇情的な弾力ともなった乳輪ごと乳首を挟み込む悪戯を仕掛けていく。
「僕も、ゼナのことすき♥
んんっ……♥ぜなぁ、……積極的だよう……♥」
場酔いの効果で、ふにゃりと子供の顔になって笑いかける。自分からも彼女に抱きついて、唇奪われて瞳が微笑む。
ちゅ、ぷ、ちゅぷ。楽しげなリップノイズを立てて、彼女という酒精を帯びるように夢中になって唇を触れ合わせ。
れろれろれろれろ……♥
蝶の交尾のように、舌同士を睦み合わせていく。
「唇だけじゃ寂しいよう……♥
……ほら、……んんっ、こっちもちゅーってしたい♥ちゅーしたいっ♥」
口吻しばらく、口のまわりを唾液に塗れさせ。
相手からの口付けで媚薬に浸ってしまったような顔つきになり。
椅子ごと彼女へ振り返ると、自ら短衣の襟元を緩める。
重ね着のリネンシャツもはだけて露わになる、淡胸の小さな乳首。続いて彼女の胸元も手先で解き、そのたわわな実りの乳房を露わにさせ、その先端を自分の乳首と口付けさせようと試み。
■ゼナ > 「――――ふえぇぇえっ!?」
眼前の遊牧民も想像していた以上に酔っ払っていたらしい。戦士娘の予想を軽々と超える彼女のキメ台詞は、酔いどれ娘の鼓動を思わず跳ねさせる様な物だったのだろう。
一瞬ビクッと肉感的な体躯を竦ませて、しかしてじっと絡む視線から逃れる事も出来ずに酒精で紅潮した頬に別種の赤みを滲ませていく。あ、こいつ、なんかときめいてるな。と丸わかりな風情。
むくつけき冒険者達に囲まれた酒場の中で、唐突に始まった2人だけの世界を破ったのは
「んふぁっ!? あっ、あっ、ゃ、ん、きゃっ、ひんんぅ…ッ❤」
キルトチュニックの生地越し、ぷっくらと膨らんだ乳輪と共に摘み弄くられる乳首からの快楽電流。先程のわざとらしい喘ぎとは異なる、本気のエロ声が思わず漏れた。
それがどうにも恥ずかしかったのか、続く口付けには反撃の意味合いも含まれていた。
しかし、彼女もまたそれをあっさり受け入れるなら、年下の少女との爛れたディープキスに沈溺してしまう。
「んちゅる…れる❤ ちゅっ❤ ぁ、ふぅ……んちゅるぅぅう…っ❤」
重なる唇端から麦酒とミルクの混ざりあった唾液の筋を垂れ零しつつの、周囲の視線など気にもしていない本気のレズキス。時折息継ぎと位置調整のために離れる唇間からチラリと見える舌絡みは、軟体生物の交尾を思わせる淫猥さ。
質の悪い酔っぱらいとは言え、ゼナは掛け値なしに美少女と言っていいだけの器量良しである。それに負けず劣らず愛らしい遊牧民少女との本気のキスに、冒険者達が興奮の歓声を轟かせた。
『いいぞー、嬢ちゃん達!』『もっとやれーっ!』『脱げーっ!』
そんな無責任な野次に応えるかに、遊牧民の少女が大胆な行動に出た。
自らの手指で着衣をはだけ、可憐な膨らみを先端のピンクまで含めてあらわにしたのだ。続いて翻った細指が、己のチュニックの胸紐まで解いて行くのを軽い驚きと共に見守ってしまう。
酒精に侵された脳髄は、極端に思考能力を低下させてしまっているのだろう。
(あ、あれあれぇ? わたし、何してるんでしたっけ……??)
などと惚けた思考を過ぎらせる間に少女の淡乳が己の爆乳と重なり合って
「―――あ、はぁあ…っ❤」
蕩けた喘ぎを漏らして衆人環視下の乳合わせを受け入れてしまう。
年若い女冒険者2人の旺盛なサービス精神に、酒場の中はお祭り騒ぎの様相を呈し始める。