2019/07/16 のログ
ご案内:「薬屋のテント」にタン・フィールさんが現れました。
■タン・フィール > 住宅地や雑貨屋が並ぶ平民地区の一角に、
許可を得て空き地に建てられたテントからは、美味しそうな甘い匂い…とすら言える方向が漂っている。
「ふふーっ♪ いいにおい… これなら、どんな美味しくないお薬も、
あまーく…おいしく飲めるんじゃないかな?」
王都の各地にテントで店を開いている少年薬師の、住居 兼 店舗。
そのテントで、弱めた焚き火のとろ火で煮込まれている鍋の中身は、
チョコや飴菓子、果物にクリーム… 様々なニュアンスを感じる、
お菓子作りの最中のような甘い香りが漂って、とても薬作りの最中とは思えない。
その鍋の前でちょこんと座りながら鍋の中の煮詰まる薬の面倒を見ている少年薬師。
あたたかそうに焚き火の火にもあたりながら、穏やかな時間と香りにうっとりとまどろむ
なんらかの、そのままでは苦くて飲むのが困難な薬を、
甘く、おいしく摂取できるようにする研究中のようだ。
ご案内:「薬屋のテント」にトルテさんが現れました。
■トルテ > 「タ~ン~ちゃん♪ 何を作ってるんですかぁ?」
(足音を殺してテントに入り込んだ気配が、鍋に向かい合う少年の耳朶に不意打ちの囁きを注ぐと共にサイズの大きなキャスケット帽を彼の頭部に被せて視界を奪う。一線を超えたお嬢様の不意打ちはそれだけには留まらない。トレードマークたる豊乳を少年の薄い背筋にむにゅりと押し付け、背後から抱きすくめる様に回した両手がワイシャツ一枚きりの肢体をいやらしく弄り始める。右手はフェロモン投与で雌化した淡い膨らみを柔らかく揉み、左手は自重するとこなく雄のパーツに絡みつく。垂れ目の童瞳もおっとりとしたお嬢様の所作とは到底思えぬ、熟達の娼婦めいた淫猥な愛撫が、特徴的な桃の果汁めいた香りと共に少年の肢体を弄ぶ。)
■タン・フィール > 「ひぁ…っ!? ぅ、んぅ、え…っ?」
呑気に鍋で煮立つ薬の、こぽこぽと泡立つ様子と、その芳香に意識を向けっぱなしだった少年の、頓狂な声。
微かに髪に乗りかかったキャスケット帽の羽根のような重みを感じた途端、一瞬で暗く暗転した視界…
次いで、何度もその耳から鼓膜へ、ときに甘い音色を響かせた声色に、はっとしたように反応して、
小さく幼い肢体に絡みつく、豊かな女体の感触と…挨拶代わりというには濃密で、ねちっこく、執拗さと愛着を感じる愛撫を行う手先…
どれもが、相手の姿を確認するまでもなく、名前を紡ぎ出して
「とるて、おねえちゃん…っ? もぉ、びっくりして、おなべひっくりかえしちゃったら、どうするの~~?」
と、全く責める色合いのない声色で、背後の悪戯なお嬢様に、くいっと帽子を僅かに上げて大きな赤い瞳をのぞかせて。
「っふふ…♪ これは…ニガくて、飲み込むのが大変なモノを、なーんでも、美味しく飲めるようにできる、素敵なお薬の実験。
…とっても、いいにおい、でしょ?」
と、後背の甘い体臭の彼女と、全面の官能的な薬のとろける香りに、少しくらくらとしながら、
甘えるように取る手に体重をもたれさせ、ぴいん…♪とシャツ越しに、愛撫される男の子の突起を徐々に膨らせ、固くさせながら。
「…なにか、お薬…ほしいの? それとも…、っふふ…♪」
高い声色で、今度は少年の方から悪戯っぽく、訪れた彼女の目的を確かめるように語りかけた。
■トルテ > 「わっ、それは大変ですよね。ふふ、ごめんなさい……んんぅ、ちぅ、れるぅ…っ♡」
(はむはむちろちろ。口先では軽く謝罪の言葉を紡ぎつつ、耳たぶを甘噛みし耳孔に尖らせた舌先を潜り込ませ、少年の黒髪に埋めた鼻先が様々な薬剤の匂いが染み付いた匂いに小鼻を鳴らす。己の変態性を隠す必要が無く、それを見せても問題のない相手に対し、ふたなりお嬢様は遠慮なくその淫乱さを発揮して絡みついていく。止まる事のない両手の蠢きが、彼の淫欲を強制的に昂ぶらせる。乳房の扱いは当然として、立派に屹立したペニスへの手淫も下手な娼婦などより余程に手慣れているのは、このお嬢様もまた自前の淫根を有しているからである。少年の肢体を弄る事で興奮したのか、彼の背筋に密着する下腹に熱を帯びて膨らんでいく肉幹の硬さが感じられる様になるだろう。)
「ん…♡ そうですね、とってもいい匂いです。なんだかいけない気分になってしまうような甘ったるい匂いですわ♡」
(彼の耳朶から少しだけ顔を離し、肩越しに振り返る赤瞳と垂れ気味の黒瞳を絡ませながらにっこりと微笑む。おっとりとした笑みはお嬢様らしい淑やかな物なれど、ワイシャツの裾を持ち上げて少年のペニスを露出させてしまった指先は、やわやわと妖しく蠢き彼の先端、敏感な部分を執拗に嬲り始める。久方ぶりに訪れたその目的が、薬の購入などではなく彼との爛れた逢瀬である事を言外に示す淫行。)
■タン・フィール > 「ん、っ っく、ぁ、ア…っ♪ 舌、おみみのなかに、なんて…っ…♡」
耳たぶに優しく感じる、唇と歯の甘噛の感触に、尖った舌先がずるり、と耳穴の中へ潜り込んでくる。
音と快感が鼓膜まで届いてしまいそうな、久方ぶりの逢瀬の挨拶としては、あまりに背徳的で…変態的で…また、何度でも、
何もかもさらけ出してしまいたい欲求と衝動が、すぐさま少年の理性をとろかせて。
ぶるぶるっ と、お尻から、腰、背筋にかけて、熱く鋭い感覚がせり上がってくるのを感じる。
尾てい骨に感じた、清楚な声色のお嬢様の、相変わらず率直で愛おしい欲望の感触。
少年も後手に、こしゅ、こしゅと優しく其処を掴み、揉み、擦り上げ、
先端を手のひらで、くにゅくにゅとこねまわす。
「んっ♪ んんっぅ、っく、ぅ、あふ…っ…♪
―――えへっ…♪ それ、じゃ、いけないお客様には…♪
いけないおもてなし、しなくっちゃ…♡」
彼女の乳房とペニスの感触を感じ、なおも続く愛撫に、
刻一刻と張りを増して反り返っていく少年のペニス… 幼い肢体への淫行に、抵抗どころか悦んでそれを受け入れるように、
彼女の肉棒を慰めつつ昂ぶらせる手つきを速めて、
激しく扱きあげていきながら、もう片方の手でしゅるり…♪
と、テントの出入り口を塞ぐ紐を落とし、天幕を覆う。
二人だけの、甘く、爛れた、清らかなほど穢らわしい蜜月の時間と空間に、二人を閉じ込める。
「…♪ おく、 奥に、いこっ…? どんなに、すごいことしても…♡
よごし、ちゃっても、いいから…っ♪」
ご案内:「薬屋のテント」からタン・フィールさんが去りました。
■トルテ > (声変わりの気配さえ見られぬ甘やかな喘ぎ声と、抱きすくめた腕の中で身悶える体躯の儚げな風情。彼が女の子でなく男の子である事が未だに信じられない。とは言え、トルテのお願いで日常的に摂取してもらっている女性フェロモンによって雌化の進むその体躯は、股間の物を目にしない限り彼が男であるとは思えなくなっているのだけれど。)
「―――んぁ♡ は、あぁ…んッ♡」
(そんな少年の小さな手指が背筋に擦りつけられる怒張をスカート越しに弄り始めれば、こちらもまた蕩けた声音を漏らしてしまう。はぁ…はぁ…♡ と妖しく乱れる呼気を隠しもせず、大人しげな顔立ちを紅潮の朱を昇らせながら互いの肉棒を愛撫しあう。ビクッ、ビクンッと戦慄く剛直が、ペチコートの滑らかな裏地に雄臭い先走りを塗りつける。鍋の前から立ち上がる少年の動きに合わせて両腕の抱擁から華奢な肢体を解放し、天幕の入り口を閉ざす様を興奮を隠しきれない黒瞳で見守る。)
「はっ、はぁ…っ、はぁ…っ♡ わ、わかりました……タン、ちゃん♡」
(もじもじと内腿を擦り合わせる様子は見た目を裏切らぬ女らしい所作なれど、赤黒チェックのスカートを歪に持ち上げる怒張の猛々しさはそこらの雄を圧倒する威容を有している。そんなふたなりお嬢様は少年の招きに従い淫欲にふらつく足取りでテントの奥へと移動するのだった―――。)
ご案内:「薬屋のテント」からトルテさんが去りました。
ご案内:「看板の無い店」にイライザさんが現れました。
■イライザ > その魔女は、店の奥の広々とした来客スペースに独り、居た。
毛足の長い絨毯が敷かれ、中央には足の低い厚ガラスのテーブルが置かれている。
テーブルを挟んで、クッションが柔らかい上等の横長ソファーが一つずつ。
魔女が座すのはその内の一つ。適度な弾力の背凭れに体重を預け、悠然と足を組み。
対面には誰も居らず、煙草は吸わぬが長い煙管を指先でやんわり弄んでいる……。
店の出入り口には魔女の魔術が施されており、無意識の内に波長が合ってしまった者は、
ふらふらと入口を潜り、商品陳列エリアを通り抜け、奥の来客スペースへと入室するだろう。
一種の洗脳の効果が店自体にかけられているのだ。そして、魔女の獲物となる……。
魔術の抑制が効かない危険な者が入って来る事も有るが、滅多に有る事象ではないし、
とタカを括っている。永い時を生きた人ではない種族特有の増長と言えるだろうか。
店の洗脳効果を察知し、洗脳されずに踏み込んで来る輩も、稀に居るのだから──
洗脳効果を受けた者は、魔女の傍まで来た時点で効果から解放されて我に返るだろう。
ご案内:「看板の無い店」からイライザさんが去りました。