2019/07/11 のログ
ゼナ > 眼前の少女はもうすっかりスイッチが入ってしまっている。
対するゼナもまた肉束の連なる剛直にミミズめいて野太い血管を浮き上がらせた発情状態。たわわな爆乳の合間から身を擡げる大蛇の頭部に口付けられてビクンッと跳ねた先端が、それだけで十分な生殖能力を有しているだろう薄く白濁した先走りを彼女の唇に浴びせかけた。
そこから漂うのは柑橘を思わせる汗の匂いとも、甘酸っぱい雌フェロモンともまるで異なる、青臭さと磯臭さが絡み合った雄の性臭。
当然、避妊措置など何もしていない生ちんぽ。
そんな物を下着をずらした少女の膣口に押し付けて、期待通りに潤みを帯びていた狭孔を割り拡げながら奥へ奥へと潜り込ませる。

「――――は、んぁぁあ……ッ❤」

にゅるぅぅぅううんっと瑞々しい媚肉の凹凸と雌蜜のぬめりを巨根全体で味わう挿入が、子宮口を押しつぶしながら怒張の根本まで彼女の恥丘に密着させた。
クリトリスを野太い剛直へと変質させた戦士娘の根本に生えた淡い恥毛が、巨根の拡張に巻き込まれて形を歪ませているだろう少女の肉芽を撫で擦る。
両目を閉ざして下肢の感覚にだけ意識を向けたゼナの唇が、なんとも心地よさげな熱息を少女の首筋に吹きかける。
その密着は戦士娘の下肢から生え出た剛直やそれを咥え込む少女の恥肉を衆目から覆い隠してはいるものの、仲の良い同性の友人の域を超えた至近距離の絡みは二人が何やら如何わしい事を行っているのだと知らしめてしまう。
きっと周りの人達に気づかれてしまっている。
にもかかわらず、きゅんきゅんっと剛直に吸い付く膣肉の感触が、彼女もまたこの状況に背徳的な悦びを感じているのだと教えていて、それがますますふたなり娘を興奮させる。

「はぁぁ…っ❤ ん、はぁぁあ……っ❤ タピオカちゃんの、おまん、こぉ、あっ、く、ふぅう…っ❤ にゅるっ、にゅるっで、ふ、ぁっ、あぁあ…っ、熱くって……と、蕩けちゃいそぉ、ですぅ……っ❤」

周囲に聞かれない様に抑えた声音が、ピンク色の唇を時折耳朶に触れさせながら興奮の囁きを彼女の脳裏に送り込む。
少女のお腹の深い部分で互いの性器を密着させたまま、しばしの間動きを止めて、彼女の体温と雌肉のうねりを堪能して――――ずるるるるるぅうう…っ❤ 引き抜く動きも緩やかに長大な剛槍を少女の胎内から引きずり出す。
毒キノコの様に赤黒い亀頭が、大きく張り出した傘で彼女の膣肉を巻き込んで、巨大な体積全てが抜ける直前に再び狭孔の奥へと戻っていく。
濡れ透けた互いの乳房を擦りつけあう様な前後運動。
押し殺した分余計に乱れる呼吸音が、イケナイ事をしているのだという背徳感を余計に強める。
しかし、腰の動きを止めることは出来ない。
肉棒全てを包み込む雌肉の泥濘の心地よさが、どうしようもなくゼナの腰つきを加速させていく。

タピオカ > 「っぐ、……ぅううっ……、っ、……っは、……っはっ、……っはっ、……ぁぁ、あっ、……ぁ、……ぁぁっ……!
ゼナぁ、……ぁぁ、……ゼナぁっ……、
――んぅぅぅぅ……っ♥
ぉっき、……ぉっきぃ、のっ、……僕のナカぁっ、……ゼナで、……っく、……っく、……ぅ……、ぃっぱい、ぃぃいぃ、……っ……。
は、……ひっ、……ひっ、……ひっ、……、あぁぁ、ぁ、……、僕のお豆に、さわさわ、さわさわって、……、ぁ、……ぁっ、……気持ち、ぃ……♥」

声を抑えなきゃいけない。だからこそ、この今の気持ち、彼女と繋がり合う心地よさを大声で叫びたかった。
叫びを封じられた分は愛液として、膣口のぬれそぼりとして。同時に、締め付けとして相手の大蛇にむしゃぶりつく。
首筋へ吹き当たる呼気に、肉芽を撫でる恥毛の感触に身震いをしながら、とろんと瞳が蕩けて。
両手が、彼女の細い肩の後ろに回される。

「ゼ、ナぁぁ、……ゼナぁっ……、
あぁ、あぁ、……ゼナにおちんぽされて、っ……♥
優しくずりずりされてぇっ……、ぁ……♥あ……♥
頭が真っ白になっちゃいそ、ぅぅ……♥
僕のおっぱい、ぉっぱいも気持ちいい、よ、……ぉ……♥
……っ、……っ、……っっ……、ぅぅ、……ぅ……♥
おまんこ嬉しい、……ゼナに犯してもらえて、おまんこ、嬉し、ぃ……♥
っぅ、……ぅ、あぁ、……も、……もぉ、……だ、め……。
おまんこ、……♥……おまんこ我慢、できなくなっちゃう、……っ、……ぃっちゃ、……ぃっちゃう、よ、ぉ……♥
は、ぁっ、……ぁ……、ぁ……ぁ……♥……♥♥
ゼナ、ぁ……お願い、……ナカに、出して……♥
びゅぅぅ、……って、……して……♥
僕のこと、……孕んじゃう、ぐらい、……
中出し、……し、……てっ……♥」

下唇を噛み締めて震える、今にも泣いてしまいそうなほど快楽に歪む赤ら顔。
M字に繰り出していた足が、いつしか彼女の腰に回って絡みつく。奥へぴたりと寄せたまま亀頭が止まると、とめどなく蜜が溢れながらうねうねと子宮口の分厚い唇が鈴口ごと亀頭を撫で。引き抜かれると襞のひとつひとつがねっとりと逆向きに舐めあげていく。次第にはやくなる腰つき、青緑の瞳は大きく潤んで。びしょぬれの褐色牝が鼻にかかった甘い声でお強請りするのは、中出しの種付け射精。

ゼナ > 互いに互いの背を抱いて、サイズの異なる柔肉を拉げ合いながら腰を揺らす。
耳朶に入り込む彼女の喘ぎは恍惚としていて、ここが公共の場である事を忘れさせる。

「はぁ…っ、はぁ…っ、は、ぁあ…っ、はっ、ふぁあ…っ❤」

気づけばもう完全にセックスの律動と化していた。
じゅぽじゅぽぐぽぐぽと多量の蜜を湛えた肉孔を撹拌する水音が、密着する恥肉の淡いスパンキング音と共に響き渡る。

「タピオカちゃんっ、タピオカちゃんんぅう…っ❤ も、もぉ、いいれすよねっ、このままっ、このまま、どうなっちゃってもっ❤ らって、こん、な…あっ、あっ、あぁあッ❤ 気持ちよすぎるん、ですものっ❤ タピオカちゃんのおまんこがっ、あっ、絡みつい、てぇっ、はひっ、ひんんぅっ❤ あっ、もぉ、出るっ、出ちゃい、ますぅう……っ❤」

老若男女がひしめく噴水広場の1角というロケーションから現実逃避するかの様に双眸を閉ざした戦士娘が、悩ましげに眉根を歪め、切なげに震わせた唇から刹那の肉欲に身を任せた破滅的な誘いを投げる。
頑なに蒼瞳を閉ざした戦士娘には見る事は出来ぬ物の、驚くほど近くから漏れる息遣いやら自分の物とは異なる雄の性臭やらを考えれば、遊牧民との爛れたふたなりセックスは今や大勢の観客の見世物となっているのは明らかだ。
タピオカがゼナとは異なり周囲に目を走らせたのならば、その褐色肌に無数の砲口が向けられている事に気付くだろう。
レズ行為に浸る二人の絶頂に合わせた射精は、噴水の霧雨に清められた体躯に降り注ぎ、理性を溶かすザーメンシャワーの穢れでその柔肌を塗りつぶすはず。

「あっ、出るッ、出るッ、出るぅぅうッ❤ 孕んでっ! タピオカちゃん、わたしのザーメンで、赤ちゃん、孕んでぇぇええッッ!❤❤ ふあっ、あっ、あぁあッ、ふわぁああぁああぁああ――――ッッ!❤❤」

自ら種付けをせがむ少女のおねだりに、ゼナの理性は完全にかき消えた。
ずばんずばんっと激しく腰を打ち付ける程になっていたピストン運動が、一際強い一撃で彼女の背筋を噴水の縁壁に押し付けると同時、遊牧民の意識を押し流す濁流の如き射精がその胎内に浴びせかけられる。
ぶびゅぅうっ、びゅくるっ、びゅくっ、びゅくっ、ぶびゅっ、びゅぅぅぅぅううッ!
豊乳の内に秘めた淫欲の強さを暗示するような、濃厚で多量の白濁液の噴出。
巨根でギチギチに拡張された膣肉を黄ばんだ熱塊があっという間に蹂躙し、当然の如く子宮内までもを塗りつぶしていく。
それどころか、卵子が溺れる程のザーメンは浣腸液でも注がれたかの様に彼女の下腹を膨らませ、結合部の隙間からも湯気立つ雄汁を逆流させる。
下着の線の浮き上がるホットパンツの臀部を痙攣させて種付けの悦びに浸るふたなり娘の背だけでなく、その体躯に組み伏せられた少女の褐色肌にも無数の精液が浴びせかけられた。
それはいつの間にか手を伸ばせば届く程の距離まで近付いていた観衆の、サイズも形状も異なる様々な肉棒から吐き出された欲情の塊。

タピオカ > 「ぃい、っ、……よぉっ……♥
もぅ、もぅうっ、……はっ、はっ、……どうなってもいぃからぁっ♥
ゼナぁ……♥ゼナぁ……♥ゼナぁ……♥ゼナぁ……♥
止まらないょぉっ、……気持ちいいの止まらなくてっ、……♥
僕、……んっ、んっ……♥
どうにかなっちゃう、どうにかなっちゃうぅ♥
おまんこ溶けちゃうっ、ゼナにぱんぱんされて幸せになって溶けちゃうのぉぉっ……♥
はっ、はっはっ、はぁぁぁっぁっ……♥
あ、あぁ、あぁ、っ、あぁぁぁ、出してっ♥
出して出してっ♥中出しおちんぽくれなきゃやだぁぁっ♥
ゼナに中出しザーメンぶっかけてもらうのおっ♥
中出ししてっ、中出しぃっぱいしてっ♥
してくれなきゃやだぁああっ♥おまんこ孕ませてくれなきゃやなのおおおっ♥
あぁぁ、ぁっ、あっ、……んうううっ、も、もぅぅう、きちゃうぅぅ……♥
ゼナっ♥ゼナっ♥ゼナっ♥ゼナっ♥ゼナあああああっ♥
ぁっあっ、あぁぁぁぁ、おちんぽいっぱい、おちんぽいっぱぃ一緒にいくうううう♥
ぃくうううううううっ♥ぃくううううううううっ♥
んぁ、ァあああああああ~~~~~~~~~~っ♥」

あられもない裏返った嬌声あげて喉を反らし、
彼女の肉棒からもたらされる快楽に全身溺れていく。
すぐ近くにある噴水の噴射口から絶え間なく冷気が吹き当てられても、彼女との一心同体による愉悦に疼く熱で頬は真っ赤に紅潮する一方。間近にて扱かれる他の雄臭に2人まとわりつかれながら、その数十倍の濃度で膣肉が亀頭に全方向から迫って射精を促す。鍛え抜かれた強靭な腰でも、その窄まりを通過するごとに力をこめなければならないほどの密着感と圧迫。彼女に組み伏せながら首を激しく左右に揺すりたて、口端から唾液を零す。縁壁へ肉棒こと縫い留められた瞬間に裏返った甘い絶叫響かせながら。――びぐうううっ!びくうううっ!んびぐうううっ!激しく弛緩と収縮を交互に、膣口が弾み回り。
濃厚ふたなり射精でみるみる、下腹部が膨れ上がっていく。
その様子に大口を開いたまま、うっとりと表情が綻び。
そんな痴れた褐色牝の顔面が、観衆からの雄棒放射を浴びて白くどろどろに溶けていき。膨らんだお腹の上にまでそれは及んで……。

「はあぁ……♥はぁっ……♥はぁあぁぁ……♥
ゼナぁぁっ……、僕のおまんこに孕ませレイプしてくれて、……ありがと……♥
でも……でも……。僕、……ゼナにもっと、ぶっかけられてみたいの……。
お願いぃ……っ……!
おしっこ……、おしっこ、かけて……っ……!
みんなも、僕に……おしっこ、かけてほしいのっ……!
ゼナの女の子おちんぽと一緒に……っ、
僕に、……おしっこ、かけてくださいぃっ……!」

妊娠6ヶ月とばかり大きく射精に膨れ上がった下腹部を嬉しそうに揺らしながら。そっと両手を彼女へ、そして回りへと差し伸べる。
まわりの肉棒共々、彼女の肉棒からもおしっこを注がれたい、とはしたないお願いに甘い声音を震わせ。

ゼナ > 多量のザーメンを少女の狭孔に注ぎ込みながら、無数の男達の精液を震える背筋に浴びせられる。中には至近距離に近付いて射精を行う猛者もいたらしく、だらし無く蕩けた頬や、遊牧民の物と重なる乳房にも濃厚な雄臭を放つ白濁が浴びせられた。
しかし、今のゼナにとってはそれらも種付けの余韻を強めるスパイスでしかなく、むしろ自ら身体を揺らめかせてザーメンローションをにゅるにゅると塗りつける様な動きさえ見せてしまっていた。
そんな状態で身を重ねる少女からのおねだりを告げられたなら

「んふふふ、タピオカちゃんってば本当におしっこ大好きなんですから❤」

なんて言いつつ他者のザーメンが塗りつけられた唇で彼女の唇にチュッとついばむ様な口付けを落とし、未だ硬度を失わない剛直を彼女の胎内から引きずり出す。
ずろろろっと引き抜かれた巨大な体積と体温の寂寥に震える少女の肉孔からごぽりと溢れるおびただしい量の白濁粘液を見つめたゼナは、蕩けきった蒼瞳を改めて周囲に向けて

「聞いてましたよね? この子、他の人におしっこ掛けられるのが大好きなんです。だから、わたしと一緒にこの子の望みに応えて上げてくれませんか?❤」

なんて言いつつ様々な液体に濡れて張り付くホットパンツを引き下ろす。
諸共に引き下ろされるショーツのクロッチが、露出した雌肉との合間に濃厚な粘糸を引く。
そして、精液と愛液のカクテルに濡れそぼる怒張を反り返らせたまま、咲き綻ばせたどろどろの雌華を遊牧民の少女に向けて割り拡げ

「――――……んっ❤ んんんぅぅうう~~~っ❤❤」

キュッと眉根を寄せて息んで見せる。
愛液によって妖しく照り光る雌華がむりむりっと捲れ上がったかと思った次の瞬間、ちょろ…じょろろろろ…っと噴き出すのは琥珀に色づいた熱い体液。
放物線を描いたそれは少女の下腹から徐々に角度を上げてその頭部へと浴びせかけられる。
そして、それを見ていた男達もまたニヤリと下卑た笑みを浮かべ、終えたばかりの射精の残滓が垂れ落ちる肉棒をそれぞれに少女に向けて、ゼナの物よりも色濃く、臭いのきつい小水のシャワーを浴びせ掛けていく。
そうして複数の廃液を浴びた少女は、そのまま続けて大勢の男達に輪姦される事となる。その肉の宴は清涼だった噴水の霧雨が噎せ返る程の性臭に塗りつぶされるまで続けられる。
その最中、もよおした相手から何の遠慮もなく小水を浴びせかけられ、時にはその口腔にまで流し込まれる少女はまさに肉便器の様相を呈していた事だろう。
そんな少女の汚水塗れの身体に裸身を絡ませ、生塩っぱい味わいの口付けを交わし、時には彼女の小水を呑んだり、こちらからもお返しに飲ませてあげたりといった変態行為に耽るゼナが傍らにいた事は言うまでもあるまい。

タピオカ > 「僕っ……、おしっこかけてもらうととっても気持ちよくなっちゃうのぉっ……♥
だから、だから、……んっ♥……はぁはぁっ……、
かけて、……かけてかけてっ、……
女の子おちんぽでボテ腹おまんこにしてもらって喜んじゃうはしたない僕に……っ、
ザーメンまみれの妊婦おまんこにっ……、
おしっこかけて、おしっこかけてっ、おしっこで犯してっ……♥
――あぁぁ、ぁっ、……ふゎあぁぁぁぁ……♥」

ついばむような優しい口づけに、たゆん、と放精に膨らんだ下腹部を嬉しそうに震わせ。
卑猥にそのお腹をなよなよと揺さぶってのおしっこお強請り。
ほしいほしい、と物欲しげと切なげ入り交じる表情で訴えかけ。彼女の怒張におでこをくっつける勢いで顔を近づけ。
――琥珀色が注がれて。表情が幸福色に染まっていく。

「おしっこっ……♥
あぁぁっっ……ゼナのおしっこあったかぃ……♥
とってもあったかいのっ、……はぁ、はぁぁぁ……♥
嬉しいっ、……気持ちいいよぅ……ゼナぁ……♥
ぁ……!あっぁっ……!
はぁぁぁぁぁっ、……みんなもかけてくれるの、っ……♥
はっ……♥はっ……♥はっっ……♥あぁぁぁぁ……♥」

ふたなり巨根から水音たてるおしっこで、髪も顔も着衣も染められていく。
彼女に染められ、匂いにまみれる心地に幸せそうに喘ぎ。
両手でおしっこを胸や股座、おなかへとこすりつけ。
そこへまわりからシャワーを浴びせられ。
嬉しさに自らも、着衣のままおしっこをお漏らししてしまう。

その後のまぐわいは、おしっこと愛液と精液の混じり合った、あまりに甘美なひとときとなった。
下腹部をたぷたぷと淫らに踊らせ、彼女と抱き合い、飲み合い、飲ませあって。
ぜな、ぜな、ぜな……。何度も甘い声で相手の名前を繰り返すのだった――。

ご案内:「噴水広場」からタピオカさんが去りました。
ご案内:「噴水広場」からゼナさんが去りました。
ご案内:「看板の無い店」にイライザさんが現れました。
イライザ > ──その魔女は、店の奥の広々とした来客スペースに独り、居た。
毛足の長い絨毯が敷かれ、中央には足の低い厚ガラスのテーブルが置かれている。
テーブルを挟んで、クッションが柔らかい上等の横長ソファーが一つずつ。
魔女が座すのはその内の一つ。適度な弾力の背凭れに体重を預け、悠然と足を組み。
対面には誰も居らず、煙草は吸わぬが長い煙管を指先でやんわり弄んでいる……。

店の出入り口には魔女の魔術が施されており、無意識の内に波長が合ってしまった者は、
ふらふらと入口を潜り、商品陳列エリアを通り抜け、奥の来客スペースへと入室するだろう。
一種の洗脳の効果が店自体にかけられているのだ。そして、魔女の獲物となる……。
魔術の抑制が効かない危険な者が入って来る事も有るが、滅多に有る事象ではないし、
とタカを括っている。永い時を生きた人ではない種族特有の増長と言えるだろうか。

店の洗脳効果を察知し、洗脳されずに踏み込んで来る輩も、稀に居るのだから──
洗脳効果を受けた者は、魔女の傍まで来た時点で効果から解放されて我に返るだろう。

ご案内:「看板の無い店」からイライザさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/酒場」にカグラ・ヒトトセさんが現れました。
カグラ・ヒトトセ > それなりに遅くなった時間、平民地区にある酒場の一つ。
仕事帰りだと思われる酔っ払いや常連に混じるようにカウンター席で遅めの夕食をとる。
と言っても酒は飲めないので飲み物は水かジュースであるのだが。
ウェイトレスから調理を受け取り代金を先に支払えば早速手を付け。

「んぐ……ここの食事はうまいな。あたりを引いたか」

ぱっと見れば雑な盛り付けの料理であるが味はいい物。
少々濃い味と言えなくもないが酒のあてだと思えば納得もできる。
酒を飲めば丁度いいのだろうが飲めない年齢故に仕方ないと肩を落とし。
賑やかな酒場内を時折に眺めては料理を食べていく。

カグラ・ヒトトセ > 騒動を眺めていれば食事は奇麗になくなってしまい。
空になった器を積んでいれば騒動は喧嘩に発展しまいまう。

先に代金を支払っていたので巻き込まれないうちにとそっと店を抜けていく…。

ご案内:「王都マグメール 平民地区/酒場」からカグラ・ヒトトセさんが去りました。