2019/07/05 のログ
ご案内:「王都マグメール 庶民地区」にマコさんが現れました。
マコ > 「たっだいまーっと。」

宿代を稼ぐため、マコは今日は簡単な依頼に精を出していた。
できるなら働きたくないし、宿代がなくても生きていたい。
美味しい者だって楽をして食べたいけれども、そうはいかないのがこの世の中。

簡単な仕事で、とりあえず宿代とご飯代を稼げればいいかな、ということで請け負ってきた薬草探しの依頼。
まあ、それなりに稼ぎにはなったかなというところだ。
今月の宿代と、ご飯代はどうにかなりそう。

「おじさん、いつものやつね!
お魚のアヒージョと、パン!」

お気に入りのメニューだ。
お腹もそこそこ膨れるし、お値段が手ごろだし、何より美味しい。
カウンターに座って、にこにこと笑いながら、マコは料理が来るのを待つことにした。

マコ > 今日の仕事の感情をしながら、マコは料理を待つ。
薬草採取でそれなりのお金が手に入ったし、宿代には十分だ。
とは貯蓄に回して、次の依頼の準備費にでも使えばいいか。

しっかりと貯めておきたいところだけど、この仕事はなかなかその日暮らし。
お金を貯めることはできないから、また今度大きな依頼で儲けようかなと思っている。
そのために、冒険者ギルドでいくつか、依頼の写しをもらってきたわけだが…。

「んー………。」

”これといって、いいのはないなぁ。”
頬杖を突きながら、マコは少しうなった。

別に、えり好みするつもりなんかはない。
出来ればちょっと羽振りのいい、簡単そうな仕事はないかなと思って、貴族が出している依頼を探してみた。
でも、夜の相手とかその辺までこみこみになると、さすがに一歩引いてしまう。

護衛とか、その辺の物はないか。
依頼書をめくりながら、マコは料理が来るまで依頼書とにらめっこ。