2019/05/28 のログ
ご案内:「貧民地区3/繁華街の店と店の間の狭い通路」にミユさんが現れました。
■ミユ > 夜の繁華街…その店と店の狭い通路で身を隠し、きょうの戦利品を盗品袋から取り出し地面に並べる‥今日収穫した財布は5つ。どれも高級そうなものばかりだ、ニヤニヤと笑いながら、財布を拾い上げては現金だけを懐に仕舞ってゆく…思いのほか現金は多く、ほくほく顔だ…収穫を終えると、財布をそのままに、狭い通路から裏路地へ脱出し…
「今日は大収穫でしたね…」
ルンルン気分で走るミユ…自宅の安アパートに向けて裏路地を走って行く…
ご案内:「貧民地区3/繁華街の店と店の間の狭い通路」にリィナさんが現れました。
■リィナ > すっかり夜も更けた時間帯
当然のことながら、寮の門限なんてものはとうの昔に過ぎてしまっている。
そんな時間にもかかわらず、学院の制服を着た少女が、人通りの少ない裏路地をうろうろとふらついていた。
「うぅ……お財布落としちゃうとか、明日からどうすればいいの……」
全財産の入った―――といっても、雀の涙ほどの、コインが数枚入っていただけのものだけれど――お財布を落としたのに気づいたのが夕暮れのこと。
そこから今日歩いた道筋を逆に辿っているのだけれど、お手製の財布はどこにも見つからない。
既に誰かに拾われてしまって、捨てられてしまったという可能性が頭を過る。
けれども、見つからなければ明日のご飯にも困ってしまうわけだから、宵闇の中で猫のように目を見開いて暗い路地を見渡して。
■ミユ > あきらかに場違いな服装、学生の服に思わず足を止める…
「きみ…どうしたの?」
困ってる様子からか、はたまた場違いな服装で周りをキョロキョロしている学生に興味が沸いたのか、
少女の目の前で足を止め、見上げながら問いかける。
■リィナ > 路地の真ん中などという目立つ場所に落ちていれば助かったのだけれど。
そうは問屋は卸さないらしい。逆にそんなところに落ちていれば、とっくの昔に拾われていただろうけれど。
「え…っ!? あ、その………ちょっと落とし物をしちゃって……」
路地の端。無造作に並べられた樽やら木箱の隙間を覗き込んでいると、不意に声を掛けられた。
こんな時間に誰かが通り掛かるなんて思ってもみなかったから、少しびっくりしたように肩を跳ね上げさせる。
声の主の方を見れば、まるで夜を忍ぶかのような黒いローブ姿。
じりっと警戒するように一歩後ろに下がるけれど、素直に言葉を返したのは、掛けられた声が少女のものだったからで。
■ミユ > 「う~ん、そっか…それは災難かも…」
俯き加減で右人差し指を顎に当てながら考える。
そういえば、さっき裏路地に入った時…落ちてる軽い財布があったので、適当にそのまま盗品袋に入れた記憶が戻ってきた。
それはこの子のだったのかもかもしれない…そんな考えが脳裏をよぎる。
相手が警戒しているのを感じると、安心感を誘うようにフードを後ろにずらすと素顔を晒す…
「そういえば、さっき拾い物をしたんだ~」
警戒心を解かない少女に気楽に声をかける。
■リィナ > いくら王都であっても、裏路地のこの辺りともなれば治安が良いとは言えない。
むしろこの時間ならば悪いと言ってしまっても、何ら間違いでもないわけで。
そんな空気を感じ取ったのか、少女がフードを外すと、夜目にも明るい白が浮かび上がる。
加えて害意のなさそうな少女の声音に、肩の力が抜け。
「お財布じゃなければ、日が昇ってから改めて探しに来たんだけれど……」
小柄だというのはフードをしていても分かっていたけれど、自分と同じか少し年下にも見える。
同情してくれているらしい、そんな相手に、へにゃり、と苦笑を向ける。
「え? 拾い物? もしかして、花柄の小銭入れとか、そんなの落ちてなかった!?」
期待を持たせるような物言いに、思わず食いついてしまった。
だって、日暮れからこっち飲まず食わずでずっと探し通し。
いい加減クタクタだし、手掛かりもないしで、心も折れかけていたわけで。
■ミユ > フードを脱げば、少女の緊張が抜けていくのが解る…
ここで衛兵を呼ばれれば即牢獄行きなのは明白なので、ミユも安堵する。
「ああ~そういえば…ん~ちょっとまってね…」
そういうと、盗品袋をこぞこぞと漁り、花柄の拾った財布を取り出す。
「もしかして、これかなぁ…?」
無理に突っ込んだためか、少しシワが寄ってしまっていた。
財布を取り出した手を前にだし、確認をもとめようとする。
「しかし、こんなところでこんな時間に、そんな格好じゃ、雄ども格好の餌食だよ…
朝まで私のボロアパートでよければ、身を隠すかい?近いからさー」
すこししかめっ面を見せながら、少女に問いかける・
■リィナ > 袋をごそごそと漁る少女の様子をじっと見守る。
そして取り出されたそれに、榛色の瞳を大きく見開いて。
「それっ! それだよ、あったぁぁ……! ありがとーっ!!」
思わず少女に抱き着いてしまう。
そのままぎゅーっと抱き締めてから、お財布を受け取って中身を確認。
幸いにも貧民街のパン屋で豪遊できるかどうかも怪しいくらいの金額では、わざわざ中身を盗ろうとまでは思われなかったらしい。
どうにか明日のご飯は食いっぱぐれずに済んだらしく。思い出したかのように、お腹の虫が鳴きだした。
「えっと……その、でも……良いの?」
お財布を見つけてくれたお礼はしたいところ。
それに今からでは寮の扉はおろか門さえも閉ざされてしまっていることだろう。
お礼どころか、更にご厄介になってしまうことに申し訳なさそうにしてから。
「……図々しいのは百も承知だけれど、お願いしても良いかな…?
私は、リリアーナ。リィナって呼んでね。」
しかめっ面なのは、危なっかしいこちらを心配してのことだろうか。
少女の言う危険性は、こちらとしても一応頭にはあったわけだけれど、生活費には代えられなかったわけで。
お礼の方はまた改めてちゃんとすることにして、今日のところは少女の行為に甘えようと、ぺこりと頭を下げた。
■ミユ > あはは、私が拾わなければ、落ちてた場所にそのままあったかもしれないのにー」
苦笑しながらも、そう答える。熱い抱擁を受け取るとビックリして躰を少し硬直させてしまう。
熱い抱擁から解き放たれると、
「もう~びっくりしたよ~…」
照れるようにそういうと、中身を確認する少女の袋の入口から金貨を2枚入れる。
「元々部屋広かったんだけど、今では薬品倉庫に住んでるみたいになってる部屋でよければ…」
響く少女のお腹の音に、クスッとすこし笑うと…
「家に非常食とかあるから…あんまり美味しいとは言えないけど、お腹を満たす程度にはあるよ」
女性の肩を叩きながら答えるミユ。
「勿論いいよ。これも何かの縁かな~とも思うし~ あ、私はミユ…見ての通り夜の盗賊さ…とはいえ、かけだしだけどね~」
少し頬を赤らめ、照れを隠すように頬を人差し指でポリポリと引っ掻く。
少女が頭を下げると、照れながら片手を振る。
「さ、こんな危ないところで立ち話ってのも怖いし、サクサクと部屋にむかいましょうか~」
フードをかぶり直すと…少女の手を取り、ゆっくりとした足取りで安アパートに向かおうとする。
■リィナ > さすがに元々入っていた金額が少ないだけに、ばっちりその金額は覚えている。
そこに金貨が2枚も足されようものなら、慌ててしまい。
「わわっ、拾ってもらった上に泊めてもらうのに、なんでっ!?」
ダメダメ!と金貨を少女に押し返す。
盗賊だと名乗る少女に、瞳をぱちくりと瞬かせた。
こんな人の好い盗賊もないだろう、と小さく噴き出した。
「百歩譲って盗賊だとしても、昼間の盗賊とか聞いたこともないからね?
うん、それじゃあ、お邪魔します。よろしく!」
手を取られて暗い路地を歩いていていく。
いくら宥めても言うことをきかない腹の虫に、
少女のアパートに着いたらご飯をおねだりすることになるのは、このすぐ後のことで――。
ご案内:「貧民地区3/繁華街の店と店の間の狭い通路」からリィナさんが去りました。
ご案内:「貧民地区3/繁華街の店と店の間の狭い通路」からミユさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場2」にミユさんが現れました。
■ミユ > ―――今月3度目の湯治である…
お尻の烙印の痛みを軽減させるためである。
お尻の「隷」の烙印は、王都の富豪商人に奴隷として買われた時に押され呪法の一種で、発動している状態ではどんな人にも隷従してしまう
ミユは富豪のお屋敷で強制された書庫での仕事をこなしている最中に偶然にも発見した魔法書に記述された封印の魔法―――。
記述された内容では主に鍵を掛ける用途と書かれていたし、誰でも使えるような魔法と書いてあってか、試しにと自分のお尻に手をかざして魔法を唱えると意外とあっさり封印されてしまったが、最初はまだ強制力が完全に封印しきれてなかったり、1日で解けちゃったりと意外と難儀。バレない様に従うフリをしながらも、魔法の書物を読み漁っては魔法に工夫を加え、何ヶ月もかけて作り上げたオリジナル魔法…その効果は時間こそ1日程度と限定的ではあったが、烙印の呪法を完璧に封印していた…筈だったが、ここ最近、何故か烙印がピリピリと痛む―――――。
もっと封印魔法に工夫を加えたがったが、お屋敷にあった上級な魔法書を盗みにいけずに、図書館などにある初級魔法書等を参考にして工夫しようにも上手くいかないのであった―――――。
「さてとっ♪」
何時ものように宿にチェックイン。いつものように部屋に通される。相変わらずのボロ安部屋ではあるが、ミユに押された烙印の痛みが取れる効能のある温泉宿はここしかなかったのだから仕方ない。ミユは部屋に荷物を降ろすと、手馴れた手つきで風呂支度。ささっと部屋をでて温泉に向かうミユ…人とすれちがえば軽く挨拶を交わし――――。
■ミユ > 温泉の脱衣所に差しかかった頃、壁に貼られた1枚の張り紙を見つける…
「ふむふむ…」
小遣い稼ぎと書かれたそのチラシに興味を持ち、内容に目を滑らせて行く…
「2時間で2000ゴルドとは…また豪勢な…」
最初はフッと笑って通り過ぎようとしたが…2000ゴルドの数字にやはり興味が湧いてきたようで…
「ん~…」
2000ゴルドって数字が頭から離れない…
貧民地区の人間にとって、2000ゴルドは大金とは言えないまでも、20日くらいは楽に生活できる金額である。それをたった2時間でいいならと、欲望が出てきてしまう…
「やってみよっか…な?」
パンっと1度手を叩くと、脱衣所のカゴに着替えやタオル等を投げ入れて踵を返し…宿の入口の接客カウンターに向かう。
ミユ「おっちゃん~」
宿の主人「お、ミユちゃん、どうしたのかね?」
ミユがカウンターに両手を置いて、宿の主人を見上げると、ミユの声にこちらに振り向き、いつもの接客顔で言葉を返してくる。
ミユ「お風呂場の張り紙みたんだけどさーやってみたいんだ~♪月に2~3回程度でよければ~♪」
ミユはニコニコと笑いながら、そう告げる…と、宿の主人は顎に手を当てて、う~んと考え込みながらミユを見つめる事数秒…ぽんと手を叩き、
宿の主人「ん~ミユちゃんにはちょっと早いかもしれないけど…最近人手がたりないからなぁ…よし、ミユちゃんにも手伝ってもらおうか!」笑いながら承諾する宿の主人、しかしミユは見逃さなかった、一瞬のニヤリと口元を上げる宿の主人の顔を…
■ミユ > ミユはそのまま、お仕事の説明を受ける。なんてことはない、言ってることはチラシと変わらない…一通りの説明をうけると宿の主人が最後に質問する。
宿の主人「んと…まこれくらいだ。何か質問あるかい?」
ミユは宿の主人の顔を思い浮かべる。野生の感で何かあると心が警笛を鳴らす…
ミユ「ん~と、そのお風呂には他に効能とかあるの?」
店の主人はその言葉に一瞬目を逸らすも「いや…それ以外にはないよ…ともかくだ…2時間はきっちり入ってきてくれ。報酬はその後だ。」
店の主人はコホンと咳き込むと、また背中を向けて、帳簿処理を続けてゆく…
ミユはちょっと不信に感じつつも、いつもお世話になってるから…と自分の心に言い訳を返し、
再び温泉の脱衣所に足を進める―――――。
「さてと、お仕事開始~♪」
ミユはさっと衣類を脱ぎ捨てると、先ほどのカゴにほおりこんでゆき…温泉の扉を開けて中に入る…鼻腔を擽る温泉の甘い香り…安宿のわりには豪勢な温泉。複数に分かれており、それぞれ効能を謳った立て看板が置いてある…
ミユは指定のあった温泉をみつける…
「なにこれ?」
この温泉だけは、他とは違い、レンガ作りの質素なお風呂といった感じである。この空間にあるものとしては、ちょっと異質な感じがする。なみなみと張られたお湯に手を漬ける…特に他と違いは感じない…あえて言えば、少し温い……底に2つの小さな穴をみるも、これは循環用の穴として、他の温泉にもあるものだ…
「ん~この温度なら2時間入ってものぼせないかなぁ~?」
ぬるいといっても温泉は温泉である。2時間も浸かるとなれば、途中で耐えられなくなるかもしれない…
「まあいっか…」
まあ、のぼせたら、あとで涼みにいけばいいや…なんて思いつつ、湯船に浸かってゆく…
肩まで湯船に浸かると、上を見上げる。天井に何か魔導装置の様なものに気付くもよくわからないので考えないでいた…
■ミユ > ―――――。
「ん~!」
一時間浸かった位だろうか…興奮作用も相まってか、流石に躰が汗ばんでくる…
「上がりたい気分になってきちゃったなぁ…」
汗を流す様に顔をお湯で洗う…ぱちゃぱちゃと水音が温泉に響く…
その時であった…
「………!?」
突然に訪れた快感…お湯の流れが愛撫するかのように肌を撫でる…
「うぁ…やぁ…やぁっ…」
ミユは湯船から上がる為に立ち上がろうとするも、豪快に足を滑らせ…盛大に転けてしまう。
「きゃっ…!ふぉぐっ…んぐうっ…」
ザバーンと豪快に響く水音…ミユは直ぐに頭を上げるも、大量のお湯を飲んでしまう…
「と…とにかく、あがらなきゃ…」
焦るミユ、レンガの縁に手をかけて、躰を起こそうとするも…力が入らず躰を起こす事ができない…
「はあっ…やあっ…こんなのっ…」
全身を襲い来る快感の波、まるでそれはスライムに犯されてるかのよう…お湯は容赦なく、全身を弄るように流れる…ミユは必死に抗うも、火照りを増す躰に心が折れそうになってくる…
ミユは快感に腰をくねらせ、必死に両手で秘部を覆うも、躰を撫でる湯が齎す快感には抗う術がない…躰を跳ねさせ…腰をよじる度に溢れ出す愛蜜…それと共にどんどん昂ぶってゆく…
「ふあぁ…あああっ!」
もうどうにもこうにも止まらなくなってきたミユ…欲情しきった顔で自らの手が自分を犯し始める…膝で立ち…右手で自ら秘部を開き…左手の中指と薬指を膣内に差し込み…何度も指で膣壁を擦りあげて躰を跳ねさせて躰を仰け反らせては大きな嬌声を大浴場にひびかせていた…
■ミユ > 「あんっ!はあんっ!」
もう何度イっただろうか…躰が欲するがままに自らを犯してゆく…
…薄らいでゆく意識の中…目を細めてゆく…
最後にみたのは、店の主人の笑い顔であった…
…
「――――っ!」
はっと意識が戻る。気付けば借りたボロ部屋で全裸で寝ていた…鳥の鳴き声が朝だということを告げる…
がばっと布団から身を起こす…
「…。」
あれは夢だったのだろうか?とふと思い浮かべる…
しかし、股間に手を回せば、自分の愛液と共に明らかな雄の香りがする白濁液が膣内から漏れたしていた…そしてふと枕元を見れば、脱衣所に置いていた衣類と共に、明らかに2000ゴルドより多い金銭袋が置かれてあった…ミユは悟る…まんまと嵌められたと…
躰を綺麗に拭き、服を着ると、早々荷物を纏め、玄関に向かえば、いつもの店の主人の接客顔…無言で宿代を置き、店を出ていこうとするミユに店の主人は囁くように言う…
「昨日は大変だったね…報酬多めにだしておいたから…また宜しく」と――――。
ご案内:「九頭龍の水浴び場2」からミユさんが去りました。