2019/05/04 のログ
ご案内:「猫カフェ」にツールさんが現れました。
ご案内:「猫カフェ」にアルタゥさんが現れました。
ツール > 戦友がとある組織の薬によって幼女となってしまった。
その組織の内偵の為、その組織のフロントかもしれないと、馴染みの情報屋から入手した情報をもとに訪れる。

内偵やら監視をするにも一度店の中を検めておく必要がある。

そう考えた男は、その店を訪れる事にした…が、今男は躊躇する様に入口の前で足を止めてしまう。

アルタゥ > その店は 表から見てごくごく普通の猫カフェという店でした。
とてもじゃないが、これがとある組織のフロントとは思えない位に、
男が来る前にも何人かの客たちが吸込まれる様に―店に入っていったのだ。

中はそこそこのスペースに猫が思い思いにくつろいだりしている空間、
ありふれた猫カフェその物の内装 入り易い出入り口 猫のいるスペースの手前にレジ。

…フツーの猫カフェだった。レジにいたとあるもっふもふの猫耳メイドならぬ少女が 
入口の前で躊躇している男の姿を捉えると すっと入口の扉を開けて

「どうしましたか? お客様」

可愛らしく声をかけて お入りにならないので?とか首を傾げて 中へと誘う甘声をかけよう。

ツール > 店は繁盛しているようだ。
男の前に何人も見せに入りこんでいく。

しかしあまりにも可愛すぎる店。
躊躇してしまう…。

そんな時に開く扉。
可愛らしく声をかけてくる可愛らしい少女。

「んっ… あぁ、入ろうかと思ったんだが、中があまりにも可愛らしくてな、 躊躇していたんだ。
案内してもらえるかな?」

隻眼の男、相手を見下ろしながら、やや困ったように笑いかけるのであった。

アルタゥ > とある組織のフロント営業は割と健全に?営業する事。
偽装工作するにしても極力周りの環境に合わせた繁盛っぷりを出さねば胡散臭くなる。

やるからには躊躇なくやって媚びを売って…売らなくても猫なんできままに稼ぐ事、と称して。

男に声かけた少女は、中にいる他の店員も同じだったが 全員ほぼケモミミ、ケモ尻尾持ちだった。
男の戸惑うような様子に 「畏まりました では此方で靴をお脱ぎ下さい。靴はそちらの棚へ」、と
案内を自然体にし、男が中へと入っていくのを見届けてから 少女は扉を閉めて 
次に、と手慣れた様子で 男にすっと差し出したのは 消毒液のボトル(市販製)。

「猫ちゃん空間に入る前にこちらで消毒して下さいませ♡ 滞在1hに対して20ゴルド、
 飲み物食べ物猫ちゃんへのおやつは此方のメニューに御座います。おもちゃは貸し出し制となっております。」

一通りの案内を済ませると どうぞ ごゆっくりー♡と男を猫ちゃんスペースへ!

ツール > 少女に促されるまま中に入り、扉の位置や店の配置を観察しながら靴を脱ぎ、棚へ、差し出された消毒液のボトルで手を念入りに消毒し、値段を聞き納得したうえで中へ。

「さ… 珈琲と猫のおやつを適当に頼むよ。 おもちゃは まぁ後で考える」

そう告げると、猫や人がのんびりと過ごす空間。
男は相手いる場所を探すと、店の間取りを覚えながらゆっくりと開いている席に腰を下ろす。
男からは犬の匂いがするため、猫たちは警戒する様に男を見詰めてくる。

アルタゥ > 極自然体で案内を一通り済ませると すすすっと邪魔にならない様に
消毒液のボトルをもって 後ろに下がっていく。猫尻尾をゆらゆらと揺らしながら。

中にもケモミミ…猫ちゃんがいっぱいいるから ケモミミメイドはほぼ種類は違うけど猫耳が多い。
その中の一人が 注文を承り レジにいるアルタゥが珈琲の用意をし始める。あと猫のおやつを。

思い思いに猫がくつろいだり にゃんにゃんしたり 他の客たちの足をもねもね。
男には何故か全く近寄っていない猫ちゃんたち。 珈琲の注がれたカップと猫のおやつ入り小皿をトレイに載せて、
スペースへと入ってきたアルタゥは 注文した男の前に、

「お待たせいたしました、ご注文の珈琲と猫のおやつで御座います ごゆっくりお過ごしください」

と声をかけながら 静かにコトリ コトリと置いてまた すすすっと音もなく離れていく。

ツール > 男は別にケモ耳だろうが、ミレーであろうが差別はしない。

そして、周りを見れば、純粋に猫と戯れており、店にはゆったりとした空気が流れる。
そして注文した品を持ってくる娘。

「あぁ すまないな。」 

どうやら当たりだったようだ。 少女の背中から目を逸らしながら、来る時と去るときの足の運び姿勢にぶれはなく、それはかなり戦えるものの特徴である。

今後の事を考えながらコーヒーカップに一口付け、こちらを見やる愛想のない猫のあたりに、餌を一つ投げ渡す。
男は知らないが愛想がない為、あまり他の客とは絡まない猫はおやつを食べ、じっとまた己を見てくる。
少し手前に餌をほおり徐々に相手が近づくように仕向けていく。

アルタゥ > 少女自体 猫としての変化能力を持っている事と猫は足音が静かだ。
今日は店員側としているが、普段はカフェ猫としてお客と戯れたりもふもふしていたりする。

男に観察されているとは気づいていたとしても気づいていないと振舞う様に 尻尾を揺らしながら離れる。
また元のレジの椅子にすとんと音もなく座り 尻尾をゆらゆら待機状態へ。

待機中はすまし顔で笑みは客が声をかけてきたり 御帰りの客の対応の際はとびっきりの笑顔でした。
その振る舞いは本当にまっとうな店員その物。また一人客が帰っていくのを見送り、また待機場所へストリ。

時々 猫ちゃんスペースをちらりみ程度に見てる 見つめてる。

ツール > もう少し、調べたくはあるが、一度目で余り深入りをしても戻れなくなる危険がある。

調査は焦らない。 深入りしすぎないが基本っと自分に言い聞かせながら愛想の悪い猫が近づけば抱き上げ、胡坐を崩す男の足の上に載せ、喉の下や胸のあたりを指で擽るように撫でていく。

純粋に心地よい。

アルタゥ > レジ番の猫耳メイド店員 本当に待機中。
時々の注文の対応したり―珈琲の淹れ方や用意する様は素人のそれじゃない。
この店員も含め教育した者のレベルが高いという事。猫ちゃんスペースと扉なり小窓なり壁なりで隔たれている分、
珈琲豆をゴリゴリゴリと砕く作業をしたとしても 猫ちゃんたちはその音に反応しない。

珈琲豆は業者任せではなく店員が豆を焙煎したりします的な大切な作業…。

時々…あら、男の元に黒猫ちゃんが。 よしよしと内心思いながら 作業続行。

ツール > 気づけばすでに一時間程。昼の内の偵察はここまでとして、
今後は人の出入り、しかも店員の行動把握。
その後、防犯体制の確認と忍び込み。
やる事がたくさんあるなと、考えながら膝の上で無愛想な黒猫を撫でながら、ゆったりとした時間を楽しみ。

時間になれば、猫をどけ男は立ち上がり、スタッフの元へ会計をしに行く。

「挽きたての珈琲粉も売っているのかな? 中々おいしかったよ。」

と、少女に向け隻眼の男は穏やかさを心掛け微笑みかけた。

アルタゥ > 制限時間は特に厳格に決まってません 1H経ちましたとかの囁きもしません。
や、そこは客様と店員とねこちゃんとの信頼商売的な営業具合です。
店員もだが、出勤する時 店にいる間、退勤して帰宅する時 完全に市井の人たちに
浮かない様に、紛れ込む様に自然に振舞う事が求められている。防犯体制についても
その辺の店と同じような仕組みをとっている。あと、忍び込みに関しては…防犯機能は秘密です☆

黒猫は下ろされてしまえば てふてふと隅っこの方へとあるいてく。そしてごろん。
レジ番で挽きたて作業の袋詰め合わせをしていた店員こと「アルタゥ」と名札のついた猫耳メイドは、
顔を上げる前に耳がぴっこんと立った。そして見上げて 笑顔で対応を始める。

「ご滞在ありがとうございます♪ はい、一つ5ゴルドで提供しております。お持ち帰りしますか?」

挽きたて袋の完封は敢てしない、くるくるっと簡単にまとめて紐で結わえるそんな簡単な封の仕方。

ツール > 潜入や暗殺、偵察に長い事従事していた男。
臭いと思ったら簡単に離れる事も無いし諦める事も無い。
自然の中の不自然をひたすらに探す。
忍び込むことも。

「あぁ 一つ頂こう。」

男は少女にだやかな笑みを向けながら頷き、財布からお金を取り出し、相手に渡す。そして男が滞在していた分のお金と、珈琲や猫のおやつ代も合わせて払う。

「いい店だ。 また来るよ─ アルタゥさん。」

アルタゥ > 「ご来店有難う御座いました、またのお越しをお待ちしております」

極極自然体の店員の振る舞い及び仕草でありました。
恙無く会計と珈琲挽きたての袋を紙袋に包んで、お金と引き換えにそれを手渡す。とびっきりのスマイルは無料です。

扉は手動だった、レジから出てきて 扉を開け 男が去って姿が見えなくなるところまでは 深々と会釈をして見送った事だろう。

ツール > 扉を開けてもらえば男は相手に穏やかな笑みを向け礼をする。

カツ、コッ、ズッ─

不規則な足音を残しながら男は店を後にしていくのであった。

ご案内:「猫カフェ」からツールさんが去りました。
ご案内:「猫カフェ」からアルタゥさんが去りました。