2019/04/24 のログ
ご案内:「焚き火」にタン・フィールさんが現れました。
■タン・フィール > 王都の中、昔民家があったであろう空き地に設置された薬師のテント。
暗くなってきた周囲を照らすように、そこには焚き火の灯りがきらめいていて、
その前でせっせと小さな人影が、何やら焚き火の前に並べている。
「…うん! これでよし、と…。」
季節柄、湿り始めた空気は薬草や香草などの薬効や香気まで閉じ込めてしまうため、
完全に水分を消し去ってから、粉末や薬液に溶かしたいところ。
焚き火の前に、釣りたての魚をあぶるように串刺しにした薬草や木の根、乾燥させたトカゲなどを並べて、
適切な距離で炙り、管理し、カラカラに乾かしていく。
少年自身も、丸出しの白い脚の太ももや足先を温めるように、
焚き火の前に足を組んで座り、その煌めきと暖かさに心地よさそうに寛いで。