2019/04/09 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場 混浴温泉」にタン・フィールさんが現れました。
■タン・フィール > 温泉を元締める一派からの、薬師としての仕事を引き受けた子供薬師。
心身の疲れを解し、英気を養い、快眠を得られる薬湯をこしらえてくれとの依頼を見事果たした恩賞は、
2日ほどは好きに飲み食いして遊べるほどの駄賃と、自らこしらえたお風呂の一番風呂。
「ふぃ~~~~~っ…♪ われながら、いいお湯…っ!」
オレンジと、チョコレートと、梅の花のような上品な香りが、浴場を包み込む。
ざば、と少女のようにぷるぷるで、もちもちの肌にお湯をかけて温めながら、くつろいだ様子でお湯の中でネコのように背伸びして。
ちょっとだけ泳いでみたい衝動に駆られるが…無人とは言え、
いけないいけない、お行儀悪い…と自分自身を制して…。
「…う~…」
ちら、ちら、と周囲に人の気配がないか、確かめる。
隙さえあれば、ちょっと…ほんのちょっとだけ、泳いでみようと。