2019/03/31 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にアゲハさんが現れました。
アゲハ > 「お花ー、お花は、いりませんか―」

声を出しながら。
歩きながら、花売り――

服装は、ドレス。

平民用に、少しだけランクを下げた。
さほどお金はないけど身だしなみを整えたよと分かる程度の
黒いドレスに身を包み。日傘をさしながら

「おはなー、お花は、いりませんかー」

ゆっくりと歩きながら。赤、黄色、白の花を右腕にある籠とともに、揺らしながら

アゲハ > きょろきょろと、あたりを見渡してみる

声をかけられるのを待ってるだけでは売れるわけもない。

だから――

歩いて――人影を見つければ

「あの――お花、一本、いかがでしょうか?」

花の匂い、そして――花だけではない、甘い甘い、蜜の匂い――……

アゲハ >  
――ひとり、するりと無視して避けていく――

「……あぅ……」

失敗したかなと、うつむく。
まぁ、でも、今のは運が悪かったのだと――またあるきはじめ

周りの話を耳にしながら、ゆっくりと歩いていく

「おはなー、お花はいかがでしょうか―」

ご案内:「王都マグメール 平民地区」にアルタゥ・ノノさんが現れました。
アゲハ > 「――うぅ、売れません」

無念。声かけて、虚しく。売れないので

歩くのも疲れたので座り込む――

「おはなーは、いかがですかー」

座りながら、もう一度声をかけてみた

アルタゥ・ノノ > 平民地区まで その少女は猫の状態でやってきた。

人の動きがやはり平民地区は多いので、猫なら普通にいると思って―失敗した。

適当な路地裏にいったん引っ込み 再び出てきたときには 普通の少女の形をしていた。
自身を中心とした100m位の空間座標確認 人の動き 諸々把握。
そうしてから 一度逢ったら忘れも忘れられない甘い 甘い蜜の香りのする
座っているような少女の元へと近づき しゃがみこもう。

「おはな 売れました?」

「この前のお花 何で出来ているの?」

そう問いかけて大丈夫?とか付け足して声をかけてみよう。

アゲハ >  
「…………はぇ?」

ふと顔をあげると、この前、花のことを聞いてくれた女の子だった

「あ、いや、売れないです。あはは――あんま需要ないのかもですね」

笑いつつ――

「あ、普通のお花です。庭で作ることを許可してもらってまして――そこで出来たものを持ってきてます」

ふわりと、花のいい匂い。やっぱ混ざって――甘い匂いがする

アルタゥ・ノノ > 耳が良ければ 極稀に定期的に少女が発している反響定位(エコー音)が発せられているのが分かるかも知れない。
視線は相変わらず 多分アゲハ嬢のいる方を視てはいるつもりだが、一寸ずれているかもしれない。

「お花は 新鮮なものほど 喜ばれます。」

「教会の近くとか お花が需要あるようなところに行かれては?
 墓地の近くとか割と お供えのお花として売れるときがあります、確か」

場所が難しいのでは?と瞼を伏せて、

「普通の花で 此処まで新鮮味溢れる香。普通だとあり得ない?」

「何かいい香りがする、と思うのです。花ではない 甘い 甘い 蜜の香り。」

どこでしょうか、花というか このアゲハ嬢そのものから香る気が。
くんくんすんすん 鼻を一寸動かして匂いを嗅ぎ始める。

アゲハ >  
「あぁ……教会。そういうものもあるんですね」

なるほど、なんて――世間知らず。そう、感じられる言葉だった

「――……?」

視線は花を見ているわけではなく、自分に向いている。
何かへんかなと、自分のドレスを見て
ドレスで座り組んでるのが良くないのかな――なんて

「――そうですか? じゃあ育て方がいいのかも」

どうですか、一輪、なんて。一本差し出す、赤い花
でもやっぱり、甘い蜜の香りとは違って

「――え、匂いますか。体、ちゃんと洗ってるんですけど……臭いですか?」

困ったなぁという表情。

意識して嗅げば――少し体が熱くなってしまうような。
少し、飢餓や、吸血を誘うようなそんな匂いにも感じ取れる

「いい匂いですか。なら、平気かな……?」

アルタゥ・ノノ > 「多分 わたくしは赴いた事が皆無ですが…」

(多分、種族的に難しいのでは?)とは胸の内に留めて口に出さず。
彼女が知らないというか単に行った事がないのかなと思うに留まり。
それ以上追及もせず。

「…座り方次第では、皴になりますよ。」

彼女の本日の恰好はドレス姿らしい。
ドレスは皴になると直しずらい格好だったはず、
なので 心配心でそんな事を零し。

「赤い花。色は分かりませんが…この花とは違う甘い香り」

一輪受け取って それも香りを嗅いでみる。
是とは違う やはり 彼女の手からも香ってくる甘い蜜の香り。
うむ。匂いの発生源は彼女その物だ!

「くさいというか 芳醇にして 甘い蜜の香り。
 種族特性の弱点を突っつく様な吸引作用が齎しそうな罠の如き。
 よい香りですが 耐性のないものにとって 難しいもの」

程々の距離が妥当でしょう、と今の座っている距離を保とうとする。
区別なく吸血する身ではないので、余裕をもって我慢してる。

アゲハ >  
「あ、行ったことはないんですね。なるほど……」

行ってもいいのだろうかと考えるように唸り。
まぁ、機会があればぐらいの心持ちで、考えるのを辞めた

「あ、いや。そんな高いものではないので。大丈夫です。大丈夫」

そういう話ではないのだけれど。本人は気にしていないようだった

「……あはは、よく言われますね。でもまぁ、嫌じゃなかったら良かったです。注意はされるんですけどね。罠というものも、無いです。大丈夫ですよ。無害です」

あははっと、笑いつつ

「………………襲ったりしてこないですよね? 大丈夫ですよね?」

確認しつつ。前に路地裏で襲われたことを主人に話して、こっぴどく怒られたから。

彼女なりの細心の注意であった

アルタゥ・ノノ > 「行って大丈夫なんでしょうかと疑問すら浮かびます」

今後とも多分 行きませんとしか言えない。
そもそもこの王国の宗教信奉者ですらない。

「そうですか、ああ、今日はなさそうなので残念ですが、
 薔薇の花束とかあったら それは お金を出してでも注文したいです」

大輪の薔薇だとなおさら嬉しいです、と一輪の赤い花の茎をくるくると指の腹で動かす。

「自覚ありと。 わたくし そんな節操なしではないので 襲いません」

彼女には種族を晒していない筈。そんなに襲い掛かる風に見えたのだろうか?

アゲハ >  
「薔薇っ。わかりました。準備しときます。いつ持ち歩くかは、わからないですけど」

ラインナップは、気分なので、なんていいながら。
薔薇だったら売れるのかと、呟いた

「あ、いや。この街の人は危ないぞと、主人かっこかり に言われてまして」

なので一応確認ですと、付け足した

「…………? 節操あるときは襲うってことです?」

首を傾げた

アルタゥ・ノノ > 「寧ろ 届けてほしい、です。」

色は分からないが、確か赤い薔薇だったら100本もあれば、
相当サプライズプレゼントになる筈とひそかに考えている事を思う。
が、届けてほしいといった手前、自己紹介位はしないと
届けるにしても無理がるのではと思い 瞼をそっと開く。

少女のドレスではなく 少女の顔付近をじっと見据え

「人は確かに危ないです。私は人の轍超えてますし。」

誰が安心か 誰が信用できるか 直感です と零して

「襲った事考えたら、ないですね……あ、薔薇の届け先はトゥルネソル家にお願いします。」

「わたくしの名は アルタゥ・ノノ。トゥルネソル家の者です」

襲い掛かった事は ない。
吸血に必要な量は僅か 一滴。指怪我した位のあの量。
襲い掛かるにしてはデメリット過ぎて 襲い掛かる事はない。

アゲハ >  
「配達でしたかっ」

あわわっと、さてどうしようかと――

「わかりましたっ。そのお家は有名なんですかね? 有名なら、すぐわかりますかね?」

控えておけるものが無いゆえに、そんなことを言って――

「あ、ないんですね。びっくりさせないでくださいよー。よかったよかった、襲われたらまた怒られちゃいます」

えへへ、と笑いつつ。
襲われた、そう口にするたび。甘い匂いが濃くなる。
刺激するのも当然高まって――

「どのくらいとかあったら、先に教えておいてくれればっ、準備、しますっ」

アルタゥ・ノノ > 「配達です。」

ちょろちょろ散歩できない身なので、と。
その割には先日 遭遇してます。でもそろそろ…。

「王都では割と有名です、トゥルネソル商会王都マグメール支店。支店でもいいですが、
 トゥルネソル家への方がもっと喜ばしいです。富裕地区と平民地区の狭間です。割と分かり易い家ですよ。」

ドラゴンの気配がとてつもないので、となんか物騒な事を口走った。

「……匂いが濃くなってきました。」

んー何か突っつくと刺激が強くなるらしい。
言葉によるつっつき 物騒という言語で強くなったり。

「とりあえず 100本の大輪の薔薇であれば。サプライズプレゼント予定です。」

単にプレゼントにするんです、とごそごそと財布から前金と称しての硬貨を数枚、差し出そう。
残りのお金は配達された際に渡す予定だ マジで頼む気らしい。

アゲハ >  
「…………ドラゴン?」

首かしげ。とりあえず、うん。引き受けようと――

「あぁ、ごめんなさい。体臭なので、コントロールできるものでもなくて」

たははと笑いつつ

「わかりました。承りますっ。場所は――調べて、いき、ますっ」

ふんっと。ようやっとまともな収入であるからか張り切っていた

アルタゥ・ノノ > 「トゥルネソル商会もとい家はドラゴンの住みかです。」

「私以外の家の者はほぼドラゴンです。気配がそんなんなので分かり易いです」

寧ろ 地域の名物と化してますよ、て零して
前金も渡したことだし、ゆっくりと腰を上げて

「そう、ですか。じゃあ 私が我慢するしかないですね。」

「ではお頼みします。わたくしは是にて」

そう言い残すと 一輪のお花を持ちその場を去って帰宅していく。

アゲハ >  
「――……ほへぇ……」

そうなんだ、というような。世間知らずな少女は、あんまり気にしていないようだった

「――我慢?」

我慢しているのだろうか、と思った頃には。すでに離れていっていって

「ありがとうございましたー」

見送り……

「不思議な人。あんまり目を合わせてくれなかったなぁ……」

呟いて。まだ、そこに座って花を売るつもりのようだった

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からアルタゥ・ノノさんが去りました。
アゲハ > 「……薔薇、100本かぁ……」

主人に相談しないとな、と、改めて仕切り直し
立ち上がり――

(匂い、意識できないなぁ。そういうものじゃないんだけど、どうしても、なぁ……)

仕方ないとはいえ、あんなふうに言われるそれなのであれば
どうにかしないと、いけないのかもしれない

「――おはなー。お花はいかがでしょうかー」

さて、花売り、再開である

アゲハ >  
(うーん、思い出したからかな。匂い、すごいことになってないかなぁ)

甘い匂い、自分にはよくわからないが
主人いわく、だいぶ不味いものであるらしい。

さっきの人のいうように、襲われても文句が言えないそうなので

「……そろそろ、帰ったほうがいいかなあ」

けれど、まだ一本だけである。噂も聞けていないので
うーん、困ったと唸りつつ、歩く

ご案内:「王都マグメール 平民地区」に黒須さんが現れました。
黒須 > (町を歩く人の中で異様に目立つような存在の男が居た。
2mある慎重に筋肉質な体。黒い革ジャンと黒いズボン、黒いYシャツに黒いニット帽っと黒一色で染めた姿であり、キツイ三白眼をしながら歩いていた。)

「…街を歩いてみた物の…なんか良いのがねぇか…ん?」

(ふと近くを見ると薔薇の束を持った黒ドレスの少女を見つけた。
先ほどまで花売りをしていたかの様にも聞こえたため、一応確認をしようかと思い近づいた。)

「…じょーちゃん。わりぃんだが、その花…母さんへのプレゼントか?」

(もし買い物帰りであるならばそのまま帰らせようと思い、売りならば買おうかと考え、少女に会わせるように目線を合わせるようにしゃがんだ)

アゲハ >  
「うわいえはぁいっ!!?」

急に陰りができて、なおかつ大変上から聞こえたため、首を上に上げれば。
いた、巨人である。少女にとっては、もう間違いなく

――と思えば、ゆっくりしゃがんだので――そのまま視線をしたに。
首が痛くない真正面の位置――

「あ、いや、プレゼントではなく。普通に商品でして。よかったらいかがでしょうかっ」

花の香に混ざって――甘い甘い、蜜の匂い――……

黒須 > 「ん、わりぃ…。」

(驚いた少女に対して軽く謝罪の言葉を言った。
それもそのはずだろう。小さな少女からすればいきなり目の前に大男が現れたのだ、驚かない方がおかしいと言う話である。)

「売りもんだったか…。」

(スンスンと鼻を鳴らして匂いを嗅ぐ、獣人でもあるため嗅覚が鋭く、薔薇の中から香る甘い蜜の匂いを嗅ぎ取る。)

「…んで、その花。全部売れなきゃ、なんかわりぃ出来事でも起こるのか?」

(主人や店主でも居るのか、今ある花を売れなければ何かされるのではないかと先読みし、そこら辺の確認をしてみた)

アゲハ >  
「あ、いや、そんなことはなきでして。売れたらいいなーっていう。大体売れ残っちゃうので、枯れちゃうと、ほらもったいないですし」

――おや? 意外と優しい?

失礼なことを思いつつ。でもそう。
男の人である。主人に言われた、注意しなくてはいけないのであるので――

「――買います?」

三色の花の籠を、貴方の前に出した。

ちょっと警戒しつつ

黒須 > 「確かにな。枯れちまったら、折角の花が台無しだしな…。」

(指先で軽く白い薔薇の花を触る。
壊れて潰れないよう、優しい力加減でなぞるように触って眺める。)

「ああ、そうだな…。
んじゃ…この白い薔薇をくれ。…100本な?」

(しゃがんだまま少女に向けて注文した。赤も黄色も綺麗ではあるが、なぜかこの白に注目しており、この花を選ぶことにした。)

「ん?…安心しろ、いきなり噛みついたりなんざしねぇからよ?」

(少しアゲハの方を見ると、どこか警戒をしている様子。
何度も人間を見てきた結果、声に出さずとも心情などがすぐにわかり、気持ちを何とか解くために軽い冗談を交えた事を言う)

アゲハ >  
「ひえっ!?」

びっくりである。また100本。この街では100本が常識なのだろうか。

買うときは100本で……恐ろしい……

「あ、はい。えっとちょっと、まって、くださいねっ。えっとえっと……」

今ある本数を数える。全部で150ほど――だから……

「す、すみません。白いの、50本しか、なくて」

しゅんっとしつつ――

「あ、いや、その。あれですよ。そういったわけではなくて、男の人がいたら、襲われる可能性があるのと、花売りってことが別の意味だと勘違いされて襲われるとかそういう可能性もあるって聞いたので。別に貴方だから警戒していたわけではございませんっ」

全部喋った

「――あの、50本でも、いいですか?」

黒須 > 「…なんかあったか?」

(花売りが隠語の意味をなしていたのかと思い、少し考える。
貧民地区暮らしでは何度も女性から色事を求める際ははっきりとしたもので言っていたために、そう言うものがわかっていない。)

「ま、主人から言われたんじゃ、しゃーないな。
気にしねぇよ。この図体でこの顔だ、そりゃ警戒されて仕方がねぇって話だ。」

(三白眼にぼさぼさの長髪の後ろ髪、口を開けば狼らしい牙のある歯をしている。
初めて見ればそれは恐ろしくも感じてしまうだろう。)

「50本しかねぇのか…そりゃ、困ったな…。」

(ボリボリとこめかみ当たりを掻くと、すぐさま正面を向いて。)

「んじゃ、赤と黄色も混ぜてくれ。黄色が50本あるなら、黄色と白、合わせて100本にしてくれ」

アゲハ >  
「わかりましたっ」

許してもらえた。合わせて100でいいのなら。なんと、3分の2も売れたことになる
これは、今までで一番の売上だ。喜ばしい

「……あの、100にこだわってるみたいですけど。なんかあるんですか、100」

一応、聞いてみた

「いやいや、関係ないです。男の人ってだけなので、顔とか、図体とか。そういうのは全然」

この口調からすると。女の人なら警戒しないと聞こえる
ドラゴンとかであっても

「だからその、あんま気にしないでください?」

なんかおかしいなとおもい、首を傾げたが。
きっと間違っていない。少なくとも少女の中では

「えっと、紙に包んで束にしたほうが? 籠のほうが、いいですか?」

黒須 > 「あ?ああ、花言葉だ…。薔薇の花言葉に合わせて頼んだ。
100本だと、「100%の愛」って意味でな、俺はやる時はやって、やらねぇときはやらねぇ。そんな単純に動く野郎だから、この方が似合うと思ってな?」

(聞かれたことの答えを言う。
見た目に寄らず、花言葉などと言った少々ロマンを込めた理由で100本の薔薇を買ったのであった。)

「なーに、気にすることはねぇよ。
そう言うのにはすでに慣れっこだからな?」

(恐れられたり、警戒をされたりなどは日常茶飯事だったためにすでに慣れていたのであった。
何か不思議そうにする少女の様子。きっと、自分の容姿に疑問でも持ったのだろうと思い、ニット帽を軽く上げ、少女にだけ見えるようにした。
ニット帽の中には折りたたんだ狼耳が生えており、本物を証明するよう立たせてピコピコ動かした。)

「…俺は元貧民地区最強って言われてた獣人でよ?事情があって、人間になっているわけだ。」

(秘密を明かすように小さく喋ると、すぐにニット帽を被り直した。)

「ああ、籠で頼む。その方が持ちやすいしな?」

アゲハ >  
「…………おー。素敵ですね、100%誓う方がいるんですねっ」

すごいことだっと、笑い。言われたとおり、籠に丁寧に敷き詰める。
花を売っているのに、そういう知識には疎いようだった

「お―……わんちゃん耳。可愛いですねっ」

もう、そんなに気にしてないのか。その耳を見て、笑いながらそう告げた

「――あれ、でもそんなこと教えちゃって大丈夫なんです?」

首を傾げつつ、籠に一本一本敷き詰め――

黒須 > 「…まあな。とある猫の嬢ちゃんに惚れこんでいてな。そいつにプレゼントでもしてやろうと思ってよ…。」

(変わらない鋭い三白眼の表情。
しかし、出ていないだけで、どこか照れているのがわかるような雰囲気も出していた。)

「ん、一応獣人だからな?そりゃあるって話だ。
あ?平気だ…周りにばらされようが、それ相応の手段があるしな?
それに、襲撃だか、暗殺だか…そんなもの、俺には通用しないしな。」

(余裕綽々と言った雰囲気でしゃべる。
警戒心がこれと言って無く、逆に何かあって言われても手段あり、何かあってもすぐに対応できるような能力も持っている。
故に、面倒なことが起きても平気なのである)

アゲハ >  
「……おー……――」

そういったことには疎いのだろうか。
少女は、わんにゃん物語だ、とか的はずれなことを考えており
そんな声を漏らした

「強いんですね――、んしょっと。よしっ、できました!」

籠にはきれいな配色で100本飾られていた――

「どうぞっ、お代は――」

安くはない。けれど――それに見合った籠であることは一目瞭然であった

黒須 > 「まあな。それなりに昔っから鍛えてたしよ?
ん、ありがとよ…。」

(籠に詰められた綺麗な花束。これなら喜ぶだろうと思い、心中嬉しそうにしていた。)

「ああ、わかった…。」

(言われた通り、ぴったりの金額を懐から出して渡した。
最近になって、花の価値を理解する様になってきてた。
そのため、少女から言われた値段でも、安い物だと感じ、こちらも満足げに支払いを済ませた)

アゲハ >  
「いえいえ、こちらこそありがとうございましたっ。えへへ、こんなに売れたの初めてです」

オッドアイの瞳を細めて――静かに笑い……
甘い蜜の香りがぐっと、濃くなって――

「よいしょっと」

残った赤い花は、小さな籠を組み立て、それに入れて――

「喜んでもらえるといいですねぇ……喜んでもらえると思いますけどっ」

ちょっと自分の出来栄えが心配なのかそわそわしつつ、そんなことを口にした