2019/03/23 のログ
ご案内:「見晴らし台」にタン・フィールさんが現れました。
タン・フィール > もともとは王都の周辺の外敵や、王都内部を警備するために建てられた、高さ数10mの見張り台。

今では王城付近や王都外周に新しく建てられた見張り台のほうが、
高さも適切で兵の昇降や伝令も便利なので、こちらはほぼ名残のみの、
いずれ取り壊されるのであろう、ただの観光スポットと化していた。

「ん~っ!…いいながめ。 新しいのより、こっちのほうが好きかな」

頂上の見晴らし台で、空と雲の色を愉しみ、遮るもののない風を気持ちよさそうに浴びる小柄な人影。

今は貸切状態で、怒ってくる大人がいないのをいいことに、
落下防止用に設置された手すりの上に腰掛けて、
短パンから覗く細く白い足をぷらぷらさせながら、
すっかり小さく見える街で生活する人々や建物、その営みを見下ろす、今限りの天上人の視点。

タン・フィール > 「…んっ…? んん、…むぅー…」

もそもそと、手すりの上で座り心地が悪そうに身を捩って何度も座り直す。
そのたびにふらふらと前後左右に幼い身体が揺れて、いかにも危なげ。

「まだ慣れないな~…」

と、短パンをくいっと引き上げて下半身の安定を図る。

先日、薬の薬効を自分の体で試した結果、
ふたなりとなってしまった薬師。

いまは短パンに綺麗に収まり、隠れてはいるが、
その細い腰に牡の肉棒と玉袋、そのすぐ後ろに牝の秘所、さらに後ろに後孔と、
一列に敏感な部分が列挙され、ただ座るだけでもなれないうちは落ち着かないのだ。

タン・フィール > 一旦、手すりから降り、見張り台に置かれたベンチでお弁当を食べようと、いそいそとカバンを手に奥へと引っ込み
ご案内:「見晴らし台」からタン・フィールさんが去りました。
ご案内:「自宅」にリスさんが現れました。
リス > 【お約束待機】
ご案内:「自宅」にアルタゥさんが現れました。
リス > マグメールの富裕層にある、リス・トゥルネソルの家、ロの字の形の大邸宅はハーレムを絶賛募集中である。
 その家の家主であるリスは今、居間に居た。
 自分の娘の竜雪から伴侶であるアッシェが隠し子を持っていることを聞いた。
 隠し子の存在は間違いがないらしい、だから少女は今回竜雪に言って隠し子に出会いたいと申し出た。

 認知するにもしないにも、まずは会ってみたいと行けないから、である。
 ちゃんと、伴侶で隠していたアッシェにも連絡はしてある。
 これから向かわせるから、ということで、少女はどんな子なのかとか、そういう話がないままに、待っているのだった。

アルタゥ > …… もふもふ …… もふもふ …… もふ ごつ くらくら ぷるぷる …もふ

かりかりかりかりかり

かりかりかりか

何処からか扉の隅っこをカリカリする音がし始める。
それも近い距離で。そう 居間と廊下を隔てる扉から聞こえている。
どう考えてもその位置は猫かそれに付随する大きさの小動物が扉を開けて、的な動きを訴えている様。

『失礼致します ご主人様 猫がいらっしゃいました。』

途中でその音が途切れたのは メイドに持ち上げられて
メイドの腕の中でわたわたとしていたが大人しくなった白くて赤い目を持つもふもふの猫。
扉を開閉する許可があれば、メイドと共に猫が見える事だろう。

リス > 少女は、娘を待っていた、ふと、扉の方から聞こえる音に視線を向けた。
 聞きなれない音――――というか、この家の中では聞くことがない音とも言える。
 何かしら、と思考を這わせると同時に、竜のメイドさんの声。

『ねこが いらっしゃい ました。』

 ちょっと待って欲しい。
 ここは竜の巣窟(すくつ)である、そうくつとも言うが。
 猫のような小動物は基本的にそんな危険なところには寄らない、野良猫は来ない。
 ついでに言えば、グリムという巨大な狼犬もいるのだし。
 来るはずもない存在である、ついでに言えば、猫を客として呼んだ覚えもない。
 そんな猫を、お客様扱いで連れてくるメイド。

「………。」

 視線で、メイドに問う。ホワッツイズディス。

『アッシェ様が見つけられた、養子でございます。』

 まじか。
 少女は、白い猫に視線を向ける。

アルタゥ > でも居間に通じるところまで、この邸宅に蔓延る勇猛かつアグレッシブな家令以下メイドに至るまでに
何の阻害も何の警戒も抱かせずにいた。ただ最後は現状メイドの腕の中で大人しく?尻尾を振ってる。
グリムにさえ口で首根っこ咥えられずにいたのだ。警戒網がザルだったのか、それとも。

猫はおとなしーく 無駄に鳴きもせず 尻尾を小さくふりふり。

『では、わたくしは御前を失礼致します』

等と竜のメイドさんは 部屋の中にその猫を下ろすと 小さく会釈をしてそそっと去っていきます。
猫はその場でお座りをして 床の上で尻尾をもふもふと揺らして つっと見上げます。
でも視線が妙にずれているのは 大体の位置で声を元に視線を向けている為。

「にゃあ。にゃーにゃ。」

猫にあるまじき お座りしたまま 会釈する様な仕草を。

リス > 一応訂正しておきますが、リスの家にいる彼はかなり大人しい部類です。
 それに、戦闘における参謀とか、軍師な感じのお人でございます、勇猛活アグレッシブなのはメイド長であります。
 シュロスの方とは違うのでございまする、ちなみにグリムくんは現在、ゼナ様とともに冒険中なので、首根っこは無理でございます。

 警備がザルとかいうよりも、アッシェの匂いがするので、警戒していないのでしょう。
 何かしらすれば、直ぐに駆けつけられる場所でもありますから。

「はい、お疲れ様、ありがとうね。」

 お辞儀をして去っていくメイドさん。
 そして、部屋に残る子猫と、少女、猫の種類はわからないけれど、かなりモフモフしているようだ。
 自分を見上げるその猫は、猫らしくなくて。

「……えーと?
 貴女が、隠し子……なのかしら?」

 猫の言語はわかりませんが、お辞儀をしたのはわかります。
 意思疎通は一方的ではあるが可能、な模様。

アルタゥ > 竜帝一家のメンツがそうなると異常なのか。
シュロスというよりあのメンツ職人集団が相当獰猛に当たるらしい。
その中で保護されて一応育てられた現状猫のアルタゥ。
メイド長にこの敷地の中に入ってから全く遭遇してません、匂いというかアッシェ印が体についているしか。

動けば動くだけもふもふする、尻尾も揺れて何とも可愛らしい動きをする。
じーっと見上げて 僅かに口を開いてまた閉じると―空間認識完了。

「…そうです。竜帝シュロスよりこちらに出頭しました。
 アルタゥ・ノノ。 真祖種吸血鬼の筈です にゃ。」

いきなり喋った、猫の外見をして人の言葉を流暢に語り始める。
語尾に何となくにゃをつけたのは 気まぐれに近い何か。でも吸血鬼というが 今 猫だ

リス > 場所柄仕方ががなかろうと思うのだ、マグメールにあるリスの家は人間の国である。
 だから、とびきり頭の良くて理性的な竜を集めて、来ているのである。
 人間の国だから、戦闘能力は二の次なのであった。
 とはいえ、此処に居る家令長と、メイド長は指折りの戦力である。
 それ以外の竜も人から見れば十分に強いのである、だから問題がない。

 竜帝は、人と隔離されている場所だし、場所も魔族の国だ、腕っぷしが強いのが集まる。
 異常とかではなくて、適材適所の配置である。

「出頭という言い方はしなくていいから。
 ここは私の家でしかないのだから、シュロスのようなところじゃないわ?

 吸血鬼……!?」

 え、竜の次は、アンデッドで有名で恐怖の代名詞、吸血鬼ですか。
 伴侶は何をかんが……そうだ竜だからきっと意に介してないんだそうなんだ。
 猫の姿の彼女に、思いっきりビビる少女。
 人間ですから、当然といえば当然の反応。

アルタゥ > 場所柄 僻地辺境紛争真っただ中の中でも平気で酒造り。
頭は微妙脳筋 一部に理知的な数が多少程度の現場叩き上げ強烈集団、それが竜帝一家。
万が一あり得ないが、一家とこの家ぶつかったら大惨事必須。
そこから送り込まれた養子…いや今養猫一匹。多分この流れでは。

「ユルティム様とヴァールハイト様がそう述べよと。
 真祖ですのでありきたりな弱点は御座いませんのでご安心ください
 あ、猫になっているのも問題がありました。人になっておきます。」

ドラゴン集団の中に日の下を歩く吸血鬼追加される。
別にいてもいいんじゃね?とあのお頭が微妙に足りていないアッシェが考えた結果。
猫でこの状況下 とっとと人の姿になってしまう少女。
ぴこぴこと猫耳を動かし もふもふと揺らす猫尻尾を持つ外見年齢10代の少女になった。

「改めまして アルタゥ・ノノです」

リス > そりゃまあ、人間の紛争程度で竜がどうなるという訳でもないでしょう。
 紛争地帯で酒盛りするという神経は、人間では理解できませんが。
 リス宅のと、竜帝一族ぶつかったら、簡単に言えば、あっしぇのいるほうが勝つ、それだけです。

「うん、向こうの流儀とこちらの流儀は違うから、というよりもね。
 ここは、人間が住まうのがメインのおうちだから。

 ………うん、怖いけれど、うん。」

 流石に猫のままでいられても、と少女は思う。
 彼女の姿を覚えておかないと、でも吸血鬼を養子とか、そのへんは先に言って欲しかった。
 竜の娘が三人いる癖にと思うが、自分で腹を痛めた娘たちと、養子では、やはり心構えが変わってくるのだった。

「はじめまして、リス・トゥルネソルよ。
 あっしぇの伴侶だから、そうね、あなたの親に当たるわ。」

 すっごくなみだ目ですが。

アルタゥ > その戦場が更地になるだけです。草木も生えません。
竜の住みかには手を出さない 碌な事にならない。なので手も出されてない。
賢明な判断にして巻き込まれるのも面倒だから ほぼ島の航路は大海のど真ん中を通過していく。
通りかかってしまった船は 知りません。

「そうですか。郷に入れば郷に従えと仰るわけですね?
 貴様の住む場所はここに行けと命じられましたので一先ず。
 怖いのですか。何処が? このもふもふ耳と尻尾を持ちますのに?」

やはりずれている回答だった。にこりともしないこの顔。
竜雪より喋るが 仕込まれた礼儀作法と言葉遣いが固い。
種族の事は最低限に 怖いと言われて耳尻尾を持つので怖くない筈という。
養子というかもはや送り側は人質として?送ったような節が。

「親様。畏まりました。何故 声の震えが??」

そんなに猫が怖かったのかとずれた質問。
的確にきちんとリスの方を見ている節の少女。

リス > 「ええ、別に構えなくてもいいの。
 怖いことは何もないのよ。」

 と、言いながら震える声はええ、親のほうがおびえている始末。
 モフモフの耳とかしっぽとか、そういったのではないのだ。
 大きく息を吸い込み、吐き出そう。

「リス母様とか、お母さん、でいいわ。

 白状するわ、私は人間なのよ、吸血鬼と言われて恐怖を感じているの。
 怖くないって思っても、本能が恐怖を覚えてるのよ。
 だから、なれるまで、少しだけ、待っていて欲しいわ。」

 猫が怖いのではない。
 吸血鬼という種族が怖いのである。
 彼女は悪くない……のかもしれない、しかし、それがわからない。
 だから少女は、待って、という。
 家族になるために、恐怖を克服するために。

アルタゥ > 「もしや 吸血鬼というのが怖いのでしょうか。」

的確にざっくり傷口を抉るような発言をぼそり。
視線が微妙にあっていないが赤い瞳は血の様な色合いを帯びている。
見えていないだけで他の嗅覚は人以上に敏感です。息遣いの異常や声の震え方、僅かな涙と汗の香り。

総合評価で 多分 怯えている それも 吸血鬼発言した前後からと。
で、その評価は当たっていた。でもなぜだろう 吸血鬼よりおっかないのが伴侶の筈なのに。
吸血鬼よりもエルダー系のドラゴンと竜神の方が神です。

「親様は親様なので。
 吸血鬼如きに何を恐れるのです。
 いいですか、この家のドラゴン筆頭の方が強かに強大で獰猛です。
 吸血鬼一匹におびえていては……はぁ 畏まりました。
 この家にいるのは認めて頂き、極力 親様には近づきませんのでご安心ください」

これでよいか。あと見た目がどのとか言って居た気がするので、
見た目少女なのを解除 ぐんぐんと姿が変わる 元の猫になった。
ぱたぱたと猫は耳を動かして 尻尾を小さく揺らしている。

リス > 「違うのよ、違うの。アルタゥ。
 確かに、竜は強大なのだけれど、それは遠くの存在でもあったのよ。
 でも、吸血鬼は明確な恐怖の象徴として語り継がれるの。

 慣れるまで、少しの間だけ、待っていて。
 竜も、慣れることができたのだから。

 近づかない、とは言わないで、お願いだから。」

 良くないのだ。
 それではいけないのだ。
 少女は必死に言葉を紡ぐ。

 竜というのは、強大な暴力の象徴である、しかし、人の近くには来ない。
 物語でも、基本は英雄に倒されるか、英雄の力になるか。

 しかし、吸血鬼は違う。
 不死の存在であり恐怖の存在なのである、現実的に想像できる身近な驚異なのである。
 その差が、分かっていないのであろう。
 この体は竜になっても、心は人間なのだ。

 そして、それともう一つ。
 恐怖があるから、と娘になった少女を自分の都合で跳ね除けてはイケナイ。
 だから、猫に戻る彼女に、必死に言葉を紡ぐのだった。

アルタゥ > 「血を吸うとかあのありきたりな伝説が身近に。
 然し乍ら わたくし 血は、吸血行為は余り致しません。
 嗜好品の為に血を分けて頂くわけには。

 日中は屋根の上に 雨の日は屋根裏に。
 夜は適当に籠ります。慣れたかと思えば探し見つけて下さい。」

日々の日常パターンをあちらにいた際の行動だったが、
もう猫の様にいた事を教えておこう。これはマジもんの吸血鬼にあるまじき存在だと。
半分猫のとして過ごし、半分を吸血鬼として保護された身としては、どちらが楽に過ごせるかというと

猫でした。

親様が慣れるまではこの家に居り 先程の行動パターンでいると宣言。
時々 散歩をするだろうけど 子(猫)守のとある方が一緒なので粗相はない筈だと。

リス > 「まって、まって、まって。
 むしろ逆……なれるまで、人の姿でいて。」

 ええ、むしろ、そんな風に猫でどっか行かれたほうが慣れることができない。
 彼女の提案は、離れていく方向にしか思えない。
 とりあえず、リスが慣れるまでの間は、人の姿で不便でも生活してもらう必要がある。
 お仕事とかで、家にいない時はともかく、家にいるときは、人の姿でいてほしい。
 そんなお願いをするのだった。

「アルタゥと、家族になりたいのよ。
 アッシェが娘にしたのだから、私も、あなたを娘としたいの。
 だから……お願い、ね。」

 自分がいるときだけでいいから、ともう一度。

アルタゥ > 「屋根の上にひなたぼっことかしてもいいので?
 ああ、でもこの邸宅に入る前に大の字になって寝ている赤毛のメイドを視ました。
 アレが許されるのであれば 私も寝て過ごすことにします。」

不便…まぁ 島にいた際はほぼ猫でした。
人の姿でいる方が珍しかったとも。
あ、言い忘れるところだった、是ばかりは事前に言っておかねば。
猫の状態ではやらないが、人の姿の際は確実にやっている趣味というか芸当が少々。
お願いにはいいんですかいいんですね 言質はとりましたよと小声で呟き そのうえで

「手が空きますと わたくし 楽器を奏でますが 耳障りではない筈。
 この邸宅 確か ピアノがある筈、それを使用する許可は頂きたい
 願いは聞き届けましたので 一旦 失礼を。」

この家近辺しか移動しませんよ 暫くは。
空間認識も完了していないので、様子見をする。
では 一旦、と猫の姿のままだが、先ほどメイドさんが少しだけ開けていてくれた扉より
するりと身を滑らせて居間から去ってしまう。行先は この邸宅敷地内のどこか。

リス > 「昼間は基本お仕事でいないから、構わないわ。
 赤毛のメイドは見かけたら蹴り飛ばしていいわ。」

 昼寝とかそういうのは、基本問題はない、仕事でいないのだもの。
 いるときには、人の姿でいてほしい、近くにいて欲しい。
 なれるために必要なこと、なのである。

「楽器?それは別にいいわ。
 欲しいのがあれば言ってちょうだい、そのくらいなら用意するから。」

 そう、言いながら去っていく娘。
 まだ、恐怖は拭えない、しばらくは、頑張らないといけないだろう。
 吸血鬼怖い、誰かに相談しないと。
 少女は、軽く息を吐いて、一度水を飲むために立ち上がり、少女も部屋を出ていった――――

ご案内:「自宅」からアルタゥさんが去りました。
ご案内:「自宅」からリスさんが去りました。
ご案内:「富裕地区 邸宅」にキュリオさんが現れました。
キュリオ > 雌を堕とすための道具がたんまりと用意された、寝室の一つ。
豪奢なベットが目立つその部屋で、広いソファに腰をかけグラスを片手に酒を煽る。
飲み口から響く酒を啜る音とはまた別に、股間の位置より響くのはメイドによる口淫の水音。
本来であればその職種的に、政務の一つでもこなしているのだろうけれど、退廃的な時間を凄くその姿は酷くリラックスしていた。

税や、袖の下を届けにこの邸宅にやって来る者。
或いはこの税収官の人となりを把握し、その身を売りに来るもの。
または誘拐同然に、下男が女を連れてくる事だってある。

外へと出る気分で無い日は、こうしてメイドの奉仕に身を任せ、獲物がかかるのを待つのもまた一興。
この邸宅を訪れる者があるならば、出迎えのメイドから連絡が届く手はずとなっている。
同時に、金をかけて設置した映像を飛ばす魔導具にて、その姿もここで確認することが出来る。

この寝室へと、その相手を呼び寄せるか否かは、その時の気分次第。
当然の様に、呼び寄せる事となるのは女性に限るのが、この好色な政務官の性質であるのだが。