2019/03/09 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス 港に面した酒場」にホアジャオさんが現れました。
ご案内:「港湾都市ダイラス 港に面した酒場」にフォールさんが現れました。
ホアジャオ > 夕方に差し掛かったばかりの港に面した酒場。元船員という店主の趣味で、壁には様々な海の道具が飾られている。
食事も提供する広々とした店内は、早々仕事を終えた海仕事の輩老若男女で既に大賑わいだ。

その店の扉を勢いよく押し開けて、一見してシェンヤン出身と解るカンフーシャツ姿の女が入って来る。
一歩踏み込むと、きょとんとした様に立ち止まる。

「哎呀…」

いつもよりも早く来れば空いていると思ったのに、もう既にテーブル席は満杯。奥へ向かって歩きながら空いている席を確認して……カウンターの隅の方だけのように思える。

フォール > 暫くして、木の扉が軋み新たな客の来店を伝えるカウベルの音が響く。
酒場の喧騒に交じりながらも皿に開いた扉。
大柄な男が身を軽く屈めながら足を踏み入れる。

男の視線は高く、店内を軽く見渡せば木の床板を軋ませながらカウンター席の方へと足を進める。

「久方ぶりだな…。
元気にしていたか?」

等と、酒場の中でひときわ目を引くカンフーシャツ姿の女に背後から男は声をかけた。