2019/02/14 のログ
ご案内:「夜明け前の野原」にタン・フィールさんが現れました。
■タン・フィール > 夜明け前の野原…町中の人々がこれから起きて活動を始める少し前。
最奥の深夜とも、もっとも浅い早朝とも言える時間に、
自前のテントから抜け出して焚き火をこさえ、
温めたホットミルクを飲みながら星空と、
しらんでいこうとする夜空の星を眺める少年が一人。
「ふぅ…なんだか、早く目がさめちゃった……
今日の仕込みも終わってるし、ちょっと、アタマ冷やそ…」
十分に暖の効いたテントの中から、朝特有のキンと言える空気を浴びて、吸うため。
白い息を吐きながら、ぼう…と何をするでもなく、星の大きさ比べなど一人遊びをしていて。
■タン・フィール > テントから持ち込んだ毛布にくるまって、
焚き火から近すぎず遠すぎずの位置で仰向けに寝転がり、
頭部は程よく冷たい外気にさらされ、
足元やお腹周りは温かいという、東方の国では冬の寝姿として良しとされる状態。
「あ…もう、明けるや」
真横から、暗闇を裂くように鮮烈な朝日が昇り始めると、
長いまつげをまたたかせて、まぶしげに手で顔を隠し
■タン・フィール > やがて、日の高さが徐々に増してきた頃、
すっと立ち上がり、日野後始末をし、テントの中へと戻る。
少年の店も、そろそろ開けなければ、朝方に買い出しに来たお客に失礼だろうと…
ご案内:「夜明け前の野原」からタン・フィールさんが去りました。