2018/11/06 のログ
■ジュン > 露わになった胸をただ揉むだけでなく先端などを弄りながら
キスは彼女の唾液を吸い自身の唾液を送るなどしつつ
「んっ…ふは…なんだちょっとキスして触っただけで随分と気持ちよさそうな顔して、本当はやっぱり期待してきたんじゃないのか?」
再び口を離し様子を見れば彼女の様子にそう漏らし
「それと、この胸も…直に触るとやっぱり格別だな…どれ味見もしておかないとな」
そして今度は胸へと吸い付いてちゅうちゅうと吸い始めたり
口の中、舌で乳首を転がし、それを両方の胸へと行っていく
■ユエル > (コリコリと少女の桃色の先端を弄れば、接吻を交わす彼の口内に少女の熱い吐息が吹き替えられることか。目元に涙を浮かべ、いや、いや・・・と言いながらもその身体の反応までは偽れず)
ち、ちがっ・・・、い、ますっ・・・!
(されどその声は僅かながら快楽で震え、その身体もぴくぴくと微弱ながら反応を見せて。)
■ジュン > 「誤魔化さなくてもすぐにわかるんだぞ?此処とかの具合を見ればな」
そういうと胸には吸い付いたまま手を秘所へと伸ばしていき
そのまま擦って具合を確かめる
「さて、そろそろそっちだけ気持ちよくなってるのもな俺の方もしてもらおうか」
そういうと自身のズボンのファスナーを降ろしていき…
「まずは、その胸で挟んで貰おうか」
彼女を屈ませ、その目の前に
既に全開状態になりむわむわと雄の匂いを放つ自身の性器を見せつける
■ユエル > ひぁっ・・・!
(そして、秘所に指を伸ばされればじんわりと潤んだ感触が彼に伝わるか。
準備完了、というには少々まだ早いが、決して感じてない訳ではなく、ほんのり興奮してきている。そんな様を感じさせるだろう。)
――っ!
(ぼろん、と露出させたのは彼自身のモノ。見た目こそ、そういうことに縁のなさそうな奥手な少女であるが、その実のところそういうことの経験は色々あって多い方であった。今更それに動揺することはなく。されど、ごくり、と唾を飲む様子からはある程度手慣れており、されど嫌悪感を持っている訳ではない・・・そんな様子が窺い知れるか)
は、い・・・
(そして、最早諦めが強くなったのか、それともその先を期待してしまったのか、彼の指示通りその場に跪いておずおずとその豊かに実った早急で彼のモノを挟み込む。ゆっさ、ゆさ、たっぷ、たぷと豊かに弾み、揺れる双丘で彼のモノを挟めば少女の熱と柔らかな肉の感触に女の甘い匂い。それらが合わさったものが彼を包むだろう。そのまま彼のモノの頭がわずかに顔を出せばそのまま口づけをして、ちろちろと舌を伸ばした刺激をして。
――早く。早く、終わって。 そう心で言い訳をしながら、彼のモノへ奉仕をする。決して、この奉仕は彼の匂いで興奮し、発情したから行っている訳ではなく、早く、早く終わらせる為に。そう言い訳しながら、少女の奉仕は続いていって。
人気のない空き家。その中で行われる二人きりの秘め事はいつまで続き、どのような結末を迎えたのか。それを知るのは彼と、少女だけで・・・。)
ご案内:「王都マグメール 空き家」からユエルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 空き家」からジュンさんが去りました。
ご案内:「辺境の砦」にミツフサ ウタさんが現れました。
■ミツフサ ウタ > 「はぁ、迂闊でした。まさか依頼そのものが罠だったなんて。」
地下部分に位置する牢獄内、自身を戒める何本もの鎖をじゃらりと鳴らして少女は悪態をつく。
武器商人の一面を持つ彼女に出された補給依頼。
魔物と交戦中の砦に武器の卸しを依頼されてきた彼女は不意を打たれ囚われの身になっていた。
「私に依頼してきたあの優男は十中八九魔族でしょうねー。辺境だけあって救援も期待できなさそうですし外観の砦からは想像できないほどの大規模ダンジョンですねー。正直こんなもの(鎖や牢)はどうにでもなりますが敵の数も現在位置も分からない今は大人しく様子見しておきましょうか。」
幸い牢番は居ない、魔族はともかく低脳な魔物では番を置くと言う発想すら無いのだろう。なんとか情報を集めてお向かいさん(向かい側の牢の白骨死体)のような末路を迎える事は避けようと思い息を潜め耳を澄ませるのだった。
ご案内:「辺境の砦」にセイン=ディバンさんが現れました。
■セイン=ディバン > 「……」
辺境の砦というものは、色々と厄介な場所である。
半ばダンジョン化してしまっているものもあるし、魔族、人間問わず。
なんなら怪しげな儀式のための祭壇としている物もある。
今回男が侵入したのは、ダンジョンの方。
「シッ」
曲がり角。とことこと歩いていたゴブリンの首にナイフを突き立て、音も無く無力化する。
魔族と人類の共存を願う男ではあるが、人に害成す存在に限ってはその基準、適用外。
「……ふぅ。どんだけ広いんだか」
今回の依頼。辺境の砦の一つに、攫われた人間が捕らえられているので救助して欲しいとの依頼。
だが砦は地下通路や隠し通路があり、予想以上に広いダンジョンと化していた。
ここまでに、十数人を救助し、転送呪文で街に送り返したものの。
これ以上の探索は厳しいな、と。男は内心考え。
「……地図によると、この先に牢屋があるな。
今回はそこまで行って、一旦引き返すことも考えるか」
自分一人でこの砦の全ての要救助者を助けるのは不可能と判断し。
男は、階段を下り、牢屋を調べてから帰ることに決めた。
周囲警戒怠らず。むしろ、敵が来るならこちらから奇襲してやるという腹積もりですらある。
■ミツフサ ウタ > 微かな足音に可愛らしい狐耳がピクリと動く。
何者かが近付いてきている事を察知した少女は鎖を焼き切ろうと練り上げていた魔力を一度霧散させる。
「可能性は低いとはいえ見回りだと厄介ですね。少し大人しくしておきましょうか。」
あり得る可能性は大きく二つ、気紛れに見回りに来た魔物か、自分を嵌めた魔族の筋の者が様子を見に来たか。僅かに冒険者や救助者と言う可能性も無くはないが現実的ではないので今回は切り捨てている。
「魔物風情なら瞬殺出来ても魔族の場合厄介ですね。取り入る様に見せ掛けて隙を突いて消してしまうのが一番でしょうか?」
久々に全力放出の魔法を使わなければいけない事態も想定しつつ少女は静かに足音の主を待った。
■セイン=ディバン > 「……あった」
階段を降りてすぐ、牢屋へと繋がる扉を見つけた男は、すぐそばの壁に寄りかかり、リボルバーを取り出す。
内部の気配は、扉と壁が厚すぎて把握できない。
とりあえずは、出たとこ勝負ということで、と。心に決め。
男は扉を蹴破り、銃を構える。
「……ふぅっ。敵影無し、と」
しばし、ポイントしていた男だが。腕を下ろし、歩みを進める。
無論警戒は緩めない。が、一山幾らの魔物の奇襲など、男にとっては目を瞑っていても対応できるものだ。
「……ちっ、埃っぽい」
男は顔をしかめながら、通路の両側に配置された牢屋を見ていく。
無人。白骨。無人。白骨。無人。白骨白骨白骨。
ため息がでる光景だった。
「一応、一番奥までは見るけどな……。
お~い、誰かいるか~?」
どうやら敵はいなさそうだ、と。気配から察知し、男は小声で問いかけてみる。
反応が無くても、念のために奥まで行くつもりだが。
■ミツフサ ウタ > 「あらあら、一番低い可能性を引き当てるなんて私の運も捨てたもんじゃ無さそうですねー。まぁ、油断はしませんけど。」
問いかける声に決して油断はしないものの張り詰めていた空気はいくらか軟化する。
「誰かは存じないですが良識ある方なら其処で一度止まってください。巻き込みたくは無いですので。もし不埒な輩や魔族だと言うならかかってくれば良いです。牢諸とも灰にしてやりますので。」
と大声をあげた。
どのみち魔法を使えば決して小さくはない音が出るのだ、肚を括って全力で魔力集中を開始する。詠唱を破棄した簡易魔法ではない、相応の詠唱を必要とする絶大威力のそれを開放するために。
■セイン=ディバン > 「ん……誰かいるか」
かすかに聞こえた声に、男は逆に警戒を強める。
もしかしたら敵かもしれない以上、すぐに警戒を緩めるわけにはいかない。
だが、次にはっきり聞こえた声には、男はすぐに従う。
「わかった。とはいっても……オレぁ立ち止まって何をしてればいいんだ?
待ってるだけでいいのか?」
相手の指示に従いつつ、返答する男。
そのまま素直に立ち止まり、どうしたものか、と。
一応銃は手にしたままだが。何か。
男の直感は、イヤな予感を訴えているのであった。
■ミツフサ ウタ > 「其処にいて下されば被害は無いですので、ただ結構音が響くので背後にはご注意を。【こーんこん】」
練り上げた魔力を循環させるキーワード。いつもならそこから無詠唱の魔法が発動されるのだが今回は続きがあった。飛躍的に魔法を強化する続きの【詩】が。
【日輪を顕現させし鳳翼よ、天駆ける高貴なる霊鳥よ、その身に纏いし紅蓮の焔を以て我が戒めを葬り紅の衣と成らん】
「桜花爛漫・焔の装」
ひらりひらりと桜の花弁を模した炎が灯る、まるで桜吹雪の様に終わらぬ炎の舞いは突如として中空に集まり、重なり、小さな太陽を思わせる火球へと変貌を遂げた。その小太陽は突如として彼女に向かって弾き出され、その牢を赤々と染めた。幾度かの爆音が響き熱に耐えきれなくなった牢の石壁ががらがらと崩れ落ちた。
「お待たせ致しました、何方かは存じませんが感謝致します。」
未だに燃え続ける炎の中から現れたのは、燃え続ける緋色の和装を纏った狐の少女であった。
「ミツフサ ウタと申します、もしよければお名前をお聞かせください。」
■セイン=ディバン > 「あぁ? 音? ……っ!」
相手の言葉を聞き、疑問を抱く男だったのだが。
即座に危険を察知し、耳をふさいで離れていく。
次の瞬間、爆音が響き、衝撃が男の背を叩く。
「うっ、おぉぉぉぉおっ!?」
続いて感じる熱。男にしてみれば状況など分からないが。
とりあえず、爆発と炎が何かを吹き飛ばしたところまでは理解したが。
「お、おーい!? 大丈夫か!?
……って、お、おぉ……?」
何が起きたのか分からないが、心配する声を上げる男だが。
相手が炎を問題にせず出てくれば、目を白黒させ。
「……ぼ、冒険者のセイン=ディバン。
この砦に囚われた人を、救助にきました、です」
あまりのことに、言葉遣いが少し変である。
■ミツフサ ウタ > 「冒険者の方でしたか、驚かせてしまってすいません。偽の情報を掴まされて行商に来たらこんな有り様になってしまって、なんとも恥ずかしい限りです。」
少女は羞恥で頬を染めて言った。
「他はわかりませんがこの区画の牢屋は此処が一番奥で私以外には囚われていませんでした。」
と、状況を説明している最中ドカドカと足音、牢の爆音を聞き付けて魔物たちが集まってきたのだろう。
「あー、やはり集まって来ましたか。大人しく助けて貰った方が良かったかもしれませんね。」
姿を見せたのはゴブリンやオークと言った魔物だったが骨格の変化が見られるものが多く永い時を経て成長した高位の者だと思われる。
「お騒がせしたお詫びと言ってはなんですが露払いを引き受けても良いですか?」
徐々に距離を詰めてくる魔物に微塵の焦りも見せずに少女は聞いた。
■セイン=ディバン > 「あぁ、そうなんだ。……そういえば確かに。
ギルドでも、この砦周辺で暗躍してるやつらがいるって情報を掴んでたな」
相手の言葉に、男はその情報を思い出す。
まさか、本当にそんな事をしているやつ等が存在するとは、と。
男の表情が険しくなる。
「そっか。じゃあ、とりあえずキミを助けられてよかった。
ここに来るまでにも、随分と助けたんだけど……。
こりゃあまだまだ囚われてる人、いそうかな」
やはり今回はここで撤退したほうが良さそうか。
そう考えていれば、足音が聞こえ。
「ははは、まぁしゃーねぇよなぁ。
キミの立場からしたら、オレが信用できるかどうかなんてわからんし」
でも、ちょっと大胆だったな、と。相手に微笑む男。
「いやぁ、そりゃあ困る。冒険者が救助者に助けられた、なんて。
面子が潰れっちまうよ」
くすり、と笑いつつ。男は魔物たちを見る。
変異種、あるいは上位種の魔物か、と判断し。相手をちらと見て。
「ここは、二人で一気に片付けるのがベストじゃねぇかな?」
男はリボルバーを掲げてみせ、提案する。
あまり手間取ると、更に魔物が集まってきそうだった。
■ミツフサ ウタ > 「他にも人が囚われているなら全員助けたいですけどね。私としては。ついでに殲滅で♪」
不意打ちとはいえ捕らえられた事に鬱憤が溜まっているのか彼女は普段より好戦的になっていた、のだが。
「あら?これでも私冒険者のライセンスは持っているんですよ?といっても私も商う上では面子は気にしますし、共同戦線にと仰るならそうしましょうか。」
言うが早いか彼女に纏われ燻っている焔が彼女の振り上げた腕を合図に地を走り魔物の群れで炸裂する。炎上しながらも接近を続ける数体を除き雑兵は瞬時に灰となり崩れ落ちた。
「ご免なさい、この状態になると魔力切れまでノンストップで放出し続けちゃうので手加減は出来ないです。」
と大半の魔物を一息で焼き払った彼女は謝罪を告げた。
■セイン=ディバン > 「そうしたいのはオレもなんだけど……。
流石に時間がかかりすぎてるし、弾薬とかも切れかかってんだよなぁ」
相手と同意見だ、と言う男。相手の凄みに、ちょっと引いてしまうのだが。
目の前であっという間に魔物が倒されるのを見れば。
「……ははは、こりゃあ凄い。オレよりも強い人相手に、守りたいだの面子だのってのは不要だわなぁ」
あまりの実力差に、男は乾いた笑いを浮かべるが。
すぐさま気を取りなおして、入り口周辺の魔物に対し銃弾を叩き込む。
「そうなのか。そりゃあ……それはそれでちょっと不便な。
ま、ちゃちゃっと片付けて突破するとしようか!」
相手の謝罪は自分の知る世界のそれではない。
加減が効かない、とか。言ってみたいものであるなぁ。
そう思いつつ、男は懐から炸裂弾を取り出し、魔物に向かって放り投げると、リボルバーでそれを打ち抜く。
爆発が魔物頭上で広がり、見事に混乱が生じる。
■ミツフサ ウタ > 「それでも、一度魔力が切れると役立たずなので単独で脱出するのは二の足を踏んでいたんです。お陰で助かりました。」
魔力を失うと急激に弱体化する者が使用すると魔力切れまで全開魔力を放出し続ける魔法を使うリスク、脱出迄の道程を知らない彼女が使うには危険が勝ちすぎる魔法を使った、それは助けに来た相手に信を置いている証なのだろう。
「弾薬が必要と言いましたね、武器商人である私にお任せを。」
彼女が髪を結っていた風呂敷を一振り、辺りに大量にぶちまけられる火器の山。
「助けてもらったお礼です。勿論お代は頂戴しませんので遠慮なくぶっぱなしてくださいな。」
彼女は銃器の扱いが不得手なのでここぞとばかりに即席の相棒に押し付けるのだった。
■セイン=ディバン > 「あぁ、なるほどね。だったら、オレも来た甲斐があるってもんだ」
来たはいいものの役立たず、なんてことにならなくてよかった。
そう思いつつ、迫る魔物に銃弾を叩き込み、リロードをしようとするのだが。
「……わぁお。こりゃあすげぇ」
大量に現れた武器に、男はにんまりと笑う。
男も知らないような、様々な銃もある。思わず目を輝かせ、男は武器を手に取る。
「そりゃあありがたいなぁ……!
よっしゃ、一気に抜けるぜ!」
大量の銃器を背負い、男が入り口へと駆け出す。
相手の魔術と、男の炸裂弾で入り口の魔物は掃討できていた。
だが、外に出れば階段を降りてくる大量の魔物。
男は手にしたライフルで、先頭の魔物の頭を打ち抜く。
「ヒュウッ♪ これがライフル銃か。噂以上の火力だぜ!」
■ミツフサ ウタ > 「無事に出れたら特殊なルートで仕入れた物を幾つかお譲りしますよ?どうも巷の冒険者には刀剣の類いしか売れなくて。」
そう言い彼女が取り出したのは身の丈を優に越える薙刀、その体型で何処にそんな力があるのかと言われるほど豪快に振り回したそれに未だに消える気配の無い焔が宿る。
「流石に数が多いですね、少し悔しいですが貴方の言う通り一度引いた方が良さそうですね。」
一凪ぎで数匹の魔物の首を易々と跳ねた彼女だが徐々にリミットが近付いてきている事を感じているらしく改めて撤退の意を告げるのだった。
■セイン=ディバン > 「マジか? いやぁ、ありがたい話だ。
うぉっちっ! あ、あっぶねぇ……」
相手の申し出に喜ぶ男だったが、振るわれた薙刀の軌道から、しゃがんで自身の頭を外す。
相手のことだから、巻き込まれることはなかったろうが。それでも、身の危険を感じたのだ。
「あぁ。敵もどうやら本気になってるらしいしな。
こっちだ! 一気に出口まで行くから、ちゃんとついてこいよ!」
相手の様子を窺いながら、男は全力での撤退を決める。
相手の手を引き、来た道を戻る。途中、魔物が出れば、器用に片手でライフルを扱い、射撃し、倒す。
■ミツフサ ウタ > そうして数分、もしくは数十分、あるいは一時間以上経っただろうか?
出口が遠い、黙視できるところ迄は来ているのだが予想以上に魔物の数が多い。いや、とうに異常と言うべき次元を越えている。
「ハッ、ハッ。奴らそろそろ出してくれませんか...ねぇ。」
当初は大薙刀と炎の魔法を存分にみせつけていた彼女だったが、今はもう自身に危険が迫ったときに炎で迎撃する程度で多くの敵を近接戦闘で切り伏せるのみとなっていた、刃こぼれにより無理矢理敵に突き刺して棄てた薙刀は既に6本、7本目の薙刀を手に肩で息をしながらも重い足取りで接近し得物を振るっていた。
「もー少しです、ご迷惑お掛けしていますが大丈夫ですか?」
それでもまだ彼女には仲間を案じれるだけの余裕があった。
■セイン=ディバン > 男が一人で侵入し、奥に進む分には楽だった。
なにせ、適度に休息を取れたのだから。だが逆に脱出となるとそうはいかない。
「ぜ、ハッ……いや、本当だよなぁ」
男も相手同様、息を切らしながら文句を言う。
負傷こそしていないものの、数が多すぎる。
借りた火器も、概ね使い切ってしまい、男は自前のダガーで敵を切り伏せている。
「あぁ、問題ねぇって。
どっちかっていうと、そっちの方が呼吸乱れてるぜ?」
にやり、と笑いながら、率先して前に進む男。もはや力任せにダガーを振るい、無理やり道を切り開く。
「おしっ! これで前はオッケーだ!
ウタさん、走れ! 後ろはオレが抑える!」
振り向き、ありったけの爆薬を投げる男。
出口までは一本道。目の前に敵はいない。
■ミツフサ ウタ > 「お、かまいなっ....くっ!」
返事を返す余裕も徐々に失せて来はじめたがまだ行ける、まだやれると自身を叱咤し無理矢理に動く。
「流石に恩人を殿に置いて先に逃げる訳には、行きませんよ。」
爆薬を投げたセインをその小柄な身体の何処にそんな力があるのかという膂力で無理矢理に抱えブースター宜しく足元に残りの炎を集中させて驚異的な速度で駆け抜ける。
「抜けた!後は、これで、仕上げ!!」
セインをおろし振り向くとありったけの魔力をふり絞り抜け出してきた砦の城門に叩きつける。
もはや本日何度目か分からない爆音が轟き追い縋ろうとしていた魔物ごと門を崩し埋め立てる。
「まだ捕らえられてる人がいたら申し訳無いですが...。今は.....これ...が、限界で...す。」
と言いその場に崩れ落ちた。
■セイン=ディバン > 「いい意気だ。もうちっとだけ、頑張ろうぜ!」
弱気を見せぬ相手に、男は感嘆の息を漏らす。
見た目の可憐さとは裏腹に、逞しい女性だな、と。
「そうは言っても、俺にも男としての意地ってのが……。
う、わぁぁぁぁあっ!?」
後ろから迫る敵を撃退していた男だが、体を掴まれ、一気に駆け出されれば変な声を上げてしまう。
「待って待って待って待って!
早い早い早い早いぃぃぃっ!?」
凄まじい速度で外へと飛び出し、降ろされるが、勢い余って地面をごろごろ転がる。
振り返れば、城門は相手の魔力で見事崩壊。迫る敵を食い止めることに成功していた。
「あぁ、まぁ、それはまた、今度ってこったね。
……おい、大丈夫かい?」
相手の言葉に返答するものの、その場に崩れ落ちるのを見れば、男は相手に近寄り。
転送呪文で取り出した水を、相手に差し出し。
その背中を撫でる。まずは呼吸を整えなよ、ということらしい。
■ミツフサ ウタ > 「あー。大丈夫です。牢破るときにアレ使ったときから、わかってましたからー。」
珠汗が吹き出し、全身が薄紅に染まり、惚けた表情でにっこりと返事を返す。
「並外れた魔力と回復力の代償に魔力が完全枯渇すると盛った雌犬みたいになっちゃうんですよねー、お恥ずかしい。」
仕草の一つ一つに艶かしさが見られ発情した雌のフェロモンが辺りに撒き散らされる。
「すみません、暫く収まりそうもないんで私を置いて先に近くの街まで行ってて貰えると有り難いです。後で必ずお礼に向かいますので。」
...とこれ以上の恥体を晒さぬように必死に自制心を効かせ街へ戻るようにとセインに促した。
■セイン=ディバン > 「うん? アレ? わかってた?」
なんのことだろうか、と思いながら相手の様子を見る。
発汗。体温上昇。やはりムリさせすぎたか、と思っていたのだが。
「……はぁ」
相手の言葉に、間の抜けた返事。脳が言葉を理解していない。
何と言うべきか迷う男。というか、何を口にしてもあまり良くないような気すらするのだが。
「え、っと。そういう訳にはいかないと思うんだけど。
ウタちゃんをここに放置してたら、そんな状態で一人ってこったろ?
野良の魔物に襲われたらやばいだろ」
男は心配そうにそう言い、相手の体を抱き上げる。
きょろきょろと周りを見て、朽ちた詰め所……らしき建造物まで歩きながら。
「……えっと。オレに何か、協力できることはあるかな?
例えば、ポーションとかでその状態を回復できる、とか。
手伝えることがあるならなんでも言ってほしい。
キミは俺の恩人でもあるわけだし」
詰め所廃墟に入った男は、ぎりぎり使えそうなベッドに相手を下ろし、様々なポーションを取り出す。体力回復。魔力回復。状態異常回復。
本当に多種多様なポーションだ。
■ミツフサ ウタ > 「いや、ホントにお構い無く、さっき背中撫でられただけでだいぶヤバっ.....ッッきゅぅぅぅぅぅぅ!!」
わたわたとあわてふためいているうちに抱き上げられる。平静を装っていたものの背中を撫でられただけで軽く何度か達していた彼女はそれだけで大きくビクンと跳ねセインの腕のなかでぐったりと脱力してしまう。
「残念ながらこれは力を持ちすぎた私への呪いみたいなものなんでどうにもならないですね...。」
息も絶え絶え、羞恥で消え入りそうと言った風に話す彼女はセインの言葉を借り問い掛けた。
「協力?してくれるんですか?いや、でも流石に初対面のしかも恩人に頼めることでは...。」
そういって何やら葛藤していたです
■セイン=ディバン > 「……お、おい?」
抱き上げた瞬間、相手が痙攣し、脱力したのを見て、男は声をかけるが。
男とて、経験はそれなりに積んでいるので。それが意味することは理解できてしまい。
ベッドに相手を降ろした後は、見事に視線を逸らすことになる。
「呪い、か。……あぁ、気持ちは分かるよ。
オレも、色々と体に背負っていた時期もあるから」
恥ずかしくて言えないことばかりだが。男はそう呟く。
もっとも、相手と自分では事情やらなにやらも違うのだろうが。
「そりゃあ、オレにできることだったらね。
困ったときはお互い様、だろ?」
相手の葛藤。知ってか知らずか。
男はちら、と相手を見て、笑顔でそう言う。
■ミツフサ ウタ > 「あの、嫌だったら断ってもらっても全然いいんですけど、その。私を抱いてくれませんか?」
と、ベッドの上で身を起こし上目遣いでそういった。湯だったかのような真っ赤な顔は羞恥によってだろう。
「あー。ややややっぱりいいですぅ。第一私こんなにちんちくりんだしこんな場所じゃムードもへったくれもないし魔力さえあれば誰でも堕とせる様な体にだってなるんですけどって今はそんなことアピールする場合じゃないあうあう。」
と、目をぐるぐるさせながら早口でよくわからない事を言い出すのだった。
■セイン=ディバン > 「……あ~、そうきたか」
提案された言葉に、男は頬を掻く。
なるほど。ある意味では納得できる話だ。
昂ぶったなら、沈めればいいのだな、と。
「……ウタちゃん、ちっとウルサイ」
混乱と羞恥によるものなのか。早口でまくしたてる相手の姿に笑いつつ。
男は、その唇を、手早く奪ってしまう。
軽く触れるだけのキス。すぐに唇は離し。
「キミみたいな魅力的な子、抱けるなら大喜びさね。
ただ……キミこそ、俺相手とか、イヤじゃないか?」
言いながら、服を脱いでいく男。ぎし、とベッドを軋ませながら、相手に近づいていく。
■ミツフサ ウタ > 「んむっ!?」
突然奪われた唇、軽く先が触れる程度のそれでも、混乱した頭を鎮め快楽の坩堝へ落とすには十分だった。
「私は嬉しいですけどセインさんは嫌じゃないですか?いっていなかったですけど私娼婦もやっています。醜悪な成金貴族に抱かれたこともありますし、今でこそ滅多にはないですけど単独で冒険しててこの状態になって異形の化け物にだって何度も犯されました。もう汚れきった雌狐なんですよ?」
自分のために文字通り一肌脱ぐと言った男に不誠実な隠し事は赦されない。今までの経験や自分の経歴を事細かに語って聞かせた。
■セイン=ディバン > 「んっ……」
触れるだけ。ただそれだけのキスは、男の愛撫にしては手ぬるい。
だが、まずはこれだけ。本気で抱くなら、色々と準備が必要なのだ。
「……? えっと、それがどうかした?
オレだって冒険者だから、金で娼婦を買うことだってあるし。
キミが経験豊富だったり、魔物に犯されたとして、だ。
それがキミの価値を下げるなんてこと、ないと思うんだけど」
相手の言葉の意味がわからん、という様に。男は服を脱ぎつつ言う。
そもそも、それを言えば自分は数多の女性を抱いてきた浮気者。
穢れてるというなら、男のほうがよっぽどなのだ。
「俺はキミを魅力的だと思ってる。だから、抱けるなら抱きたい。
今は、それでよくないか?」
いつの間にやら、全裸になった男は、相手にのしかかりながら言う。
その股間は、人間離れしたサイズに見事勃起していた。
そのサイズ、余裕の20サンチ超え。
■ミツフサ ウタ > 「ふふ、そうでした、冒険者はそんな考えの人が多いですからね。だったら。」
それまでしおらしい態度をとっていた彼女だったがセインのそそり勃ったモノをみてペロリと舌舐めずりをした、そして。
「せ・め・て♪私から先にご奉仕させて下さい...ね♥」
毛並みのよい三ツ又の尻尾を器用にセインの背中側に回し勢いを付けくるりと回った。セインとウタの上下が逆転しセインが押し倒された様な形になる。
「我慢の聞かないダメダメな淫乱狐のウタに、おちんぽ舐めさせて下さいませ?旦那様?」
と餌のお預けを食らっている犬のように相手の反応を待つのだった。
※確定ロールいれてしまったんで気に入らなかったら確定で再逆転してくださいませ。