2018/10/24 のログ
ご案内:「トゥルネソル商会 王都・マグメール店」にリスさんが現れました。
リス > マグ。・メールの国の中、平民区と富裕層の境目の大通り、夜になっても煌々と、明かりの付いている建物がある。
 レンガで作られた4階建ての建物、その入口の看板にはトゥルネソル商会と書かれた看板が掲げられている。
 木の扉からは明かりだけではなく確かな人の気配。
 中を覗けば、一人の少女がミレー族の女の子たちに混じり、掃除をしているのだ。
 叩きを持って、埃を落とす者、落ちた埃を箒で一箇所に固める者、固まった埃を集めてゴミの中に入れる者。
 掃除は一糸乱れぬ動きで、丁寧に行われている。

「さあ、お客様の少ないうちに、早く済ませましょう。」

 少女は、ミレー族の少女たちの陣頭指揮をとりつつも、埃やゴミが残っていないかチェックし、大丈夫なところから拭き掃除を行っていた。
 とはいえ、別に閉店はしていないので、お客様が来るかどうか、入口の方をしっかりときにもしていたり。

リス > てきぱきと掃除をしているミレーの店員達、その姿はどれも仕事が楽しいと言わんばかりで、軽くおしゃべりをしながらもてきぱきと動いていく。
 少女は雑談を止めることなく、手早く掃除をしていく姿を感心するように眺める。
 少女自身も掃除はて早く行って、隅々をきれいするのだ、一階の様子は問題がない模様、うん、と軽くうなづいた。

「掃除終わったら、交代で休憩を取って頂戴、私は他の階を確認してくるから。
 何かあったら、すぐ呼びに来て。」

 よろしくね、少女は軽く笑いながら店員に伝えてから二階へ。
 従業員の数は多いから、一階が終りかけてるというのなら、二階も大体同じ状態である筈だ。
 少女は階段を登ってみてみれば、やはりというか、二回の掃除はもうすぐ終わりそうな状況。
 うんうん、と頷きながら彼女らの動きを眺め、一階と同じように指示を出しておく。

 ――――それを繰り返すこと3回。地下から4階まですべての清掃を確認して。
 少女は事務室へともどる。
 事務室から続く休憩室には、休憩しているミレーの雑談も聞こえる。
 そんな声を尻目に、今日の帳簿に取り掛かろう。
 来店があれば声が聞こえるだろうし、問題があれば、ミレーの店員が聞きに来るのだろう、し。
 少女はテーブルに開いた帳簿に、売上などを記録していく。

リス > しばらく書類の整理をする少女、とは言えなれた作業であるので、書類は早々に終わっていく。
 間違いのない状態を確認し、うん、と頷いた。
 問題がないことを確認してからお金を数え、それを終わらせようか。
 お金を数え終われば、それを金庫に入れて仕舞おう。
 仕舞ってから、金庫に鍵をかけて、それを奥にしまい込む。
 一連の作業を終わらせて、少女は息を吐き出す。
 今日するべき作業はこれで終わりである。
 さて、あとは自由時間ではあるが、と店内に視線を向ける。
 夜だからか、客の入りはそこまでではなく、がらんとしている。
 だからこそ掃除をしたのではあるが。

 とりあえず、今はお客さんがいる様子もないし、今日はそろそろ上がろうかしら。
 少女は最後に、と立ち上がり交代で休憩を取っている少女たちに、よろしくね、と声をかける。
 一周店の中を見てから上がりましょうか、と最終確認のつもりで店に戻る。

ご案内:「トゥルネソル商会 王都・マグメール店」にゼナさんが現れました。