2018/09/06 のログ
ご案内:「高級酒場」にリスさんが現れました。
ご案内:「高級酒場」にアリルネージュさんが現れました。
リス > 富裕地区の一角にある、高級酒場は、今宵も貴族を筆頭とした金持ちが集合し、ハハハ、ホホホと、酒を上品に飲身、食事を楽しむ。
 高価な酒や、豪華な食事……其れだけがこの店の特徴ではないのだ、このお店は、舞台があり、毎日踊り子の踊りも披露している。
 毎日同じか、といえば同じではなくその時その時で違うらしい、同じ踊り子が舞台に上がることが有るし、違う踊り子が舞台に上がることもある。
 今回は、とある踊り子が舞台に上がる、と少女は聞き、普段は使わないがその酒場に足を運ぶことにした。

 そして、その酒場の主にお金を握らせて、こう、伝えておくことにする。

「踊り子のショーが終わったあとに、一緒に個室でお食事でもどう?と、言っていただけますか?」

 その踊り子が、誰かと知っている上での言葉、彼女が聞けばわかってくれるだろう。
 こういう酒場は、VIPのための個室も備えられている。
 個室の使い方は様々で、無論この国の事である、密談や蜜事に使われることもある。
 一番利用として多いのが連れ込んでの行為であろう、酒場は、黙認というよりも推奨しているふしもある。
 とにもかくにも、少女は舞台の真ん前、一番その踊り子がよく見えて、かつ、踊り子からも見えるところで、静かにワインを傾けていた。

アリルネージュ > 熱の入った踊り子の舞台。
曲刀を用いた流麗な剣舞が終わり、多くの喝采が寄せられる。
その踊り子が好みの貴族でもいたか、囃し立てる声すら上がっていた。
少しのインターバルを挟む。
その間にも酒や肴が配られ、次のステージを期待する声がひそひそと行われる。
無論、表では言えないような内容も含めて、だ。

やがて小休止も終わり、次の踊り子…アーリィが出てくる。
褐色の肌に薄衣を纏った銀髪の女。
それを見た男達から濁った笑い声が上がる。下心満載の声だ。
しかし、踊り子は気にした様子もない。目の前に座る少女に気づいたか、ふっと笑みを浮かべたのみだ。

そして、舞踊が始まる。
楽器も鳴らない、静かな立ち上がり。しゃん、しゃん、と涼やかな鈴の音だけが響く。
音を鳴らしてゆったりと舞う姿は否が応でも視線を惹きつけていく。
下卑た声も聞こえるが、それもやがて聞こえなくなっていく。
身体を誇示し、視線を一人一人に合わせていく。観客の誰もが徐々に夢中になっていく魅惑の舞。

リス > こういう店という事は知っていたし、今回に関しては調べてあった。
 今日、この時間に彼女が来るということ、彼女を驚かせるために行くことは当然伝えてはいないのだ。
 様々な踊り子がいる、音楽に合わせて踊る踊り子、自分で歌いながら踊る踊り子、音の鳴るものを用意して踊る踊り子。
 それはどれも、観客を楽しませてくれる模様、今回の踊り子はさて。

 視線がぶつかる。
 彼女はこちらに気がつき、小さく笑みを浮かべてくれるので、少女も答えるように笑みを浮かべる。
 場末の酒場であれば、ナンパ目的で声をかけたりしてくるのだろうが、こういう店ではそういった行為は下品とされる。
 なので安心して一人で少女はテーブルで酒を飲むことができるのだ。
 この席だって、お金を出して予約している席なのだから。

 男たちの視線は全て舞台に向けられていた。
 淫靡な服装に、完璧とも言える肢体、それが扇情的に揺れて踊り、まるで誘っているかのようにも見える。
 涼やかな鈴の音が耳に心地よく、彼女の踊りは周囲を圧倒し、魅了していく。
 まるで魔法を使っているかのような、そんな美しい踊り。
 少女もまた、静かに見ていることにした。

 そして、その終わりの時を楽しみに、ちろり、と舌なめずりしていた。

アリルネージュ > しゃん、しゃん。
鈴の音が意識を惹きつけ、ひらひらと舞う薄絹が視線を惹きつける。
視線を奪われれば、ステージの上で踊る女の身体に釘付けになる。
妖艶に笑う女に惹きつけられるまま、観客達はいつしか踊り子と二人っきりでいるようにトリップしていくだろう。
少女の周りの男達。それどころか給仕の女達ですら、夢を見ているように茫洋とした視線を踊り子へ向けている。

魔法を使っているような、と感じたのも間違いではない。
アリルネージュは種族柄、人を魅惑する術に長ける。
身体は勿論、向ける視線や何気ない仕草、囁く言葉も魔力が籠っているかのように意識に訴えかけるのだ。
そんな踊りを見つめているのだから、耐性のない大部分の人間はあっという間に釘付けになる。
すうっと動く手の動きが、小さく開いた唇の動きが。
まるで自身を愛撫しているように感じられるかもしれない。
観客席の所々で小さくくぐもった声が上がる。

踊り子は夢現の中で下卑た観客達からしっとりと精を抜き取っていく。
踊りが終わるころには、少女以外の観客達は魂を抜かれたようにぼうっとしているだろう。
せっかく少女からお誘いを受けたのだ。邪魔されないように、という踊り子なりの気遣いであった。

リス > 「すごいのね」

 周囲の客の様子を見ながら、少女は素直な感想を零す。
 周囲の男性客も、女性客も、彼女に魅入られている、と言うよりも見ていると夢見心地のようだ。
 と言うよりも……くん、と鼻を鳴らす。
 人間ではなくなり、嗅覚も強くなっているが、店の人間以外、特に客は、精を放っている匂いがする。
 股間をはしたなく濡らし、絶頂に入っている女性もいる。
 踊りだけで、そこまでのことができるのね、と彼女の力に感心しきりである。
 同じだけの魔力は浴びているはずである、自分が抵抗しているというよりも、彼女が自分をあえて外しているようにも見える。

 周囲の様子を確認して、視線を彼女に戻そう。
 なぜなら、周囲の客がどうなろうとも、少女は知ったことではないのである。
 なので、彼女の舞台が終わるまで、静かにお酒を飲んで待つ事にする。

 魅入られていない分、周囲の客の絶頂の声や、精を放つ時のうめき声がすごく耳につく。
 そこは我慢して聞き流すことにした。

アリルネージュ > 絶頂を迎えた観客達からはうっすらと魔力のようなものが抜け出ていく。
無色透明なそれ。力を感知するものだけが解るそれを弄ぶように吸い込んでいく。
踊りは佳境に。踊り子がゆったりを腰を揺らせば、彩る白いまじない模様が意識を奪う。
わずかに耐えていた観客もいたが、その動きにとどめを刺されるように…。

そして、踊りが終わる。そこに喝采は無かった。
皆、うっとりと蕩けた表情でステージを見つめるだけだ。

「ふふ。」

踊りを終えた踊り子は小さな笑みだけを残して袖へと戻っていく。
同時に、少女へと給仕の娘が部屋に来るように伝えるだろう。
アリルネージュが待っている、と少し赤らんだ顔で。

リス > 「嬉しいわ。」

 給仕がこちらに言葉を伝えてくれた、それは、お誘いを受けてくれた……という事である。
 ちゃんとマスターは言葉を伝えてくれたということも感謝して、少女は給仕に、チップを渡すことにした。
 金貨を一枚、テーブルに置いて、少女は優雅に立ち、案内されるがままに、彼女の待つ部屋へと移動する。
 部屋に入る前に、給仕には、呼ぶまで部屋に入らないようにと、伝えおくことも忘れない。
 こんこん、とノックを行い、そのまま部屋へと入る事にする。返答を待たないのはいま、この部屋に入れるのは、少女だけということになるからで。

「こんばんは、アーリィ。来ちゃったわ?」

 部屋の中で待っているだろう、踊り子に少女は挨拶をかけながら扉を閉める。
 そして、鍵をカチャリ、と締めてしまおう。
 そうしてしまえば、ここはもう、二人きりの空間である。
 この部屋の防音は当然のことで完璧で、外からは何が行われているのかは、わからないだろう。
 少女は笑みを浮かべながら、近づこう。

「会いたかったわ。すごく。」

 今まで踊っていた、褐色の美貌を眺め、少女は目を細める。

アリルネージュ > 袖に消えた後、汗ばんだ身体を濡れたタオルで拭き、薄い香りの香水を振る。
本来ならばそんなものは必要ない身体ではあるが、マナーというものもある。
着替えは必要ないかしらね、と早々に部屋へと向かう。
最中、同業からわずかに嫉妬を訴えられたりもするが、気にした風もなく。
それなりに高級なワインを頼んで出してもらえば、ボトル一つ手に部屋へと入った。
グラスを構えていれば、ノック音とドアの開く音。

「こんばんは、リス。わざわざ仕事場まで、ありがとう。」

ふ、と微笑み近づいてくる少女を見つめる。
会いたかった、という少女は実に楽しそうだ。
細められた視線を受けながら、細いワイングラス2つにワインを注いでいく。

「妬まれてしまったわ。また仕事場は変える事になりそう。」

そんな世間話を振りながら、グラスを一つ少女に差し出して。

リス > 部屋に入ると、それなりに豪奢な部屋であった、さすがVIPルームだという所なのだろう。
 そして、そこのテーブルには、美味しそうなワインと、その奥に座る、踊り娘がいた。
 ふわり、と香るのは、香水の匂いでそれは薄くて、上品なものである。
 それを嗅ぎ取って少女は小さく笑いを浮かべて、ソファーに座る彼女の隣に座ることにする。

「この間は、とても気持ちよかったし、ふふ、私、しつこいんだから。」

 見つめてくる紫の視線に、少女は青色の瞳で受け止めて返す。
 グラスを差し出されたものを受け取り、乾杯をするのだろう、少しだけ傾けて持った。

「あれだけ素敵なら、仕方がないわ?
 それとも、私が指名しちゃったから、かしら?」

 彼女を指名する為に、それなりの金額を払った。
 それは彼女を独り占めするのでその時間の酒場の売上だという。
 少女にとっては、大した額ではなかったが。
 その間、ほかの踊り子が踊ることになる、体力を使うから。
 少女としては、純粋に彼女の踊りで客が魅了されきっていて、ほかの踊り子では踊ってもあまり、喝采が得られないからだ、とも思う。

「まずは、乾杯、アーリィ。
 今日の舞台はとても素敵だったわ。」

 賞賛をしてから、チンと、グラスを合わせて鳴らそう。

アリルネージュ > 隣に座る少女をしっとりとした視線が見つめる。
躍り終えた後だというけれど、そこまで疲れている様子はない。
尤もそれは精気を抜き取ってしまったから、という事もあるのだろうが…。

「そうみたいね。ふふ、仕事場が変わったらそれとなく連絡はしてあげる。

…はい、乾杯。」

トゥルネソル商会という名前は知っている。
手紙を投函するなり、従業員をメッセンジャーにするなり、方法はいくらでもある。
差し出されたグラスを軽く打ち合わせると、薄く微笑んでからその酒に口を付けた。
喉は乾いていたのか、ほう、と心地よさげに息を漏らす。

「ふふ。気に入られていたのかもしれないわね。
どちらにしても私が気にしてもしょうがない事よね。」

今頃ステージで踊りを披露している娘を思うと、ご苦労様、くらいの思いはある。
しかし、同情などは特になかった。
こういう業界である。しっかり自分を磨きなさいね、くらいにしか思わない。

「ふふ。ちょっと不快な思いをさせたかもしれないと思っていたわ。」

素敵なステージ、ではあるが皆ああなってしまったのだから困らせたかもしれない、とは思った。
ただまぁ、あぁしなければ強引な手に出る男がいない事も無い…とは思っている、と話す。

リス > 自分を見つめる視線、その一つ一つに色気が込められているようにも思える。
 先ほど踊った後なのに、すごくつやつやしている、すぐに触れたくなる思いをグッと堪えることにした。

「大丈夫よ、連絡なくても調べて追いかけちゃうから。」

 グラスがふれあい、少女もお酒を一口飲む。
 高級なワインなだけあって、とても濃厚な香りに、滑るように入る感覚。
 いいものね、と口に含んで転がし、少女はワインを楽しむ。

「そう、ね。私にもわからないし、気にしてもしょうがないわ。」

 うん。と同意の首肯をひとつ見せよう。
 彼女の同僚を知っているわけでもないし、彼女が気にしないならもう、気にしても意味がない。
 冷酷だとは思わないのは、こういう業界は、とても浮き沈みが激しいのだと知っているから。

「あー……。ちょっとばかり、おっさんのうめき声は気になったけれど。
 仕方のなかったことなのでしょう?」

 少女は彼女の言葉に、笑いかけて、グラスをテーブルに置く。
 そして、彼女の首に腕を回して抱き寄せて、ちゅ、と音を立てて唇を重ねていく。

「そのかわり、たっぷり、愛し合いましょう?
 それで、許してあげる。」

 ね?少女は彼女を見上げ、ウインクをこぼし、己の体を擦り付ける。
 柔らかな乳房を押し付けて。微笑んでみせた

アリルネージュ > 調べて追いかける、との言葉に、あらそう?と気の無い様子。
色々面倒がなくて助かる、くらいには思っているかもしれない
忙しいわけではないのだが。特に日中は。

少女が肯定するようにこのワインは良い物のようだ。
好んで毎晩酒をいただく、という事はないが飲む機会は多い。
違いくらいはわかるようになるのだ。
美味しい、という事がわかるくらいにはいいワインであった。

「ふふ。リスが誘ってくれているのに横車を入れられるのもね?
踊りの後で入れてくる人もいるのだから。」

特にお貴族様にはね、と付け加えておく。
腐敗と権力というのはそういうものなのだ、と踊り子なりに認識している様子。
不意に抱き寄せられ、キスを求められても驚いたりする事もない。
求められるままに応えていくだろう。

「ん…ふふ。お食事にお誘いだったはずなのに。
でもいいわ、それが楽しみだったものね。」

そう言いながら、押し付けられる身体へと腕を回す。
細い指先がさわさわと背中を撫でながら、ゆっくりと口づけを続けていくだろう。

リス > 連絡が付くなら、どちらでもいいとは思うのだけれども。
 それでも、気に入った相手であればこちらから連絡をつけたいと思うのは少女の気質であるのだ。……それに、言うほどの手間ではないし。

「確かに、それはちょっと嫌ね、ありがとう、アーリィ。
 人気者過ぎて、私も妬いちゃいそう。」

 ここの貴族は特に腐敗しているのが多い、そして、それが権力を持っているから性質が悪い。
 こう言う所に自ら来る貴族で腐敗してないというのは、万が一というレベルでいないのではないかと思える。
 驚かずに受け止められれば、そのまま、ちゅ、ちゅ、とフレンチなキスを繰り返して。
 唇に、頬に、キスマークを作っていこう。

「あら……?間違ってないわよ?お食事、なのでしょう?貴女の。
 それとも、先ほどのつまみ食いで、お腹いっぱいになっちゃった?」

 唇を少し放し、艶然と微笑んでみせる。
 先日交わって、彼女がそういう存在だということには気がついた。
 だからこそ、『食事』、と言ってのけたのである。
 抱きしめられて、包み込まれるように肌を重ね、少女も腕を回して抱きしめる。

「ぁ……ふ。」

 背中をなぞられ、くすぐったくも気持ちの良い感触に甘い吐息を吐き出して。
 唇をこすりつけ、舌を差し伸ばし、彼女の唇を舐め、柔らかな唇を押し付けて啜り合う。

 少女は彼女の背中の愛撫に答えるように己の乳房を彼女の乳房に押し付けて先端同士を服の上から擦りつけて、押しつぶし始めた

アリルネージュ > そこらの貴族達よりよほど魅力的よ、とリスの耳元に囁く。
実際少女の方が楽しめるし、精の質も当然ながら良い。
腐敗した貴族など相手にしたくないのが本音だ。
…尤も、強引に相手をさせた男がどうなっているかは想像に難くないかもしれないが。

「あぁ…。気遣ってくれたのかしら。ありがと。
さっきのだと全然物足りないわ。何より、味が悪いもの。」

このワインよりもずっと悪いかも、などと少し茶目っ気を出すくらいである。
鼻にかかった声を聞けば、背中好きなの?と細い指がそうっと撫でていく。
撫でているかと思えば、少し爪をかすらせるように。
じれったくも、昂らせる事に慣れた手つきで。

「ふふ。積極的。」

そうして乳房を押し付けられれば、少し待ってね、と言って胸元を覆うだけの薄絹をずらす。
ぷるん、と豊かな褐色の乳房を露わにして…好きにして?と囁きかける。

リス > 彼女の甘い言葉は、耳元をくすぐり、そして耳から官能に蕩かせて行くような気がする。
 ふるる、と身を震わせ、耳に滑り込む吐息に、言葉の熱に快楽の吐息を吐き出していく。
 彼女を無理やり襲いかかった貴族など、どうでもいい、今は彼女としっとり、絡み合いたいのだ。

「それもあるけれど、やっぱり私もアーリィの事を抱きしめて、たっぷりと交わりたいのが大きいわ。
 あら、あら。じゃあ、そんな美味しくないもの食べたなら、美味しいもので口直ししないと。」

 彼女の言葉に冗談と本気を混ぜた言葉を放ってみせる。
 背中が好きなのかという言葉には首を横に振る、貴女の手の技がすごいのよ、と。
 くすぐられるごとに背中がひくりひくりと反応し、もう、と頬を赤らめる。
 爪の先が、焦らすように動くと逃げるように、押し付けるように強く抱きついて。

「アーリィと、したいもの。
 それに、アーリィとしては迷惑かもしれないけれど?
 私としては、アーリィに私の子供孕ませて支配したいなって思うもの。」

 少女の好意は、愛欲に支配欲が混じっているのかもしれない。
 動物的に愛し、抱きしめ、支配し、自分の子を孕ませる。いびつな性別を、性欲を持つ反動なのだろう。
 乳房を顕にされて好きにして、と言われたら、自分も服を落として胸を晒す。
 たゆんと揺れる乳房は大きさだけで言えば褐色の彼女と同等で。
 直に己の乳房を彼女の乳房に押し付け、とろり、と唾液をこぼして胸にこぼす。それを潤滑油のように塗りこんで、ねちゃねちゃと音を立てながらこすりつけ、硬くなった己の乳首で彼女の乳首をくすぐろう。

アリルネージュ > 耳元で囁いてあげれば少し反応を示す少女の様子。
はぁ、と熱い吐息を漏らす姿に気を良くしたのか…。
くちゅり、と舌先で少女の耳元をくすぐってあげる。

「ん…。ふふ。そうね、美味しい物で口直ししたいわ。
たくさん、ご馳走してくれる?」

背筋を愛撫していれば、少し逃げるように抱きしめてくる。
ダメかしら?と悪戯っぽく微笑めば、そうっと手を下ろしていき…。
す、と太ももの辺りを撫でてあげる。
かりかり、さわさわと魅惑の手つきで股間の周りを舞う様に触れていき…。

「ふふ、その思いは変わらないのね。
でも、私で子供が産めるかは少し…わからないわね。だから、たっぷり試してみて…?
私が吸いきれなかったらもしかしたら…なんてこともあるかもしれないわ。」

ヒトのように身籠るかどうかは自分にもわからない、という。
元々そういう風には生まれてくる生き物ではないのだから。

少女が乳房を合わせてくれば、ん、と鼻から息を漏らしてそれに応える。
むにゅりとぬめりを持って迎える豊かな胸は、その感触でも少女を楽しませるだろう。
以前味わったのと同じ、魔性の肌の感触。
むにゅむにゅとすり合わせるのを楽しんでいけば…そのうちに、確かめるように少女の股間へと指先を伸ばしていく。
抵抗されなければ、衣服の上からそうっとソレに触れていくだろうか。

リス > 「んぅ……っ。」

 耳元に触れる、熱い舌の感触、ぬるりとした唾液の感触、ぶるぶる、と体を震わせた。
 もう、といじられてばかりで、自分からも彼女の耳たぶに唇を這わせて甘噛みしてみせた。

「ええ、ええ。
 貴女が望むのならいっぱい、してあげられるわ。」

 少女の性欲は体力は、人間にはないもので、伴侶と交わるときは一週間連続が基本となる。
 彼女の休みさえ問題がなければ、ずっとやり続けることは可能なのである。
 まあ、ドレインされた状態では、どこまでやれるかはわからないけれど、その意思はあり、彼女が太ももに手を伸ばしてくれるなら、少女も手を伸ばして、彼女の内股に手を這わせていこう。
 股間の周囲を触れられてしまえば、辛抱できない、少女の股間はむくりむくりと膨らんで、しっかり強くそそり立つ。

「私ですもの。
 だから、アーリィさえよければ試させてもらうわ。
 それに、淫魔のハーフというものは巷にいるみたいだし、可能性はゼロではないと思うの。」

 とはいえ、種族柄というものもある、彼女が孕むことができるかどうかはまた別だ。
 でも、それでもいいのだ、望みとしては孕んで欲しいが、無理なら諦めるだけで。
 それに、孕んでもらうだけが快楽ではない。
 現に、彼女の手腕で少女は悦楽を覚えている、彼女の肉体に溺れている。
 柔らかな肌をこすり合わせて白と褐色の肌をセメギ合わせ、硬くなった乳首同士を擦りつければ痺れるような快楽。
 麻薬のような肉体に少女は笑みを浮かべて、指先に触れる硬い肉棒の感触。
 少女は挑発するように、彼女に正面から抱きつき、彼女のまだ、布に覆われている秘所に、その上から肉棒をこすりつけていく。
 グリグリ、と腰を回し、入口に入らぬ先端で、彼女の入口をこね回す。

アリルネージュ > 耳元をくすぐった事で上がる声に気を良くする、
そのまま弄ってあげようかしら、と思うものの今度は少女から甘噛みしてくる様子。
それに小さく声を漏らしつつ、負けず嫌いなのね、と微笑んだ。

「えぇ…お願いね。」

ずっとするならここを貸し切らないとダメかしら、と詮無い事を考える始末。
まぁ、問題があれば河岸を変えればいいだけの事ね…と思いつつ手だけは動いている。
ほぼ無意識だというのに、膨らんでいく少女の肉棒をやわやわと揉み解すように。
柔らかい快楽を与えるその手つきは、慣れていない者なら溺れさせる手つきでもあり…。

「ふふ。子供が生まれたらきっと貪欲な子が生まれるわね。
…それはそれで…面白いかもしれないわ。」

ふと自分の子供だった頃を思い出す。魔族の国での話。
…しかし、それも刹那の事。
勃起したペニスを押し付けられれば、ぁん、と喜んだ声を漏らす。
ぐりぐり、ぐりぐりと押し付けられる肉棒に嬉しそうに笑うが…。

空いた両手で少女を抱きしめると、むにゅりと柔らかい身体をこちらから押し付ける。
蕩けるような肢体と、立ち上る甘い体臭。
くちゅ、くちゅ、と耳朶に快楽の水音を届けて……少女を我慢の利かない所まで追い込んであげようと。
それで無理矢理中につき込まれても、喜んで受け入れるのだろう。

リス > 「うん、任せて?」

 お願いね、という言葉には少女は艶やかに微笑んで見せよう。
 河岸を変えるなら、少女の家がある、ここから近いし、長くしてても問題はないだろう。
 柔らかな手が少女の股間をまさぐる、その刺激に直ぐ固くなり先走りが滲んでしまう。
 溺れてしまいそうな手管は、慣れていても蕩けそうな上手なものである。
 淫魔という種族故の快楽なのだろうと、少女は思う。

「淫魔としては、それが正しいのだと思うわ。
 アーリィ、素敵な声。」

 甘く鳴く声に、少女は笑ってみせる、グリグリ、ともっと押し付けていたところ、抱きしめられる。
 包み込まれる肌、そして官能的な体臭に、少女は顔を寄せて、彼女の乳房のあたりに舌を這わせていく。
 耳に入る刺激に、どんどん肉棒が膨れ上がる。

「ふ、アーリィ……降参よ?
 入れさせて……?

 正常位で、アーリィを恋人のように抱きしめ合って、犯したいわ?」

 無理やりにつき込んでもいいけれど、そうすると服の換えを気にしてしまう。
 なので、服を脱いでしたい、と求める。

アリルネージュ > さて、それでは河岸を変える前にここでしばらく楽しむつもり。
嫣然と笑う少女は見た目以上に蠱惑的である。
しかし、踊り子もさるもの。さわさわと肉棒を刺激し続けて…。

「ふふ。誰も彼もを喜ばす為の身体だから。
声も…踊りだってそう。全部、全部、ね。」

そして、少女を興奮の高みへと連れていけば、ゆっくり身体を離す。
望みを聞けば微笑み、ベッドへと。
その過程で纏った薄絹をはらりと無造作に脱ぎ捨てて、ベッドに上る。
少女が服を脱ぎ、こちらに来るのを待てば両腕を広げて迎え入れるだろう。

その興奮のまま、犯される事を待ち望むように。

リス > 「その声に、体に……溺れているのね私も。
 でも、それでいいと思ってるわ。

 好きよ、アーリィ。」

 体を離す相手、言葉と行動に誘われるように少女も服を脱いでいく。
 彼女の褐色の肌は、正しく魔性の肉体で、同性さえも魅了するプロポーションで。
 見ているだけで、ドキドキとしてしまう。
 少女の裸の姿、既に少女の肉棒からは先走りが、秘所からも、愛液が滲んでたれていた。
 両腕を広げて受け入れるような仕草に吸い寄せられるように近づき、ベッドに足を乗せる。
 そして、彼女の足を開かせ、綺麗な彼女の秘所の入口に己の肉棒を押し付ける。
 そのまま体を倒し、彼女に抱きつき、彼女の指に己の指を絡めて握る。

「アーリィ……。」

 彼女の名前を呼び、唇をそっと近づけてくちづけし、勢いよく腰を打ち付ける。
 肉襞を割開き、絡みつく彼女の膣口にめがけ、亀頭を一気に押し込んだ。

アリルネージュ > 「ふふ。いい夢でしょう? 私もあなたの事は好きよ…。
だから、私の身体をたくさん味わって…?」

広げた両腕の中に少女が入ってくる。
吸い寄せられるような様子に、ふと夢に囚われたような観客達を思い出す。
けれど、情欲に染まってはいても少女の目には意志があるわけで。

押し倒されるまま少女を迎え入れれば、開かれたソコは準備万端。
少女と同じようにしとどに濡れている。
肉棒を押し付けられれば、その入口は早く早くと求めるように更に愛液を溢れさせるだろう。
まるで涎を垂らす口のようだ。

「ふふ。リス。来て…?」

口づけと、呼ぶ声に応えて…そのまま身を委ねれば、
ぐうっと中に入り込んでくる熱い塊に、あはぁ、と高い声を上げた。
以前味わったのと同じように、膣内の肉を貪欲に絡みつかせながら…。

リス > 「ええ、とても素敵な夢……。
 だから、もっと、もっと楽しませてもらうわ。」

 彼女とのキスを楽しんだあと、彼女の胸元に己の顔を寄せる。
 母親の胸に甘えるようにその柔らかな乳房に顔を押し付けて、そっと胸の周囲に下を這わせた。
 彼女に惹かれているのは、溺れているのは事実だが、意志までは抜き取られたわけではなく。
 少女は、自分の意志で、彼女を求め、繋がった。
 どろりとした粘液に、己の肉棒を絡めながら、それを押し出すように埋め込んでいく。
 肉襞がまるで意思を持つ何かのように絡みつき、自分の肉棒を愛撫し、精を吐き出させようとする。
 それを知っていて、押し込んでいく、入れる事にぐぷ、ぐぷ、と音がしているような気がした。

「アーリィ、おまんこ、とても暑くて、気持ちがいいわ……?
 ふふ、もう、童貞のように吐き出してしまいそうよ。」

 ガチガチに膨らんだ肉棒、彼女の膣の愛撫に息を吐き出して、それでも気を強く持ち、腰を振る。
 ずるずる、と強く引き抜くように動いてから、奥まで一気につき込み、かき混ぜる。
 リズミカルに、それでいて荒々しく、少女はガツンガツンと腰を打ち付けて、ベッドをきしませていく。

アリルネージュ > 「あ…ん…。いいわ、リス。いい気持ち…。」

つながったまま、乳房の周囲を舐められる。
それは心地よい性感となり、踊り子を楽しませてくれる。
身体から漂う甘い香りも、肌の滑らかな感触も。
少女を楽しませるだろうが、それで夢中にさせる事で踊り子も気持ちよくなる事ができるのだ。

そして、膣内を責められる事で快感を感じて声を上げていく。
それで感じながらも、より一層膣肉で肉棒を刺激していくのだ。

「別に…それでもいいのではないかしら。
童貞みたいになっちゃう人、たくさんいるもの。

…あぁん、ふふ。童貞みたいにはなりたくないかしら。」

一層激しくつき込み始めた障子に笑いかける。
しかしその激しい動作も、淫魔の肉体は気持ちいいものとして受け止めてしまう。
少女の背に手を回し、その動きを補助するように求めながら、その熱い塊の感触を楽しんでいく。

そして、それを何度も続ければ…ふ、と笑いかける。
にゅるり、と膣肉が絡みつき…どこまでも膣内に入っていくような感覚。
蕩けるような感触を与えて、我慢する力を抜いてしまうような…。
思わず吐き出しても、踊り子は笑っているだろう。