2018/08/04 のログ
■シャルレ > 夜の散歩の帰り道、いつもの明るい酒場通りの屋根の上を歩く白い猫。
さすがに遅いので、帰るだけに通りがかったつもりだったけど、スンと鼻先が匂いに気づく。
脚を止めてキョロキョロとすると、斜め前くらいのテラス席のようなとこに、見知った人影が…。
人違いでもいけないし、と屋根から降りていくと、人の足と通りを器用に歩き抜け、
椅子の横にまでくると見上げて、ひとなき
「にゃーぁ」(やっぱり、リューゼだぁ)
金色の瞳で見上げ、足元に挨拶ように体をすりつけて。
■リューゼ > そよそよ。
まぁ、多少マシかな、といったくらい。
風があると少しは涼しいが、まだまだその風はぬるい温度。
お世辞にも過ごしやすいとは思わないが…。それも夏か、と思い直す。
さて、給仕からエールと豚肉の串焼きが届けば、ありがとうと一言。
仕事終わりの一杯、とエールをぐいっと飲み…ぷはっ、と息を吐き出す。
「ふー…。」
と一息ついて串焼きを…と手に取れば、足元に柔らかい感触と啼き声。
ん?と下を覗けば、見知ったもこもこちゃんがいた。
「シャルレじゃないか。」
相好を崩して、こんばんは、と頭を撫でてあげる。
それから、対面の丸太椅子をとってくれば自分の隣へ。
ここへおいで、とその椅子の上をぽんぽんと叩いてあげる。そうすればちょっと高くなって撫でやすい…と思っての行動。
上ってくれば、遠慮なく撫でてあげるだろう。
■シャルレ > 気づいてくれた、覚えててくれた、と嬉しくなる。
隣を示すことに気づいたから、逆側に回り込み、前足をつけてトンと椅子に乗りあがると…、
尻尾を自分の体に寄せるようにして、座る。
テラスとはいえ、人もいるので変化もできず、猫のまま。
「にゃーん」(きた、撫でてー)
猫挨拶、頭をコツンと相手の体にあてるようにして…抱っこは食べてる邪魔になるので、
撫でてもらおうと…。
■リューゼ > 白猫が上がってくる間に串焼きを一口がぶり。
じゅわ、という脂を味わいながらエールで流し込む。
冒険者らしい食事を味わいながら、隣に上ってきた白猫さんに手を伸ばす。
変わらず、お利巧さんの様子ににこにこと微笑む。
「元気にしてたかい?」
くいくいと頭を押し付けてくる様子を可愛らしいなと思いつつ、優しく頭をなでなで。
そのまま耳の後ろをかりかりとしてあげ、顎の方へ手を回してこしょこしょ。
串を口にくわえたまま、思う存分撫で撫でしてあげようと可愛がる。
■シャルレ > 猫の仕様…撫でられると、嬉しいし気持ちいい、喉がゴロゴロと鳴ってしまう。
頭をすっぽり掴めるような、人の大きな手に頭を寄せながら、頭も顎も撫でられ続ける、
「にゃーぅ」(気持ちいい、もっともっとー)
尻尾の先だけがくるん、くるんと動く。
お腹もすいてないので、ただ撫でて貰いたいだけ…。
「にゃー」(リューゼも元気そう)
前足を、ちょいちょいと伸ばして様子をうかがうのは…目指す先は膝の上、
乗っかかりたそうに手を出してみた。
■リューゼ > 撫でていれば、くいくいと掌に頭を押し付けてくる感触。
撫でられるのが大好き、と言っていた通りの行動に笑みが零れる。
安心しきって懐いてくる猫というのは可愛いものだ。
この白猫さんの内情を知っている身としては、遠慮なく撫で回してあげたくなる。
「ん?……あぁ。わかったわかった。」
ちょいちょい、と前足を膝の上に伸ばされれば、よしよし、と言ってからひょいと持ち上げて膝の上に。
ちょっと足を開けて収まりやすいようにすれば、膝上でもふもふと毛並みを撫でてあげるだろう。
相変わらず綺麗にしてるんだな、とその白い毛並みを整えるように。
「お腹は空いてないのかな?」
肉にも興味を示さず、ごろごろとじゃれているだけの様子にそうなのかな?と声をかけてみるが。
■シャルレ > (わーい)
持ち上げられると、体が伸びてしっぽがプラーンと揺れる。
膝の上に座ると体にもたれかかるようにしたまま、おとなしくする。
食べてる邪魔はしないつもり、お腹もすいてないので食べ物のほうを気にすることもなく。
「にゃぁぅ」(なんにもいらなーい、ナデナデしてくれたらいい)
帰り道途中に見つけたので、嬉しくてついつい寄ってしまった。
大人しくしてる膝の上でくつろいでた。
■リューゼ > 膝の上に乗せたまま、串焼きを食べ、エールを飲む。
その間も片手はずっと白猫さんのお腹の辺りをなでなでとしているだろう。
大人しくくつろいでいる様子に、お利巧さんでいい子なのは変わらないな、とにこにこしてしまう。
「最近はちょっと暑いからなぁ。元気でよかったよ。」
猫の状態でも話は通じているだろう。
返事はわからなくても話しかける事はできる。
心配していた、というよりは元気な姿を見れて嬉しいといった様子。
給仕に追加の串焼きとエール、それにバゲットのトーストを頼む。
それくらい食べれば十分かな、と思いつつ、猫さんを撫でながらゆったり。
■シャルレ > 人の手は温かいし、気持ちいいし、優しくしてくれる相手とわかってのこと。
食べてる間も、邪魔しないようにイイ子で膝の上でくつろいで過ごしてた。
時々、相槌のように頭を動かしたり小さく鳴いたりとはするけど…。
「にゃーぁ」(暑いのきらーい)
猫の姿では全身毛だし、暑いばかり…でも人の姿で街を歩くと危険も多い。
「にゃぅ」(リューゼも元気そう?たくさん食べてね)
食欲はあるようなので、安心とチラッと食べてるもの、追加も聞こえた。
■リューゼ > 追加注文が届く。
バターの香るバゲットの上に、串焼きの肉をいくつか乗せて、かぶりつく。
ざく、という触感と肉の脂が雑だがいい味になる。
にゃーん、と鳴く声が聞こえればそうか、と言ってなでなでとする。
こちらも元気でよかった、とか、暑くしてない、とか多分そういう意味かな、あと考える。
「暑いけど、俺も元気だよ。」
一応それっぽい返事を返して、にこにこと笑いかける。
ざくざくとトーストを齧り、エールを飲む。
仕事終わりに腹が満たされる快感。たまらない。
そこに可愛らしい癒しの存在があればそれはいいことなのだ。
「シャルレもなるべく涼しい所にいるんだぞ?」
わしわし、と顎の下をちょっと強めに撫でる。
いつも嬉しがる場所。ちゃんと覚えてるぞ、と言うように。
■シャルレ > スンスンと匂いと食べてる様子を下から見上げてる。
たくさん食べてる様子に見てても安心。
「にゃーん」(はーい、日陰のレンガの上は涼しくて気持ちいいよ)
日向の石畳は、肉球がやけどしそうになるけど…。
涼むときは、日陰の石の上で体を伸ばしてたりする。
顎のとこを撫でられると、ついつい…ゴロゴロが止まらない。
嬉しい嬉しいと、目を細めて指の動きに頭も揺れるほど。
■リューゼ > むぐむぐ、ごくごく。
邪魔されるわけではないので食べるペースは速い。
何分、いい時間なので長居をするつもりもなく。
猫さんを撫でながらの食事も、ものの30分程で皿やグラスは空になってしまう。
ふぅ、と一息つけば、こんなものかな、と呟く。
「シャルレはいい子だな。」
食べている間、ずっとおとなしく撫でられるだけだったので偉いぞと頭の上をわしわしと。
勘定ー、と給仕を呼べば、抱っこついでに立ち上がる。
寝所は心得ているので、そこまでは抱っこで運んであげよう、という腹積もり。
何枚かの硬貨を手渡す際にも抱き上げたままなので、給仕の娘にも相好を崩される。
お腹空かせてたらミルクでもご馳走してあげてください、と雑談をして酒場を離れていく。
「お待たせ。帰るけど、一緒でいいよな?」
わしわし、腕の中の猫さんを撫でながら問いかける。
■シャルレ > 食べてる様子を見てた間にも何度か欠伸をしてた、もう終わるかな?もう帰るかな?
と待ってたのもあり、下心通り。
待ってたら抱っこしてもらえた。
猫の気まぐれ、今は撫でられたい、抱っこされたい。
そんな気分だったから
「にゃーぁ」(うん、一緒に帰る)
代金を払い、抱っこをしてもらえると、腕の中で鳴いてみる。
撫でてくれる手を一度チテっと舐めて、
抱っこ慣れてるように腕のいい具合の位置に居るまま相手と一緒に酒場通りを後にしていく。
■リューゼ > 何度も白猫さんと一緒に歩いている青年は好みも聞いたことがある。
撫でる事と抱っこが大好きなのは知っているので、そのようにしているという感じ。
何度か眠そうにあくびをしていた様子に、きっともうすぐ寝に帰るんだろうな、という予想もしていたわけで。
返事をするように一声鳴き声を聞けば、そうか、と微笑む。
ひゅう、と生暖かい風の吹く通りを腕の中の白猫さんを撫でながらゆっくりと歩いて行く。
「眠かったら寝てもいいからね。」
そう言ってから、宿の方角へ。
猫の寝所、傭兵の拠点も同じ方角である。
ゆっくり優しく撫でながら、それほど長くはない道のりをゆったりと歩いて行く。
歩き方も早歩きなどはせずに、白猫さんが揺れすぎない程度に。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からシャルレさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からリューゼさんが去りました。
ご案内:「看板の無い店」にディアベルさんが現れました。
■ディアベル > ──その魔女は、店の奥の広々とした来客スペースに独り、居た。
毛足の長い絨毯が敷かれ、中央には足の低い厚ガラスのテーブルが置かれている。
テーブルを挟んで、クッションが柔らかい上等の横長ソファーが一つずつ。
魔女が座すのはその内の一つ。適度な弾力の背凭れに体重を預け、悠然と足を組み。
対面には誰も居らず、煙草は吸わぬが長い煙管を指先でやんわり弄んでいる……。
店の出入り口には魔女の魔術が施されており、無意識の内に波長が合ってしまった者は、
ふらふらと入口を潜り、商品陳列エリアを通り抜け、奥の来客スペースへと入室するだろう。
一種の洗脳の効果が店自体にかけられているのだ。そして、魔女の獲物となる……。
魔術の抑制が効かない危険な者が入って来る事も有るが、滅多に有る事象ではないし、
とタカを括っている。永い時を生きた人ではない種族特有の増長と言えるだろうか。
店の洗脳効果を察知し、洗脳されずに踏み込んで来る輩も、稀に居るのだから──
洗脳効果を受けた者は、魔女の傍まで来た時点で効果から解放されて我に返るだろう。
ご案内:「看板の無い店」にキーさんが現れました。
■キー > 少年が一人、その店にふらりと訪れた。
砂漠の民を思わせるような服装をしている彼は何かに導かれるように、そこに足を踏み入れていた。
匂い、とでもいうのだろうか。声をあげようとした、その身体がビクリと震えて。
誘われるままに入り口から奥の来客スペースへと足を踏み入れる。
鼻孔に焦げ臭いよな感覚を覚えて、はっと我に返る。
「あ……れ……? お姉さん……?」
気付けば近くに女性がいる、見渡せば店の中に入ったのだろうと気づくが。
ここまでの記憶がない。頭をふるふると振りながら、弱ったように呟く。
困り顔のまま、目の奥は狼狽えてはいなかった。
「あの、はじめまして。ええと……」
なにから話したらいいかという風だったが、目の前の女性を上から下までジロジロと観察して。
乾いた唇を舐める仕草は、子供らしくないといえば子供らしくない。
ご案内:「看板の無い店」からディアベルさんが去りました。
ご案内:「看板の無い店」からキーさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 酒場通り」に黒須さんが現れました。
■黒須 > (騒がしい酒場通り。
多くの客が店で飲み食いをし、楽しむ声が響く。
そんな中、自分の住む酒場はかなり繁盛していた。
中へ客を入れる事が出来ず、外にテーブルとイスをセットし、接客をしていた。)
「…ふぅ」
(そんな中、黒須もその客の一人となっていた。
ジョッキに入ったビールを手につまみに串焼きなどを置いて一人飲みをしている)
■黒須 > (他の客は友や仲間と共に杯を交わしている。
だが、自分は一人だけである。
元から、誰かと飲みに行くと言う習慣がなかったため、寂しさなどなかった)
「…おかわり」
(ジョッキに残ったビールを飲み干し、近くに居た店員に追加を頼む。
来るまでにつまみに残した串焼きを取り、一口食べる。
分厚い肉を噛めば、溢れる肉汁。
柔らかく、よく染みたタレがまた旨い。
ペロリと二切れ食えば、一度奥)
「・・・。」
(ふいに建物の上を眺める。
誰も居ないと思えば、目を閉じてふぅっと大き目な鼻息でため息をする。
追加で頼んだビールが運ばれ、受け取ればごくごくとうまそうに飲む)
■黒須 > (半分まで飲んだ。
しかし、そこから先に手が伸びない。
満腹と言うわけではない。なぜか、気分が優れないのである。
串焼きも酒も進まずに黙って座っていれば、いずれ痺れを切らして立ち上がる。)
「…わりぃ、勘定…。」
(店員に声をかければ会計を済ませる。
しばらく歩いて離れた所へ移れば煙草を取り出し、蒸かす。
深く吸い込み、ほぼ無くなってしまうぐらいに吸う。
その後、大きく息を吐いて煙を吐けば、何とか気分を晴らすために歩き出す)
ご案内:「王都マグメール 平民地区 酒場通り」から黒須さんが去りました。