2018/07/24 のログ
ご案内:「平民地区の公園」にシャルレさんが現れました。
シャルレ > 夜でも蒸し暑くて…。
散歩と歩きむかった酒場も熱気でちょっと今夜はダメだった。
だから次にむかったのは、近くの公園。
真ん中にある噴水の淵に座って、脚をつけてる娘のシルエットが月明かりの下、
足をバシャバシャすると、水滴が飛び散ってキラキラしてた。

猫で濡れるのは、毛が重くなるし嫌いだけど、人の姿でなら気にしないでできる。
人もいない夜の公園だからできる、水遊び。

ご案内:「平民地区の公園」に黒須さんが現れました。
黒須 > 「チッ…まいったな…。」

(いらだちの籠った顔をしながら頭を掻く。
熱さのあまり、頭が痛く。フラフラと歩いていた際、道を間違えてしまった。
どこか知らない公園にたどり着き、キョロキョロと周りを見る。
真ん中には噴水があり、そこで大胆に水浴びでもしようかと思い近づく。
そして、気付くそこに居る少女に)

「…よぉ?水浴びか?」

(イラついた顔が普段の顔になり、ふぅっと一息吐けば小さく笑うような顔になり声をかける。
少女の隣にドカリと座り、少し涼む)

シャルレ > 「あ、ロー、どうしたの?」

声をかけられて振り返る、同時くらいに隣に座る相手、
バシャバシャしてた脚を止めて。

「うん、暑くて…猫じゃ濡れたくないから脚だけ」

ニコニコして隣の相手に説明、毛皮の猫の姿では辛いし、
人の姿での水浴びも街なかではできない、だから脚だけと

黒須 > 「なに、迷子になっただけさ…」

(似合わず苦笑いをして、ポリポリとこめかみを掻く。
普段なら真っすぐに帰れるものの、今回はめまいも少しあるぐらいの温度。
正常になれなかったのである)

「あぁ、確かに…ずぶ濡れになれば逃げれねぇしな?
それに、足なら体を冷やせるし…丁度良いな?」

(相手の答えを聞くと、少し立ち上がって離れる。
革ジャンを脱ぎ、上半身裸の姿になれば、縁に両手を付けて水に顔を近づける。)

「わりぃな?俺も…きついんでね?」

(そのまま、大胆に顔面を水に入れる。
水面には長髪が広がり、バシャバシャと小さく頭を動かす。
しばらくして、顔を上げればずぶ濡れの髪。
犬らしく離れて頭を振り、水を飛ばす)

シャルレ > 「迷子なの?お家かえれないの送ってあげようか?」

相手の家は知らないけど、大通りや酒場通りとかで出会ってたので
そこからなら家に帰れるのかも、と考えた

「うんうん、これでも少しはマシかなって」

上着を脱ぐ相手に、ちょっとびっくりした。
顔面をつけて頭を冷やしてるのかと思ってたら…、
ぶるぶるされて水滴が派手に飛び散る。

「わー、すごーい」

キャラキャラと派手な水切りに楽しげな声で笑う。

「ローも脚つける?脚もきもちいいよ?」

頭も冷えるかもだけど、脚を冷やしておくのも気持ちいいからと。

黒須 > 「ふぅー…スっとしたぜぇ…」

(激しく振ったためすぐに乾いた髪。
手で捲り上げて整える)

「あ?いや、平気だ…。暑さで頭がどうにかしちまっただけだから…すぐに帰れるさ。」

(送ってくれるのはありがたいが。
貧民地区であるため、すぐに別れてしまいそうなことを考えれば、一応断っておこうと思ったのである)

「一応、俺も狼だからな?こういうことはするさ…。」

(元の姿は狼の獣人である為、本能的に涼む方法をこの形にしていたのである)

「ん、そうだな…んじゃ、遠慮なく…」

(再度シャルレの隣に座り、靴を脱げば足を入れる。
体格も大きいため、同様に大きな足が水の中に入り、ひんやりと涼む)

シャルレ > ぶるぶるのあとの濡れた髪、いろいろ派手で大きく見えるから、ぽーっとそんな様子も眺めてた。

「そうなの?大丈夫?」

帰れると聞けば、安心したようにニコニコ笑って安心する。

「そうなんだ、ローの上着が暑いんだと思うよ?も少し涼しいのにしたら?」

夏場に皮の上着は、より蒸れて暑そう。
軽い綿のもののほうが…マシな気がして。

「うんうん、脚つけてると冷たくて気持ちいいの」

昼間なら勢いよく噴水も吹きあがってるのだろうけど、
今は、静かに水が循環してるだけ、吹き出すことがないかわり、
綺麗な水が回ってるだけ。

黒須 > 「ああ、平気さ?ま、俺の所はちと、危険だからな…連れていくわけにはいかねぇって話だ。」

(薬や暴力、誘惑など纏う正しくスラムと言われるような場所で暮らしているため、危険が伴う)

「この革ジャンか?いや…こいつは親父から貰ったものだからな…変えるわけにはいかねぇ。
それに、俺に合うサイズの服なんざ、ねぇだろ?」

(形見でもある服のため、変えるのは気分が悪い気がする。
合うサイズの服があっても、変えるつもりはない)

「その通りだな…体が涼しい…」

(程よい温度の水に冷やされ、熱が脱げていく。
静かに水の音が響き、黙って水面を眺めながら、無意識に手が伸び、シャルレの頭の上に乗せる)

シャルレ > 「危ないとこにすんでるの?」

心配してくれての断わりの申し出だったことに気づくと、
今度は相手の生活圏の心配に代わる。

「んーそっか、じゃあ仕方ないね」

大事なものなら、それ以上は言わないでおく。
隣で並んで脚をつけて過ごしてる、時々脚を動かしては、波紋が広がったり、水音がしたり。

「でしょ、涼しくていいね、ん?どうしたの」

視線は水面に向いてたけど、頭に乗せられた手に気づくと、見上げるようにして隣の相手を見つめる。

黒須 > 「ああ、俺の家は貧乏でな…。そう言う所でしか住めなかったんだよ…。まぁ、今はそのための技を持ってるから、俺は平気だがな?」

(親から教わった護身術により、相手の攻撃を全て返せる。
更には魔術もあるため、負けることが無い。ほぼ、安全である)

「…あぁ、わりぃ?なんつぅか…こうしてたなって無意識に思っちまった…。」

(いつも撫でたりなどしてたため、つい手が動いてしまったのである。
頭に乗せてた手もしばらく撫でるように動かして、手を離す)

シャルレ > 「そーなんだ、じゃあ私も猫でならいけるかなぁ」

脚を揺らしながら、広がる波紋を見つめつつ口にする。
猫姿は逃げるのに無敵と思い込んでるようで…。

「ん?ううん、大丈夫だよ?撫でられるの嬉しいし」

頭に置かれてた手が、少しだけ撫でてくれたあと離れてしまった。
ちょっとだけ残念に思いながらも、両手を自分の左右について支えたまま、
脚を伸ばして軽く揺らす。

黒須 > 「よせよせ…。猫でなんて行ったら、食料が歩いているように見られるだけだぞ?
行きてぇなら、俺が連れていくからよ…。」

(腹の減った人間が多くいるため、一度見た食える物は必ず捕まえる程、獣の様になっている。
一度、逃げる犬を捕まえる人間を見た事があり、捕まる事はほぼあるだろう)

「ああ、そうだったな…。…フッ」

(少し残念そうな顔を見ると、ついつい一息笑いを溢す)

「俺も…かなり丸くなったな…。こんなこと…するようなやつじゃなかったのによぉ?」

シャルレ > 「猫食べる人いるの?」


随分前にも聞いた、猫食べられる説、その話をまた聞くとは思ってなかったので、
さすがに同じ話を2度目聞いたら信じること、得意の逃げ足の猫でも危ないと聞けば…。
ぞっとするように、夜だけど青い顔になりながら、明らかに嫌そうな顔をして。

「…また笑われた…」

自分の前では優しく、よく笑う印象だけど…いまのは明らかに笑われたような気がした。

「そうなの?じゃぁ、どんどん丸くなっちゃえばいいんだ」

黒須 > 「…俺の周りにゃ、腹が減れば何でも、食っちまう奴がわんさか居るからな…珍しい話でもねぇ」

(全員が生きるためにしている行為。
腹に入れることができるものは全て食べるようにしている。)

「あぁ、気を悪くさせち待ったな?すまねぇ…」

(謝罪をして、相手の機嫌を直そうとする)

「いやな?撫でられ足りねぇのに、そんな寂しい顔すんだなと思っちまったら…ついな?」

(その時の瞬間を楽しんだかのように話す)

「いや、そうじゃねぇんだ…。お前と出会ってから…俺の中じゃ無かったもんが出来てよ?なんつうか…楽しいんだよ…今も…」

シャルレ > 「そっかあ…じゃあ食べられないように逃げておく」

餌=自分となったようで。
気を付けておこうと、考えてた。

「だって、撫でられるの好きだもん。ローも好きでしょ?」

自分と同じと思ってるので、撫でられると嬉しいしか出てこないのが自分のこと。

「なかったもの?そうなんだ、楽しいならよかった」

相手の素性とか過去とか全く知らないけど、楽しいときけば、
悪いことではないのはわかる。
だから、その楽しいができたことが、いいことのように笑って返す。