2018/06/27 のログ
ご案内:「タナール付近の集積基地」にオーギュストさんが現れました。
■オーギュスト > 「予定通りだ。このままタナールへは寄らず、間道から魔族の国へと入る」
オーギュストの言葉に情報参謀達が頷く。
タナール砦の後方、もっとも近い位置にある物資集積基地。オーギュストはタナールまで半日ほどの距離にあるこの基地で王国内最後の補給を済ませた。
タナールのサロメには後方守備の全権を任せてある。あいつならばしくじる事はない。
「第八師団のおかげで補給がやりやすくなったな、ありがたい事だ」
第八師団の師団長代理の提案でタナールに残った物資がこの基地に集められたが、おかげで王国内への目晦ましになってくれて助かった。
王国内には魔族のスパイが数多く潜んでいる。第七師団主導でこの基地に物資を集めれば、耳目を引きタナールを囮にする策に支障が出るかもしれなかった。
その点、感謝しかない。
■オーギュスト > オーギュストは魔族がてぐすね引いて待ち構えるタナールへ寄る気などなかった。
既に魔族の国で必要な食料は缶詰として輜重隊に積んである。補給が必要な物資はこの集積基地で積み込んだ。これだけあれば、魔族の国でも問題なく進軍できる。
そして第七師団が抜けた分は、他師団や傭兵団が「タナールを守るしかない」。当然だ、タナールをみすみす敵にくれてやり、王国北方を危機に陥れたい騎士団などあるはずがない。ましてや第七師団の遠征で気が立っている魔族たちである。どんな報復に出るか知れたものではない。
「せいぜい非協力的な態度を貫いてりゃいいさ。囮として存分に働いてもらうぜ」
せせら笑いながらオーギュストは進軍経路の最終確認を行う。
以前魔族の国の集落を襲撃した際に調達した地図と、第七師団の偵察兵が持ち帰った情報を照らし合わせ、魔族の国の奥地「水晶の谷」までの経路は特定してある。あとは進軍するのみだ。
■オーギュスト > 進軍は竜騎兵を主とした偵察を用い、慎重を重ね行う。
師団の位置を特定させないよう、囮情報や偽装工作の準備も万全だ。
ここを進発すれば魔族の国。いよいよこの遠征も本番というわけだ。
「ここからは前人未到の領域だ。気を引き締めるよう言っておけ」
参謀達が一斉に敬礼し、オーギュストは頷く。
いよいよ魔族の国へと進軍するのだ。第七師団の中で、この事実に心躍らないものは一人も居なかった。
■オーギュスト > 翌日、集積基地を進発しタナールへと立ち寄ると思われた第七師団は忽然と姿を消した。
少なくとも、事情を知らない者たちにはそう映っただろう。
ついに第七師団は魔族の国へと足を踏み入れた。
ご案内:「タナール付近の集積基地」からオーギュストさんが去りました。
ご案内:「トゥルネソル家自宅」にラファルさんが現れました。
■ラファル > 【お約束待機中】
ご案内:「トゥルネソル家自宅」に竜雪さんが現れました。
■ラファル > トゥルネソル家……と言えば聞こえはいいが、ただ単にリスの家である。
同じ意味であればダイラスに両親が住まう本家があるけれど、今回は娘であるリスの家である。
この家に住むのリスの家族であるアッシェ、竜雪、竜胆、ラファル、あと家令ドラゴン達
場所は富裕層の一等地なのは、トゥルネソル家の財力ゆえというところだろう。
「らーぱ、らっぱっぱー。」
家の廊下を、奇妙な歌と踊りをしながら、器用に歩く少女がいる。
ラファル・トゥルネソル、この家の三女で、野生が爆発してるともっぱらの噂の少女。
今日はご自宅探検なのであります……ご自宅探検するぐらいに家にいないとも言う。
基本は家の外で、山とか森とか川とか海とか。
大自然と一体化してるフリーダムしようなので。
最近母竜にお仕置きされてから一日一度は家に帰るようにしてる……らしい。
■竜雪 > 生粋の引き籠り竜筆頭が誰かと問われれば 間違いなく該当する竜が一柱。
それが三姉妹の内長女が竜雪と書いてせつと読ませる娘。今日も…いや、数日前にちょっと出かけた位で、
本当にいつ外に出ているか分からない存在、一番影が薄い長女、引き籠り能力だったら一番だと思う―これ位にして。
(……野生…いや、末妹がお帰りだ。)
首を擡げて、自宅の図書室的な本棚の隅っこにいたのだが、
休みも此処までだと眠気と怠さで体が鈍くなっていたが、体を解しに隅っこから動き始める。
たゆゆんと母…リスには劣るかも知れない胸が着物から零れんばかりに揺れ、
大きく伸びをすればたゆむ胸が上下に左右に大きく揺れる、やれやれ、と言った態度にのろのろ。
■ラファル > もぞり、と何かが動く気配がした。
基本この時間、リスはお仕事、アッシェは不明、竜胆は甘味巡りをしているハズで、つまり居るのは長女だということが経験と勘と残り香から推測される。
それを認識すれば、踊る動きと歌をやめて。
「ねーちゃんあそぼー!」
がちゃりと、姉の自室と化している書庫の扉をノックもせずに開きます。
高い天井、床から天井までずどんと、そびえ立つ本棚がずらりと。
ざっと数えて、万はあるであろう本は、姉のお陰(?)でまだまだ増えるだろう。
そのうち、隣の空き部屋もつなげてほしいとか言われるのではないだろうか。
そして、伸びをしている姉の方にぽてぽてと、近づいていく。
ふたりの姉はとても発育がいい、もにもにともんで顔を埋めたくなるお乳。
うん、眼福眼福。お乳を見てから眠そうな姉の顔に視線を戻す。
■竜雪 > この一家 基本気配はどれもこれも薄い、その中でも濃厚に気配がまともにあるのは長女位。
陰業のスキルがある末妹と違いそんなスキルないぜ!と開き直っている悲しき長女は、
少なからず微睡の中から意識が浮上した頭で、扉が唐突に開かれても驚く事もなくそれが普通といった態度で。
「…課題は終わったか?遊ぶ前にリス母様から課せられた事を終わらせてから後、私に絡め。」
天井までギリギリにまで本棚を聳え立て、部屋全てが本棚に埋め尽くされ、
それでも入りきらない本はブックタワーと化した数々の積み重ねにより混沌さに拍車をかける。
隅っこに申し訳なさそうな机が一机一脚と、
床?は何かの文字が書かれたくしゃくしゃになった紙が散らばっているそんな空間。
発育はいいのだろうか、揉まれて大きくなったのではない これは愛と恋が育んだお乳だ!
妹を少し見下ろす、自分とは違い 元気にあふれた天然娘だ 最近 ニンジャという存在にお熱のようだが!
■ラファル > 三人娘どころか、母でさえ見過ごすほどの影の薄さ。ええ、捕まえるときに苦労させたらしいです。
早い上に隠れる上に小刻みに回避する。昆虫Gのような……。いかんこの話題はやめておきましょう、この子は増えない。今はまだ。
「終わったよー。文字の読み書き、数字の計算、一般常識初級、マグメールの商圏確認。」
ええ、頭は悪くないのです。姉たちと同じようにドラゴンですから。
勉強もできないわけではないのです、面白くないからやりたくない、姉とは違うベクトルの面倒くさいを発動してるだけで。
どこに隠していたのか、胸のベルトの中から課題の用紙を持って、姉に近づいてみせます。
そして、本とか踏んづけてるはずなのですが本が痛んでないし紙は破れないし。
そもそも、そんな混沌とした床を平地と同じようにすたこら歩くのです。
――順調に忍者として成長してる模様。
「はいこれ。」
姉の目の前にまで行って、用紙を渡す。
母がいない時は姉に見てもらえとのことだが、一番の頭脳系竜胆はいまお出かけ中なので、長女のもとに来たもよう。
座っている姉に背中を向けてその懐に潜り込むように座る。
発育したおっぱいを枕に姉に背中あずける妹。
■竜雪 > 長女の役割は目立つことだ、大剣並びに剣を使いこなす剣士的な立ち振る舞いを持つ。
次女は解らな…魔法使い的なアウトレンジを誇っていた気がする。
三女は首をこきゃっとする暗殺的なスキルを活かして切り込み隊長的なアサシンであるので 一番気配は薄いのだ。
三女の捕まえ方は 割と簡単である 大体 食い物で釣る 以上。
他にもあるが、昆虫Gの捕獲方法が割と使えるのだ 増えても多分使える 未だ増えなくてもふふふ。
「……一番足りてい無さそうな常識は中級まで引き上げてもよさそうだな?
マグメールの王国軍の師団が魔族の国に進撃したのは知っているだろ、
商圏も大事だが、売り手の開拓はライバルの商会に後れを取ってはいかん。
タナール上空に通じる空は駄目になりつつあるので 母からの命である、早急にタナール以外の空の道を見つける様。」
課題の用紙を受け取るべく佇んだまま妹の動きを注視する。
本とか紙とか破いていない潰れていない痛んでない。
アサシンとニンジャの区別が出来ていない長女は、妹が謎の成長をしている事に、
母に報告すべきか!そもそもその存在は何者だと眉を歪ませて時々悩む日々を過ごしている。
膝の上に着地した妹 …ぷにぷにのはずなのに筋肉の程よい硬さもある、
そもそもこんな可愛らしい妹に何を教えているのだ!此処は早急にそのニンジャの正体を探るべきだろうか…!
眉間の間の皺を解そうと ぐりぐりと…ざっと課題の中身を確認した、マグメールの商圏については、虚空にその紙を差し出す―
さっとその紙が移動していった―魔術によって本店へと移動していた。
「私の胸はクッションでは無いぞ、焔」
妹の本名を耳元でささやく 一応小悪魔の長女?
■ラファル > ちなみに、一家で一番濃厚気配なのは、リスである。彼女は商人であり、一般人である、ピーチ姫ポジとも言うらしい。
次女は魔法とドラゴン能力で遠距離からの攻撃を得意としてます、そろそろ魔術学園とかそういう所に行こうかなとか考えてます。
あと、三女が本気で隠れるつもりになった場合、なんとご飯でも出てきません。
まだ本気で家族から隠れたことはありませんが。
「えー。まだやるのぉ……おべんきょうきらーい。
空路は、マグメールからゾス村、そこから直接魔族の国へ。
今までタナールを使っていたのは、そこに売りに行くこともあるから、でしょう?
今、危険すぎるなら直の道を使うといいと思う。
あとは、遠回りになるけれど、ゾスから北上して、迂回しつつという空路。」
いつも空飛んでるのは伊達でも酔狂でもあります。
故に、空にはとても詳しいのです。
ちなみに空路なんて普通に使うのはドラゴンぐらいですし、ほかの空路ライバルなんてありませんのでこれでいいかと思ってます。
姉の饒舌なお言葉は久しぶりです、基本的にはもっと短いので。
やっぱりお姉ちゃんなんだなとか妹的に思うものでした。
それと、膝の上に座るのを教えたのは、母親どもです。小悪魔ムーブが無意識になるぐらいに色々と教え込まれてます。
というか、姉の胸に頭をスリスリとこすりつけます、姉たちとは違い、完全にヒューマンボディの少女。
その頃本店では、新しく出てきた紙に、母が目を通していました。
「うん、お姉ちゃんのおっぱいはやわかくてあったかくて。
母性の象徴なりー。
ボク大好き。」
耳元に囁かれる声、久しぶりに聴く名前に、にへーと嬉しそうに笑って。
くるっと、姉の上で器用に反転し、ギューと抱きついて頬ずり。
■竜雪 > 肉弾戦 多分 アッシェは全てにおいて(頭脳以外)一家の中では強い。
それを含まなければ次点は長女 竜雪。ドラゴン能力のみで重量物をぶん回して吶喊していけば
相手方がほぼボロボロな事に。魔法はあくまでもおまけ扱いで使いたがらず。
本気で家族から離れた場合 家令の出番です…捕獲ならお任せ、ヴワールさんが!!
どんなことをして接近してもいつの間にかお出迎えの体勢でいるんです あの方。
「お勉強がんばったら もねもねもしてもイイことを許そうと思ったのだが。
残念だな。我らドラゴンの他に並のドラゴン従業員は空を使わざるを得ない。
空路の開拓は必須不可欠。…ゾス村か あの下微妙に王国軍要るぞ。
考え物だな…あれは。たかが山を一つ越えた場所だからな。」
空の道は基本は翼をもつ者たちが使う道だ、最近ワイバーンに乗った騎士を見かける。
追いかけられるより逆に追い詰めて散らしているともいうが、目障りな羽虫が蔓延る空の道は嫌なもの。
暫し考える。…考えながら。
胸クッションをもいもいされながら思案していた 一番の頭脳者たちに任せよう。
姉とはいえ普段の短さはどこへ行ったのやら。普通に喋る時もあれば長いときもある。
「だが、母性はあっても番はおらん!
焔は …番になる様な雄はいるのか?ん?」
対面状態で見つめあう 一応 長女と三女。
色気溢れる三女に対して スタイルはよかったが色恋が足りていない長女。
抱きつかれて頬ずりされて これが私が男だったら危険な香りしかないな、と目を細める―!
■ラファル > 肉弾戦、アッシェ>>>竜雪>>ラファル>>超えられない壁>>竜胆>もっと超えられない壁>>リス。という位置づけ。
魔力、アッシェ>>>>>竜雪>竜胆>>ラファル>>超えられない壁>>リスという位置づけ。
技術的なものであれば竜胆が魔法技術は高いくらい。いいとこなしの次女でした。
本気で隠れても、家令のウヴールさんの魔法の瞳からは逃げられません。
こう、居場所を特定されて、捕獲部隊(一人)が来るのです。
「……んー。がんばる。
でも、ダイラスからの方面だと、タナールを使わないといけないし。
ハテグは逆方向だしなあ。
王国軍の下等竜、はぶっちぎるしかないと思うよ、数は少ないし。
今の状態はリスクはしょうがないところだよ。
あと、師団の目的は魔族の国だから、一過性のものと思うしかないし。」
ワイバーンには自分や姉たちや母なら無視して速度で抜けられるが。
従業員レベルの竜たちでは捕まるかも知れない……でも、直ぐに魔族の国まで行くんだから、そこまで気にする必要がないというのが末娘の考えであった。
少しの間ぐらい危険は我慢しなさいと。従業員ドラゴンたちもドラゴンでしょ、ということなのである。
姉の胸クッションに甘えて気分良さそうに身を寄せる。
基本的に甘えたなのであるほんとに。
「いないよー。おっちゃんは忍者の師匠としてすごいと思うけど。
番となるとちょっと違うなー。
いろいろ教えてくれるし、えちしたいなら付き合ってもいいかなってくらい?」
番とかそんな事を考えるほど会っているわけでもないし。
次女も今は番とかは考えてるわけでもないみたいで。
「今は、お姉ちゃんがいいの。
おねーちゃんすき。」
にへ。と笑って姉に笑いかける。
もっと甘えていたい、綺麗なおねーちゃんと遊んでいたい。
それが少女の今のストレートな感情。
■竜雪 > 【続きは後日となりました】
ご案内:「トゥルネソル家自宅」から竜雪さんが去りました。
ご案内:「トゥルネソル家自宅」からラファルさんが去りました。