2018/06/26 のログ
■タピオカ > 「おまんこあげるっ、いっぱいあげるっ、もっともっと、おちんぽとちゅっちゅって♥ちゅっちゅってしたいのっ……♥」
あっ♥あっ♥獣じみた動きで身震いしながら股座濡らしつつ、ぴったりと膣内全体を専有される肉棒の勢いでぶるぶるぶるっ♥身悶えすれば自分からもタイミング合わせて子宮口の肉の戸を押し当ててはぐりぐりっ♥扱いてく♥
「ふはっ、はっ、はぁぁぁ……♥
おまんこうれしいっ♥おまんこうれしいっ♥
コニーにおちんぽされてとってもうれしいのっ♥
ひゃぁっ、奥がじんじんするうっ♥コニーとえっちするのっ、みんなにみられながらもっとえっちするのっ♥はっ、はっ、はっ……♥」
口元がだらしなくとろけて、ハの字に眉根を下げて。
だいすきな彼女と身体を求め合う行為におぼれていく。
んぎぅ♥ぎぅぎぅぎぅ♥愛おしそうに柔肉が肉棒に張り付いて、くちゅんくちゅん♥たくさんキスしちゃう♥
「おしりもっ♥おしりも感じるよおお♥
おしりえっちになっちゃたあああ♥
――ああああ♥きちゃうのっ、コニーっ!もおきちゃうのおおっ♥コニーにおちんぽしてもらってっ、幸せおまんこがとろけちゃううぅぅ♥
きゃんっ♥きゃんっ♥きゃぅぅ♥
コニー……、すき……。
わああああああっ♥こにいいいいいいっ♥」
んぐっ♥んぐっ♥コニーの指にえっちなおしゃぶりするお尻のあな♪
膣口も彼女にはめはめされてたまらなくなっては、細かな痙攣が大揺れの波になっていく。肉棒と雌孔がぴったり、ひとつに溶けちゃうぐらいの熱いでぃーぷきす♥肉棒しゃぶりあげては一緒に絶頂しようと彼女の首に両腕回して。浅い乳房を相手の胸元にぎぅぅぅ♥密着させて甘いお強請り。
■コニー > 「うん……っ、おまんこ、いっぱい……好きだよ、タピオカっ♥ おまんこして、いっぱい中に出して、ボクのにおいが取れなくなるぐらい、染みつかせてあげるっ♥」
幾度もぶつかり合う腰。すっかりお互いの形を覚えてしまっている性器同士は、ぴったりとはまり合って、突き上げが勢いを増すたび、がちゅ、がちゅっ♥ 隙間から熱い汁を拭きだしていって。
「あはっ、こうやって、みんなに教えてあげようよ。タピオカのおまんこが誰のもので、ボクのおちんぽが誰のものなのか……っ♥」
柔らかい肉の間でぎゅうぎゅうに挟まれて、肉棒はますます硬く反り返る。
亀頭が張り出して膣内をじゅぽじゅぽとえぐり、ぬるぬるの先走りが子宮口を蕩かせるみたいに塗りつけられていって。
「っは、っく、ぁあっ……♥ いいよ、幸せにしてあげるっ♥ タピオカのための幸せ汁、身体の中にもいっぱいかけてあげるっ♥」
指に吸い付いてくるお尻の穴に、さらに指を咥えこませて。あとでこっちも使うから、って予約するみたいに、たっぷりとほぐしながら、今はそれよりもさらに深くつながってる場所が、びく、びく、っと跳ね上がって。
「タピオカ、タピオカ、出る……っ、タピオカのおまんこで幸せにしてくれたお返し……っ♥ もらってくれるよねっ♥ あ、っく、ぅ、ぁあああああっ♥」
しっかりと腕を巻き付かせて。ほとんど動く隙間もないぐらいに身体をぴったりくっつけて。
それでも、生理的に痙攣する二つの性器が、夢中で貪りあって……我慢できなくなった逸物は、何度も何度も搾ってくれた愛しい膣穴の奥に向け、熱いものをしぶかせる。
ぶびゅ、ぶびゅ、びゅるるるるるるっ!
塊のような濃い精液、どろどろに噴き上げ。子宮口に直接流し込むみたいに……。
■タピオカ > 「はっ♥はっ♥はっ♥
してっ♥してっ♥いっぱいしてっ♥
中出しおちんぽいっぱいしてっ♥
コニーのことほしいのっ、たまらないのっ、ほしいのっ、ほしいのっ♥」
瞳にハートマークが浮くよな。あさましい雌の顔つきになって、腰つきの勢いが増すのに、逆に締めつけの具合も密着度も高くなっていく。振り乱す腰つきの合間から甘い愛液がだらだらとシートを濡らしていき。
「教えてあげるのっ♥はああっ♥
僕のおまんこはコニーのものっ♥コニーのおちんぽは僕のものっ♥
いっぱいえっちしてはめはめしてっ♥みんなに教えたげるのっ♥みんなもっと♥もっと見て♥」
精液と、雌の甘い汗で潤った淫らな背中とお尻をいやらしくくねらせながら、彼女のものを美味しそうに下の唇でしゃぶりあげていく。
「わ、ぁぁぁぁ……♥
コニーとのせっくす……とっても気持ちよくてとっても嬉しいよお……♥
うんっ、うんうんっ♥コニーの幸せ汁っ、めいっぱいかけてっ♥いっぱいびゅーびゅーしてっ♥おまんこあふれるぐらい、コニーの幸せお汁でおまんこぱんぱんにしてほしいよお♥コニーにどろどろにされたいよおおお♥」
膣口がほぐれて、突いても引いても甘い柔肉がぴと♥ぴと♥すがりつきつつも、尻穴もほぐれていき。身体の熱は絶頂へとひた走る。
「はわああぁぁぁぁぁ♥出してっ、出して出してっ♥
僕のおまんこ孕んじゃうぐらいぃ、コニーのおちんぽミルクっ♥幸せお汁ちょうだいっ♥お返しざーめんちょうだいいぃ♥
あ”……あ”、ぁぁぁぁぁぁぁ……♥
おまんこ気持ちいいの、とまらなぃぃいぃい♥
ああああああああはああああ♥」
前髪振り乱しながら。彼女の首筋に顔を埋めて。
泣き顔にも近い雌のよがり顔。止まらない幸せの予感で身体中が震え上がり――いっしょに迎えた絶頂。下がりきった子宮口が鈴口にちゅーーーーっ♥
彼女に注がれて、嬉しそうに顔を緩める褐色肌。
■コニー > びゅっく、びゅる、びゅうううううっ♥
おなかの奥に振動が感じられるくらい、勢いのついた激しい射精。
熱い膣内をどろどろの白濁で汚して、吸い付いてくる中にたっぷり注ぎこむ。
重力に逆らってるのに、噴水のような射精はさらに奥に、べっとりと張り付かせて。
少女の胎内を真っ白に汚していく。
「ああっ、っく、ぁ、あっ♥ タピオカ、出てるっ♥ 幸せになってる、ちんぽ夢中で……っ♥ タピオカ、タピオカぁ……♥」
ぎゅう、っと身体を抱きしめながら。ぴったりはまり込む膣を肉棒で満たしたまま、最後まで精液を注ぎこんで。
一度の射精で一杯にするくらい、たっぷりと流し込み、ぎゅうぎゅうに締め上げさせて。
「っはぁ……っは、っふ、ぁあ……♥」
嬉しそうに吐息を漏らし。
ちゅ、ぽ……♥ 指をゆっくり、咥えさせたままの後ろ穴から抜いて。
しっかり身体を抱いたまま、ひくついてるその穴も周りに見せつけちゃう。
「あ、っは、ようやく、止まった……っ♥」
たっぷり注いだ精液。脈動がようやく収まれば、熱い身体をしっかりと抱いて。
汗だくの肌を擦りあわせて、ちゅ、ちゅっ……♥ 鼻先や唇に、甘いキスを落としていく。
■タピオカ > 「んふううぅう♥
あああああ……♥いっぱいおちんぽミルクきてるっ……♥きてるの……っ♥はぁぁぁ、っ、すてき、……すてきなの……♥こにぃぃ、こにぃぃい……♥」
彼女に抱きしめられつつも。ぶるぶるぶるっ♥身悶えがとまらない。精液をふきあげるたびに跳ね上がる肉棒を慈しむように膣肉がきゅー♥きゅー♥優しく亀頭をなで上げて。口端から唾液を落としながら善がり声を繰り返し。
「あぁんっ、……、ぁ……、はああっ……。
うぅっ♥はっ、……はあっ、……ぁ、……お尻、までっ……♥」
彼女の呼吸すら、自分の中に収めようと首を伸ばし、嬉しそうな吐息を胸に吸い込めばとろんとした顔つき。
そんな顔つきも瞳が見開かれた。尻孔を抜く指の心地よさと、ぱくりと肉胴晒した後孔を見せつけられる羞恥に耳の裏まで赤くなった。
「ふぁぁぁぁ……♥
僕のなか、……しあわせお汁でいっぱい……。
うれしいよお……ありがと、コニー……♥」
キスを受ける後戯に嬉しそうに目元綻ばせては、甘いキスを受けるたび「あっあっ♥」と気持ちよさそうな息を吐き。
お返しとばかりに、ちゅぅ……。ゆっくりとした甘いキスを右瞼、左瞼へと寄せて。
■コニー > 「あ、ん、んんっ……♥」
顔に浴びせられるキスを受けて、嬉しそうに吐息を漏らし。
しばらくはつながったまま、ぴったり身体を触れあわせて肌がつながる快感を味わう。
「あは……お礼、だもん。いっぱい、おまんこで幸せにしてくれたお礼♪」
お互いに、唇を嬉しそうに触れあわせて。まだ日も高いのに、汗まみれ汁まみれの身体を擦り合わせる。
「喉、渇いちゃうから、何か飲み物もらって……そしたら、続き。もっとしよう?」
楽しそうに囁き。周囲の視線を浴び、ゆるゆると腰をくねらせながら……手を上げて、サービスを提供している貴族の小間使いに声をかける。
吸い口が二つあるストローのついたジュースなんてもらいながら……飲み終わる頃には、精液まみれの膣ない、肉棒はくっきり硬くなっていて……♥
■タピオカ > 「えへへっ……♥
僕のおまんこいっぱいに……うけとったよ……♥
僕のおなかのなかで……元気いっぱい泳いでるの……♥
あったかくて……ぽかぽか……きもちいいよお……♥」
甘い雌の汗の匂いがする。彼女の匂いだ。
そこへ自分の愛液が入り混じった、なんとも淫らな香りにお互いが包まれ。ぬるぬる♥えっちなローションまみれで抱き合ってる気分。気持ちよさそうな声をあげて、もっとぬるぬると乳房も腕も、お腹も股間も。肉芽ごと、すりあわせて。
「うんっ……♥
わぁ……!あははっ!……こういうストローで一緒に飲み物飲んでみたかったんだー♥」
囁きに頷けば、気の利いた彼女が用意してくれる飲み物。
きっとハート型の半分ずつをジュースの液が通っていき交わってお互いの口の入り込む構造のストローなんだろう。楽しげに声音弾ませて、一緒に喉を潤して笑い合う。
「あっ……♥
はあっ……、コニーのおちんぽ、また硬くなってる……♥
ふふっ……。コニー……。
おまんこにいっぱいくれたから……次は、……ここにしてほしいな……♥
僕のあな……、ぜんぶ、コニーに犯してほしいの……♥」
言いつつ、彼女の手先を開いた皺孔、お尻へ沿わせて。
膣にある肉棒も、そちらへはめてほしいと小首をかしいで微笑み。
■コニー > 「ん……っ、ふふ、そうだねー……恋人同士だね、ボクたち」
同じストローでゆっくりと喉を潤して。その間も、ぬるぬると濡れた肌はくっついたまま。
コントラストのきいた肌の色を混ぜ合わせようとするみたいに、お互いにいたずらに身体を揺すって。
「ん……っ♥ タピオカ相手なら、何回でも、だよ。あは……嬉しいな。タピオカがおねだりしてくれるなんて」
もうひとつの穴への挿入をねだられて、嬉しそうに頷いて。子犬どうしのように、すりすり、鼻先を擦りあわせてから。
ゆっくりとお尻をなで回し、名残惜しそうに腰を離して……そうして、体勢を変えていく。
ぐっしょり濡れたシーツの上に手をつかせて、後ろから。首筋の背骨にちゅ、と口づけ、そして……♥
ご案内:「港湾都市ダイラス ビーチ」からタピオカさんが去りました。
ご案内:「港湾都市ダイラス ビーチ」からコニーさんが去りました。
ご案内:「トゥルネソル商会 王都・マグメール店」にリスさんが現れました。
■リス > マグメールの市街地、富裕地区の境目の大通りにあるお店。
今日もお客様にお得をお届けいたします、たくさんの品揃え、お探し物は店員へ。
今すぐ無くてもご要望いただければ時間を頂きご用意いたします、トゥルネソル商会。
そこの店長である少女は、今日もお店の中でパタパタ走り回ります。
掃除をしたり、売上を管理したり、品物の在庫、倉庫の備蓄などを確認してまわります。
冒険者たちは朝から冒険する人もいるし、朝ごはんを求めてくる人もいる。
急にモノが必要になる時もあるでしょう、それに対応するために、少女は品物を点検する。
「いらっしゃいませ!」
入ってくるお客様に笑顔で挨拶をして、ペコリとお辞儀。
買い物を楽しんでいただきましょう。
少女はにこやかに仕事を行う。
■リス > お客様は、様々である、一般市民だったり、冒険者だったり、裕福な人だったり、貴族様だったり。
さまざまな商品を扱っているから、様々なお客様がいらっしゃるのは当然である。
彼らの要求を満たせるように少女は全力でお仕事をするのみである。
取り敢えず、仕事が一段落すれば一階の事務室へ移動して、様々な書類と戦いながら、入ってくるお客様を見ることにします。
例えば奴隷の店員ではわからない品物とかもありますし、店長の判断が必要な場合もあるので。
値引きとかは基本店長であるリスが交渉しなければなりませんし。
基本的には値引き交渉なんてしなくてもいい程度には、ほかの店よりは安く売ってるのですけど。
稀ににそう言う人がいるのでそういうのは店長のお仕事です。
それに……そういうふうでも、人と話すのは大好きです。
たまに口説いちゃいますし。
■リス > 「………」
可愛い女の子来ないかなー。
仕事中でも、可愛い女の子だと口説きたくなる、口説いちゃう。
まあ、今の時間が時間でもあるし、こないのかもしれないというか来ないと思ったほうがいいのであるが……。期待してしまう。
お仕事でも、お仕事でなくても可愛い女の子は大歓迎。
男の人も……好みのタイプなら大歓迎、好みは狭いけど。
はふ、とため息をついてしまうけど、お仕事以外の思考でした。
やるべきことは、パパパッと済んでしまうのでパパパット済ましてしまおう。
「んー……あ。」
そういえば。
例の件どうしようかしら、と考えて。
ああしようこうしようと、頭の中だけで結論づけていく。
お手紙書きましょうかしら、とか。
ラブレターとかも、素敵よね、とか。
ご案内:「トゥルネソル商会 王都・マグメール店」にマリアージュさんが現れました。
■マリアージュ >
二頭立ての瀟洒な馬車がからからとお店の前に。
軍服を着ました御者の手を取り降りるのです。
「ここでお買い物をしましたらよろしいの?」
と、御者に尋ねますと。
ここだと大きいから全部そろうから、迎えに来るまで絶対にお店からでないこと。
などなど、何度も言葉を頂きまして、それに頷いて約束をしますと。
馬車は急ぎ走り去ります。
今、なんか騎士団の皆様は忙しいらしいです。
んっ、と小さく握った両手を胸の前に。
気合を入れましてから。
入り口の前でまずはうろうろと、お店を確認。
そして、入り口に立ちましてから、
「あの、こ、こんにちはですわ・・・」
一人でお買い物の不安に、少し声を小さくしてお店の中に声を掛けるのです。
■リス > 「「「「いらっしゃいませ!!」」」」
複数のミレー族の奴隷の店員が、新たなお客様に元気に挨拶をして、ぺこり、とお辞儀を丁寧にいたします。
入口から入ったところ、品物はほとんどなく、カウンターばかりが目立つ。
カウンターの上には、鍛冶サービス、貸し馬車、船便手配、傭兵斡旋、アイテム買取、品物鑑定、ご相談などなどと、サービス系の業務の階層の模様。
小さな女の子が一人でやって来たのと、その身なりから店員のうち、猫系のミレーはすぐに奥に。
そして、店長の少女を引っ張ってくる。
「いらっしゃいませ、トゥルネソル商会にようこそいらっしゃいました。
私は、店長のリス・トゥルネソルと申します。
どうかお見知りおきをよろしくお願いします。」
と、少女はスカートの端を摘んで軽くお辞儀。
今は人間の姿ですので、背中にしっぽも翼もつのもありません。
どこからどう見ても普通の町娘です。
■マリアージュ >
そろったお声にびくっと一瞬してしまうのです。
でも、瞬きをしてよくみてみますと、素敵なお耳をした方々です。
目をきらきらとさせまして、思わず右に、左にとゆっくりと、
そのお耳に視線を取られてしまうのですけれど。
「あの、薔薇のな・・・」
と、お買い物が先、と首を横に振りまして注文しようと思いますと。
オトナな方が来られて丁寧に挨拶をされました。
ちょっと慌て、顔を桜色に薄くしましてから。
小さく深呼吸をしまして。
軽くスカートをつまむようにしますと、片足を斜め後ろの内側に引き、
もう片方の足の膝を軽く曲げ、背筋は伸ばしたまま挨拶を返します。
「わたくし、マリアージュ・コンラートと申しますの・・・。
あの、お買い物とか、してもよろしいのですかしら・・・?」
と、ふと、獣耳に気を取られていましたが。
お店の中を見ますと、お買い物できるものがあまり見えません。
ちょっと不安そうな表情を浮かべてしまうのです。
■リス > 犬耳、猫耳、狐耳、牛耳がいれば、馬耳、羊の角に山羊の角。
選り取りみどりと言わんばかりに沢山のミレーの方々、キラキラしている視線に、にこやかに頭を下げております。
少しぐらいなら、触っても我慢してくれるはずです。
自分の挨拶に返礼してくださるマリアージュ様、その完璧な仕草に、流石貴族、と思います。
少しお金を持っているだけの平民の聞きかじりの形とは格の違いが見て取れます。
これが生まれ持った気品となのでしょう、学びたいな、とジッと見つめてしまいました。
彼女の礼と質問が終わったところで少女は口を開きます。
「よくいらっしゃいました、マリアージュ・コンラート様。
はい、トゥルネソル商会は、普通の商店と同じようなお店でございます。
お探しのものはどんな物でございますか?
僭越ながら、私、リスがご案内いたします。
簡単にお伝えしますと、日用品は二階に、武器防具は三階、貴金属や高級品は四階にございます。
奴隷やお金の支援でございましたら、地下一階となります。」
貴族の方でも、いろいろ必要な物も有りましょう。
なので、何が欲しいのか問いかけ、どんなものが売っているのかを軽く説明してみせて。
奴隷とか、金貸しは必要がないとは思うけれど……一応最後に付け加えました。
不安そうなので、にこやかに大丈夫ですよ、と安心させるための笑顔。
■マリアージュ >
無意識に手を伸ばそうと、獣耳に触れようとする左手。
だめっ、鶏さんを守るのが先、と。右手がその左手を抑えます。
試練なのです。
・・・目尻に涙が少し浮かぶほど我慢したのです。
「――」
言われた商品に、少しずつ首が傾きます。
にゃんこさんは高級品に入りますのかしら・・・レーズとか日用品であってますわよね?
宝石を着飾った人は地下で見れますのかしら?
支援?・・・応援?応援してくださる方?
と、頬に片手を当てまして変なことを考えていたりしますのです。
よく判っていないという表情は顔に浮かんでしまうことでしょう。
「リス様、あの、ジュウさんの鶏さんをダイナーが狙っておりますの。
だから、守るための・・・薔薇とかトマトの苗や、お野菜の種。
あと使いやすそうなスコップとかジョウロ・・・。
そういうのってありますかしら?」
色々と説明不足。
まるで家庭菜園をやってみよう、というようなラインナップです。
■リス > 『あの……少しぐらいなら、触っても怒りませんよ?
あまりいじられると困りますけど、も。』
すごく、涙目であった、悲しそうであった、残念そうであったからなのでありましょう。狐耳の店員の方から、提案してました。
珍しいこともあるのね、とリスは思うものの、彼女の余りにも悲しそうな瞳に、止めないでおくことにしました。
自分の手で、自分の手を止めるぐらいに後ろ髪引かれてる模様ですし。
「………?」
にこやかに微笑みながら首を傾ぎ返します。
色々早口に言い過ぎたのでしょうか、それとも、別のことを考えているのでしょうか。
ニコニコしながら、少女の次の返答を待つように静かにしてます。
ただ。
―――――すっごく小動物っぽくて可愛らしい。
そんな思考がダダ漏れてしまいそうです。我慢しますけど。
「リス、で結構ですわ、マリアージュ様、下々の者に勿体ありませんわ。
取り敢えず。鶏を守るための……?
薔薇、トマト、種……ですね。
はい、取り扱いはございます。」
なぜ鶏を守るのに、薔薇と、トマトと、野菜なのだろう。
普通は鳥小屋とか、柵、ではないのだろうかと考える。
ジュウとか、ダイナーとか、獣の名前なのだろうか、そんな獣の名前は聞いたことない。
ただ、ラインナップは、対応できるものなので。
「では、こちらにお願いいたします。」
と、左手で階段を指し示し、ゆっくりと彼女の歩調に合わせて歩き始めます。
階段を登ってしまえば、二階は日用品などが所狭しと、しかして棚や敷居で整然と並べてあります。
まずは近くから、ということで。
「薔薇やトマトの苗、野菜の種は、こちらになります。
そのあとに、ジョウロやスコップをご案内しますね?」
荷物を持たせるために、力の強い牛のミレーの少女、最後尾に付いてくるように伝えて、苗などがある売り場へ。
様々なものがあり、中にはメロンとか、スイカとか、珍しいものの種もあります。
■マリアージュ >
「本当ですの?
もふもふってしまして宜しいですの・・・?」
少しぐらい大丈夫、という言葉に。
曇った空から日が差して輝き始めた気持ちです。
そして、恐る恐ると、日ごろ触れない狐耳さんのお耳・・・。
薄目ですけど毛並みがふわふわ・・・っ!
つるっとして素敵な手触り・・・!
ふにゃ、っと春の日差しのような柔らかい笑顔で。
優しく優しく、狐耳の根元を撫でるのです。
「――?。リス様はリス様ではいけませんの・・・?
はいっ!。
一昨日、ダイナーで鶏さんを捕まえてしまいますって!
大勢の騎士の方々が、それに「お~っ」とか言ってましたのっ!
でもそうしますと、卵が食べれなくなりますでしょう?
わたくし、朝食はスクランブルエッグ派なのですけれど、
甘くしたのが頂けなくなりますと、しょんぼりしてしまいますわ」
鶏を守ろうとする意気込みだけは本物なのです。
卵のほうが9割しめているようですけれど。
ですが、守りを固める為の苗があると聞きまして、
ほっと安堵しましたように、まだ小さな膨らみの胸を手で抑えるのです。
こちら、と言われますと。
とてもおっとりした小幅な歩み。
「リス様はスクランブルエッグはお好きですかしら?
あ、オムレツもいいと思いますわ?チーズ入りとか・・・」
と、にこにことリス様を見上げて後を付いていこうとしますと。
足元おろそかで、階段につまずきかけるのです。
「――猫さんや鶏さんが好きそうな棚・・・」
と、棚自体にまず目を止めてしまうのですけれど。
苗を見せて頂きまして、ふんふん、素直に頷きます。
沢山あったほうがいいでしょう、と。
「そこから・・・そこまでかしら?
こちらは何の苗ですの?」
とりあえず、端から端まで、と。そんな買い方ですけれど。
見たことがない、メロンやスイカなどの苗を見つけ、目を瞬かせますと。
好奇心いっぱいに苗に近づいてしゃがんで眺めます。
■リス > 『痛くしないで、くださいね?』
目を輝かせる少女に、狐耳はちょっと苦笑いを零してみるが、頭を差し出します。
触られている間、くすぐったいのを我慢しているのがよくわかる。
しっぽがすごく震えてる……。そんな和やかな風景。
耳元を触れるたびに、耳がびくぴくしてる、ちょっと羨ましい。
てんちょうじつはさわらせてもらえてない。
「そうですね、マリアージュ様は貴族ですから、平民の私には、様をつけないほうがいいと思いますわ。
同じ貴族の方であればまだいいとは思いますが。
ダイナー……ああ!そういうことですか!
そうですわね、私もスクランブルエッグは甘いほうがいいのですが。
甘いオムレツもいいと思いますわ。
ふわっとした卵と、ケチャップかかっているととても美味しいんです。」
見事なアンジャッシュ、ダイナー=diner=簡易食堂
騎士様達=行軍のための簡易食堂で鶏を食べる。
卵食べられなくなるから、野菜とか食料が欲しい。
そんな意訳。
でも、今から苗は……。
「卵といえばブディングとかも、マリアージュ様はお好きではありませんか?
ケーキにしたり、とかそういう使い方もできますし。」
卵はいろいろなものに使えます、プリンも、ケーキも、リス、大好きです。
自分のちょっとぽちゃっとした体にダメージで、食べるたびにダイエットを決意しちゃいそうですが。
「棚?」
確かに、猫とかは棚の上に上るのが好きなのです、高いところによくいるのを見かけます。
でも、流石に棚ごとかっていくつもりなのでしょうか、売りますが。
買いますか?と首をかしげます。
「はい、畏まりました。」
棚ごとではないが、さすが貴族様的な買い方。
ペコリとお辞儀をして、苗の準備を店員に指示しましょう。
「こちらは、東の国で作られてる、メロンとか、スイカというモノの苗です。
これが、実物なのですが……これくらいの大きな甘い果物になるんです。」
と、実際のメロンとスイカを、持ってこさせて、これがこの苗からできるんですと。
試食しますか?なんて、にこやかに。
「あと、騎士様達のお腹から守るなら、今から苗よりも。
食料とかを買って差し出したほうが良いのでは……?
苗とかだと、早くても来年でしょうし。」
今から守るにはちょっと苗や種だと気が長すぎませんか?と提案も。
■マリアージュ >
はふぅ、と。
狐耳を堪能なのです。
これでちょっとだけ我慢できそうです。
ありがとうございますわ、と丁寧に触らしてくださったことにお礼を述べるのです。
「・・・そうなのですの?
でも、お友達ならともかくとしまして、
年上の方にはきちんとお呼びしませんといけませんでしょう・・・?」
いけませんの?、と。
澄んだ菫色の瞳で見上げてしまうのです。
「よかったですわ・・・あ、ケチャップって。
ついつい、絵とか文字とか描いてしまいますわ?」
くすくすっと、楽しそうに。
口元を手で隠して笑うのです。
「もちろんですわっ!。
オーギュスト様にも、ケーキは大事ですってきちんと伝えましたのに・・・。
ダイナーのために、鶏さんを取り上げたりなんてダメですの!」
どれだけ騎士たちが鶏肉に飢えているのか、と伝えてしまいそうな言葉なのですけれど。
そんなことはありません。
小食ですけれど、お菓子だけはきちんと頂くのです。
今日はデザートにプリンを作りましょう、と決意した瞬間でした。
「え?持って帰ってよろしいのですの?」
猫さんが喜びますわ、と。
嬉しそうに笑顔を浮かべるのです。
持ってこられたスイカの大きさに、目を大きくさせて瞬きをしてしまいます。
「これも・・・果物、ですの・・・?」
自分の顔よりも大きいような丸いものに、
ちょっと腰が引けまして、リス様のお洋服を思わずつまんでしまうのです。
味に興味はありますが、大きいので食べたらお腹が破れてしまいそうな気がするのです。
「――!?
・・・に、鶏さん。
食べてしまうつもりということだったですの・・・?」
棚に上る鶏を叱るだけでなく、食べてしまうつもり――!
と言葉を勘違いしてしまったマリアージュ。
摘まんだリス様のお洋服を何度もひっぱりまして、
青くしたお顔をみせるのです。
「鶏さん、お友達ですのっ!
クッキーを焼いてお送りしましたらいいですかしら?
薔薇とかすぐに大きくしますけれど、
ど、どうしましたら鶏さんを守れますかしら・・・!」
騎士たち、食いしん坊。
鶏肉大好き。
そんな考えがインプットされていくのでした。
■リス > 狐耳を触るマリアージュの姿を見つめています。いいなあ、うらやましいなあ、と、羨望の瞳。
『いえいえ、優しく触ってくれてありがとうございました。
ちなみに、店長はダメです。』
と、狐耳はマリアージュのお礼に返答と、にこやかな微笑み。
ついでに、と釘を指してきます。
店長涙目、でも、ダメです、と再度言われました。
「はい、それは、身分が同じという前提が発生してしまいます。
身分が違えども、友達であれば、余人がいなければそれでいいとは思いますわ。
でも、身分が高いということは、それなりの姿を見せなければいけないということでもありますから。」
いけませんわ、と見上げる彼女に、残念そうにではありますが首を横に振りました。
これでも、一応は貴族とのやり取りはあるので、少ししってるのです。
「ハートとか、書いてしまいたくなりますよねー。」
絵とか文字とか、ええわかります。とてもわかります、同意してしまいます。
「オーギュスト様……?確か第七師団の将軍様でしたね。
戦争には、たくさんのご飯が必要となりますし、ケーキよりも鶏となってしまうのは仕方がないかと思いますわ。
それに、ケーキは持っていくと途中でぐちゃぐちゃになりますから。」
残念ながら、それは悲しいので、洗浄にケーキは無理なのでしょう。
第七師団は飢えている、リス覚えた。
「ええ、棚も、ご入り用でしたら。
ただ、これは私共も必要なものですので、お買い上げしていただく形になりますけども。」
棚も買うんですか、さすが貴族はスケールが違います。
とはいえ、新品でもないし自分たちも使ってるから、安値で売りますわ、と。
「ええ、甘いので果物です。」
スイカが野菜の仲間だというのは、リスは知りませんので断言します。甘いので果物です。
引いているので、無理に勧めず大丈夫ですから、と頭を撫でます。
ナデナデと頭を撫でます。妹がいたらこんな感じなのでしょうか。
「ええ、騎士団でしたら、鶏の使い方は多分。」
青くなる彼女の顔、変な方向に誘導してるとは気がつかないままに首をかしげて。
裾が引っ張られて、ぐいぐいぐいと。落ち着いて、落ち着いて、となだめましょう。
「ええ、と。
鶏さんを守りたいなら、鶏さんをご飯にしないぐらいにいっぱい食べ物を送ればいいのではないでしょうか。
先ほどの野菜の苗ではなくて、野菜をそのまま、とか。
あとは、お友達の鶏さん以外の食用のお肉とかをプレゼントして、鶏さんを食べたくないと思わせるほどお腹いっぱいにするとか――――。
あとは、別の場所に移動して隠してしまうとか?」
そんな顔で懇願されたら、力になってあげたくなってしまいます。
なので、有効な手段として考えつくものを、次々に提案します。
■マリアージュ >
満足げなのですけれど、リス様はダメ、という言葉に。
えっ?という表情。
リス様と狐耳の店員さんを交互に見てしまいます。
「はい・・・あ、お名前を書いて差し上げましても
お喜びされますし、間違って他の方のまで食べてしまったりされないようにもできますのよ。
リス様」
『様』付けはダメ、と言われてしゅんっとするのですけれど。
ケチャップ話に、またリス様と普通に呼ぶのです。
「そうですの、ダイナーの師団長様ですわ。
オーギュスト様のケーキとココアも美味しかったですのに・・・。
パウンドケーキとかでしたら、大丈夫かしら・・・」
ケーキを送ることを考え始めるのです。
沢山お送りする必要があると思うのです。
頭を撫でられますと、さらりとした銀糸のような滑るような髪。
なでなでされまして、ほっと、少し安心するように身体の力が抜けるのですけれど。
「そ、そんな可哀想なこと、してはいけませんの!
鶏さん、いたずらっ子な子もおられますけれど、毎日卵を分けてくださいますのよ・・・。
ケ、ケーキをたくさん送りましたら大丈夫かしら・・・。
お野菜、美味しいですからお野菜沢山お送りしましたらお野菜大好きになりますかしら?
別の場所? 別の場所・・・・」
色々と考えてしまうのです。
潤んで濡れる菫色の瞳でリス様を見上げるのです。
「キャベツ!。
キャベツ沢山、ダイナーにお送りしましたらいいですかしら?」
そうです。
キャベツならとても美味しいので、鶏さんのことを忘れるかもしれません。
■リス > 狐耳はにこにこ、リスはしょぼん。
でも、リスは結局触らせてはもらえませんでした、まる
「名前は技術が必要ですわね……。長い名前だと特に。
ニックネームなら行けますかしら。」
ダメ、と言ってるのにこの子は……。
とは言え、あまりいうのも可愛そうだし、言うのをやめることにする。
彼女にも、教育係というのがいるはずなのだし、と。
「あれ?第七師団……ダイナーではないと。
むむむ??
そうですね、パウンドケーキとかいいかもしれませんわ。」
オーギュストというのは第七師団の将軍のはず、ダイナーという簡易食堂ではないはずだ。
同姓同名の別人なのだろうか、彼女の言葉に疑問符が浮かびます、飛びます、増えます。
「ケーキとかよりも、野菜をたくさんの方がお腹いっぱいになると思いますわ。
多分、喜ばれるとも思いますし。」
お肉は可愛そう、リス覚えた。彼女の前で、食用のお肉のお話はやめましょう。
すごく優しい子なのだと把握しました。
ケーキとかよりも、野菜の方が喜ばれるのではないかと、提案し直しましょう。
別の場所に関しては……これは、彼女の思考の中で有りましょうし、スルー。
「キャベツは美味しいですね、でもそれだけではあきちゃいますし。
レタス、芋、人参、ブロッコリーにトマト、レモンにオレンジ。
いろいろ沢山送ってあげるといいと思いますわ。」
ええ、泣かないでくださいな、と抱きしめて頭をナデナデ。
これならどうでしょうと。
■マリアージュ >
懐いたような、警戒心のまるでないほんわかした笑顔を浮かべまして。
リス様に引っ付くような距離にまで身体を近付けているのです。
「オーギュスト様のお部屋に行きますと、お菓子とココアを頂けますの。
――ベジタブルケーキも一緒にしましたら、ケーキでもお腹いっぱいになりますわ。
わたくし、この前、もっと頂きたいって2切れも頼みましたけれど。
1つと半分でお腹いっぱいになってしまいましたもの・・・!」
第七師団のオーギュスト様は、ココアとかそのお部屋に似合いそうには見えないかもしれません。
「キャベツだけだとダメですのね・・・。
はい、お野菜をたくさん買って、ダイナーにお送りしますわ。
これで、鶏さんも、もう大丈夫ですわ・・・。
タナに上ったからって鶏さんを食べてしまおうとされますなんて、
なんて怖いことかしら――。
・・・!
猫さんも棚に上りましたの!。
猫さんも食べてしまわれるのかしら・・・!?」
抱きしめられまして、その胸に顔をうずめながらちょっとぐっすん。
撫でられていますと落ち着いてくるのですが・・・。
はっ!?としてまた顔をあげます。
恐ろしいことを考えてしまい、また顔が青くなってしまっているのです。
■リス > すっごくいい匂いがします、柔らかいです。暖かいです。
ひっついている彼女の頭を優しく撫でて、サラサラな髪の毛を梳きましょう。
「あらあら。それはそれは。
でも、一切れ半でも、幸せはたくさんでしょうね。
お菓子もココアも、とてもいい物ですし。」
リスの中で、マリアージュの言ってるオーギュストさんは別人になりました。
ええ、ダイナーのオーギュストさん。
余りにも第七師団の将軍さんというイメージにあいませんし。
「栄養とかも考えないとですからね。
ふふ、ありがとうございます。
大丈夫、大丈夫です。
ほら、お腹いっぱいになれば、鶏と同じように猫も食べませんわ。
そもそも猫は食べられる生き物でもありませんわ。」
安心してくださいな、猫は大丈夫です。
鶏さんと一緒に守られますから。
と、青くなる彼女をなだめます。
そのあと、彼女の付き人の御者が来るまで、お話するのでしょう。
そのうち、事務室に連れて行き、紅茶と、お菓子と、ケーキでお茶会になるのでしょう。
お買い物がどうなったのかは、また別のお話――――
■マリアージュ >
「そうですの!。
幸せで、ふわふわしまして。
お昼寝する前に猫さんにしあわせの御裾分けをいたしましたの♪
あ、でも、ココアはもっとお砂糖多めのほうがいいと思いましたわ?」
とっても甘党なのです。
身体一杯を使いまして、腕を広げまして。
その幸せを表現するのです。
「ダイナーのお腹、一杯にしませんと・・・!。
だ、だって。身体も大きくてお口も大きいですから、
きっと猫さんも一口でぺろりって・・・!」
と慌てるのですが。
宥められていけば、また、本人は真面目に鶏さん猫さん守り隊の、
頓珍漢な相談をお茶会でほんわりした雰囲気の中でしまして。
購入する費用の宛は、某王族さんのお名前。
棚に、苗。
スイカとメロンの苗、それに棚も購入です。
迎えの御者がきましたら、満面の花咲く笑顔で、手を振りまして。
また来ることをお約束しながら、馬車にのって送られていきます。
後ほど、13師団の荷馬車がそれを受け取りにきたことでしょう・・・。
ご案内:「トゥルネソル商会 王都・マグメール店」からリスさんが去りました。
ご案内:「トゥルネソル商会 王都・マグメール店」からマリアージュさんが去りました。
ご案内:「北の果ての屋敷」にワルセイ・イダーヤさんが現れました。
■ワルセイ・イダーヤ > 【お約束待機中です】
ご案内:「北の果ての屋敷」に紅月さんが現れました。
■ワルセイ・イダーヤ > 北の果てのワルセイの屋敷。その居間ではワルセイはゆっくり座って読書の時間。
アルシャも「お勉強の時間なのです!」と言って、ワルセイから買い与えられた、
薬草の絵本を読んでいる。しっかりとお勉強の時間は静かにしているようだ。
モフルムのマフマフは、部屋にコウゲツがいるのなら、その足元で、
アルシャの邪魔をしないようお昼寝をしている。
しばらくして、ワルセイは時計を見やって……
「ふむ、アルシャよ。もうそろそろ、マフマフの餌の時間ではないか?」
『あ、ホントです!今日は私が手作りするのです~』
いつもは、リンゴのような木の実を与えているのだが、今日はアルシャは張り切って手作り宣言。
そう言って、絵本を置くと、立ち上がりトテトテと部屋から出て行こうと……するが、
そこにワルセイが声をかけて。
「待ちなさい、アルシャ。コウゲツよ、そなたも一緒に行ってはくれぬか?いつもは執事がいるのだが…
あ奴は育児休暇中なのでな。危なく無いよう、見ていてほしい」
そんなことを言おうか……
『お母さまも一緒に来るの?じゃあ、お母様も一緒に手作りしましょう!』
なんて、元気いっぱいに……
■紅月 > 一仕事終えて帰宅後…アーマーを脱ぐ時間も惜しいとばかりにそのままマフマフをもふりまくって後、一家でマッタリなお時間。
紅月も折角なので読書、というか、語学の勉強中…遺跡でよくドワーフとバッタリ会う故、ドワーフ語を覚えてみようかと。
「あら、アルちゃんお料理?
…ん、そうね、そうしましょっか。
マフマフの為に美味しいご飯作んなきゃね?」
もうお料理出来るのか、と目をぱちくりさせつつに…けれど、楽しげに微笑み。
パタン、と、本を閉じて席をたつ…読みかけの語学本をソファーに置くと、アルシャの後を歩く。
■ワルセイ・イダーヤ > アルシャはトテトテと厨房への道を行く。隣にはお母様。しっかりと手を握り合っているだろう…
ちなみに、ワルセイは読書を続けている……
と見せかけて、しっかりと使い魔の蛇をコウゲツとアルシャの隣を進ませている。
視界をリンクさせ、アルシャのお料理の時間を観察しようと親ばかっぷりを発揮して……
『えへへ、お母様と一緒にマフマフのご飯を作る~♪美味しく美味しく作る~♪』
なんて、鼻歌交じりに厨房に到着。そして……
『えっと、えっと…確か……』
そうしてキョロキョロすれば、壁に張ってある。ミミズが苦しんでいるような字で書かれた、
「マフマフの餌の作り方」と言うメモ帳を見つけられるだろうか。
そこには、フルーツと押し麦に牛乳をかけるだけの、簡単なレシピがかかれているのがわかるかも…
『あった。これ、アルシャが書いたんだよ!執事のバルジリスと一緒に考えたんだ~』
何て言いながら、冷蔵室へと歩いて行って……
扉を開ければ、冷蔵室の中はかなり寒い。その中に、ミルクのビンがあって…
「ふにゅぅ……届きません…」
どうやら、アルシャの背では届かない位置にあるようだ……
■紅月 > 母子2人でキッチンへ。
とてとて、かつかつ、しゅるしゅる…
……、…んっ?
ちょっぴり余所見をしてみる御母様…視界には、蛇。
どうやら家族3人勢揃いだったらしい。
「………。(お・や・ば・か)」
どうせ視界共有してるんだろうと、口の動きだけでメッセージを。
とは言え…その後にはクスクスと楽しげな笑みが続くんだから、単にからかっただけだと伝わるだろう。
娘の歌に「つっくる~♪」と合いの手を入れつつに厨房へ、謎のメモを発見。
「お、凄いじゃん!見せて見せて~♪」
嬉々として見せてもらったものの…っこ、これはドワーフ語より解読難易度が高いかもしれん。
忘れがちだが、紅月はマレビト…つまり、紅月にはメモが『ミミズが苦しんだような字で書かれた異国語』に見えている。
…思わず笑顔で固まる。
しかしそこは母の愛で解読、いわゆる朝食オートミールだと理解。
「…っとと、あぁ、牛乳か。はいよ!」
解読に夢中になって居れば、娘のピンチ。
ひょいっと牛乳をとり…ふと、思い付く。
「アルちゃんアルちゃん、お母様は今からアルちゃんのパペットです。
アルちゃんが言う通りに動きます。
…さぁ!お母様を動かして準備しちゃいましょうゲームの始まり始まり~っ!」
このレシピなら、ちょっぴりくらい厨房で遊んじゃっても大丈夫だろう。
謎のお茶目を発揮して、腕をプラプラさせ人形っぽい動きをしてみる。
…旦那が見てる?
気にしない気にしない、飲み物噴いても知らない。
こっそり覗いてる方が悪い。
「さぁさぁ、必要なものはなぁ~にかなっ?」
■ワルセイ・イダーヤ > 蛇の視界の向こう。コウゲツの口の動きが親ばかと言えば、本を読みながらも苦笑し……
「ああ、自分でもよく分かっているよ」
なんて、聞こえないだろうけど呟こう。そして、娘のピンチや、
妻コウゲツのコミカルな動きを微笑ましくも……少しだけ、コウゲツの動きには吹出そうか。
『おー!なんだか、楽しそうです!』
そしてアルシャの方はと言うと、目をきらっきらに輝かせて、人形のように動く母コウゲツを見よう。
『じゃあ、お母様!これからリンゴと干しブドウ、それから、キウイを用意するのですが…
ゆっくり、右に動いてください!』
そう母にいって、その通りに動けば、リンゴが置かれているだろう。
『じゃあ、林檎を持って。もう少し右に行ってください!』
そう言えば、干しブドウのある場所へとコウゲツを動かそう……
『持てましたか?じゃあ、アルシャの所に戻ってきてください!
で、ブドウと林檎を机の上においてください』
そう言って、自分の所にコウゲツを移動させ、指示を出した後……
『じゃあ、じゃあ……アルシャを、抱っこしてください!』
そう、抱っこを要求。ふふんと胸を張って。
『お母さまだけに用意させるのはダメです。アルシャも用意します。抱っこして、
キウイのある場所にアルシャを連れて行ってください』
何て言って、もし、抱っこしてもらえれば、キャッキャと喜びながらも、キウイを持って、ご満悦。
『ふふん。じゃあ、押し麦を持ちに行きましょう』
そう言って、押し麦の小袋のある場所へと、コウゲツを移動させるよう指示し…
到着すれば、小袋を持って、さらにご満悦。
「えへへ、じゃあ、机に戻りましょう!」
そう言えば、台所の机へと移動しようか……
ちなみに、下ろそうとすると、アルシャは悲しそうにシュンとするだろうか…
■紅月 > かしょ~ん、かしょ~ん…
何とも気の抜ける効果音を即興でつけながら、娘の指示通り動く。
…が、抱っこを要求されて首を傾げ、その後に続く言葉にほっこりと。
ヒョイっと腕に乗せてスタスタとキウイのもとへ…あってよかった、怪力。
そして押し麦を回収、娘を下ろ…お……
「…どうしよう、娘が可愛すぎて不整脈が辛い……」
たまたま横にいた蛇に愚痴る。
真顔で。
娘を抱きなおしながら。
下ろそうとすると猫耳がへにょりと伏せられるのだ、下ろせる訳がない。
…父が父なら母も母、元々の子供好きも相俟ってメロメロである。
「…アルちゃん隊員、これより母様隊長から任務を与え~るっ!
パパっとご飯を完成させて、お母様にむぎゅぎゅーっとされるのじゃ~!」
涙を飲んで指示を出す。
えぇ、頑張ればご褒美が待ってます故、頑張って…くっ、可愛い下ろしたくない。
たぶん一番ションボリしたいのは紅月だが、そんなのは、できるだけ、顔に出さずに。
娘が任務を了解すれば「うむ、頑張りたまえ!」と頭をナデナデしようか。
■ワルセイ・イダーヤ > 娘が可愛すぎて~と言うのには同意しよう。ワルセイと視界をリンクさせた蛇も、
ウンウンと頷いている。
だが、シュントする娘も、このまま抱っこされ続けているのでは、マフマフのご飯が作れないのは分かって。
しょんぼりアルシャだったが、母親からの言葉には、びしっと敬礼して……
『わかりました。お母様隊長!パパっと愛情を込めて作ります!』
何て言って、背があまり高くないので、台に乗ってアルシャは机に向かう。
だが、ここで最初の問題が……
『ふにゅぅ……お母様隊長。リンゴとキウイを細かく切ってください……』
どうやら、まだ刃物は使ってはダメだと、きちんと教えられているようだ。
母に、包丁を使ってほしいと頼んで…
そして、リンゴとキウイが細かく切られれば、アルシャは押し麦、干しブドウ、
切られた林檎にキウイをボウルに入れて…
『ま~ぜまぜ♪ま~ぜまぜ♪』
何て鼻歌交じりに混ぜてやれば、簡単なシリアルが出来上がって……
このままだったら、ただのシリアルだが、ここでアルシャは一工夫。
『ふふん、この粉を入れます!』
そう言って粉を入れれば、牛乳が固まってきて……フルフルの半ゼリー状に。
『えへへ、お父様が簡単に牛乳のお菓子が作れるようにって、この粉を作ってくれたんです。
名付けて!フルーツプルプルミルクです!このまま食べても美味しいんですよ?
皆でおやつ代わりに食べましょう!』
そう言って、胸を張りエッヘンとした後、コウゲツに向いて……
『お母様!ぎゅーってしてください!』
何て言って、こっちからギューッと抱きしめようか。
そしてしばらくギューギューした後、ボウルを持って、居間へ向かおうか…
■紅月 > とりあえず蛇に愚痴ってスッキリした。
後は、ゆっくり…否、包丁をどうするか見守ろう。
「…っよし、よくお願いできたね、アルちゃん偉いっ!
そうそう…刃物はハサミだけ、ね?」
後ろからふわりと1回ハグして頬擦りを…くすぐったかったのか片方の耳がピコピコしてしまっているが、気にしない。
褒める時は思いっきり褒める…紅月は褒めて伸ばす派です。
さっと手を洗い包丁でトトトンと。
刻んだものを混ぜ混ぜて貰いぷるぷるミルクの完成…!
「…良くできましたぁああ!!」
むぎゅーっと抱き締め、ついつい娘とラブラブしちゃう。
…ぬ、ぬるくなる前には居間にもどったぞ?
■ワルセイ・イダーヤ > 居間に戻ってきた娘と妻。蛇との視界のリンクを切り、本を閉じようか。
「うむ、お帰り。アルシャ。コウゲツよ。甘く、良い香りがするな」
そう言って、頬をほころばせようか。そして、良い香りに釣られたのか、
マフマフもアルシャとコウゲツの足元へと…
『マフマフ。アルシャ特製。プルプルミルクですよ~』
そう言って、床にお皿を置いて、マフマフは『もふー!』と嬉しそうに一鳴き。食べ始めて……
『お父様もどうぞ!お母様と私と、一緒に食べましょう!』
そう言って、机にプルプルミルクを並べて行こうか。
「うむ、良くできたな。アルシャ。頭を撫でてやろう…」
そして、頭をなでなで。アルシャは顔をふんわり笑顔。
そして、椅子に座り、一口。うむ、口の中でプルプル。フルーティな風味が素晴らしい。
「うむ、美味しいぞ。アルシャ」
『えへへ、お母様が包丁を使ってくれたので、とっても美味しく仕上がりました!』
ねー。とコウゲツに言った後。プルプルミルクを楽しむ。
こうして、家族団らんの時間は過ぎていく。ゆっくり、ゆっくりと……
■紅月 > 「うふふ、ただいま旦那様!」
ただいまどころか、ずっと居たんだけどね…内緒内緒!
クスクスと笑み、近づいてきたマフマフを1度ぽふっと撫でて…アルシャとマフマフ、実に癒される一人と一匹を眺めようか。
次いで美父子の戯れも…あー眼福、旦那様と娘と飼い魔獣が可愛すぎて辛い。
「いやいやぁ~、違うぞアルちゃん!
こういう時はねぇ『母様とアルシャの愛情がたっぷり詰まってます!』って、言・う・の♪」
ねー?っと、愉快な知識を娘に教えつつに。
のんびりとした家族団らんは続いていく。
この後、洗い物も母子共同作業で済ませたのだが…そこにも蛇が居たとか居なかったとか。
ご案内:「北の果ての屋敷」からワルセイ・イダーヤさんが去りました。
ご案内:「北の果ての屋敷」から紅月さんが去りました。