2018/05/25 のログ
ご案内:「森の中の一軒家」にバルジリスさんが現れました。
■バルジリス > 【お約束待機中です】
ご案内:「森の中の一軒家」にセレーナさんが現れました。
■バルジリス > しとしと、しとしと……雨が降っている森の中の一軒家。
その内部には、家でも執事服を着ている……
というか、私服というものが存在しない男。バリジリスがいて。
ソファに寝転がり、子供に良くないからとタバコをやめたための、口寂しさを癒すために、
小さな棒付きキャンディを含んでいて……
「あー……この家、こんなに広かったんだな」
そう呟けば、寂しさが身を焦がす。セレーナは、今何をしているのだろう……
そう考えるだけで、様々な感情が入り乱れる。
夫として、セレーナを信じるとは決意したものの……やはり、不安だ。
件の淫獣とやらが、セレーナに手を出していたとしたら、生きたまま配下の蛇の餌にしてやる。
そんな危ないことを考えつつ……やっと、約束の4日かと考え。
外は雨だ。セレーナを出迎えるために、温かいスープを仕込んでいる。
その様子を見ようと、立ち上がろうか……
■セレーナ > 雨は少女の体を容赦なく冷やしていく。
それはまるで、罪を罰するかのように。
駆け足で森を駆け抜ける少女は、目的地へとたどり着くと、髪や服の乱れを直す。
幸い、着ていた服は特別仕様。軽く手で払えば水はあっというまに消えうせた。
「……」
玄関の前で深呼吸。一度、二度、三度。
そうして、少女はゆっくりと扉を開けた。
「……ただいま」
小声でそう言いながら家の中へと入る少女。
その姿は、普段の姿とは大きく違った。
美しい闇色のメイド服に、シルバーのフレームの眼鏡。
短い髪を懸命に結わい、まっすぐに立つその姿はどこぞのメイド長か、というようなものだが。
その首には、重苦しい金属と、滑らかさを感じさせる革でできた首輪が付けられていた。
■バルジリス > ぎぃ……と、扉が開く。この家には、ワルセイやアルシャと自分以外に、入れる人間は限られる…つまり。
扉を背に、ほっとして、嬉しくて……表情が緩む。だが……不安で、表情がゆがむ。
そんな複雑な表情で振り返れば……そこには、メイド服を着た……
だけならまだわかるとして、首輪までつけた、愛しい人がいて。
「…………っ!」
気が付けば、駆け寄り、抱きしめていた。衣服は不思議と湿ってはいなかったが…冷たい。
「馬鹿っ!こんなに冷えて……しかも、その姿は何だ!」
そう、激情に駆られて言葉を発そう。
「テメェ、手紙見なかったのか!体冷やして、テメェやガキに何かあったらどうする……」
そう言いながら、セレーナの体をさすり、摩擦で少しでも温めようと…
「しかも、メイド服に首輪って……まさか、仕事って……!」
どこぞの、変態貴族にでも、飼われたのか?なんて考え、意識が遠のくほどに怒りを覚えるも……
深呼吸して、深呼吸して……
「……まだ、言いたいことは、沢山ある!沢山、沢山……」
そして、ぎゅっと、愛しのセレーナを抱いて……
「例えば……俺たちの家に、お帰り。お帰り、セレーナ……っ」
そう言って、抱きしめ、さすり、頭を撫でようか……
■セレーナ > ゆっくりと家に入れば、そこは憩いの風景。
まさしく少女の帰るべき場所そのものであった。
目の前にいる愛しい人。その姿に喜びが溢れるが。
少女は、唇を噛み、声をかけるのを己で律する。
「……っ」
抱きしめられる。暖かい。思わず涙が出そうだった。
だが、そのまま怒られれば、少女は黙ったまま言葉を受け入れ。
「はい……ごめん、なさい」
そう、短くそれだけを口にし、黙り込む。
そうしていれば相手がなんだか予想外のことを口にしていた。
いつだって、この人はそうだった。思い込みが激しくて。
その想像に振り回されて。でも、優しくて。
「……はい、ただいま、です」
そのまま相手の情熱を受け入れていた少女だが。
おかえりの一言に、再度ただいまと言う。
そうして、いかほどの時間か。抱きしめられ、頭を撫でられていた少女は相手を見つめ。
「……あの。部屋に、いきませんか?
そこでしっかりとお話しますから。ね? ……アナタ」
少女の声色は優しく軽やかだ。だが、その言葉から相手は感じるか。
少女の様子。それがいつもと違うことを。
■バルジリス > 「……?」
何か、何かが違うような?そんな、小骨の刺さったような違和感を感じつつ。
アナタ。何て言われれば。
「……ばぁか。いつもの、バルちゃんはどうしたよ」
何て言おう。そして、部屋にとの言葉には……
スープは完成しているが、まあ、明日温め直して一緒に食べようと考え。
セレーナの手を取り、夫婦の寝室へと行こう。
寝室に明かりがともればは、完璧にベッドメイキングされていて。
そのベッドに腰をかければ、隣に座るよう、セレーナに言おう。
「ほら、座りな……さて」
そして、さkほどは嬉しさ等などの感情で我を忘れたが…良く考えてみれば、謎だらけだ。
「セレーナ。四日間も、何してやがった」
そう聞けば、セレーナの目を、サングラスごしに覗き込もう。
サングラスの薄い黒の奥では、蛇の目が、不安と、心配が入り混じった目なのがわかるかも……
「……色々、聞きたいことはありすぎて困るけどよ……
……全部、話してくれるか?大丈夫……全部、受け止めっから。
まあ……怒らないかどうかは、内容によるけどよ」
そう言って、ケモミミごと、そのしっとりとした髪を、なでつつ…
安心させるように、優しく笑もう……ほんの少しの、不安を含んだ笑みを。
■セレーナ > 「や、その。それも話しますから……」
相手の追及にバツ悪そうに視線反らす少女。
そのまま手を引かれ、寝室へと向かう。
ゆったりとした足取りで新室内、ベッドに座れば。
その様子たるや、小動物か、というように大人しく。
「……え、っと。この四日間は仕事をしてました。
一日目は牧場仕事のお手伝い。牛を追いかけてました。
二日目は酒場でウェイトレス。忙しかったです。
三日目はビラ配り。所属してるお店の広報活動ですね。
今日は海でモンスター退治を少々……」
言葉を促す相手。それに従い、この四日間のお仕事を説明する。
実入りはそこそこ。駆け出し冒険者では大きな仕事なんてできないのである。
「なので。さっきバルちゃんが考えたような。
いやらしいお仕事はないです。はい」
相変わらず元気ないままだがそう言う少女。
しかしてそうなると相手の脳裏には謎が残るだろう。
だったらなんでメイド服なのか、と。
■バルジリス > 仕事に説いての説明を受けたバルジリス。まあ……安心はできた。
セレーナの目の動きから、嘘ではないことは分かって。
だが……なら、何で?
「なんでメイド服なんだ?しかも、首輪付き……まあ、メイド服は似合ってるけどよ。
首輪?」
まあ、そそるかそそらないかで言われたら……滅茶苦茶そそる。
セレーナの前では優しい夫だが、元々女を嬲り犯すことで性欲を満たす鬼畜なのだ。
だが……疑問が多すぎて、性欲より、疑問が先に来る。
「……まあ、何だ。仕事は分かったから……全部、話してくれ。
その……ペットとやらの事とか、その服装とか……なんで、四日間も帰らなかったとか」
そう聞こう……正直、混乱している蛇は。セレーナに、全て話してほしいと思って。
「……っていうか、いつもの元気はどうしたよ。俺ばっかり嬉しくて…テメェは、嬉しくないのか?」
なんて言おうか……
■セレーナ > 説明を受け、相手が納得した様子を見れば、少女は安堵の息を吐く。
しかし、追及をされれば少女は俯き。
「そ、その。待ってください。
私も、心の準備とか、あるんで……」
全部聞かせてほしい。そう言う相手に、少女は俯いたまま答える。
少女とて、覚悟はしてきている。だからこそ、落ち着いてほしかった。
「嬉しくないわけ、ないじゃないですか……。
でも、その。私、この四日間。色々考えたんです。
バルちゃんの手紙を読んで」
ぽつぽつ、と語る少女。元気がないのは、指摘の通り。
それは、不安とか。そういうもののせいなのだが。
「その……私、バルちゃんの気持ちとか、踏みにじって。
もう、どうしたらいいかわからないんです。
バルちゃんを愛してるのに、他の人に抱かれると、気持ちよくなっちゃう。
それだけじゃない。そんなことしたくないのに、男の人を誘ったりしちゃう。
もう……私、自分が分からない……!」
心の中に溜めたものを吐き出す少女。涙が溢れる。
嫌われるかもしれない。でも、このままウジウジしていたくない。
相手を傷つけるかもしれないけれども、少女は告白をしたいと思ってしまっている。
酷く身勝手な振る舞いだ。
「だから……そんな私に、罰を与えてほしくって。
この服、買って……着替えてきたんです」
最後の一言。よくよく聞くと間抜けである。
罰してほしいと言えば聞こえはいいが。
要するに。コスプレエッチの衣装を自腹で買ってきたという事実。
■バルジリス > 「…………は?」
何と言うか……は?という言葉に、バルジリスの感情が全て詰まっていた。
とりあえず、自分に飽きたのではないという喜び、安堵。
で、罰してほしいから、メイド服と首輪を飼って着用したという、何と言うか…
理解しづらい考えに対する、驚愕。
まあ、しかし……何だ。
とりあえず、目の前の愛しい人の涙を、拭ってやろう。
そして、優しく語りかけようか……
「……セレーナ。罰を与えてほしいって……本気か?
つまり、テメェは、悪いと思いながらも、他の男に股開いて、誘って……
で、ごめんなさいって言う変わりに、抱いてくれって?
………それは、身勝手だ」
そう言って、立ち上がれば、首輪を…もし、鎖やリードが付いて入れば、それを引っ張って、立ち上がらせようか……
「セレーナ……それで、何だ。これからも、悪いと思いながら男に股開くから、
自分を抱かせてやるから許せって言うのか……?」
そして……絞り出すように。
「ざけんなよ………それこそ、俺の想いを踏み弄ってんじゃねぇか!
テメェは……っ、ママになるんだぞ。俺との、子供が腹ん中にいるんだぞ……
こないだ、俺が怒ったのは、テメェが……あんまりにも、自分の貞操に無頓着なところだ。
なんで、性にゆるいことでの謝罪が……テメェの体なんだ……
俺が欲しかったのは……俺が欲しかったのは……」
そして、悲しそうに……
「ただ、単純に……俺たちのガキへの謝罪と、もう少し、貞操を大切にするって言葉だった……」
そう言って、抱き締めよう。
「テメェを抱く時は……罰とか、そんなのは関係なく……テメェが愛おしいから、抱くんだよ」
そして。耳元で…
「愛してる……でも、良かった。テメェも、俺以外との性行為を、悪いって思ってるってわかって」
そして。優しく頭を撫でつつ……
「……言っておくが、これからヤるのは、罰じゃない。
テメェが……4日ぶりに会えたテメェが、愛おしすぎるから……抱くんだ」
そう宣言し、そっと、キスを落とそうか……
■セレーナ > 寝室に相手の声が漏れ、響く。
少女としては、これから夫に何をされようが拒まず。
それを罰として受け入れる覚悟だったのだが。
涙ぬぐわれ、優しく語り掛けられれば、驚いたように相手を見る。
「……その、本気です。
……それ、は……。
……。…………」
相手の言葉は、実に正論で。
少女もまた、その自分自身の身勝手さを心得ている。
だからこそ、優しい言葉が逆に心に痛い。
「それはっ、違っ……!
……違う、と、思いたい。でも……。
多分、私は、きっと同じことを繰り返す……」
これから先、自分が男を求めないとは断言しきれない。
そうしたくなくても、この体はそういう反応を返してしまうときがあるのだ。
だが、続く相手の言葉には、びくり、と身をすくませる。
「……ぁ……。
……そ、の……。ごめん……ごめん、なさい……。
でも、私。何も持ってないから。バルちゃんに差し出せるのは、この体だけだから……。
バルちゃんみたいに、強くもないし、知識もない。
私は……何も、持って生まれてこなかったから……」
まっすぐなその言葉に、少女は再度涙を流す。
自身の出自が半端なものだからこそ。何も持っていない。
与えられてばかりの、学もない少女ができる償い。
思いつくのは、そんなことだけだったのだ。
「……う、ん。ごめん。ごめんなさい……。
私も、バルちゃんが好き。大好き……」
抱きしめられ、愛をささやかれれば。少女は更に盛大に涙を流す。
真正面から見たのなら、少女の顔のあまりの歪みっぷりはいっそ笑えるかもしれない。
まるで子供がびえんびえんと泣くような感じになってしまっているのだから。
「ぁ……。ハイ……。で、でも、その」
どこまでも。どこまでも優しい愛しい人。
その宣言に、少女は嬉しそうに微笑んだが。
そこで一度言葉を切る。
「あの、記憶の中のバルちゃんが。なんというか、その。ホラ。
衝動を抑えられなくなった時、あるじゃない? あの時の、ね?
あの時のバルちゃん、素敵だったから……、きょ、今日は。
ちょっと手荒にしてもらっても、いいです、よ?」
ことここに至り。なんともトンチキなことを言う少女。
怒られた意味を本当に、本質的に理解しているのかちょっと怪しくなるような一言であった。
■バルジリス > しばらくぶりのキスは、涙味。鎖を握ってキスしてもいいが、
やはり、愛する人とのキスは、頭を腕で包むように。深い、深いキスを……
そして、しばらく、バルジリスの口内の下という名の蛇が、セレーナの舌を絡めれば、
じゅく、じゅくと水音を響かせ……
そして、唇を離した後に言われた、手荒にとの言葉には……
はぁ……と、軽く苦笑の溜息を吐く。まったく……頭が足りないのか、天然なのか…
だが、愛おしい。
「あぁ?手荒にって……良い、のか?」
そして。目を見つめ……
「俺の手荒は……半端じゃねぇぜ?」
なんて、口調は脅しだが、表情は優しいという矛盾…
とりあえず、再び唇同士を合わせ……せレーナの両手を取れば、
執事服に備え付けられている、長めのハンカチーフで縛ろうか。
「……へへ、これで腕は自由に動かせねぇな。」
なんて笑えば、セレ-ナの体をベッドの上へと…
「……ちょっと待ってな」
何て言えば、バルジリスは私室へ……そして、持ってきたのは、カバン。
開ければ、荒縄やらロウソクやら……入っているのは、調教道具。
「さぁて……ちょっと、手荒になるが……安心しな。慣れてっからよ。」
何て言って、荒縄と鞭を持って、セレーナに近づこう……
■セレーナ > その唇の触れ合いが、ずいぶん久しぶりだから。
触れた瞬間、体が強張ってしまった。
緊張。しているのだと思う。絡む舌の熱さに、少女は目を細めるが。
「……えっと、その。ハイ……。
もとより、そのつもりでしたし……。
……それは、とっても……ステキですね……♪」
確認されれば、素直に応える少女。少女としては、やはりいまだに贖罪の意味を捨てきれていない。
だが、半端ではない、と言われれば少女は思わずうっとりとした表情になってしまっていた。
手荒にされるのが嬉しいのではない。
愛しい人に手荒にされるのが、嬉しいのだ。
そうして、キスされたままハンカチーフで両手を縛られれば。
少女は、ほぅ、と息を漏らす。
「……そう、ですね。バルちゃんって、器用ですよね……。
今、縛られたの気づかなかったです」
腕を拘束されたというのに、出てきたのはそんな調子外れの言葉だ。
そうして、ベッドに寝転がされて待つように言われれば。
なぜか少女は目を閉じて素直に待機状態。
「……ふふ、はぁい♪
あぁ、やっぱり……私、狂ってるんですかね?
バルちゃんに、めちゃくちゃにされるって思っただけで……。
もう、すっごく、濡れちゃってます……」
目を閉じたままなので、相手が何をするつもりなのかは分からない。
あえて自らそうすることで、自分自身を興奮させていく少女。
おかしいと思う。狂ってると。
でも、少女はその行為を期待してしまっている。
■バルジリス > 目を閉じ、自分からの行為を待つセレーナ。その姿に少々苦笑し……
本当に、どこまでも……どこまでも、愛おしい相手だ。
そんな、大切な相手を……性欲のまま、嬲れるとあれば、此方も……
「ああ、セレーナ。俺も……今からセレーナにすること、考えるだけで、下半身がたぎるぜ」
何て言えば、セレーナの後ろに回り、漆黒のメイド服、その上半身を、服の上から、荒縄を、ぎち、ぎちと。きつ過ぎるくらい、きつく亀甲縛り。そして……
「……腹の中のガキが心配だから、無理だったら、言えよ」
なんて、最後の忠告をしたあと。シュル、シュル…セレーナの体を立たせ、ベッド頭上方向の、壁に付いたランプに、紐を通し、縛られた腕に巻きつけ…セレーナの体、それを眺めれば……
「いいねぇ……漆黒の首輪付きメイドが。縛られて、調教を待つだけの姿をさらしてるぜ?
……普通にメイド服剝いでもいいけど、やっぱり、鞭で破いた方が雰囲気出るだろ?」
そう言って、鞭を構え……
「…安心しな。俺、上手だから。痛ぇと思うけど、痕は長く残らないからよ」
そう優しく語りかけ……シュ…バチィン!と、肌と、鞭がぶつかる音。
まずは、胸から破くことにしたのか、セレーナの胸。少々慎ましやかなそこを、
鞭がしなり、服は破け、肌に、赤い筋が……
二度、三度と鞭がしなり、肌を打つ音が響けば……見事、亀甲縛りはそのまま、胸を守る衣服のみが破け…
「おら、背ぇむけな」
そういって、セレーナを後ろむかせ、再び鞭が振るわれ……
セレーナの背や、胸に、亀甲縛りはそのまま、幾筋もの、紅の線が刻まれることと……
だが、お腹や下半身は無事で。
「ほら、休んでる暇はねぇぜ。後ろむって、尻尾ごとケツ振って、ワンって鳴けや。
鳴かねぇと、やめちまうぞ?」
何て脅しつつ、執事の蛇は、ズボンを下ろし……すでに、立ち上がっている長く、太いものを出して…
■セレーナ > ベッドに寝転びながら目を瞑る少女。
ある意味、見ようによってはキスを待つ眠り姫、という風情。
だが、ここから行われるのは、そんなロマンチックな行為ではない。
「アハハ……バルちゃんが興奮してくれてるなら、嬉しいですね。
……それは、もちろん。ムリだったら、我慢しないで言いますよ」
下半身が、なんて言われてしまえば苦笑しつつも正直に嬉しく思う。
メイド服の上から体を縛られる感触。その感触で、少女は自分が緊縛されているということに気づいた。
その背徳的、淫靡な行為に、ぞくり、と体が震える。
更に、体を立たせられ、腕の拘束を更に一段階進められれば。
見事、壁に吊るされたメイドの出来上がり、であった。
「……バルちゃん? ちょ、ちょ~っとですけど。
……ヘンタイっぽいです」
こういった行為を、愛しい人にされるのは嬉しいのだけれども。
その語り口が、なんだかちょっと、気になってしまいました。
「自分で上手、って言うほどにしたことあるんですか……?
ふふ、でもいいですよ。バルちゃんに傷をつけられるの、嬉しいですから」
どこか、恐怖や不安を隠すために言うかのような軽口をつむぎつつ。
その時を待つ少女。そして……。
鞭が空気を斬る音とともに、服の上からとはいえ、鞭の衝撃を感じる少女。
立て続けに繰り返されるその衝撃に、少女は唇を噛み、声を殺す。
「ふっ……ふぅ、うぅ~……っ!」
同じように、背中も鞭で襲われる。痛みにより、わずかに声を漏らし始めてしまう少女。
だが、その息遣いは次第に乱れ始め。
更に夫に要求されれば。
「……わんっ♪」
命令どおり。服裂け、肌を露出させ、拘束されながらも。
少女は見事、ヒップを揺らしながら一鳴きしてみせる。
すでに少女の下着の中は、濡れていない部分など無いほどに愛液に穢れていた。
■バルジリス > 変態っぽい。何て言われれば、苦笑し。
「なんだ、今更気が付いたのか?」
何て言って。そして始まる鞭調教。セレーナを叩くたびに、罪悪感と、それ以上の背徳感が快楽物質を脳で生産する。あぁ、今俺は、妻を奴隷メイドのように調教している……
そして、お尻を振って、わんと鳴かれれば、優しい声色で。
「ああ、良く言えました。じゃ、ご褒美のペニスだ。味わって下で咥えろよ」
何て言えば、もはやドロッドロに蕩けたソコ。下着があれば、そんなものは破るくらいの手荒さを見せて…そして、そこにペニスをあてがい……じわ、じわと挿入する。そして、膣が半分埋まったと感じた時に、ジュブ!と一気に突き上げよう。
バチュン!バチュン!と、湿った肌と肌同士がぶつかり合い、蛇と、ケモミミ少女の交尾が始まる……
「……っへへ、何度いれても、飽きねぇ名器だぜ。でも、たまにはアクセントも欲しいよなぁ……」
なんて、わざとねとついた声で言えば、「熱いが、火傷はしない調教用ロウソク」に火を点け……セレーナの背に、ぽた、ポタとロウを垂らそうと……
そして、腰の動きも激しさは増すが、まだ射精はしない……
まだ、出すには嬲り足りない。そう思えば……
「そういや、セレーナ。テメェ、薬は大丈夫か?」
そう聞こう。
「実は、母乳を体内で作る薬があるんだが……どうだ、授乳の練習、しねぇか?」
また、変態と断じられるようなことを言えば……セレーナの、胸を後ろから鷲掴んで、やや乱暴に揉みしだこうと……
■セレーナ > 「……ん~ん。実は元から知ってた♪」
なんて、言えるのも、相手を信頼し、愛しているからこそ。
この人のすることなら、なんだって受け入れる。
そんな気持ちを体の中に隠しつつ、少女は命令に従った。
「んふ、ふっ♪ ご褒美、嬉しいです、ご主人様ぁ……♪」
下で、なんて。愛する夫はちょっと親父くさくなったんじゃあないだろうか。
とはさすがに口にしないで。下着を破られ、じっくりじっくりと挿入されるその感触に。
「あぁぁぁ……は、あぁぁ……。
……っ!? あぁああああっ♪」
ゆるゆると声を上げていた少女。だが、途中から一気に貫かれてしまえば、甲高い嬌声が上がってしまう。
そのまま一気に激しく体を犯されれば、少女は拘束にも抗えず、体を揺らすのみだ。
「あ、ぁ、ひっ♪ きも、ちっ♪
ん、ぁぁぁぁああああああああっ!!」
犯される喜び。愛される喜びに喘ぐ少女だったが、背中にロウを垂らされれば、悲鳴のような声をあげ、背を大きく仰け反らせる。
瞬間、少女の膣はペニスへと強く吸い付き。まさしく、その刺激を快楽として受け止めていることをばらしてしまうだろう。
「ふ、ぇ……薬……?」
唐突に、問いかけられれば。少女は快楽にふわふわと揺れる脳をフル稼働させる。
「……うん、と。薬への耐性は、能力として持ってないから。
利くと思う……。っていうか、利く……。
……ふふ。練習、ね? ……ご主人様の、望むままに……♪」
提案されたことに、ちょっと呆れるけれど。それを求められているというのなら。
少女は、薄く微笑みながら、そうささやき。そこで、はっ、と気づき声をあげる。
「あの、バルちゃん? さっきから、目を開けちゃいそうになってるんで。
目隠しとか、ありません?」
どうやら、妻も妻でヘンタイのご様子。
■バルジリス > 「ん?…っはは。仕方がねぇメイドだ。ほら、目隠しすっから。前向いとけよ」
何て言えば、目隠しをご所望な妻に、黒い布で目隠しして。
そして、薬が効くとわかれば……
「ああ、じゃあ……っと。口、開けな」
そして、体位をセレーナの体の前面が見えるよう回転させ……きゅぽ。と、液薬の入った試験管のようなものから、薬をセレーナの口へと、流し込んで……
「……これで良し、と。あとは、しばらく胸揉んでりゃ、胸が熱を帯びて、熱く感じて…母乳が、噴き出るぜ?」
何て言えば、始まるのは胸弄り。亀甲縛りで引き立った胸の膨らみを、掌で、揉み捏ねるよう…かと思えば、乳首を弾き、指でコリコリと擦ったり、引っ張ったり……そして、何度目かのぎゅっと絞るような動き。じわ……と、乳首の先から、母乳がシミで出てこようか…?
「……っと、もったいねぇ…」
何て言えば、滑る舌、熱い口内に、胸の頂を招き入れ、ちゅ、ちゅとリズミカルに吸い上げよう。
もし、母乳が口の中に広がれば……
「ん、甘くて優しい風味だ。セレーナの優しい味で、子供もきっと喜ぶぜ」
そして、授乳中も、腰は動き、セレーナの膣を楽しみ……
段々と、高ぶる射精欲。そして……
噛みっと少し乳首に歯を立てれば、それと同時に、セレーナへ、熱い射精……
腰を掴み、正常位に近い形で。深く、深くつながっていることと……
■セレーナ > 「はぁい……♪ ふふ、なんだか本当にメイドになったみたい」
要望に応えてくれる夫に、思わず笑顔が漏れる少女。
実際に目隠しされてしまえば、ドキドキが更に増大した。
本当に何をされるか分からない状況。その状況が、少女をいつも以上に興奮させていた。
「ん……あぁぁ……。
……んげっ……」
命じられるまま、口を開ける少女。そこに、何かが流し込まれれば。
薬独特の変な風味に、思わず呻く少女。だが、吐き出したりはせずに説明をしっかりと聞く。
「……そう言えば。母乳が出るようになると、定期的に絞らないと張って痛むんですよね?」
胸をもまれながら尋ねる少女。じわじわ、じくじくと快楽に襲われながら。
ついにその時が訪れ、何か、胸の先端から溢れたような感触。
「んっ、んうぅぅぅぅっ……♪」
初めて経験する感覚に声を漏らす少女だったが、胸を吸われ、溢れる母乳を吸い上げられれば、思わず喘いでしまう。
授乳行為で感じるなんて、と自分を恥じるものの。快感には抗えない。
「せ、説明しなくっていいです……」
味について語られると恥ずかしさが一気に増す。
その間も、夫は少女の体を犯し。胸、授乳、性行為という変則的な状況に、少女もまた、高まってしまう。
乳首を噛まれ、精液を中に注がれてしまえば。
「んくっ♪ あ、んうぅ、うううううううっっっ♪」
少女も、また同時に絶頂を迎えてしまった。
とくん。とくん。中へと広がる熱。とても愛おしい。
とても嬉しい。その感覚に包まれながら、少女は何度も体を震わせてしまい。
■バルジリス > 愛しい妻とのほぼ同時の絶頂は、長く、長く尾を引いて……
そして、射精が収まれば、セレーナの腕の拘束をほどき、ドサ。とセレーナを、ベッドに横たえさせて……
じゅぽ、とペニスが引き抜かれれば……なんだが、まだ出し足りない様子で、ギンギンに立っていて……
「じゃ、少し休憩しようか」
そう言えば、セレーナの体を抱きかかえ……ジュブ、ブ……と、再挿入。後ろから、座ってセレーナを挿入したまま抱きしめる。
「………ふぅ、少し、軽めの調教プレイとシャレこんでみたが……体、大丈夫か?」
そう聞きながら、カバンから、印の書かれた石を取り出して、セレーナの、挿入中の秘所、その淫核に当てれば…ヴヴヴ……と、震え出す。
「この石は、湿り気と反応して震えるんだ。どうだ、振動がたまんねぇだろ?」
何て言って……そのまま。
「…………セレーナ。愛してる……そういや、まだ、セレーナの口からガキへの謝罪がないぜ……お腹に向かって、ごめんって言っとけ」
そう耳元で囁き…
しばらく、振動石とゆるい腰遣いの音が響けば……
「さて、じゃあ……休憩は終わり。セレーナの体に。俺の形覚えさせて…俺以外じゃ絶頂できないくらい、調教してやるから、覚悟しとけよ……?」
何て、後ろから耳元で囁き……ぐいぃ…っと振動石を押し付け。
相手いる手は、セレーナの乳を揉み母乳をベッドに飛ばして……
そのまま、森の一軒家では、絶倫蛇と、淫乱娘の気が住むまで、酷い水音と、少女の喘ぎ声が響くことと……