2018/05/10 のログ
ご案内:「森の小屋」にイヌ/ネコさんが現れました。
イヌ/ネコ > [待ち合わせ待機中です]
ご案内:「森の小屋」にワルセイ・イダーヤさんが現れました。
イヌ/ネコ > 『ぐっ……うぐっ……』

暗い森の中、ぼろぼろの小屋にてネコ耳のミレーの少女が苦悶の声を上げる。

「だ、大丈夫、ネコちゃん!」

その相棒のイヌ耳のミレーの少女は、パートナーの苦しそうな様子にうろたえるばかりだ。

二人でダンジョンに入り、仕事をこなし。さぁ帰るかというタイミング。
そこで悲劇は起きた。
ネコが罠にかかり、足に矢を受けてしまったのだ。

『これは……しばらく大人しくしてるしかないかな……』

太股に二本。貫通した矢が刺さったままの状況で、ネコは苦笑する。
ヘタに矢を抜けば出血が酷くなる。イヌの回復呪文では即座に負傷は治せない。

「とにかく、薬草を準備して安静にしないと……」

イヌはバッグから各種薬草を取り出すが、調合の経験はほとんど無い。
必死に薬を作ろうとするが、慣れぬ調合は上手くいかず。
二人の間に焦りだけが生じていった。
怪我の治療は時間との勝負だ。遅れれば遅れるだけ、ダメージは広がっていく。

ワルセイ・イダーヤ > 暗い森の中、一人の動きやすい紳士服の貴族が歩いている、この森に自生する薬草を求め、森に入ったのだ……が、少し奥に行き過ぎたようだ。辺りは暗く、流石に野宿をするほど命知らずではないため、使い魔の蛇に、周囲を探らせ、何か、小屋か洞窟でも無いかと……
しばらくして、一匹の蛇が小屋を発見し、危険が無いか内部に潜る。そして内部に、二名のミレー族がいる事を確認。片方はかなりひどいけがをしているようだ。急ぎ主人の元へと向かい、その報告をする。

「……ふむ、この森の中、小屋はあったがいいが、ケガしたミレー族か」

さて、どうするか……などと考えることはなく、すぐに。

「案内しろ」

そう蛇に言って、その蛇に道案内をさせる。
相手が人や魔族だったら悩むかもしれないが、自分の娘と半分同じ種族についてなら、話は別だ。
そしてたどり着いたぼろ小屋。扉をノックし。

「失礼。誰かいるか?」

いる事は知っているが、礼儀として言って。

「俺は医者なのだが、血の匂いと魔物ではない生き物の気配がしたのでな。」

まあ、嘘ではあるが、「蛇が気が付いたので」などと言って混乱させることもないと…

「もしけが人か病人ったら、診るが……入ってもいいだろうか?」

そう言って、返事を待つだろう……

イヌ/ネコ > 時間経過と共に、ネコの息は荒くなっていく。
幸い矢に毒は塗られていなかったようだが、それでも負傷は決して軽くない。

『こんな時、ご主人様がいてくれたらニャァ……』

思わずぼやくネコ。二人の主人は急速回復呪文を使用できる。
だが当然、この場にいない人間を頼っても仕方ない。

「ま、待っててネコちゃん。解熱と鎮痛は……」

懸命に薬学の知識を思い出そうとするイヌ。だが焦りから上手くいかない。
そうしている時、扉がノックされ、声が響いた。

「……っ! 入って、入ってください!」

相手の医者だという言葉に、イヌは疑いもせずにそうお願いする。
当然ネコは表情を険しくするが。

『もしも、悪いヤツだったらどうすんのさ……!』
「それでも、このままじゃどっちみちネコちゃんは保たない!
 だったら少しでも可能性がある方に賭けないと!」

ネコの言葉を遮断し、叫ぶイヌ。誰でもいい。私の友達を助けてくださいと。
天に祈る気持ちで、相手が入ってくるのを待つ。無論、警戒だけはしているが。

ワルセイ・イダーヤ > 入ってくださいという言葉。その切羽詰まった様子に、中々に深刻なケガなのだろうと考え、気を引き締め……

「わかった、入るぞ」

そう言って、扉を開ければ、二人のミレー族。何故メイド服がこんな森の中に?などと疑問には一瞬思うが、すぐに猫耳ミレーの方のけがを見て……

「ふむ、けがをしているのはそちらか」

そう言えば、周囲の薬草などを見て、必死で犬耳ミレーが猫耳の方を助けようとしているのが伝わる。

「二本の矢が太腿を貫通しているか……」

そして、猫耳の方の太腿に顔を近づける。

「見たところ、骨は傷ついていないが、一本が重要な血管を傷つけているな……」

そう言いながら、自分のカバンを床に置き、それを開く。中には、様々な薬品や、実験器具のようなものが入っていて……

「痛いだろうに……だが、もう大丈夫だ。俺に任せておけ」

そう、自信を持って言う。ひとかけらの不安でも見せれば、患者は、不安に思うのだ。
そして、すり鉢に、数種類の薬草と薬をいれ、犬耳ミレーに。

「見たところ、君は魔術の心得があるようだな。治療の術を使うための触媒となるもの…杖などがあれば、貸してくれ」

そう言いながらも、目は犬耳ミレーの方は見ず、自身の手、薬を調合する手のみを見つめていて……。

イヌ/ネコ > 小屋の中に入ってくることを促せば、すぐに男性が姿を現した。
警戒したまま、男性を睨むネコ。対してイヌは即座に一礼をする。

「あの! 私たち、セイン=ディバンっていう冒険者に仕えるメイドでして!
 お願いします! ネコちゃんを助けてあげてください!」

慌てたせいで自己紹介がめちゃくちゃなイヌ。主人の名前などここで口にしても意味はあまりないだろうに。
だが、相手が診察を始めれば、イヌは黙りこみ。ネコは相手の動きを注意深く見守る。

『見ての通りですニャ。……抜いたら大出血でソッコー死ねるニャ』

にやり、と笑いつつ言うネコ。激痛に耐えながらも、少女は相手に対し、まだ信用していないぞ、というポーズを見せる。
男性が鞄から薬などを取り出すのを見て、イヌは落ち着かない様子だったが。

「あの、あの、お願いします。お願いします……! ネコちゃんを助けてください……!
 は、はい! この杖でよければ、どうぞ!」

うろたえ、男性へと礼し続けるイヌ。その自信満々な姿に、縋りつき、何とかして欲しいと訴え続けるが。
男性に言われれば、イヌは素直に杖を差し出す。それを見ればネコが表情を変え。

『イヌちゃん! それ渡したらイヌちゃんは魔術使えなくなっちゃうっしょ!
 イザって時に身を守れなかったら……ぐっ……!』

武器を手放すなんてもってのほかだ、と言うネコだったが。再度痛みに襲われ、言葉を途中で切る事になる。
顔には汗が滲み、あまり猶予が無い事が男性にも分かるだろうか。

ワルセイ・イダーヤ > セインの名を聞けば、目を丸くする。なんともまぁ、世間は狭いものだ。
だが、患者は自分を警戒しているようだ。無理もないが……
此処でセインとバルジリスの名を出すのは簡単だが、二人の名を出して、逆に警戒を強められても困る。しかも、それを話す時間も惜しい。
自己紹介は、治療の後にしようと考え……
そして、イヌが杖を手渡してくれば、それを受け取る。患者が何か言っているが……

「今は、君と喋っている時間はない。文句は治療後に聞こう……『グレイテストヒール』」

そう、イヌから手渡された杖を頭上に掲げ、呪文を唱える。すると、ネコの周囲に魔方陣が展開され…ネコの足から、少し痛みが引くだろう…

「この呪文は、展開された魔法陣内の相手を、回復し続ける魔法だ。痛みも少しは和らぐだろう。これで、多少の出血なら抑えられる……こう言う何かが体を貫いたままの場合、急速回復呪文はその貫いたものが体の一部になる危険性をはらんでいる……だから、多少原始的な治療をするのが一番効率的だ」

そう言いながら、カバンから、採血時などに使うためのバンドを取り出す。

「これで、足を縛って出血をまずは「物理的に」抑える」

そう言って、ネコの太ももの付け根を縛ろうと……
そして、再び杖をネコに向け。

「『タイムスロー』…これで、血流の時間を抑え、出血を魔術的に抑える…これで、出血はグレイテストヒールで抑えられるレベルだ」

そう言えば、イヌに向かい。

「イヌよ、ネコの手を握ってやれ。少しでも、不安を拭ってやるんだ」

そう言えば、矢をに向かい、杖を向け……

「『ワープ』『ハイパーヒール』」
そう、魔法を続けて唱える。すると、矢はワープし、体外に転がって…そして、出血は物理的、魔術的に最小限だが、息もつかずに肉体への回復魔法。足に空いた矢の穴は、すぐになくなって…白い肌がそこにあるだろう…

イヌ/ネコ > 警戒解かぬネコの様子とうろたえるばかりのイヌの様子を意にも介さず。
相手は実に落ち着いた様子で治療を進めていく。
流石のネコも痛みに負けたか、相手の言葉には睨む視線のみでの反撃だ。

『……っ!? こ、これ……!?』
「……永続回復魔術……!?」

淀みなく発動した魔術に二人は驚くが。更に相手の説明を聞けば、その医療的知識と経験の豊富さを二人が二人とも感じ取る。

「ご主人様も言ってました……。まずは怪我の原因を取り除かないといけない、って」
『キズを縫合する前に回復量の多い呪文を唱えると出血を誘発する、とかも言ってたかにゃ……』

的確な説明に二人がそう呟く中、相手がすばやく治療を行う。
それを見て更に二人は驚く。この男性は、まるで授業の様に二人に説明をしながら治療も完遂するつもりらしい。
太股を縛られれば、ネコが身体を仰け反らせるが。

「……す、すごい……!」
『ど、うでも、いいけど……! 縛るの、イッテェんですけどにゃあぁ!?』

出血を抑えるためなので当然なのだが。その止血行為は割りと痛みを伴っているらしく、ネコが文句を言うが。
それでも、順調に治療が進んでいるのにイヌの表情も和らぐ。

「は、はいっ!」

指示に従い、相棒の手を握るイヌ。ネコはそんな相棒の行為に落ち着きを取り戻し、微かに笑みを浮かべる。

『……う、ウッソ……』
「矢が……それに、キズも……?」

本当にあっさりと、キズを直して見せた相手の治療行為に、もはや開いた口がふさがらない二人。
あまりの早業に、ぽかーん、と。呆然としてすらいる。

ワルセイ・イダーヤ > ポカーンと、自分の治療に驚くミレー二人。その二人を微笑ましい表情で見やりながら。

「ふぅ、久々に呪文を連続使用すると疲れるな……ほら、イヌよ。杖を返却するぞ」

そう言って、イヌに杖を返して。そして、調合していた薬を、カバンの中にあったカップに入れて…

「ネコよ。呪文で肉体的なけがは治ったが……急速な回復は、肉体への負担があるし、矢を受けた後、しばらく時間がたっていたから、バイキン…ああ、通常目に見えぬほど小さな生き物が、傷口から入っている可能性がある。それを退治して、体力を回復するよう調合した薬だ。飲みなさい」

そう言って、緑色のドロドロの入ったカップを手渡すだろう。
ちなみに、見た目は酷いが、味はハッカのような爽やかな味である。

「さて、イヌよ、そなたもよく頑張って相棒を助けようとしたな……ほら、飴をやろう」

そう言って、イヌにはルビーのような色の飴ちゃんを手渡そうと……

「さて、そなたたち二人の事は、我が従者から聞いている。中々愉快な凸凹コンビだとな」

そうにやりと笑えば、ふぅと息を吐き胸に手を当て、貴族の礼。

「我が名は、ワルセイ・イダーヤと言う。そして従者の名は……バルジリスだ。よろしく頼むぞ」

そう言って、ネコ、イヌの順に、手の甲に、キスを落としてやるだろう…

イヌ/ネコ > 「はっ、あ、ありがとう、ございました!」

呆けていたものの、杖を返されれば治療が完了したことを知り、意識を取り戻すイヌ。
そのまま、深々と一礼し、感謝を示す。

『……へいへい。仰せのままに。
 なんとも、余裕綽々で……アンタ、モテないタイプにゃ?
 ……え、これ飲むの? マヂに?』

優しく声かけられれば捻くれもののネコは視線を逸らしつつ失礼なことを言う。
そうして、渡された薬をうげぇ、という様に見るが。
我慢して飲むと……見た目と裏腹にさわやかな味に、これまた目を丸くするネコであった。

「あ、いえ、そんな……。
 あっ……い、いただきます……」

褒められ、飴を手渡されると照れたように笑うイヌ。
こうして大人の男性に、ちゃんとした子ども扱いされるのは久しぶりで。
なんだか、凄く嬉しいイヌなのであった。

『我が……』
「従者?」

相手の説明に、心当たりがないぞ、と首を傾げる二人。
だがそのまま実に華麗な礼と、相手の笑顔。そして説明を聞けば。

『……うにゃあああああああっ!? ば、バルジリス様の……』
「ご、ご主人様……!? あの、すっごく高くて美味しいワインをくださった!?」

今回最大級の驚愕。そのまま手の甲にキスをされれば、イヌはスカートの裾をつまんでメイド式一礼。
ネコは座ったままだが、同じように一礼した。

『し、失礼いたしましたにゃっ!』
「大変申し訳ありません! 我が主人のお客様とも知らず、お力を貸していただくなど……!」

完全にメイドモードに入ったのだろう。何せ主人の知人にいきなり助けてもらったのだ。
こんなのが主人にばれれば大目玉かもしれない。

ワルセイ・イダーヤ > モテないタイプなどと言われれば、苦笑し……

「はっは、80年以上も生きていると、モテるモテないなど、気にすることもなくなったよ」

などと返そう。そして、自分の正体に気が付いた二人。
慌てふためいて、従者モードになった二人を、微笑ましく思いつつ……

「いや。我が従者の友人を偶然助けられるなど……思ってもいなかった。神など信じぬが……世間というのは、狭いものだ」

などと言いながら、従者モードな二人に頭に掌を乗せようと……

「ふ、硬くなるな……と言うのは無理だろうが、そんなに緊張するな。別に俺は人食い蛇ではない……多少の非礼など、気にせぬよ」

そう言いながら、ぼろ小屋の中央に、簡単な暖をとれるように火を焚いて……もちろん、小屋が火事にならない処置はしてある。

「どちらにしろ、今夜はここで一晩共に泊まるのだ…そう緊張されれば、此方まで緊張してしまうよ」

そう言いつつ、床に座れば……

「なに、そなたたちの主には、良い触媒や、菓子をもらったし、従者が色々世話にもなったのでな。そのお返しの一つと思ってもらえればいい……」

そう言って、優しく笑もうか…

イヌ/ネコ > 「は……」
『80うぅぅぅぅうっ!?』

相手の笑いながらの言葉に、二人はまたもや驚く。
確かに落ち着いた物腰などは、ただの成人男性のそれとは格が違ったが。
それでも80越えの年齢とは思っていなかったので、それが驚愕の理由。
もうなんだか、今日は驚きっぱなしである。

「いえ、その。こちらこそ……本当に、なんとお礼を言っていいのやら……」

相手からの優しい言葉と、頭への手の感触に。イヌはもじもじとして、反応に困っている様子。
一方のネコは自分の失礼な物言いからそれが主人にばれた時のことを考えているのだろうか。
若干笑顔が引きつっていた。

『……そ、そう言ってもらえると……。
 ついでに、ウチのご主人には絶対内密にしていただけると助かりますにゃ……』

へへへ、などと渇いた笑顔でそう言うネコ。どうやら主人からの仕置きが相当怖いらしい。

そうして、二人は相手が焚いてくれた火に当たりながら、ようやく安堵の息を吐く。当面の危機は去った。
すぐに、疲労が全身を襲ってくる。

「そう、なのですね……」
『あの人、そういう所はマメだからにゃ~……』

相手からの主人の行いを聞けば、苦笑する二人。
自分たちの主人が贈り物など、珍しいことだ、と思っている。
そして、つまりそれはこの男性が信頼に値する人物でもあるということで……。

ワルセイ・イダーヤ > イヌの言葉には、ふっと笑みつつ、薬草茶を魔法瓶から淹れて手渡して……

「いや、その表情と言葉が、何よりの活力になる」

そう言いつつ、ひきつった笑みのネコには苦笑しながら薬草茶を……

「はは、分かっているさ。何にせよ、俺が君たちの主人に会ったのは、実質的には一度きりなのだしな…」

そう言って、自分用のコップで薬草茶を飲みつつ……

「ああ、君たちの主人は、中々に好ましいじょせ……ではないのだったな。男性だよ。ただ…」

そして、一瞬、炎が小さくなるほどの冷気と、ワルセイのコップがミシリと音を立て……

「我が娘を性的な目で見るのだけは頂けないがな……」

そう言った後、すぐに寒気の走る冷気は収まって。そして……

「さて、イヌにネコよ。この小屋は我が使い魔達が周囲にいるから、寝ずの番は必要ない。
安心して寝たまえ……俺は、今日採ってきた薬草を分けなければならないからな……」

そう言って、クイクイと指を動かせば一匹の蛇が、薬草の入った籠を持ってきて…

イヌ/ネコ > 暖かいお茶を貰いながら微笑まれれば、イヌは顔を微かに朱に染め。

「あ、ありがとうございます……」

と、紳士的な相手に思わず恐縮。一方のネコも茶を貰うが。

『あ、ありがとうございますにゃ~……』

と、引きつった表情のままお礼を言う。こちらはまだ心のそこから安心は出来ていないらしい。

「……あぁ、そうなのですね」
『ご主人が呪われてたときに会ってたんですにゃ?』

時系列を整理し、二人がそう納得する。なるほどたしかに。
この男性の従者と自分たちの主人の出会いと関係を思い出すに。
その時期であれば、不自然などないだろうと思っていたのだが。
急な相手の怒気に、二人が乾いた笑い声を上げる。

「た、多分ですけど……」
『あの人、そういう所本気だから……クギ刺しておいた方がいいと思いますにゃ』

そう。二人の主人は、この男性の娘という女の子にも微妙に興味を持っていた。
曰く、『大人になる前に唾を付けておくべきなのでは!?』などと。
しかもそれを本気で言ってる辺りタチが悪いのだが。

「……はい。それでは……」
『お言葉に甘えさせてもらいますニャ……もう、疲れがピークで……』

二人は相手からの提案に、素直に従う。そうして、相手が作業をする中、二人は眠りに落ちるだろう。
この男性相手なら心配など要らないと。そう考えながら……。

「『本当に、ありがとうございます』」

再度礼を言いながら。二人は身体を寄せ合い、疲労回復の為に眠る。
この男性へ、最大級の感謝を抱きながら……。

ワルセイ・イダーヤ > そういうところ本気だからと言われれば……一度、セインとよーく話し合う必要があるのでは?なんて思いつつ。
釘を、どこに刺してやろうか……なんて考えながらも、疲れた様子の二人。
礼を言われ、すやすやと安心して抱き合い眠る、二人のミレー。その傍に近づけば、優しく頭を撫でやって……

「ああ、お休み」

そう優しく囁いたあと、薬草を分別し終えたら、自身も寝ようか……

ご案内:「森の小屋」からワルセイ・イダーヤさんが去りました。
ご案内:「森の小屋」からイヌ/ネコさんが去りました。