2018/04/13 のログ
ご案内:「森の中の一軒家」にセレーナさんが現れました。
セレーナ > [待ち合わせ待機中です]
ご案内:「森の中の一軒家」にバルジリスさんが現れました。
バルジリス > (バルジリスとセレーナの家。その寝室のベッドには少々つらそうな顔をしたバルジリスが寝ていて……)

「あーくそ……だるい……」

(そう忌々しそうにつぶやいて、窓の外を見やれば、もうすぐ日が落ちる頃合いだろうか)

「あぁ……まさか、風邪をひくなんて……ワルセイ様と、アルシャ様に申し訳がない…」

(そう、バルジリスは風邪をひいているのだ。ワルセイからはクスリを処方され、ただの風邪だから暖かくして薬を飲んで寝ろと言われ、仕事を休ませてもらっているのだが……)

「しっかし、暇だな……」

(もうすでに、「良き父親になるための100の準備」はページに穴が開くかというほど読み込んでいるし、他の書籍も、読む気がしない……つまり、やることがなくて)

「あー、セレーナ……早く帰ってこねぇかな…」

(話相手の欲しいこの男は、そう、愛しい相手の名を呟くだろう……)

セレーナ > 「うおりゃああああああっっ!」

薄暗い森の中、叫びながら走る少女一人。
両手には大量の荷物。そのまま、少女は勢いよく蹴りでドアを開ける。

「ただいま戻りましたよバルちゃああああんっ!!」

どだだだだ、と家の中を駆け抜け、厨房へ立つ少女。寝室で寝ている愛する夫へと、叫び声を届ける。

「今身体にいい物作りますからねぇぇぇっ!
 大人しくネンネして待ってるんですよおぉぉぉぉっ!」

すばやくエプロンを着用した少女は、厨房備え付けの料理書を開き、買い物袋から食材を取り出し、料理を開始する。

「ぬおりゃあああああああっっっ!」

叫び声は一向に小さくならない。どうにも、気合が入りすぎている感。
しかし、その気合は空回りすることなく、少女は見事に料理を作っていく。

バルジリス > (うおりゃぁ!なんて大声で家の扉が蹴り開けられれば、何事だ!と飛び起きるだろう……が、相手がセレーナだとわかれば、ドサリ……とベッドに再び寝転がって…)

「おいおい…扉壊すんじゃねぇぞ?」

(そう苦笑するが、やはりセレーナと共に家にいれば、心が温かくなるのは気のせいではないだろう…)

「……なんか、その言い方だと俺がガキみてぇだからやめやがれ…」

(だが、大人しくネンネして~のくだりでは、苦々しい表情を作って……そして、料理を作る音が聞こえて来れば……なんだか、ほっとしたような表情)

「……って言うか、なんか気合入ってんな……気合い入れすぎて、から回って調理中に怪我すんじゃねぇぞ?」

(なんて相手の事を一応心配するが、調理音と、良い匂いに、心配無用だったことが伝わってきて、ふぅと息を吐いて目をつむろうと……)

セレーナ > 「うおっしゃあぁっ!!」

右腕を振るう。鍋から液体が飛び、皿の中へとキレイに収まる。
左腕を振るう。カットされた野菜が空を舞い、キレイに盛り付けられる。
それを持って、少女は寝室へと走る。無論、料理を零さぬよう最大限の注意を払って、だ。

「お待たせしましたっ! ってか、何かブツブツ言ってませんでした?」

相手の寝るベッドへと近づきながら、少女はそう言う。相手が大人しく寝ていたのを見て、うんうん、と頷き。

「さぁ、召し上がれ! シェンヤンのお薬、『カンポー』の知識を取り入れた……。
 私特製のサラダと、スープです!」

相手に料理を差し出しながら得意満面という様子の少女。
キレイに盛り付けられたサラダは、やや量は少なめだが。様々な野菜で構成されている。
スープは、湯気立つ物の、具材は無し。黄金色の透き通ったものである。

「風邪には暖かく、栄養のあるものを。消化に悪いものは極力省いてますし。
 スープは短時間とはいえ、空間を圧縮して煮たから素材の栄養が染み出てますよ~♪」

ふふふん、と鼻歌交じりの少女。相手のベッドの横に座ると、料理を置き、相手の頭に置く濡れタオルを絞り始める。

バルジリス > (鼻腔をくすぐる良い香りに表情を少し緩ませながらも、相手が寝室へ入って来れば、右手を上げよう)

「よぉ、お帰り。セレーナ」

(そして、何かブツブツう言っていたかと問われれば、苦笑し…)

「あぁ?ガキ扱いすんなっていったんだよ……ネンネって何だよ。ネンネって」

(そんなことを言ってみたり。そして、目の前に用意されたサラダとスープ。それにはおぉと声を上げて)

「へぇ、カンポーか……ワルセイ様が偶に使うから、俺もちょっとした知識はあるんだが…こりゃすごいな」

(そう言って、セレーナの説明を聞きつつ、起き上がれば、スープを一口………うん、美味しい。)

「……美味いな。セレーナ。料理作るたびにめちゃくちゃ上達してやがる……」

(こりゃうかうかしていたら抜かれるな…何気思いつつも、胃に優しい料理は、だるい体にありがたい。
用意された料理を食べ進めつつ。ふと)

「……ありがと、よ」

(なんて、小声で呟いて……すぐに、かき消すように今日の事を聞こうか…)

「そーいや、今日一日、大丈夫だったか?仕事……上司とは、うまくやれてるのかぁ?」

セレーナ > 相手の状況が悪くなっていないことに、安堵のため息の少女。

「はいただいまですよ~」

相手の挨拶に、軽く返事しつつ。くすり、と笑う少女。

「病気なんですから、お子ちゃまのごとく大人しくしていてもらわないと困ります~」

大人びたように言いつつ、料理を見せ付ける。
短時間料理とはいえ、自信作だ。

「こういうとき、セインってヤツの記憶は便利ですよね~。
 医学薬学まで網羅してますから」

自身の記憶に対して、口悪く言いつつも。その知識が役立っている所は認めているらしい。

「へへへ~ん。あったりまえです。
 冒険者たるもの、調理技術は大事、ですから!」

相手の感想に胸を張る少女。そのまま、タオルをぎゅ、と絞り。
よし、と頷く。風邪の看病もお手の物、であった。

「……どういたしまして。妻なんですから、当然です」

相手の礼に、満面の笑み。そう、妻。
名乗って嬉しい妻と言う立場。思わず頬が緩む。

「そうですね。ぼちぼち、って感じです。
 焦らずにやってますよ~。……んふ。バルちゃん。
 食事が終わったら身体拭きますから。服、脱いでくださいね?」

おでこ用タオルを横に置きつつ、二枚目のでっかいタオルを水に濡らし、言う。
仕事も順調。家庭も順調。幸せだらけで、思わずにへらにへら、である。

バルジリス > (おこちゃまと言われれば、何だとぉ?なんて普段なら怒りたいところだが……今はそんなエンジンはかからず…)

「あー、まあ。俺の体で、俺達のガキが風邪ひいたときの予行演習みたいなことすれば……良いんじゃねぇか?」

(何て苦笑しつつ言うだろう。そして、セレーナの口からセインの名前が出れば、せき込むだろう……)

「げほ、げほ……あー、なんだ。アイツがセレーナの役に立ったなら良いぜ……っ?」

(そして、胸を張るセレーナを微笑ましく思いながら、相手の絞りタオルが頭の上に置かれれば、心地いいと感じて……
その時だった。何か、変な違和感が体を襲ったのだが…気のせいかと思って)

「……へへ、できた妻を持てて、よ。幸せなオスだよ。俺は」

(なんて、相手の言葉に返しながらも……何か、段々と体を覆う違和感。セレーナの服を脱いでとの言葉が……
何故か、薄膜の外から聞こえてくるように感じて…)

「……?あ、ああ、わかった……ぜ……」

(そして、そんなボゥっとした様子のまま、上半身の寝間着を脱いで……薄ら汗で湿ったしっかりとした上半身が見えるだろうか……)

セレーナ > 「あー。子供って、結構理由無く体調崩すんでしたっけ?
 免疫機能、だとか。保護機能、だとか?」

相手の言葉に、首かしげ何かを思い出すような仕草。
当然、それも授かっていた知識である。

「……聞いてくださいよバルちゃんんんんんぅ。
 この間、男の子で、セインの知り合いって人に出会ったんですよ。
 そしたら! アイツ、ななななんと、男にも手を出していたらしくて!!
 私もぅ泣きたいやら怒りたいやら!」

名前が出たことで思い出したのだろう。最近仕入れた情報、そしてそれにより芽生えた怒りを語る少女。
だが、相手のことを見ていれば、何か違和感を感じる。

「……はい。そう言ってもらえる私は妻として幸せです」

なんだろうか。相手が、力抜けているような。
もしかして、熱が上がった? なんて考えつつ、相手が服を脱ぐのを待つ。

「……じゃあ、拭きますよ~。
 ……バルちゃん。何かあったら言ってくださいね」

やはり変だ。明らかに、思考が鈍化している。
ワルセイさんって人にもらった薬が効いてきてるならいいけど。
そうでないのなら、マズいかもしれない。
少女は、ゆっくりと相手の身体を拭きつつ、様子をしっかりと観察する。

バルジリス > (セインが男にも手を出していたことを怒るセレーナに、風邪とは関係のない冷や汗をかき、目を泳がせて…)

「あ、んー。そりゃあとんでもない話だな。うん。節操がないのも限度を持ってほしいな……うん」

(実際、男にも手を出している身としては、そのセインに対する怒りに対して何も言えず…
そして、雑談が少し進み……だんだんと、違和感が強くなっていく体。妙に……体が、熱い。)

「ああ……たの、むぜ」

(そう、ぼんやりとした思考でセレーナの言葉に返す。体を拭く濡れタオルの感触が心地よく……
だが、拭かれた後から、段々と、熱を持ち、ぼんやりしていくからだと思考……そして、ぼんやりとした思考で、セレーナを見ると、愛しいという感情より先に……何故か、犯したいという感情が芽生えて)

「……っせ、れーな……」

(そして、体を拭くセレーナの細腕を、バルジリスの手がつかむ。妙に息が荒く、瞳が、燃え盛るようにぎらついていて……)

「……はぁ………はぁ……」

(何故か、モノが痛いぐらいに立ち上がる……目の前のセレーナが、ただのメスに見えてくる…
そう、セレーナが使った漢方。それにはある副作用のあるものが含まれていたのだ…
それは、強力な媚薬としての効果。
無論、人や、それに準じる種族に対してはそんな副作用は現れず、魔物に対してのみ、その副作用が発生する……人用の漢方薬の、魔物に使用されたことがないゆえに誰も知らない、副作用で。)

「……っ!」

(そして、掴んだ腕を力強く引き…セレーナを。いや、獲物を引き寄せ……後頭部に手を回し、熱に侵された、激しいキスをしようと……)

セレーナ > 「でしょう!? 幾らなんでも、おと、お、男相手ですよぉ!?
 アホでしょバカでしょ死ぬべきでしょ!!」

夫の懊悩など気づかぬまま、感情を吐露する少女。
同性愛を否定しているわけではない。ただ、それが元自分が勝手にやらかしていること、というのが問題なのらしかった。

「はいはい、頼まれました」

相変わらず、軽い調子で言いつつも。相手の様子をしっかりと観察する少女。
身体を拭いていれば分かる。汗が滲む背。明らかに身体が熱を持っている。
だがおかしい。単なる発熱にしては、急速すぎるのだ。

「……はい?」

名を呼ばれ、返事をすれば。相手が腕を掴んできて。
覗き込んだ瞳。平時とは異なるそれ。
異変があったか、と身を硬くする少女。
瞬間。脳内で、様々な医学薬学の知識が駆け巡るが。

「……あら♪ そういうことですか。
 ……ん~……でも、どういうことでしょ」

呼吸乱れる相手。とりあえずは、肉体をチェックしようと視線を下に向ければ。
そこで、少女は気づく。相手の股間が、膨れ上がってることに。
そのまま少女は、相手のキスを受け入れるが。急にこんなことになったのには何か理由があるはずだ、と。
冷静に思考を回しつつ、考える。思いつくのは、薬と漢方の飲み合わせ。
いわゆる、併用したが故の悪い作用というものだが。
少女の作った料理は、漢方の基本知識に基づいたものではあるが、漢方そのものは使っていない。
相手の変調の原因が分からぬまま、少女は素直に、服を脱いでいく。
なんにせよ。相手が求めるなら、応えたいと思っているのだ。

バルジリス > (訂正。セレーナの漢方知識は正しく、調理にも食材にも問題はなかった……問題があったのは、ワルセイが処方した薬……その中に含まれていた漢方成分だったのだ。バルジリスは薄れゆく理性の中で、もしかしたら、セレーナの料理の漢方の中に変な成分が入っていたのでは…?なんて、見当違いなことを考えつつも……その理性も、欲望の炎で焼き切れて…)

「っは……ちゅ、ちゅる……じゅ…」

(セレーナの唇を、口内を、獣のように舌を動かし、犯していこうとして……そして唇を離し、相手が服を脱いでいけば……欲望が支配した、思考が暴走し始めて……
まず、メスを床に押し倒して、服を引き裂くのもいいかもしれない。その後は、まだ濡れていないアソコに無理やりねじ込んで、悲鳴を上げさせよう。次に、体中に歯を立てて、血が出るくらい噛んでやろう。なに、相手が抵抗しようとしたら5,6発なぐ「ダメ」
その時、暴走する思考に、幼い声が響く。
「ダメだよ。ママには優しくしないと。ね、パパ」
それは、風邪の熱が作り上げた幻聴かもしれないが…その声が、バルジリスの思考を、引きあげて……)

「……あ、あ……せ、れーな……わりぃ、妙に興奮するんだ……」

(そう、熱と欲望に侵されながらも、しっかりと理性ある声で…)

「セレーナの体が…薬になりそうなんだ………だから……ヤらせろ……」

(口調は荒いが…そっと、ベッドにセレーナの体を導くように……そして、相手が服を脱いでいれば、その乳房の間に、顔をうずめ……思い切り息を吸って…)

「あー、良い香りだ………」

(そして、乳首を吸おうと、口を、その頂に近づけていって……)

セレーナ > 「……」

相手の様子を伺いつつも。少女は懸命に思考回路をフル回転させる。
自身の料理。それで漢方の真似事をしたのが良くなかったか。
とすれば、不味い。漢方は毒に非ず。つまり、解毒ができないのだ。

「は……ぁ……ちゅっ……」

相手のキスを受け止めつつ。何とかしなくてはならない、と考えるが。
その方法が分からない。そもそも、漢方以外が原因の可能性もある。
少女は、そこで一度思考を切り替える。解毒が不可能なら、別の方法を。

「……はいはい。わかってますよ。
 バルちゃん、最近お互い仕事が忙しくて、シてなかったですもんね」

相手の不安や、欲望の暴走を抑えるように。少女は、いつも通りの声を出す。
それは、空元気にも似た演技だったけど。
相手の頭を撫でながら、完全に服を脱ぎきる。

「あら。私の身体はお薬ですか~?
 ふふふ、だったらさしずめ、私は薬師か、白衣の天使?」

ベッドに寝かされながら、相手が顔を胸にうずめるのを受け入れ、相手の頭を抱きしめる。
自愛に満ちた、優しい様子で。

「お風呂。入ってないですけどね……。
 ふふ。私もちょっと興奮してきちゃいました。
 ……んっ!」

じくじくと、股間が熱くなるのを感じつつ。少女は、薄く微笑む。
胸を舐められれば、身をよじり。熱い息を漏らす。

バルジリス > (最近シてなかったと言われれば、ふっと笑って……)

「は、はは。そうだな。お互いの体は、こんなにも愛し合いたがってるのによ……」

(そう言って、すり、すりと相手の秘所を撫でてやる…
そして、相手が自身の事を、白衣の天使と評すれば……)

「あぁ?何馬鹿なこと言ってやがる……テメェは元から、天使みてぇな奴じゃねぇか……」

(なんてことを言うだろう。普段だったら絶対に言わないだろうが……熱が、口と舌を回して…
そして、乳首を吸い始めて……ちゅう、ちゅう……いつもの力強い吸引でないが、こそばゆく、赤子に吸われているかのような錯覚を与えるかも……?そして…)

「へへ……俺も、風呂入ってねぇな……じゃあよ、足開け……」

(そして、ぐいぃ……足を開かせ、その相手の熱を帯びてきた場所に、顔をうずめ、舌で、淫唇を舐め始めて……)

「ん……ちゅ…じゅ……」

(舌は膣口から侵入し、膣道へと……しっかりと。舌は蛇の用に動くだろう…)

セレーナ > 「共働きの弊害ですね~……。
 ふふ。私だって、本当はずっとしたかったんですからね?」

相手の言葉にため息つきつつも、笑う少女。
クレパスを触れられれば、相手の指には、しっかりと愛液の感触が伝わってしまうだろう。

「アッハッハ。それは面白い冗談ですねー。
 受肉した呪い如きが天使とか、ナイスジョークですよ」

相手の言葉に、ケタケタと笑う少女。もちろん、自分自身の存在について、不満などあるわけではない。
ただ、天使は過言過ぎるのではないか、と思うわけで。
乳首を吸われれば、少女はさらに相手の頭を撫でる。
まるで、乳飲み子を慈しむように。

「風邪の時はお風呂って、入っちゃ駄目なんでしたっけ?
 それとも、入ったほうがいい?」

どっちだったかなー、とか言いつつ、相手に従い、足を広げられ。
そのまま、舌で舐められれば、腰をぴくん、と跳ねさせる。

「は、ぁぁぁ、ぁぁ……。
 それ、好きぃぃぃ……」

久々の愛撫に、小指を噛みつつもだえる少女。
夫の舌に暴かれる感触に、脳がびりびりと痺れてくる。
すぐさま、愛液は勢いを増して溢れ。
言葉なくとも、挿入を待ち望んでいることが分かるだろう。

バルジリス > (秘所を撫でる手に伝わる熱と湿り気に、思わず口角が上がって……相手も、自分との性交を望んでいる……
そして、相手が自身の言葉に笑えば、不満そうに……)

「あぁ?風邪を引きながらジョークなんて言えるわけねぇだろうが……テメェは、俺にとっての天使だよ…」

(正直、本当にセレーナの事が好きなこの男は、天使以外にセレーナを形容できる単語がとっさに思い浮かばなかったのだ……そして、秘所を舐める舌に、相手が感じているのがわかれば……顔を上げ、ピン!と軽く陰核を指で弾けば……)

「じゃあよ。セレーナ……入れてほしい所を、しっかり指で広げろや……こちとら、風邪でしっかりあてがえるか心配だからな…」

(何て言って、まあ、モノはしっかりガチガチに立ち上がっているのだが。相手が秘所を広げるなら、そこに、肉槍をあてがって……ずぶ……ずぶ……と挿入していこう)

「……っは、セレーナ……セレーナ……!」

(そして、小柄な相手にのしかかるように、ピストン運動を開始しようか……)

セレーナ > 余裕をなくしつつ、相手をじっと見る少女。
恥ずかしさも相当だが、何よりも、素直すぎる自分の身体がちょっと恨めしかった。

「あー……口が減らねぇですねぇ……。
 もう……バルちゃんには風邪は今後、ひかないようにしてもらいましょう……」

真面目な顔で天使だといわれれば、相手から逃げるように、顔を背ける。
幾らなんでも、恥ずかしすぎる言葉だ。
そのまま、敏感な部分を指で刺激されれば。

「ひゃうっ……! ……いじ、わるぅ……!
 ……こう、です、か?」

快感に身体を跳ねさせながら、少女は膣口を指でしっかりと広げてみせる。
触れるペニスの感触に、熱い息を漏らしながら。期待するように相手を見てしまう。
そのまま、中へと進入されれば……。

「あ、ぁぁぁぁああっ……!」

堪えることできず、嬌声が溢れてしまう。久しぶりの、愛しい人の物。
嬉しくて、気持ちよくて。相手の腰の動きを邪魔せぬように、相手の腰に両足を絡めていってしまう。

バルジリス > (ジュブ!……ジュブ!…ジュブ!そう水音と共に挿入、引き抜きを繰り返す。
風邪でクラックラする脳に、モノからの快楽信号が送られて……訳が分からないほどに快楽を感じ…)

「はぁ……!セレーナ……セレーナ……っつ、っは、ぁ……っ!」

(そして、思い切り射精。セレーナの胎内に、大量の精液が送られ…しばらく、モノが脈動し…)

「あ、あー……」

(ガクリ……そう、力尽きるように倒れて。どうやら、性交で体力を使い果たしてしまったようだ。
規則正しい、ゆっくりとした寝息がセレーナに聞こえるかもしれない…
だが、薄れゆく意識の中……愛しい相手に…)

「愛してる………何よりも、誰よりも……」

(そう、呟けたのは届いただろうか……?そして、明後日ぐらいに全快したバルジリスは、久々の執事業務に精を出したか…?
それとも………)

セレーナ > 身体の中を、熱が駆け抜ける。奥まで、一気に暴かれる。
快感、喜び、それらに翻弄されるように。

「あ、ひ、ぃ、んうぅっ!」

身体を揺さぶられながら、名を呼ばれ。少女は、応えるように相手に抱きつく。
そのまま、最奥に精を注がれれば。

「あ゛ぁ~っ♪ あ゛~っっ♪」

あまりの快楽に、声にならない声を上げてしまう。
だが、相手に抱きつく力は緩まない。むしろ、強く、縋る様に。

「……は、ぁ……。……あぁ、もう……」

相手が倒れれば、少女は下敷きになった状態から、ずりずりと這い、移動する。
相手がそのまま寝てしまうのを確認し、少女はこそこそと相手の汗を拭き、パジャマを着させていく。

「……はいはい。分かってますよ。
 私だって。おんなじなんですから」

相手の呟きをしっかりと聞き、少女は笑うが。

後日。この性交により、見事今度は少女が風邪を引いたんだとか。

ご案内:「森の中の一軒家」からバルジリスさんが去りました。
ご案内:「森の中の一軒家」からセレーナさんが去りました。